韓国旅行中にメインの携帯電話として利用しているiPhoneを落とし、画面が割れてしまいました。今回は所有しているクレジットカードの海外旅行保険「携行品損害補償」を利用して画面割れしたiPhoneを修理したみたので、体験談などをレビューしたいと思います!
今まであまり意識したことなかった「携行品損害補償」ですが、保険会社の対応も良く、通常なら修理代金が約2万円ほどかかるところ、携行品損害補償のおかげでわずか3000円の自己負担金だけしか掛かりませんでした!非常に満足行く結果です!
「約2万円も掛かるなら直すよりも新しく買った方が良さそう…」と思っていたので、「携行品損害補償」には本当に助けられました!
海外旅行に行くことが多い方は、携行品損害補償が付いているクレジットカードを所有することをオススメします!
携行品損害補償とは?
簡単に言うと、海外旅行保険の1つで、海外旅行中などに壊れてしまったものを対象に限度額までの修理費用を負担してくれます。
よくある海外旅行保険など任意で加入するタイプのものと、クレジットカードの付帯機能として付いているものがあります。
クレジットカードの付帯保険として、「携行品損害補償」が付いているカードは限られますが、基本的にゴールドカード以上の場合は付帯している場合が多いです。
旅行系のクレジットカードで言えば、「アメックス」「ダイナース」「JALカード ゴールド」「ANAカード ゴールド」などには付帯しています。ここ最近、旅行系のクレジットカードとして人気の高い「SPGアメックス」にも付帯しています。
携行品損害補償を受けるための流れ
携行品損害補償を受ける流れとしては下記の通りです。
- (対象のクレジットカードの)保険会社に電話を掛ける
- 電話口で対象の可能性であるかどうかを確認
- 資料・書類が送られてくる
- 必要事項を記入した書類と審査に必要なものを送る
- 補償金が支払われる趣旨の電話、メールを受信、支払いの案内はがきが届く
- 指定口座に補償金が振り込まれる
修理費用の見積もりや領収書は必要書類を送るまでに用意する必要があります。わからない点などは非常に丁寧に教えてくれます。自分でどうすれば携行品損害補償が受けれるのか分からなくても一度電話してみることをオススメします。
携行品損害補償を受けるために、対象カードの保険会社に電話
今回、私はアメックス・プラチナで携行品損害補償を受けることにしたので、アメックスの保険窓口(損保ジャパン日本興亜)に電話しました。
基本的にアメックスではなくても携行品損害補償が付いてるクレジットカードであれば、内容はほとんど同じなので(1年間での最大補償額50万か100万かの違いだけのことが多い)、アメックス以外の人も参考にしてみてください。
電話すると、下記のような内容を詳しく聞かれ対象かどうかなどを判断してくれます。
- 滞在地や旅行日程
- 落とした日付
- 落としたときの状況を詳しく
- 落とした時の状況を家族以外で見ていた人がいるかどうか
- 壊したものの保証書があるか?
- 購入日、購入金額などが分かる保証書などはあるか?
上記の内容を話すのですが、皆さんが気になるポイントとして「落とした時の状況を家族以外で見ていた人がいるかどうか?」というところではないでしょうか。
私の場合、家族旅行だったので他に見ていた知人などはいません。なので、いないことを伝えましたが、特に問題なく補償を受けることができました。
また、購入日、購入金額などが分かる保証書などはあるかと聞かれます。後ほど詳しく記載しますが、今回、保証書などがありませんでしたが、補償は受けれてました。
正直、見ていた人もいないし、保証書もないので「携行品損害補償を受けるのは無理かな…」と不安に思っていましたが、すんなりと話が進んでホッとしました。
携行品損害補償での補償内容は?
携行品損害補償での補償は下記のようになっています。
- 補償金額は1つにつき最大10万円(購入金額が10万円以下の場合は購入金額)
- 補償金額は購入年数による減価償却が発生
- 自己負担額として3000円が差し引かれる
今回はアメックス・プラチナでの補償となりますが、他のクレジットカードであっても上記の補償内容は変わりないものがほとんどです。
補償金額は最大10万円。また使用年数による減価償却方式で決まる金額の低い方
補償される金額は、対象となるものの使用年数によって「減価償却」される形で算出されます。償却の目安は1年で10%、最大で50%までとなっています。
また、補償の最大額は10万円までです。
では、私の例で見てみましょう。
私はiPhone 7をアップルストアから2016年9月に9万504円(税込)で購入しています。
今回、壊してしまったのは2018年6月なので1年8ヶ月が経過。なので、9万504円の10%は減価償却の対象となり、8万1454円分が対象となります。
もし10万円を超える場合は、最大10万円までが補償対象となる点に気をつけましょう。
自己負担額として3000円が差し引かれる
自己負担金として必ず3000円は掛かります。補償金が銀行口座等に振り込まれる際に、補償額から3000円が引かれた金額が入金されます。
修理で見積書・領収書を必ずもらうこと
今回の損害品はiPhoneなのでアップルストアに修理を依頼し、見積書をもらいました。
iPhone7のガラス割れ修理代金は税込みで、19,224円の見積もりでした。
修理の際には、「見積書」または修理が終わった際にもらえる「請求書」をもらうことを忘れないようにしましょう。この原本を保険会社に返送する必要があります。
携行品損害保険の資料を確認
後日送られてきた、携行品損害保険の補償を受けるための資料・書類を確認してみましょう。
送られてきた書類には、返送用の封筒や案内の紙、返送用の書類の他に、よくある質問という紙があります。
よくある質問は携行品損害補償について、非常に分かりやすく内容がまとめられています。
ここに、修理は見積もりだけで実際に修理しなくても見積書を提出すれば補償を受けれる内容が記載されていました。
壊れたものを修理する費用を補償で受け取り、それを新品購入に当てたりできますね。
保険金請求書類のご案内という紙には、必要なものが記載されています。
保険金請求書類のご案内の裏面。
返送する書類と必要なものは何?
携行品損害補償を受けるのに返送する書類や資料などは以下の通りです。
- 記入した保険金請求書の書類
- 日本出入国が確認できる書類(コピー可)
- 損害品の写真(E-mail添付でもOK)
- 損害品修理のための見積書・領収書(原本のみ)
保険金請求書の書類には、壊した日付や状況などを詳しく記載する欄、壊したiPhoneの購入日や購入した金額、振込先などの情報を記載します。
日本出入国が確認できる書類は、私の場合は搭乗券をコピーしたものを用意しました。また、ガラスが割れたiPhoneの写真はコンビニでプリントアウトして書類と一緒に同封しました。
見積書・請求書は、コピーは不可で原本である必要があります。この点、ご注意ください。
損害品を購入した保証書や納品書は必要?
壊したiPhone7は「いつ購入したか」「いくらで購入したか」などが分かる保証書や納品書がなく「補償が受けれるのか?」と少し不安でした。
電話口でも「保証書を持っていますが?」と聞かれたので、持っていない趣旨を話しましたが、無くても問題なく補償してもらえました。
必要なものに関しては、保険窓口の担当者様が青のペンでチェックを入れてくれていますが、「損害品の購入証明書」の部分にはチェックが入っていません。(電話口でも保証書がない趣旨を伝えました。)
基本的にこういった補償を受けるときは、購入日や購入金額が証明できる資料が必要ですが、携行品損害補償は無くても補償を受けれました。個人的な思い込みで、必ず必要と思っていたので不安でしたが、一安心です。
最終的に自己負担した金額は?
書類などを送って審査が通ると、電話やメール、支払いの案内ハガキでお知らせがきます。
今回の私の例では、最大補償額は上記で計算した通り8万1454円ですが、修理に掛かった金額は1万9224円です。なので、1万9224円が対象金額となり、全額補償されることになります。
そこから自己負担金額の3000円が引かれるので、1万9224円 – 3000円=1万6224円が振り込まれました。3000円の負担だけでiPhoneの画面割れが直せるのは金銭面で本当に助かりますね!
海外旅行保険「携行品損害補償」まとめ
今回初めてクレジットカードについている海外旅行保険の「携行品損害補償」を使ってみましたが、満足度は非常に高い結果でした。
携行品損害保険補償に入っていなかったら修理に約2万円掛かるところだったので、本当に携行品損害保険補償が付いているクレジットを持っていてよかったなと思います。
是非、参考にしてみてください!
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