今回は、中国の上海にある上海マリオットホテル・パークビュー(上海宝華万豪酒店/Shanghai Marriott Hotel Parkview)の「キング エクゼクティブルーム」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います!
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参考・レビュー
上海マリオットホテル パークビューの基本情報
まずは、上海マリオットホテル パークビューの基本情報を紹介します。住所などの基本情報は下記の通り。
上海マリオットホテル パークビューの基本情報
- 開業/改装: 2014年
- 総部屋数: 317部屋/25階建て
- 住所: 333 Guang Zhong Road West, Jing’an District, 上海 200072 中国
- Tel: +86 21 3669 8888
- Email: –
- チェックイン: 14:00 / チェックアウト: 12:00
公式サイト上海マリオットホテル・パークビュー
場所的には地下鉄の上海馬戯城(上海马戏城)駅まで徒歩で8〜12分前後で、このホテルから観光に出かけようと思うと少し不便な位置という印象。
ホテルの周りに観光スポットらしいものは、上海雑技団のERAの会場となる「上海馬戲城(中国サーカス第一城)」、大型公園である「大寧公園(大宁公园)」ぐらいしかなく、この2つが目的ならば位置的には最高のホテルとなりますが、観光には不向きなのでそれ以外の理由でここに泊まる理由はなかなか見当たりません。
ただ、思っていた以上に日本人が宿泊しており、ちょっと驚きました。皆さん、ERA目的なのかな?ビジネスで宿泊している感じの方もいました。
予約情報
予約・料金などは下記の通り。
- 予約客室: デラックスルーム – 36㎡
- 宿泊客室: キングデラックス シティービュー – 38㎡
- 料金: 825.53元 = 14,455円(サ税込)/1泊
- 予約: 公式サイト
- 宿泊時期: 2018年4月
上海はコスパの良い高級ホテルが多いですが、この上海マリオットホテル パークビューもかなりコスパの良いホテルの1つです。
上海マリオットホテル パークビューを選んだ理由は?
ホテル前の松の木が素晴らしい
上海には良いホテルが沢山ありますが、このホテルを選んだ一番の理由が上海雑技団の「ERA」を見るため。上海マリオットホテル パークビューはERAの会場がある上海馬戯城(上海马戏城)まで歩いて8〜12分ほどなので、すぐに帰ってこれることがメリットです。
おかげでかなり良い滞在でした。ERAを見る前にエクゼクティブラウンジで食事を済ませて、ERAが終わったら、またラウンジでお茶をしました(戻る時間帯が遅いと、ビールなどのカクテルタイムは終了している)。
ERAは上海に来たなら見たほうがよいと思うほど良かったです!
ちなみにERAのチケットは、上海マリオットホテル パークビューの1階、レセプション横にあるコンシェルジュエリアで当日手配してもらいました。
ロビー、レセプションエリアの空間が凄い!
ホテルに入ると素敵なキラキラした空間が広がっていました!
若干、昼間は薄暗い印象も受けましたが、夜はキラキラ感がすごく、だだっ広い空間の真ん中に赤色のモチーフオブジェが際立っていました。
ホテルエントランスから右側にレセプションやメンバー専用ディスク、コンシェルジュディスクなど。
反対側にはロビーラウンジがあります。
ロビーラウンジはどの時間帯も利用者が少なかった…
オブジェ。オブジェの周りには水が流れている演出で素敵でした。
これだけだだっ広い空間ですが、(ロビーラウンジではなく、無料で利用できる)ソファーは、このオブジェの後ろにあるものだけ。
コンシェルジュディスク。
この場に人がいない時が多かったですが周りにスタッフがいるので話しかければOK。ちなみに、このコンシェルジュエリアで「日本人スタッフいる?」と話したところ、日本語が分かる中国人がいるとのことでその方を呼んでいただきました(上海出身で1年ほど、日本に留学していたとのこと)。
マリオットメンバー専用ディスク。
チェックイン・チェックアウトカウンター。チェックイン時間はかなり並んでいました。
朝食会場にもなるレストラン。
チェックインから客室まで
私がチェックインした時間帯は、非常に混雑しており、チェックイン待ちを整理するスタッフも配備されていました。中国では割り込みが当たり前なので、こうしたスタッフ配置は良いですね。
レセプションエリアには非常に長い列ができていましたが、私はマリオットリワードのゴールド会員なので、メンバーゾーンでチェックインしました。
ただ、対応した人が新人研修中と名札がに…。しかも中国語話せず、「レセプションに並べ」みたいな仕草をしています。
「メンバーゾーンにそんな人を配置するなよ…。」と思いながら、順番待ちを整理するスタッフに「ゴールドメンバーだけど、あの新人スタッフがチェックインカウンターに並べって言ってるみたいなんだけど、英語できる人いないの?」と英語で話したところ、「すいません、ここでお待ち下さい」と言い、 英語ができるスタッフを連れてきました(どうもその場には英語ができるスタッフがいなかったらしく、エクゼクティブラウンジから連れてきたようです)。
ゴールド会員の特典として、レイトチェックアウトが14時までOKとのことだったので、レイトチェックアウトをお願いしました。
エレベーターはキーカードをタッチセンサーにかざすことでボタンが押せるタイプ。セキュリティーは問題ないですね。
今回宿泊した22階のエレベーターホール。高級感ある空間。
通路はところどころに中国らしい絵が描かれており、すっきりしたスタイリッシュ印象といったところでしょうか。
上海マリオットホテル パークビュー「エクゼクティブルーム」を紹介!
今回宿泊したのはエクゼクティブルーム(キング)の「2212号室」です。予約はゲストルームでしたが、マリオットゴールド会員のためアップグレードしてくれました。
このホテルの23階は「エクゼクティブラウンジ」となっており、客室の最高階が22階になるので最上階にアップグレードしてくれました。
部屋の見取り図。部屋は右側の方が景色が良い部屋になると思います。見取り図で下側の左方向の部屋になると隣のビルが邪魔かも。
客室に入ると、ナチュラルテイストのクローゼット、ウェットエリアへの入り口があります。
メインルームはスタイリッシュ!
メインルーム。
落ち着きのある色使いでまとめられていますが、シャープ感やスタイリッシュ感を感じる客室です。ベッドの上も銀色の線状のフレームで区切られていたりと、このあたりがシャープ感やスタイリッシュ感を演出しているのかなと思います。
JWマリオットのような高級感はないにしても、ここ最近の新しいホテルのトレンドを捉えている今時な印象で、若い世代にも人気がありそうな客室です。私もなかなか気に入りました!
客室は38㎡となっており、全体的に余裕がある客室でしたが、若干部屋が狭く感じました。天井はベットの上部分が約2.83m、窓側が約2.23mとなっています。
ベッドサイドテーブルには電話とメモ帳。
ユニバーサルタイプのコンセントと電気のスイッチ。
反対側のベットサイドテーブルには時計兼スピーカー。こちら側にはコンセントがなく、少し不便。
読書灯が変わった形でした。
ベッドはシモンズ。シモンズのベッドはピロートップ付きのマットレスではないですが、代わりにフワッフワッな(羽毛?)の敷ふとんが敷かれており、寝心地は最高によかったです。
ソファーは背もたれが固くて中途半端で、クッションが無かったら座り心地は…って感じでした。
シャープな印象のディスク。
ディスク横にはユニバーサルタイプのコンセントが2つ。
引き出しには案内が入っていました。
ディスクの後ろ(横)の壁には全身鏡。
テレビとミニバー。テレビ下のミニバーのボードが、マリオットって丸をモチーフにしたものが多いのですが、このホテルでは長方形のパターンのものでした。
よく見ると、テレビ周りの壁も明るいブラウン系の長方形パターンですね。
テレビは、NHKが入ります。
テレビは首振り機能あり。
ウェルカムフルーツにりんご3つ。りんご3つは初めてだ…(いつも数種類のフルーツなのでりんご1種類にちょっと笑ってしまった)。
コーヒーはネスプレッソが備わっています。
ボードの中は、冷蔵庫やミニバーエリア。カップ横のFUJIウォーターは有料です。
お茶などは、大好きなTG. Art of Tea茶語軒。紅茶とジャスミンがありました。ネスプレッソのカプセルは2個。これらは無料。
下の段には、ワインやウィスキーなど。
ミニバーの値段。
冷蔵庫の中は意外と充実。
通路部分の床はタイル、壁などは木目調の明るめの茶色でカジュアル感がでそうだか上品でスタイリッシュ。
バゲージラック。バゲージラックの壁面は鏡になっています。
クローゼットは入り口ドアの横に。一見クローゼットには見えない。
セーフティボックスと棚が2つ。
1つ目の棚にはランドリーメニュー。
2つ目には紙袋のみ。
隣のクローゼットには、沢山のハンガー、アイロン、傘、バスローブなど。
スリッパ、シューケアなども揃っています。
ウェットエリア
こちら側にはウェットエリアへの扉。
ウェットエリアは、なかなか高級感で大理石?(大理石風?)のタイル張りです。
天井は約2.42mでスペース的には特に問題ないですが、マリオットホテルの割には少し狭いかなという印象が残りました。メインルームもそれほど広くはないし、ウェットルームも少し狭い感じだし…部屋の広さは38㎡と公式サイトではなてるけど本当かな…?
シンク周りには十分なスペースがあり、使いやすかったです。
フェイスタオルはお風呂のシャワーヘッドの上に格納されているのですが、タオル掛けがなく、使い終わった後にどうするか少し戸惑いました…。(トイレのドア部分に掛けることに)
アメニティーはマリオット共通のTHANN。ボディーローションとハンドウォッシュ、マウスウォッシュ(THANNではない)。
THANNのハンドウォッシュもありますが、RICE BRAN OIL SOAP BARもあります。
拡大鏡や無料の水x2本、ハンドタオルなど。
箱の中には使い捨てのアメニティ。充実していました。
歯ブラシ、ヘチマの体洗い、ヘアバンド、シェービング、バニティキット、シャワーキャップ、バスソルト、コンボ、ソーイングセットがありました。
洗面化粧台の下には、ゴミ箱や体重計。
棚の中にはドライヤー。
ドライヤーはパナソニック。風量も問題なし。
バスタブ。
バスタブ部分には窓があり、
ウェットエリアの窓カーテンの開け締め用ボタンを押すと、
ロールスクリーンが開閉します。
バスタブの反対側にはシャワーブースとトイレがあります。トイレやシャワーブースは扉で仕切られていますが“透明な扉”なので、ウェットエリアを誰かが利用している時にトイレなどは利用できません。
トイレにウォシュレットはありませんが、中国ではウォシュレットが付いているホテルの方が珍しいです。
シャワーブースの壁面は、タイル張りで絵が描かれています。これは凄い凝っていますね!
シャワーはハンドシャワーとレインシャワー。
THANNのボディーウォッシュ、シャンプー、コンディショナー。
広さは1人でちょうどぐらいの広さ。シャンプーなどが置いてあるところに足を掛けたり、腰を掛けたりしたいと思う人もいるかもしれませんが、座ったりしないでとの注意書きがありました。
部屋からの景色
22階からの眺めは、なかなか良かったです。
左側に大寧公園が見えます。
左側はビル。
下はこんな感じ。
この円形のものは噴水。19時ぐらいになかなか見ごたえのありそうな噴水ショー?がありました。
夜は暗い印象。
このホテルの残念ポイントは、窓が汚い!
目の前が公園や雨などの影響もありそうですが、めちゃくちゃ汚れていました。
Wi-Fi
Wi-Fiはどの時間帯でも問題なく使える速度です。
ただ中国ということで、GoogleやLINEなどは使えませんでした。ここ最近、中国の高級ホテルでVPN通しててもWi-FiでGoogleなどが利用できないケースが増えているので、壁超えできるSIMカードなどを常備しておいた方がよいでしょう。
ターンダウンあり
どの部屋タイプでも行っているのかは分かりませんが、エクゼクティブルームではターンダウンがありました。
ベッドなどを整えて、無料の水の補給など、標準的なターンダウンです。
ルームサービスで英語が通じず、一苦労…
マリオットのルームサービスは「アット・ユア・サービス」と呼ばれており、 追加でタオルをもらうためこちらに電話したのですが、まず繋がらない…
再度、時間を置いてからかけ直すと繋がりましたが、中国語しか分からず、何を言っているのか伝わらない…
一応、マリオットという国際的なブランドホテルなので、このあたりは英語が使える人が1人でもいればよいのにな…と感じました。
360度カメラで部屋を確認!
↑メインルーム
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
↑ウエットエリア
上海マリオットホテル パークビューの「エクゼクティブルーム」まとめ
部屋自体は非常にすばらしく、快適な滞在でした。寝心地もよいし、思ったよりも景色が良かったし、スタイリッシュな客室など、マリオットの標準レベル以上だと感じます。中国ではコスパの良いホテルが多いですが、上海マリオットホテル パークビューは「エクゼクティブルーム」でも比較的安いので、十分コスパの良さを感じられると思います。
まだ新しいホテルということもあってか、古臭さが一切ないこともポイントの1つだと思います。
ただ、スタッフは差があり、英語が通じないスタッフも…。ファシリティーは最高レベルですが、サービス面で上海マリオットシティーセンターの方が良いかなと感じました。
私は上海雑技団のERAを見るためだけに滞在しました。私と同じように混雑などを避けてすぐにホテルに戻りたいなどと思っている人には非常にオススメできるホテルです。
以上、海マリオットホテル パークビューの「エクゼクティブルーム」宿泊記・ブログ的口コミレビューでした!
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