今回は、韓国のソウルにあるフローラル ホテル シンシン ソウル 明洞/Floral Hotel ShinShin Seoul Myeongdong(旧 シンシンホテル明洞/Hotel Shin Shin Myeongdong)の「スタンダードツイン」に宿泊してきたので、ブログ的口コミ体験レビューをしたいと思います!
口コミ評価がめちゃくちゃ好評だったので気になっていたこのホテル。実際に泊まってみて納得!
若干の不満点はあったものの、シンプルなデザインホテルで所々にセンスの良いものがあったり、スタッフが非常に親切。宿泊費が安いホテルでコストパフォーマンスは非常に良かったです!
※ホテルの名称が、シンシンホテル明洞 → フローラル ホテル シンシン ソウル 明洞に変更されました。
予約内容やシンシンホテル明洞の基本情報
今回の内容は下記の通りです。
- 客室: スタンダードツイン – 19m²
- 料金: 7,197円(サ税込)/1泊
- 予約: agoda
- 宿泊時期: 2018年5月
住所などの基本情報は下記の通り。
シンシン ホテル 明洞の基本情報
- 住所: 17-5, Namdaemun-ro 5-gil, Jung-gu, Seoul 04526, South Korea
- Tel: (82)(2) 2139 1000
- Email: shinshin@hotel-shinshin.com
- チェックイン: 15:00 / チェックアウト: 12:00
何故、シンシン ホテル 明洞に?
決め手となったのは、口コミ評価が非常に良かったところ。また、南大門や明洞に歩いていける距離にあることから、宿泊してみました。
シンシン ホテル 明洞の外観、レセプションなど
シンシンホテルは2棟あり、こちらが手前の建物。1階部分は朝食会場にもなるDINEHALLというお店になっています。
1練の後ろにある建物にレセプションがあります。
雰囲気がいいですね。
こちらからレセプションに向かいます。
中に入ると、渦を巻いたグラデーションのアート?がありました。
レセプションは地下1階にあります。ここからは階段…と思ってたら、
エレベーターもありました。スーツケースがあっても問題なしですね。
レセプション。後ほども記載しますが、スタッフは非常に親切でした。
レセプションに、シャンプー、リンス、シャワージェル、ボディーローションの質を高めて、歯ブラシの提供はしないと書いてありました。
ラウンジスペース
レセプションの向かいに、自由に使えるちょっとしたラウンジ的なスペースがあります。
コーヒーマシンから提供されるコーヒー、プーアル茶などが自由に飲むことができます。
また飴とチョコなどのちょっとしたお菓子と
クッキーが置いてありました。
ホテルに戻ってきて部屋に戻る前に立ち寄ったり、朝にコーヒーを飲んだりでき、非常に良いサービスです。台湾だとこういったラウンジで無料でドリンクとかを提供しているところが多いですが、韓国では珍しいですね。
毎朝美味しいコーヒーが飲めるのが本当にありがたかったです。一緒に置いてあったクッキーもなかなか美味しかった!
部屋においてあるアメニティなどがディスプレイされており、販売されているようです。(値段が書いてあった)
自由に使えるPCもあります。
今回、宿泊したのはレセプションがある方の建物。エレベーターは1機のみで7階建て。たまに待つ時がありましたが、部屋数も少ないのでそれほどストレスになることはありませんでした。
エレベーターは、キーカードをかざさなとボタンが押せず、セキュリティも問題なし。
宿泊した4階の廊下。
スタンダードツインルーム
部屋番号が記載されているキーカードが入っていたケース?もしっかりデザインされたものです。
部屋の見取り図。同じ階に7部屋のみです。
今回は、404号室。
事前に静かな部屋をリクエストしておいたこともあってか、角部屋にしてもらえたようです。
部屋の電源はキーカードを差し込むとONになるタイプ。エアコンと床暖房のスイッチタッチパネルでした。
部屋はスタンダードツインで19㎡なので、狭いだろうな…と思っていましたが、案の定、2人での利用で若干狭く感じました。
ただ、寝るだけだと思えば、それほど気になりませんが、やはり2人での利用だともうちょっと広い部屋の方が良さそうです。
全体的な印象としては、デザインホテルだけど、落ち着いたトーンでまとめてあり、シンプルでセンスが良いです。
入り口側は、照明がなくて、若干暗すぎる印象でした。
ベッドには、ハウスキーピングサービスのスタッフが顔写真入りの案内がありました。ちょっとしたことですが、こういうのがあると信頼性が増すので、こういった気配りができるホテルは良いですね。
外に持ち出して、電話やネットワークが利用できるhandyが置いてありました。ただ、残念なことにここのhandyはWi-Fiテザリングができず。
ベッドはACE Bedのもの。ぐっすり眠れました。
若干、安っぽい感じも受けますが(実際に宿泊費用は安いので致し方ない)、うまくまとめており、ところどころのアクセントとして、ディスクランプや椅子、ティッシュカバーなど、デザインされたものが置かれています。
テレビはさほど大きくないです。首振りに対応していました。
テレビのチャンネル表。NHK1、Channel-J、NHK-Wが日本のテレビ。
日本の番組も見れます。
ディスク周りは非常にシンプル。拡大鏡、ティッシュボックス、handyの解説書などが置いてあります。
コンセントは、ユニバーサルタイプの220V ONLYのものが2つあります。そのうち1つはデスクライトで利用されていました。その他には110V ONLYのものが1つあります。
お水は2本無料です。毎日2本いただきました。また1本は冷蔵庫に入っており、こういった気配りが非常によいですね。
お茶やコーヒーなどのアメニティは全く置いてありません。これはラウンジから持ってくるという方針だと思います。
個人的に、インスタントコーヒーではなくドリップされたコーヒーを飲めるほうが嬉しいので、備え付けでインスタントコーヒーになるよりありがたかったです。毎朝、ラウンジからコーヒーを貰ってきて部屋で飲んでいました。
クローゼットは入り口の隣に。パジャマとスリッパ。扉は全身鏡になっています。
スリッパはふかふかタイプ。
水回り、バスルーム、トイレ
シンシン ホテル 明洞のスタンダードツインルームには、洗面台とメインルームを仕切る扉がありません。
しかも、仕切るカーテンなどもありません。シャワーを浴びる時に着替えるのが、2人で利用だとちょっと気まずかったりするかも(シャワー&バスタブにシャワーカーテンはありますが)。
トイレは引き戸があり、独立しています。
洗面台の下にアメニティやタオルなどが置かれています。
かごに入っており、黄色と白の縞模様の袋にアメニティが入っていました。
アメニティは、コットンに綿棒、シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディーローション。あと、洗面台に石鹸が置いてあります。
アロマセラピーアソシエイツのようなパッケージですが、NATURE AFFINITY AROMAと書かれており、下にBALANCEと記載があります。
少し調べたのですが、どのこのものか分からず…。韓国のホテルでこのアメニティを使っているところがチラホラとありました。
使ったところ、アロマセラピーアソシエイツと似たような感じで、品質は良さそうな気がしましたが、実際のところはどうだかわかりません。
バスタブは、長さがなく、足を伸ばして入ることができないタイプ。基本シャワーのみと考えた方がいいかもしれません。(私は一度も利用しませんでした。)
シャワーは水圧も問題なく、特に気になるところはありませんでした。
トイレが独立しているのは良いですね。ウォシュレットが付いています。韓国のホテルはウォシュレット付きが当たり前と言った感じなので、特別感はないですがありがたいです。
風景
風景は全くよくありません。前の建物の方だと景色が良さそうですが、後ろ側の建物だとどの部屋も期待できないと思います。
窓は開けることができます。
Wi-Fi
Wi-Fiは不満のない速度でした。
handy
部屋に付いているスマホ「handy」は自由に外で利用できます。このクラスのホテルでhandyが置いてあるのは、珍しい気がします。旅行者にとっては嬉しいですね。
ただ前述した通り、テザリングができないため、Wi-Fiルーターのような使い方ができませんでした。Wi-Fiテザリングが利用できると良かったのですが…
電波はSKTelecomを掴んでおり、ソウル市内で電波がないことは全く無かったです。
スタンダードツインルームのデメリット・不満点は?
デメリット・不満点をまとめてみました。
- 洗面台に扉やカーテンがないので、シャワー時などの着替えなどが大変かも
- 枕元に電源がない
- 2人利用だと若干狭いと感じるかも
一番のデメリットと感じたのは、水回りエリアに仕切りとなる扉やカーテンがないことでしょうか。1人での利用であれば、なんの問題もないのですが、2人で利用する場合は相手を選ぶことになります。家族だったら問題ないかもしれませんんが、友人だったり、カップルだったりするとちょっと恥ずかしいかもしれません。
枕元にコンセントがないと書くとちょっと嘘になってしまうのですが、コンセントはベッドサイドテーブルの下にあり(宿泊客が利用するようではない)、handyとライトで利用されてされており空きがありません。強いて言えば、サイドテーブルの上などにコンセントがほしいところです。
2人での利用で若干コンパクトすぎるかなという印象もあります。私は3泊しましたが妻となので、そこまで気にならなかったのですが、友人やカップルなどだったら、何かと気を使ってしまいそうです。
メリット・良かった点
- シンプルな室内、デザインだけでなく使い勝手も考慮された部屋
- 全体的に快適に過ごせるように質の良いものを使っている
コスト削減しているなと思うところはありましたが、スリッパの質感やhandyが置いてあること、シャンプーなどのアメニティの質(どこのものか分かりませんが、使った感じ質感は良かった)、このレベルのホテルでボディーローションが置いてある点など、快適に利用できるようにしっかりと細かな要所を押さえていると感じました。
防音は?
あまり車が通らない細い道沿いに建っていることもあってか、外からの騒音はほとんどありませんでした。
隣の部屋からの騒音は、ハウスキーピングサービスのスタッフが隣の部屋や周りの部屋を掃除していたので、同じ階に泊まっている人はいる模様でしたが、全く気にならず非常に快適でした。
場所は便利だが、駅近くではない&ホテル前は坂道
地下鉄のCity Hall(市庁駅)やHoehyeon(会賢駅)にも歩いて行ける距離だし、南大門、明洞は徒歩圏内。ロッテ免税店(明洞本店)、新世界免税店/百貨店(明洞店)なども徒歩圏内と、歩いて散策するには良い場所かもしれません。
また、ホテルの裏手には北倉洞(プッチャンドン)の飲食街があり、それなりに賑わっています。客引きの人もいたりしますが…
景福宮駅周辺からホテルまでバス1本で帰ってくることもでき、非常に便利な位置だと思います。
周りにコンビニは数件あるのも便利です。
ただし、このホテルは坂の上に建っていることもあり、ホテルへ向かう際には上り坂になります。歩き疲れて帰ってくる時やスーツケースを持っている時はタクシーとかのほうがよいかも(私はスーツケースを持って登りましたが)。
また、最寄りの地下鉄の駅はCity Hall(市庁駅)ですが、意外と遠くて駅の改札まで7〜8分ぐらいの印象です。
坂の上にある点と、地下鉄の駅までは多少距離がある点は、考慮しておいたほうがいいかもしれません。(ソウルのホテルは意外と駅すぐのホテルが多いので、それらと比べるとデメリットかなと感じました。)
シンシン ホテル 明洞まとめ
スタッフは、レセプションエリアに1〜2人常にいましたが、部屋に戻る時にレセプションの前を通ると、いつも挨拶してくれました。また、レストランが開いているかどうかの確認、問い合わせ、予約などをしていただきました。評判通り、非常に親切です。
この際、英語でのやりとりでしたが日本語ができるスタッフもいるようです。
若干の不満点やデメリットを感じることはありますが、総評としては、非常に良いホテルだと思います。1泊8,000円以内で泊まれるとコスパが良いと思います。
以上、参考にしてみてください!
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