今回は、香港国際空港「キャセイパシフィック ザ・アライバル」ラウンジを訪れたので、訪問記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います。
このラウンジは、香港に到着時に使えるラウンジとなっています。また利用できる人が非常に限られており、キャセイパシフィック航空またはキャセイドラゴン航空のビジネスクラス搭乗者、その他は、キャセイパシフィック航空及びキャセイドラゴン航空のフライトを利用したマルコポーロクラブ会員のゴールド会員やカーゴ・クラン・エリートメンバー、ワンワールドのエメラルド会員だけとなります。
ワンワールドのサファイア会員は利用できないこと、エメラルド会員であってもキャセイパシフィック航空及びキャセイドラゴン航空のフライトを利用した場合に限ります(JALで香港に到着しても利用できません)。
私は、2017年1月にキャセイパシフィックのビジネスクラスに搭乗した時に訪れました。
ザ・アバイバルは非常に狭い!
到着時にしか利用できないラウンジ、しかも利用者は限られています。しかし私が利用した時には、結構人が沢山いて非常にビックリしました。そして、中の空間は非常に狭いので、ちょっと居心地がよい空間とは言い難いかな…というのが本音です。
ソファー席は、7席のみです。
カウンター席。
カウンター席のテーブルの裏側にコンセントあり。
カウンター席の真ん中あたりにはマックが3台置いてありました。
Windows PCが3台。各席にプリンターが設置されています。到着して通信インフラが揃っていない環境でインターネットに繋がるPCが利用でき、プリントアウトが容易にできるのはありがたいと思います。
私が利用していた時間帯には、多くの人がこのPCを使って調べ物をしていたり、プリントアウトしており、このラウンジで一番人気のエリアでした!
ダイニングエリアは、隣との間隔が非常に狭いです。全部で8席のみ。
雑誌や新聞が置かれています。日本語のものはありません。
この写真が全体像です。
左側がソファー席部分となり、その奥にPCが置いてあります。右側がカウンター席部分で、あと雑誌が置いてある裏側にダイニングエリアがありますが、ラウンジとしての空間はれだけです。非常に狭いのがおわかりでしょうか。
飲食物は?
このラウンジ、メインはメニューでオーダーする形です。また、オーダー以外にも気軽に楽しめるようなスイーツやサラダ、サンドイッチなどが用意されていました。
自分でピックアップできるものは、ダイニングエリアの奥のスペースに置かれています。
スープや果物、乾物スナックなど。
サラダがあるのはありがたいです。特に香港は野菜不足になりやすいので、ここで摂取しておくとよいかも?(笑)。私の場合、滞在中に食べた野菜は芥蘭(カイラン)だけでした…
一口サイズのスイーツも。
サンドイッチもやビスケット。
コーヒーマシンでは、エスプレッソ、コーヒー、カプチーノ、ラテが作れます。
飲みのもは、コカコーラ、スプライト、ペリエ、水(スティルウォーター)が置いてあります。また、定員にオーダーする形で数種類のフルーツジュースが頼めました。
オレンジジュースを頼んだら、果肉感があるオレンジジュースで美味しかったです。
メインはオーダー式
メニューは、アジアンヌードル、ジャパニーズ弁当、ウェスタンから選べるのですが、私は、Deep-frid Shrimp Cutlets, Green Tea Soba and Saladを選んでみました。
出てきたのはこれ。エアラインの蕎麦はまずいイメージがありますが、味は至って普通でした。(この時、羽田のラウンジ、ビジネスクラスの食事を食べた後だったので、かなりお腹いっぱいということもあって美味しいと感じて食べれる状態ではなかったのですが、それでもまずいということ全く無かったです。)
エビのカツレツは、どちらかというとコロッケのような…(笑)。味噌汁もついてきます。
Wi-Fiは快適
Wi-Fiはとてつもなく速いとは言えないですが、快適に利用できました。
シャワールーム
ザ・アライバルは非常に狭い空間ですが、シャワールームがあり、到着後にリフレッシュすることができます。
シャワールームにはトイレもあり、広さもシャワー利用としては十分です。また、非常に清潔でした。キャセイパシフィックのラウンジ色(タイルが大理石のような壁など)の空間で、白が基調になっているため、なおさら清潔感があると感じました。
洗面台のところに、ジュリークのアメニティがありました。
歯ブラシやコットン、シャワーキャップ、くしなど、充実しています。
難点といえば、シャワールームに仕切りが半分までしかないことでしょうか。
シャワーは手持ちタイプがあり、非常に使いやすかったです。シャンプー&リンス、ボディーソープは備え付けのものです。
水圧も十分です。
レインシャワーもありました。
キャセイパシフィック ザ・アライバルまとめ
到着ラウンジということで、空間の狭さが一番気になりました。まあ、到着ラウンジということもあって、利用客が少ないゆえに狭い空間になっているのだと思います。到着ラウンジというものがあるエアラインは少ないので、あるだけでもメリットではないでしょうか。
また、飲食物の少なさが気になりましたが、機内食でお腹が満たされている状態でこのラウンジに来ても、あまり食べられるわけでもないのでちょとした軽食程度が食べれるというぐらいで丁度よいと感じました。
一番良かったのは、シャワールーム。私も利用しましたが、香港到着後にシャワーを浴びてさっぱりとリフレッシュした状態で出かけられるのは本当に良いです。
ただ、このラウンジの斜め前にあるプライオリティ・パスを所持していれば利用できる「PLAZA PREMIUM LOUNGE」と似たり寄ったりの部分が多く、例えば、フレッシュジュースや味噌うどん、ケーキなどは同じものだと思われます。また、シャワールームの歯ブラシなどのアメニティーも同じす(ジュリークはザ・アライバルのみ)。
食事の充実度や営業時間などを考えると、「PLAZA PREMIUM LOUNGE」が利用できる方はザ・アライバルを利用する理由が特別感じませんでした。PLAZA PREMIUM LOUNGEの方がソファー数も空間も広いため、個人的にはPLAZA PREMIUM LOUNGEの方がくつろげるかなとも。
参考・レビュー香港国際空港の制限区域外にある「PLAZA PREMIUM LOUNGE」をレビュー!広くはないが快適で利用しやすい!
と、ちょっと辛口な感想になりましたが、ビジネスクラス利用などで利用できる方はシャワーを浴びにでも立ち寄ってみてください。シャワーはハンドシャワーとレインシャワーがあるザ・アライバルの方が快適(PLAZA PREMIUM LOUNGEは固定式のみ)ですよ!
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