2017年10月に「コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション」(Courtyard Shin-Osaka Station)に宿泊してきました。宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います!
今回、ブログ的口コミレビューをする客室は、エクゼクティブフロアの「デラックスルーム エグゼクティブフロア キング」となります。
その他のレビューはこちら ↓
コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション 宿泊記・レビュー
コートヤード・バイ・マリオットは、マリオット系列の中で中価格帯のブランドの位置付けですが、この「コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーション」はモダンな客室で想像を遥かに上回る、良いホテルでした。また、新大阪駅から徒歩5分ぐらいという立地の良さも魅力の一つです。
マリオット ゴールド会員特典でアップグレード、エクゼクティブラウンジの利用可能に
私はマリオット リワードの「ゴールド会員」のため、公式サイトからの予約で主に下記の特典が受けれました。
- エクゼクティブラウンジの利用
- 朝食無料
- 客室のアップグレード
- 16時までのレイトチェックアウト保証
- 無料の高速インターネットアクセス
- マリオット リワード ポイントの25%がボーナスポイント
今回の予約は、一番料金が安く低カテゴリーの「コートヤードルーム キング」の部屋を予約していましたが、ゴールド特典のおかげで客室のアップグレードがあり、「デラックスルーム エグゼクティブフロア キング」となりました。
通常コートヤードではエクゼクティブラウンジがないところが多いのですが、コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションではエクゼクティブラウンジがあります。
ここからは少し補足となりますが、ゴールド会員のラウンジ特典については下記のように示されています ↓
ラウンジのご利用/無料の朝食
JWマリオット、オートグラフ コレクション、ルネッサンス、マリオット・ホテル、デルタ・ホテル(リゾートを除く)のエグゼクティブラウンジで、ゴールド エリート会員とご同伴のお客様1名様に、コンチネンタル朝食、軽食、お飲み物を毎日無料でご用意いたします。 アメリカ合衆国およびカナダの一部のホテルでは、ラウンジをご利用いただけない場合には朝食に代えて、750または1,000ポイントを差し上げます。
上記の引用の中には、「コートヤード」の記載がありません。なので利用できないと思われる方もいるかもしれませんが、ゴールド会員以上であれば無料で利用可能です。(通常はコートヤードにラウンジがないため、記載がないと言う認識の方が合っていますね。)
今回の例だけではなく、中国などのコートヤードでもエクゼクティブラウンジがある場合が多く、こちらもゴールド会員以上であれば無料でラウンジが使えます。
ベストレート保証の申請で宿泊費はかなり割安に!
マリオット公式サイトで宿泊した日付の料金は「19,792円」でした。決して安くはありませんね…。個人的には「コートヤードでこの金額は払いたくない…」と思ったのが正直なところです。
が、他の旅行代理予約サイトで13,686円で予約ができたために、マリオット公式サイトからベストレート申請をしました。
ベストレート保証とは、公式サイトで予約した24時間以内に、他社でより安い料金を同じ条件で見つけた場合に申請すると、その料金から25%割引になるというものです。
マリオットのベストレート保証についてはこちら ↓
このベストレート保証を申請し、承諾されたので、宿泊費用は10,394円(サービス・税込)と破格の安さになりました。実際に宿泊してみて、この金額だとコストパフォーマンスが非常によいと感じました。
外観、レセプションエリアなど
では簡単にですが、紹介・レビューしたいと思います!
レセプションエリアはそれほど広くありません。まぁ、国内のビジネスホテルぐらいの大きさです。シティーホテルと比べるとちょっと狭い印象を持つと思います。
ただ上の写真のような大きなソファーがあり、少しモダンな雰囲気を醸し出した空間です。ビジネスホテルよりもシティーホテルのような雰囲気です。個人的にコートヤードはビジネスホテルとシティーホテルの中間ぐらいの印象をもっていましたが、コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションの印象は上々です。
チェックインの時間(15:00)よりもかなり早く着いてしまいましたが、客室の用意がすでに終わっているとのことですぐにチェックインしてくれました。
また、この際に「(ゴールド会員特典の)レイトチェックアウトはどうしますか?」と聞いてくれました。翌日、朝早くに空港に向かうため、今回はレイトチェックアウトをしませんでしたが聞いてくれることは個人的に好印象でした。
今回宿泊する17階のエレベーターホール前。エレベーターを降りるといい匂いが香ります。こういった演出は素敵ですね!ロビーやレセプションエリアだけいい匂いがするシティーホテルなどは沢山ありますが、コートヤードでこのような体験ができるとは思っていませんでした。高級ホテル水準ですね!(高級ホテルのエクゼクティブ(クラブ)フロアでもこのような事をしているところは少ない気がします。)
廊下は非常に落ち着いた空間で、そこら辺のシティーホテルよりも好印象です(笑)
客室を紹介・レビュー
今回はエクゼクティブフロアの「1722室」に宿泊しました。
キーカードを差し込むと電気を付けることができます。ただ、抜いた状態でもコンセントやテレビ、エアコンは付いたままになるので不便はありませんでした。
入り口付近部分はフローリングです。(結構傷ついていましたが、、、)高級感あるモダンな雰囲気を醸し出しています。コンラッド東京なんかも入り口はフローリングですね。
メインルームは非常にモダンな空間で、壁の幾何学模様やソファーがアクセントとなっています。年配の方は、もうちょっと落ち着いた感じの客室の方が好みかもしれませんが、若い世代などは非常に好印象を持ちそうな空間だと思います。
個人的にも非常に気に入り「コートヤードってこんなに良かったのか!」と思ってしまいした。それぐらい素敵です。そこら辺のシティーホテルよりも素敵です(笑)。
全面窓ではなく、上の写真で薄茶色のカーテンがかかっている部分は壁となっています。
空気清浄機もありました。ディスクは大きくて使いやすかったです。
全体的に高級感やラグジュアリー感は皆無です。なので、マリオットホテルと比べると方向性が異なるし、やはり総合的には劣りますが、中価格体ブランドの中では他のホテルチェーンよりも素晴らしいと感じます。
天井はそれほど高くありません。
バゲッジラックの下には寝間着などが。
テレビは壁掛けタイプです。ただ、首振り機能がないため、ディスクに座ってテレビを見るのがちょっとツラいかなと。またもう少し大きなテレビだと良かったかなと感じました。
(メインルームから入り口付近の右側には)大きな鏡、その奥にバスルームへの扉。
(メインルームから入り口付近の左側には)手前には、ネスプレッソやお茶、冷蔵庫など。奥側はクローゼット。
コンプリメンタリー(無料)の水と、ネスプレッソ、湯沸かし器(右下の赤い物体)などがあります。湯沸かし器がお洒落ですね。
ネスプレッソのカプセルは3種類ありました。
お茶やカフェインレスのインスタントコーヒーなど。
冷蔵庫の中。
クローゼットには、使い捨てスリッパやアイロン、金庫などがあります。バスローブがあるのは好印象です。
バスルーム
バスルームは清潔感あり、簡素ながらもよくまとまっています。後ほど紹介しますが、固形石鹸がアメニティであるのですがハンドソープも備え付けのものがありました。
内側が赤いBOXの中にアメニティが揃えられています。
カミソリ、ブラシ、歯ブラシ、ソーイングセット、コットン、ヘアーバンド、シャワーキャップ、ボディースポンジ、絆創膏があります。絆創膏を置いているところに好印象です。
シャンプーやボディーソープは、コートヤード共通のNIRVAEのもの。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ボディーローション、固形石鹸のバスソープとフェイシャルソープがあります。
トイレはウォシュレットタイプです。
バスタブとシャワーが一緒になっているタイプです。
シャワーの水圧は問題ないレベル。めちゃくちゃ強い訳ではないですが多くの方が満足できるレベルでしょう。(コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションに宿泊した前日はANAクラウンプラザ大阪に宿泊したのですが、こちらの水圧がめちゃくちゃ強くてめちゃくちゃ快適、これよりもこちらは劣りました。が、水圧が弱いと言うわけではなく、こちらも快適に利用できるぐらいの水圧はありました。)
ボディーソープなどは備え付けのものもあります。
風景
右側に大きなオフィスビルがあり、カーテン開けると丸見え状態になります…。
Wi-Fi
多少気になったのは、Wi-Fi。Web閲覧などの通常利用では、早くはないけどすごく遅いと感じることもありませんでした。
速度計測してみると、ダウンロード(下り)が約1Mbps程度となっているので、どちらかというと遅い方と言えそうです。
また、動画の閲覧はできませんでした。ここのWi-Fiは容量を沢山使うものを規制を掛けているようです。Wi-Fiはホテル宿泊者で共有して使うものなので、1人の人が多くのデータを流すと他の方が遅くて使い物にならないというような自体を避けるためにこのような対策をしているのだと思います。
ただ、ホテルで映画などを見たい方もいると思うので、ちょっと残念ポイントかなと感じます。
楽天マガジンで雑誌を読んでみましたが、こちらは問題なく利用できました。
客室の感想
メインルームは高級感はないにしてもモダンな空間で好みでした。特にビジネスマンや若い世代には非常にウケる内装だと思います。
また、2015年11月2日に開業したので、まだ真新しいので快適に過ごせました。古臭いシティーホテルに泊まるならば、こちらを選んだほうが断然快適だと思います。
バスルームはコートヤードレベルといったところでしょうか。高級感は皆無の簡素な作りです。広くはないですが、ビジネスホテルのユニットバスのような狭さではなく、シティーホテルレベルと言えます。
廊下ですれ違うスタッフの挨拶がすばらしい
(高級ホテルじゃなくて、ここはコートヤードですが)ここのホテルスタッフは、フロントスタッフやクリーニングスタッフなど全てのスタッフが廊下ですれ違う度に挨拶してくれました。これは好印象!
コートヤードと言えど、スタッフもしっかり教育されている感じがして、そこら辺のシティーホテルよりも行き届いている気がします。(海外のコートヤードだとビジネスホテルレベルのことが多い)
と言うことで、スタッフも文句なしで滞在中は気分よく過ごせました(笑)
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションまとめ
正直、宿泊前は「コートヤードだからビジネスホテルレベルだよね。」と思っていましたが、客室の良さはシティーホテルレベルで「高級ビジネスホテル」と言ったところでしょうか。
個人的にそこら辺のビジネスホテルに泊まるのであれば、コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションを利用したいと思いました。
メリット・良かったところ!
- 客室がモダンで新しい(2015年11月2日に開業)
- (30平方メートルからと)客室が広い!
- ゴールド会員以上でエクゼクティブラウンジが使える(通常、コートヤードにラウンジはない)
- ゴールド会員以上でラウンジが利用できるとコスパが良いと感じる!
- スタッフ全体の印象が良かった!
位置付けとしては、高級ビジネスホテルと言ったところで、シティーホテルのようにプールやサウナなどの施設はありません(ジムはあります)が、客室やスタッフレベルは全体的に満足度が高いホテルでした。
客室は1人(または2人)利用であれば、狭いと感じる人はほとんどいないと思います。シティーホテルでも狭い部屋などはありますが、それらと比べると非常に快適でした。
新大阪周辺で宿泊予定をしているならば、迷わずまたコートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションを選ぶと思います。
デメリット・イマイチだったところ!
- コストパフォーマンスは至って普通かな
- Wi-Fiの動画規制(アプリのDLも規制されていた気がします)
- テレビの大きさ、首振りがない
私はベストレート保証を申請したので宿泊費用が最安から25%の割引になり、コストパフォーマンスが最高に良かったですが、通常の料金で宿泊するとシティーホテルまたはシティーホテル以上の費用となる日が多く、コストパフォーマンスが良いとは言い難いです。
2017年11月12日現在で、2018年2月の料金
2018年2月で最安値の日は12,544円からと、シティーホテル水準の料金と言えそうです。
ただコストパフォーマンスが悪いとも感じません。決してコスパが良いとは思いませんが、宿泊料金がビジネスホテルよりも高いだけあって客室も比例して良いです。快適であることは間違いなく、クラウンプラザ大阪などのシティーホテル並の快適さです。なので、コストパフォーマンスは至って普通といったところでしょうか。
駅近という立地の良さ、客室の良さ・快適性を求めると非常に良いホテルであることは間違いないので、コストパフォーマンスよりもこの点を重視できるかどうかと言う点が、このホテルを選ぶポイントの一つになると思います。
マリオットのゴールドやプラチナ会員であれば、エクゼクティブラウンジが利用可能で朝食も無料なので、コストパフォーマンスが良く、オススメできます。
以上、コートヤード新大阪ステーションのエクゼクティブフロアにある「デラックスルーム エグゼクティブフロア キング」のブログ的口コミレビューでした!
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コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション 宿泊記・レビュー
コメント
コメント一覧 (1件)
トラベルハック様
私も何回か同じように宿泊しました。
宿泊時は必ずトラベルハックさんと同じように東側の部屋になりますが、こちら側は御堂筋側でないので静かでいいですね。他の宿泊者の話ですと御堂筋側は電車、クルマの音がうるさいらしいです。
宿泊時はジムも利用しますが大抵空いていて快適ですが、レンタルウェアのサービスがないので、持参しない場合は、事前にホテルにウエア、シューズを送る必要があります。
マリオットに買収される前のラフォーレ時も宿泊したことがあるのですが、それと比べるとたいぶ快適になったので、お気に入りです。室内履きもラフォーレ時のビニール使い回しのものから、布製使い捨てのタイプに変わりましたし。
ビジホではまだビニール使い回しが多いので、そういう時は裸足で過ごします。