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マレーシア航空 MH89便 羽田-クアラルンプール ビジネスクラス搭乗記・ブログ的口コミレビュー

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今回は、クアラルンプールまでマレーシア航空MH89便ビジネスクラスを利用してきたのでブログ的口コミレビューをしたいと思います。

普段はビジネスクラスを有料で乗ろうとは全然思わないのですが、今回はマレーシア航空のビジネスクラスが半額セールをしていたので、JALのJGC修行として搭乗しました。

利用した区間は羽田-クアラルンプール-デンパサール(バリ)です。料金は総額で8万6000円程度。ビジネスクラスがここまで安いのは嬉しい限りです。

では、羽田-クアラルンプール間で利用したMH089便をレビューしたいと思います!

搭乗日は、2017年6月中旬です。

目次

座席はどこにする?

よく言われていることですが、マレーシア航空のMH89便のビジネスクラスは座席によって若干の違いがあり、より快適な席を確保するのがベストです。

A330-300のシートマップ1

↑ シート配置は画像のようになっており、青色部分がビジネスクラスです。シートの配列は、「1-2-1」または「1-2-2」となっているのが分かると思います。

A330-300のシートマップ2

↑ この画像だとシートの周りに、物置などとして利用できるエリア(赤枠エリア)があるのが分かると思います。

1人で利用する場合

1人席で一番快適なシートはシートマップ1で「一番上の列」、1席と2席が交互に配置された部分の席(K席)の1人席です。横幅が2席分のスペースを1席分だけの配置にしており、両隣に物置エリアがあり、個室感があるのはこの席です ↓

個室感あるシート

シートマップ1で、一番下のすべての列が1席しかない列(A席)は、片方にしか物置がありません。

なので、1人で利用する場合、1席と2席が交互に配置された部分の席(K席)を確保するのが一番ベストとなります。

2人での利用では?

では、2人席の場合を見ていきましょう。

2席を利用したい場合、シートマップで真ん中の列(どの列も2席)は、交互に物置がある仕様になっています。下の画像では、左側に収納やサイドテーブルとして利用できるスペースがあります ↓

(MH89便ではないが、同じA330-300の座席)

そして、シートマップ1の一番上の(1席と2席が交互になっている)席では、2席部分には荷物置き場がありません ↓

なので、2人で利用する場合はシートマップ1で見ると、「真ん中の列」を利用すると片方だけ収納スペースがあり、快適性は若干良くなると思います。

ただ、窓側の席を利用したい場合は、シートマップ1で見ると「一番上の列」しか選択肢がありません。

窓側か収納スペースを取るかは好みの問題です。今回、私たち(私と妻)は窓側の2席を利用しましたが、中長距離路線についているベットシートやブランケット、クッションの置き場に困りました…(苦笑)

それでも窓側が良かったので、特別大きな問題ではないですが、シート指定する歳のために、少し頭にいれておくとよいでしょう。

機材の紹介

今回利用した席を紹介したいと思います。

↑ 今回利用したのは、2Hと2Kの窓側の列となる席です。

↑ 液晶は16インチ、タッチでも反応するタッチパル式です。

エンターテイメントも充実していますが、映画は日本語の字幕がないものが一部ありました。

↑ 足元は広々。175cmの私が足を伸ばした状態でも余裕があります。ただ、奥に行くほど狭くなっています。

右下の方に物(透明なビニール袋に入った白いもの)が置いてあるのが分かるでしょうか。この席は、着席するとブランケットや別途シートの置き場に困ります。なので、このように右側の床部分に…収納スペースがあるシートを選べば、これらを収納しておけるスペースがあります。なので、窓側の2席の列は収納するところが無くて若干困るかなという印象でした。

↑ コントロールリモコン。一回も使いませんでした。

↑ スマホを置いておくのに最適な小物入れ。

↑ 座席のコントロールパネル。マッサージ機能もあります。

↑ USB差込口とイヤホンジャック。

↑ 窓側の2列席のサイドテーブル。サイドテーブルとして利用できるのはここだけなのです…。

↑ ハンガーラック。

↑ 液晶画面の下に小物入れがあります。アメニティーボックスやヘッドホンはここに無理やり入れました…。

↑ サイドテーブルの下にもシートのコントロールパネルがあります。

↑ シートベルトは3点締めです。

アメニティは、ポルシェデザインのケース。

中身は、ACCA KAPPのボディーローションとリップ、その他に、歯ブラシ&歯磨き粉(写真左)、マウスウォッシュ、手指消毒剤、ヘアーブラシ、アイマスクと靴下(写真右下)。

ACCA KAPPAは嬉しい方が多いかもしれませんね!ACCA KAPPのボディーローションはグリーンマンダリンの匂いで、いい香りがします。

トイレのアメニティはACCA KAPPA。

出発!

では、機内での流れとフードを見ていきましょう。

↑ マレーシア航空はワンワールドなので、JALのサクララウンジやカンタス、キャセイパシフィックのラウンジに入ることができます。あまりにも居心地がよいのでのんびりしすぎて、ゲートクローズぎりぎりに乗り込みました(苦笑)。

乗り込むとウェルカムドリンクとして、アップルジュースとオレンジジュースを貰いました。この時にアルコールの提供はありません。また、グァバジュースはありません(グァバジュースはクアラルンプール発の便のみ)。

この時、新聞なども配られました。

↑ クアラルンプールのイミグレで、プレミアレーン(優先レーン)が使えるチケットを配り始めました。

私は今回、クアラルンプールでトランジットする予定です。トランジットで16時間ぐらいありますがゴールデンラウンジトランジットホテルを利用したため、これは使いませんでした。

↑ 出発して、しばらくしてからペラッペラのスリッパが配られました。(遅くないか…)

↑ 富士山が見えました!

↑ ドリンクはシャンパンを貰いました。マレーシア航空のビジネスクラスのシャンパンは、デュヴァル=ルロワ フルール・ド・シャンパーニュ プルミエ・クリュ。

↑ お決まりのショット(笑)。

ドリンクメニュー

何故か、行き(羽田-クアラルンプール)の路線では、アルコールのメニューがありませんでした。帰りの便にはアルコールメニューがあり、メニューは同じなので帰りの便で撮影したものを載せておきます ↓

↑ シャンパンは先ほども紹介しましたが、Duval Leroy、白ワインは3種類。

↑ 赤ワインも3種類。デザートワインやビール、ウィスキーなど。ヘネシーXOもありますね。

↑ ソフトドリンクなどはこちら。コーヒーも種類豊富です。このビジネスクラスに搭乗したならば、是非飲んでみてほしいのは、テータリック。甘い紅茶です(かなり甘い)。マレーシアやシンガポールでは定番の飲み物(シンガポールに住んでいた時、飲んでる人はあまり見かけませんでしたが…)。

ピンクグァバジュースはクアラルンプール発のみとなります。

あとメニューに記載されていても、“無い”飲み物もあります(笑)。私が「Jamaican Blue Mountain」を頼んだら、「無い」と言われました…(苦笑)。なんだかユルイ感じなので、ビジネスクラスでもそんなもんだと思っておいた方がよいかも。

食事メニューとシェフオンコール

まずは、食事メニューなどの紹介をしたいと思います。

成田-クアラルンプール路線は右側のメニューです。サテーから始まります。

前菜は、「カジキのスモークとエビとマンゴーのガトー」か「クリームコーンスープ」が選択できます。

メイン料理の事前予約をしていない方は、「グリルチキン バジルトマトソース添え」「レモングラス ビーフ」「グリル野菜のカラマラータ」、そして「TRADITIONAL JAPANESE FAVAORITES」という、カトラリーなどにもこだわった日本食があります。日本食は2017年6月から始まったばかりで、季節によって異なるようです。

リンクMalaysia Airlines Introduces Newly Enhanced Japanese Meal Service Onboard

機内でメインを選ぶと上記の通りですが、マレーシア航空のビジネスクラス(とファーストクラス)では、メイン料理を事前予約するサービス「シェフオンコール」というものがあります。

リンクExperience – In-Flight Meal – Chef-on-Call | Malaysia Airlines

機内で選ぶメニューとシェフオンコールで選べるメニューは異なります。成田発のシェフオンコール(ビジネスクラス)では、こちらのメニューが選べます ↓

以前はもっと多くの種類が選べた気がしますが、搭乗した時にはこの5種類から選ぶ形でした。今回、私達は「フィレ肉のグレイビーソース添え」と「シーフードココナッツカレー」を選んでおきました。

食事の紹介!中々の美味しさ!

では食事の紹介です!

私達は、シェフオンコールで事前にメイン料理を予約済みです。搭乗してしばらくしてからキャビンアテンダントがメニューを聞きに来ます。私達はシェフオンコールのメニューがあってるか確認されました。

マレーシア航空名物のサテー。たっぷりのピーナッツソースで美味しいと評判ですが、個人的には普通でした…(苦笑)。ナッツは袋入りでの提供です。

前菜はメニューで紹介したように選択できます。妻と2人で利用しているので、別々のものを頼んでみました。こちらは「コーンクリームスープ」。

こちらが「スモークカジキ、エビとマンゴーのガトー」。コーンクリームスープのメニューと同じようにパンが付きます。こちらの方が良かったかなと思います。

次はメイン料理です。

「フィレ肉のグレイビーソース添え」。グレイビーソースが結構濃いので、好みが分かれそうですが、なかなか美味しく頂けました。お肉が2切れもあるので、見た目よりもボリューム感がありました。

野菜の量も多いし、ラウンジでも食べてきたのでお腹いっぱいに…。

こちらは「シーフードココナッツカレー」。エビなどがゴロゴロと入っていて、こちらも非常に美味しかったです。ご飯のボリュームに対して、カレーの量がかなり少なかったのがちょっと残念でしたが、満足度高いと思います。

マレーシア航空のビジネスクラスの料理はアタリハズレがあるのか、美味しいという人と不味いという人がいるのですが、紹介したメイン料理はどちらも不味いとは感じず、普通に美味しい(特別美味しい訳ではないですが)と感じました。ビジネスクラスの機内食という点では合格点以上です!

デザートは、ハーゲンダッツかフルールの選択で、ハーゲンダッツを選びました。

締めのコーヒーと一緒に、ハーゲンダッツを頂きました。

大抵の方が食事を終えてからしばらくすると、ミネラルウォーターを配り始めました。「なんで?」と思ったのですが、この後、暗くなり昼寝をする人などもいるので、こぼれないようペットボトルの水を配るようです。

やっぱりフルフラットは快適!

しばらくするとキャビン内は暗くなります。

中距離便でフルフラットになるシートとは言え、この時間帯に寝る人は限られてるし「もう少し明るくてもいいのでは?」とも。JALとかANAとかも同じようにここまで暗くなるのでしょうか?

カーテンで仕切られているビジネスクラスの後ろの席(プレエコ席?)の方は、照明がついたままのようでした。

キャビン内が暗くなったので、1時間ほど昼寝をしました。お昼の便でもやっぱりフルフラットは快適ですね!

寝返りができる程のスペースはありません。

足元は若干狭いと感じました。

足元はランプが付きます。

全体的にシートに関しては、満足度が高いです。足元が若干狭く、寝返りなどは無理にしても十分快適です。また、シートにマッサージ機能も付いている(腰から背中部分)のが結構良かったです。

間食でエッグヌードル

何故かCAさんにいきなり「何か食べますか?」と声を掛けられ、メニューを見ながら、「エッグヌードルってボリュームある?」など質問しながら、「もうお腹いっぱいだし、軽いものにしよう」と思ったのですが美味しいとの話だったので「エッグヌードル」を頼みました。

正直、これ美味しい!(笑)
麺はカップヌードルなどの麺と同じですが、薬味が色々入っていることと、スープが美味しくて完食しました。ただ、ボリュームがスゴいのでご注意を!JALだと「そばですかい」でミニカップの即席カップ麺ですが、それと同じだと思っているとこのボリュームにはビックリすると思います!(笑)

食べ終わった後の感想は「苦しい…」です(笑)

間食のメニューとしては、「エッグヌードル」の他に「カルフォルニアロール」「クッキー」「フルーツ」があります。

お腹が空いていれば、是非、食べてみて下さい。

テータリックも飲んでみた!

私はシンガポールに5年ほど住んでいたことがあるので、テータリックは飲んだことがあるのですが、久しぶりにテータリックを飲んでみて、「甘い!!」の一言!ブラックコーヒーと一緒に飲みたいぐらいです(笑)。

ぜひ、皆さんもトライしてみてください!

マレーシア航空 MH89便 ビジネスクラスまとめ

あれやこれやしているうちにあっという間にクアラルンプールに。

流石にフルフラットシートだけあってリラックスして過ごすことができ、体の負担は全くない状態でした。全体的に満足度が高い内容だったと思います。所要時間7時間15分ですが、フルフラットは偉大です(笑)

あと、CAの半分ぐらいは男性でした。マレーシア航空は男性が非常に多い印象です。MH89便では日本人CAはビジネスクラスエリアにはいなかったと思います。帰りに利用したMH88便は、ビジネスクラスエリアに日本人CAが2人程いました。

機内でのサービスは非常に良かったと思います。今回、往復で4レグでしたが、どのCAも印象がよかったです。機長の機内アナウンスは訛りがすごすぎて何言っているか分からないレベルでしたが、CAは聞き取りやすい英語の方が多かったと思います。

また、私がトイレを利用しようとしたところ、利用者がいたので「あとで呼びにいくから席に戻ってて」と言われ、呼ばれてからトイレに行くと、CAさんが簡易的にですがトイレを掃除してくれました。1人利用するごとに、掃除をしているようでした(私の後も掃除していた)。

と、個人的には、全体的に評価の高いフライトでした!

以上、マレーシア航空 MH89便 羽田-クアラルンプール ビジネスクラス搭乗記・ブログ的口コミレビューでした!参考にしてみてください!

復路(クアラルンプール-成田)で利用した「MH88便」のレビューはこちら ↓

参考・レビューマレーシア航空 MH88便 クアラルンプール-羽田 ビジネスクラス搭乗記・ブログ的口コミレビュー

クアラルンプール国際空港で、マレーシア航空のサテライトエリアにあるラウンジ「ゴールデンラウンジ サテライト」(Goldern Lounge Satellite)を利用した体験談・レビューはこちら ↓

レビュー・体験談

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • はじめまして
    年明けに私も同じ日程でバリ島に行きます。
    質問があるのですが、クアラルンプールで15時間程トランジットがある旅程だと機内預けした荷物はバリ島で受けとるのでしょうか? それとも一旦クアラルンプールで受け取らなければいけないのでしょうか?
    一旦荷物を受け取らなければならないとして、荷物をすぐにマレーシア航空に預けられるのでしょうか?
    判る範囲で教えて頂けると助かります。

    • currenさん

      はじめまして。

      マレーシア航空利用ということですよね?

      もし、マレーシア航空便を利用でしたらどちらでも可能です。同じ日程ということは、羽田からでしょうか。羽田でチェックインの際に荷物の受け取りはバリ島で受け取ると言えば、対応してくれます。また、一旦クアラルンプールで受け取りたい場合はチェックインのときにそのように伝えれば荷物は受け取れます(もちろんですが、一旦入国する必要があります)。

      また、荷物を受け取ってすぐに荷物を預けて…というのは、やったことはないのですが何度もクアラルンプールでマレーシア航空便を利用した経験上、可能だと思います。少し裏覚えですが、確かマレーシア航空は24時間前から荷物の預け入れが可能だったはずです。ただ、深夜の時間帯などは空いているカウンター数が少なかったはず…。

      クアラルンプール国際空港(KLIA)は24時間オープンしている空港ですし、KLIAのサテライトにあるマレーシア航空のゴールデンラウンジも(深夜はアルコールなどの提供がないですが)24時間オープンしていますし、ここで仮眠している人もいたり。制限区域内にトランジットホテルもありますので、過ごしやすい空港です。

      また、制限区域内に発券カウンターなどもあるので、羽田空港でクアラルンプールからバリ島のチケット発券ができなくても、制限区域内で発券が可能です。わざわざ一旦入国して、チェックインカウンターに行くというような行為は不要です。

      ぜひ、楽しんできてください!
      なにかあれば、私が知る限りのことはご返答いたしますので、お気軽にどうぞ!

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