【客室:フォーチュンルーム】セントレジス 深セン 宿泊記・ブログ的口コミレビュー!

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2017年8月下旬に「セントレジス 深セン(深圳)」(The St. Regis Shenzhen)に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います。この記事では「客室」を中心に紹介していきます!

目次

宿泊前にセントレジス深センのバトラーチームからメール

宿泊日の数日前に、バトラーチームからメール(英語/中国語)があり、リクエストなどを聞かれました。

流石セントレジスです。一流ホテルといえど、低カテゴリーの客室を予約している客に対して、事前にホテル側からリクエストをくれるところはほとんどありません。(VIPや高カテゴリーの客室、例えばクラブルームなどであれば連絡があることが多と思いますが…)

私の場合、「初めての滞在だから楽しみにしている。夜景のきれいな部屋をできたらお願いしたい」と伝えておきました。

また、バトラーチームのレスポンスは非常によくて、「これは期待できそう!」と言うのが宿泊前の気持ちでした。

チェックインは座って

レセプションは非常に小さくて、4つしかカウンターがありません。なので、対応できるのも最大4組だけ…。ホテルの規模からしてこれぐらいで対応できるということでしょうか…。

チェックインカウンターには、椅子があるため座ってチェックイン可能。ただし、椅子が1つしかないため、2人以上での利用の場合は座れるのは1人だけ…。

これは「中途半端な対応だな…」という印象。上の写真でも2人で来ているお客の1人は立ったまま話を聞いています…。

チェックイン時間より少し早く着いてしまったのですが、すんなりチェックインしてもらえました。

エレベーターを下りると、バトラーが待機!

チェックインが終わりエレベーターまでフロントの方に案内してもらいましたが、エレベーターに乗らなかったので「客室の案内はないのか…」と思っていたところ、今回の宿泊客室がある83階で降りるとバトラーが待機しており、案内してくれました。

83階のエレベーターホール

客室までの廊下はとても素敵な雰囲気!朝も昼も薄暗いですが、どちらかというと幻想的な空間です。

客室はビルを囲うように配置されており、真ん中は吹き抜けになっています。この空間の素敵さは流石セントレジス!

客室(フォーチュンルーム)へ

今回宿泊した部屋は「8321号室」。83階にある客室です。

今回の客室タイプは予約していた客室からアップグレードされて「フォーチュンルーム」という客室になります。フォーチュンルームは「83階以上」となっているので、フォーチュンルームの客室の中では最下層の部屋となりますが、何と言っても83階です。周りのビルは、この高さよりも低いので景色が悪いということは全くありませんよ!

ドアを開けて入ったところはこんな感じになっていました ↓

セントレジス深圳9 – Spherical Image – RICOH THETA

客室へ入ってすぐ横に、クローゼットの空間やミニバーがあります。ミニバーやクローゼットは後ほど紹介するので、まずはメインルームを見ていきましょう!

メインルームの全体像

メインのベットルームはこんな感じでした ↓

セントレジス深圳3 – Spherical Image – RICOH THETA

思った以上にゆとりのある空間です。

今回は2人での宿泊でしたが、メインルームは余裕ある広さ。フォーチュンルームの部屋は50-55平方メートルとなっており、バカ広いということはないですが、2人で利用するには丁度よい大きさかなと思います。

ベットと反対側にはテレビやウェルカムアメニティなどが置かれていました。

ディスク周り。非常に大きなディスクで使い勝手も良好。後ほど解説しますが、ディスクサイドに置いてあるiPadで照明のコントロールなどが可能です。

オットマン付きのソファ。サイドテーブルには花が置いてあり、一層華やかに!

部屋からの景色は、深センの北側の風景でした(香港側と反対)。他の建物がミニチュアです(笑)

ベッド周り

ベッドは横幅2mのキングサイズです。2人で利用しても狭さは感じません。しかもこのベッド、めちゃくちゃ寝心地が良かった!


通常硬めよりのベットを好みますが、このベットは丁度良い硬さで全体的に包まれるような感じです(人によって得意不得意はありそうですが…)。

今まで泊まったホテルでもトップクラス!このベットのためだけに泊まりに来たいと思うほどです。

KING KOILのベッド・マットレスの上に更に羽毛のマットレスのようなものが置かれていました。

また、シーツなども肌触りがよく品質の良さがすぐに分かるぐらい。スレッドカウント300の白いリネンと公式サイトに記載がありました。

ベッド側の壁にはライトストーン。ちょっとした演出ですが素敵です。

ベットサイトの台には、メモ帳やティッシュなどがあります。台の下にはファッション誌などがありました。

ベッド横のコントロールスイッチ。コンセントの他にUSB差込口があるので、スマホの充電などに役立ちます。

テーブル周り

テーブルも、テレビ台やベットサイドの台など、全て同じシリーズのものです。ここまで全部同じシリーズでと統一しているホテルも珍しいと思います。(例えば、コンラッド東京などでは家具に統一感があっても、テーブルとテレビ台まで同じシリーズではない。)

また、このシリーズの家具は、高級ホテルに置いてある家具の中でも最高級の高級感を演出してくれており、本当にとても素敵です。

テーブルに無料のウェルカムフルーツがありました(バナナ2本、みかん、りんご、プラム)。

ステーショナリーセットなど。

この椅子の座り心地はあまりよくなかった…

セントレジス 深センでは、テレビ、エアコン、照明などを全てiPadでコントロールできます。最近、こういったホテルが多くなってきた気はしますが、これは非常に便利でした!

照明は、自分のライフスタイルに合わせて明るさなどを変えてくれる機能があるのも何気に楽しいです!

電話も安っぽさは全くなくスタイリッシュです。何かアマダナっぽいなと思いました。また、電話には部屋番号が記載されており、電話を掛けた際に「部屋番号なんだっけな…?」と考える必要はありません。

電話横に、本のように飾られているのはルームダイニングやホテル規約が記載されているものです。見せ方も上手いですね。

ディスクのサイド面にはコンセントなどもあり、こちらもUSB端子があるのでスマホの充電などが便利です。

またディスクサイドに箱が置いてあったので開けてみると「文房具セット」でした。超高級ホテルなどには置いてあるところが多いですね。

旅先でハサミが欲しい時に「わざわざフロントに電話するのがめんどくさい…」というような時ってありませんか?
まして海外だと億劫になりがちですよね?文房具が揃っていると何気に便利なのでこれはありがたいです。

文房具セットも「黒」で統一しようとしている感があり、センスの高さを感じます。

鉛筆にセントレジスのマークが!

テレビ周り

テレビは46インチの液晶が壁に埋め込まれています。テレビは首振り機能があるので、向けたい方向へ向きを変えることが可能です。

ちなみに、NHKは映らない模様(探したけど見つからなかった…。)でした。BBCやCNNは映ります。

テレビ上部の両サイドにバング&オルフセン社製のスピーカー。もちろん音は非常に良かったです!

ただ、強いて言えば、Bluetooth接続などで自分のスマホの中の音楽などを流せると良かったかなと…。(バトラーの人に聞いたのですが、配線をテレビに繋げば流せる的なことだったのですが、めんどくさそうだったのでやめました。Bluetoothで繋がると楽でよいのですが…)

テレビ台には、リモコンやお茶・お茶菓子、ワインなどが置いてあります。このワインはコンプリメンタリー(無料)でプレゼントとのこと!

このお茶はピーチティーです。器が素敵です。バトラーの方に部屋を案内してもらった際に、「お茶は飲みますか?」と聞かれて、2種類の茶葉からどちらかを選ばせてくれたのでビーチティーをお願いしました。お菓子は中国の伝統的なものだとか。

ピーチティーともう一つの茶葉(ライムティーだったかな、ちょっと忘れました)がこのお洒落な入れ物に入っています。

バスルームが素敵だった!

続いてバスルームの紹介です。この客室のバスルームは非常に素敵でした ↓

セントレジス深圳8 – Spherical Image – RICOH THETA

バスルームの全体像。ちょっと暗く写ってしまいましたが、もっと明るくて清潔感ある大理石のバスルームです。

バスルームには、テレビの両サイドから入れます。

一応、扉があるのですがスケスケです(笑)。

プライバシーモードにすると曇りガラスのようになると言う機能があると記載されているのですが…(プライバシーモードにしても何も反応なし…)

バス周りは十分なスペースがあり、大理石で覆われています。非常にゴージャスで高級感ある空間でした!

また、白系色の空間で全体的に明るく感じました。奥のドア(バスタオルが掛かっているドア)がシャワールームとなっています。

奥のドア(バスタオルが掛かっているドア)がトイレ。シャワールームやトイレのドアは両方共スケスケです!一緒に泊まる人を選びそうですね..。

メインルームと対面する壁には大きな全身鏡があります。

洗面台もお洒落でゴージャス感が漂います。

水2本はコンプリメンタリー(無料)です。洗面台の上は非常にシンプル。反対サイドにもシンクがあり、ダブルシンクの客室でした。

石鹸などのアメニティはREMEDE。セントレジス共通です。

ボディーローションやマウスウォッシュなどのアメニティは、引き出しの中にありました。

シャワーは、ハンドタイプとレインシャワー。水圧も十分で、シャワールームに不満は全くありませんでした。

シャワーを浴びながら、外の景色を楽しむことも。外から丸見えですが、電動のロールカーテンが窓に付いているのでご安心を!

シャワールームは1人利用には必要十分のスペースがあります。

シャンプー、ボディーソープ、コンディショナーはシャワールームに置いてあります。2人で利用していますが、1セットしか置いておらず…。

シャワールーム横にバスローブが1セットあります(もう1セットはクローゼットに)。

セントレジスのバスローブは生地が薄いタイプのもの。ただ、非常に品質が良いものでした。肌触り・着心地がよくて自宅にほしいレベルです!

バスタブは卵型。

ボディースポンジとバスソルト。

もう1つの洗面台。洗面台がツインなので使い勝手が良かったです。ただ、なぜかこの洗面台の下にバスマットが…(普通、シャワールームのほうに置くべきでは?)

こちらの洗面台には拡大鏡も。

ドライヤーはここにありました。

体重計も。

トイレ。ウォッシュレットはありません。

バスルームの素晴らしい点は?

バスルームでは、音楽が流せたり、スパモードがあったり、テレビがあったりと、非常にゆったりできる仕組みが満載で、リラックスできる空間を演出してくれます。

上記写真の鏡の横にコントロールパネルがあり、音楽を選べたり、スパモードにできたりします。

左下の「SPA mode」を押すとこんな感じに ↓

バスルームの照明が暗くなり音楽が流れます。スパにいるような錯覚をするほど、居心地がよく、ゆったりとお風呂に入ることができますよ!

音楽モードでは3種類から選ぶ形(音楽のセンスが….)。また右側の真ん中にある「ipod」は、自分のスマホなどを接続すると使えるみたいですが、めんどくさそうなので利用しませんでした。

事前にバスタブ周りにテレビがあるとの情報を得ていたのですが、リモコンはあるものの、どこにテレビがあるのか分からず…。色々な方向にリモコンを向けてスイッチを押していると、鏡の中がテレビになっていました!(これは全然分からない!笑)

ゆっくりとお風呂に入りながらテレビを見るのは最高です!(テレビもいいけど、スパモードもオススメ!)

クローゼット

クローゼットはこんな感じです ↓

セントレジス深圳11 – Spherical Image – RICOH THETA

バゲージラック。

バゲージラックの下には金庫があります。

金庫の中にはジュエリーボックスが入っており、便利でした。こう言ったちょっとしたところも気が利いていてgood!

バゲージラックの反対側の上部はハンガーラックとなっており、アイロンや傘、バスローブなどがありました。

ハンガーラックの下の引き出しには、ランドリー関連。

その下の引き出しの中には、スリッパや靴べら、シューミットなど。

セントレジスのスリッパは超ふかふかでした。さらに女性用ではリボンがついているため、「このスリッパどっちのだっけ?」といったことは起こりません。

客室に入室したところにもバゲージラックが置かれています。

ミニバー

ミニバーも部屋に入ってメインルームに行く手前にあります。

無料のウォーターが2本、コップなどは、そのままおかれています。

木箱とポット。

木箱の中には、紅茶や緑茶、ジャスミンティーが入っています。

2段目にはコーヒーが2種類(コロンビアとデカフェ)入っていました。

下の棚の左側は冷蔵庫(中のものは有料)。赤ワインやウイスキーなども冷蔵庫の中に。

冷蔵庫の横には有料のスナックと、プレスコーヒーの器具がありました。

ミニバーの料金。日本人からすればバカほど高いということはないですが、ホテル料金であることは間違いないですね。近くにKKモールという大きなショッピングモールがあるので、そちらで水などが欲しい方は調達するのが良さそうです。

ターンダウン

ターンダウンのサービスもあります。

ターンダウン後には、ちょっとしたお菓子が置かれていました。

中国のお菓子で、ココナッツ餅みたいなやつでした。(味はあまり好きではありません…)

客室からの景色

景色は深セン北側の風景でした。

雲は客室よりも下にくることも!

宿泊前は深センが一望できるのが楽しみでしたが、実際に宿泊してみると、それよりも客室のインテリアの良さなどの方が良かったです。

特に昼間の風景はかなり楽しめます。他のビルがミニチュアです(笑)。香港方面や深セン方面などロビーフロアに行けば、4方向を楽しむことができ、非情に素晴らしいです。

ただ、夜景はイマイチな印象。中国はネオンなどが少ないと聞いていましたが、確かに光りが少なくてちょっと残念な感じでした。

夜景を楽しみたい方は香港に宿泊するのが一番だと思います。

セントレジス 深センからの眺めは、夜景などもこちらもアップしているので参考にしてみて下さい ↓

Wi-Fiの速度と規制(VPN)は?

このホテルでは、SPG会員でなくても無料でインターネットを提供しています。

どの時間帯も速いとは言い切れませんが遅くもないでしょう。動画などを見るには厳しいかもしれません。

中国では、日本人が最もよく使うであろうLINEやGoogle、Facebook関連は繋がりません。中国でこれらが使えるホテルが多くありますが、セントレジス 深センではVPNは導入されておらず繋がりません。

これは、ちょっと残念ですね…。ただ、上海では多くのホテルでVPNを導入しておりLINEなども問題なく繋がることが多いのですが、深センの他のホテルでもLINEなどが使えた試しがありません…。

なので、基本的に日本でWi-Fiを借りるか、香港のプリペイドでローミングができるものを利用するのが一番です。

バトラーにコーヒーなどを頼んでみた!

一般的なホテルにはないバトラー(執事)サービス。部屋の中にコーヒーなどはあるのですが、一度頼んでみたかったのでコーヒーとジャスミンティーを頼んでみました。

何が頼めるのか聞いてみたところ、「グリーンティー」「イングリッシュブレックファースト」「ジャスミン」「カプチーノ」「ラテ」「レギュラーコーヒー」とのこと。紅茶類とコーヒーは部屋内にありますが、カプチーノとラテは部屋では作れないので、この2点は嬉しいですね!

持ってきていただいたコーヒーとジャスミンティーにはクッキーが付いてきました。

ジャスミンティーはDilmahのもの。(正直、頼んで持ってきてもらうレベルではないかな…)

わざわざコーヒーなどを持ってきてもらうほどではないと感じましたが、このクッキーが非常に美味しかった!このクッキーだけ持ってきてほしい!(笑)

セントレジス 深圳 フォーチュンルームまとめ

流石セントレジスとしか言いようがないすばらしい滞在でした。客室は文句のつけようがなく、ベットの心地よさ、スパモードのあるバスルーム、iPadでのコントロール、サウンドシステム、眺望など、贅沢な時間でした。

セントレジス深センに宿泊するならば、深センで観光するよりも、ホテルにお篭りすることを目的としたほうが楽しめると思います(笑)。贅沢な時間でお篭りステイには最適なホテルです!

バトラーの方の知識やお客の情報は共有されていて、すばらしいし(私の予約レートなどもすべて把握していました)、中国でよくありがちな無愛想な対応ではなく、笑顔で接してくれました。さすがこのあたりはセントレジスだなと思わされる一面です。

セントレジス深センは、深センに来たらまた泊まりたいと思うホテルの1つとなりました。

以上、セントレジス深センの客室「フォーチュンルーム」の紹介レビューでした!

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