
今回は、北海道・札幌にあるホテルグレイスリー札幌の「スタンダードツイン」ルームに宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います!
札幌駅南口にありアクセス抜群のホテルグレイスリー札幌。札幌駅南口にあるビジネスホテルでは一番利便性がよいと言っても過言ではないぐらい便利で、JR札幌駅地下コンコースにて直結しています。
では、宿泊してきたホテルグレイスリー札幌の「スタンダードツイン」をレビューしてみたいと思います。
ぜひ、参考にしてみてください!
目次
ホテルグレイスリー札幌の基本情報
ホテルグレイスリー札幌の基本情報は下記の通りです。
- 住所: 〒060-0004 北海道札幌市中央区北四条西4-1
- 電話: 011-251-3211
- URL: https://gracery.com/sapporo/
- 総部屋数: 440室(シングル317室、ダブル20室、ツイン102室)
- 開業: 2006年8月16日
- チェックイン時間: 14:00〜
- チェックアウト時間: 〜11:00
- 朝食: 1,900円
チェックインが14時〜、チェックアウトが〜11時と滞在時間が長めのホテルです。札幌のビジネスホテルでは、滞在時間が短いところだとチェックイン15時、チェックアウト10時なので、滞在時間が長い方と言えます。
メリット滞在時間は長い方
札幌駅周辺のビジネスホテルでは利便性No.1
札幌駅前のビジネスホテルで利便性が一番よいと思ったのがこの「ホテルグレイスリー札幌」です。
というのも、JR駅の南口方面に地下鉄の南北線「さっぽろ駅」があったり、地下道があったりするため、北口よりも南口の方が断然利便性がよいのです。(ただ、北口にはバスターミナルがあります)
また、札幌駅南口方面にはあまりビジネスホテルがありません。三井ガーデンホテル札幌、JRイン札幌などもありますが、ホテルグレイスリー札幌よりも利便性は落ちます。
シティホテルだとJRタワーホテル日航札幌やセンチュリーロイヤルホテルなどが利便性がよいですが、グレイスリー札幌と比べると宿泊費用が上がります。
メリットJR札幌駅、地下鉄南北線「さっぽろ」駅に近く、ビジネスホテルとしては利便性No.1
JR札幌や地下鉄とは地下のコンコースからアクセス可能。
ホテルグレイスリー札幌はJR札幌駅などから地下のコンコースで繋がっているため、雨風や雪などを避けてアクセスすることが可能です。
階段があるため、スーツケースは厳しいかも?
ただ、途中で階段しかないところがあるので、スーツケースを持っていると地上からアクセスするほうが便利です。とは言え、15段ぐらいなので、雪道でスーツケースを転がしていくぐらいなら地下を使った方がよいと思います。
B1のエレベーターホール前
メリットJR札幌駅などの地下コンコースから直結。
今回の予約状況
参考までに今回の予約状況を残しておきます。
- 宿泊日: 2019年1月
- 予約: ANAスカイホリデー(ツアー)
- 料金: ツアーのため不明
- 予約した客室: スタンダードツイン - 19.0㎡
- 宿泊した客室: スーペリアツイン - 19.0㎡
今回はツアーを利用しているため宿泊費用は分かりませんが、基本的に一般的なビジネスホテルの料金といったところでしょうか。
平均的な宿泊費用としてスタンダードツイン(2名利用)の素泊まりで1名4,500円前後となっています。
2019年4月現在、朝食は1名1,900円(税込)となっています。朝食が若干割高感があるかもしれませんが海鮮丼が作れたりしますよ。
1F入り口、7Fのレセプション、ラウンジなど
1Fのホテル入口。ホテルのレセプションは7Fにあります。2-6Fはテナントが入っています。
エレベーターは3機あります。
受付。レセプションスタッフは非常に親切で丁寧でした。
グレイスリーホテルは同じ藤田観光のホテルの中でもビジネスニーズのワシントンホテルと比べ、若干、観光ニーズ寄りなホテルでコンシェルジュエリアなどもあります。
インバウンド需要を強化しているためか、ものすごい数のスーツケース預かりがあり、海外からの団体の受け入れをしているのかなという印象でした。
チェックイン時にはおしぼりの提供がありました。
コンシェルジュや会員向けのチェックイン機なども設置されています。
フロント前には朝刊の無料配布。2019年6月30日までのサービスと記載されています。
売店もありまが、7:00〜11:00、16:00〜22:00がオープン時間となっています。
宿泊者用のラウンジ
宿泊者用が無料で利用できるラウンジスペースがあり、多くの方が利用していました。
ラウンジには、無料のコーヒーマシーンや水、おしぼり、電子レンジなどがあります。
コーヒーマシンはリストレット、エスプレッソ、コーヒーが利用できます。
新聞や観光雑誌など。
PCやプリンターも設置されています。
夜(17時-23時)は有料ですが、アルコールも提供しています。
エレベーター、廊下、客室まで
7Fより上の宿泊フロアに行くためにはエレベーターのキータッチエリアにキーカードをかざす必要があります。セキュリティは問題ありません。
札幌には意外とセキュリティがないホテルも多いです。
メリットエレベーターにセキュリティあり!
エレベーターホール前や廊下。内装は落ち着いた感じです。
ホテルグレイスリー札幌の「スタンダードツイン」を紹介!
今回宿泊したのは12Fにあるスタンダートツインの「1239号室」です。スタンダードツインは19㎡の客室となります。
客室の見取り図。
電源をONにするには、キーカードを差し込む必要があります。
スタンダードツインの全体像
部屋は19㎡。全体的にコンパクトながらキレイにまとまった印象の部屋でした。
ただ寝るだけのホテルとしては十分だと思いますが、やはり19㎡しかないので2人で寛ぐにはちょっと狭いかなという印象があります。
キレイに清掃されており清潔感はありますが、調度品に結構傷みがあり、一部は取り替えた方が良いのでは?と思うよな、ちょっと古ぼけた印象も受ける感じでした。(昭和的な古すぎるホテルという印象ではないです)
廊下にあたる部分がないような客室なのでその分広く部屋を使えます。スーツケースを広げるスペースも確保できます。(19㎡の客室だとスーツケースを開けるのが困難なホテルもあります)
ソファーは1脚のみ。
ベット周り
枕は2つにクッションが1つありました。
ベット周りにコンセントがなく、携帯の充電をすることができない...と思ったら、サイドテーブルに携帯電話充電器と書かれたところの中に充電器が入っていました。
充電器はType-Cにも対応しています。ただ、ツインベットなのにこれ1つしかないので、ちょっと困りました。ベット周りにコンセントがあった方が良かったです...。
デメリットベット周りにコンセントがない(携帯充電器は1つのみある)
ベットはフランスベット。約110cm幅です。
ピロートップはありません。
ベットの下にはズボンプレッサー。
テレビ、デスク周り
デスクは非常に狭く、使い勝手はかなり悪かったです。テレビがデスクの半分を占めています...
引き出しの中にはナイトウェア。
ランドリーメニュー。
鏡や有線LAN、コンセントx1口など。コンセントは2口ぐらいあればよかったかなと...
テレビや電話機。テレビは32型ぐらいでしょうか。
デスクの下には加湿空気清浄機。
消臭元やメモ帳、ティッシュ、ここにもコンセントが1口あります。
ポットやコーヒー、煎茶など。
コーヒーはインスタントではなく1杯ずつ抽出するドリップパックタイプ。これは味もよくて嬉しかったです!(ラウンジにも無料のコーヒーがあります。)
冷蔵庫の中には、無料のミネラルウォーターが2本ありました。
ビジネスホテルでも無料の水が置いてあるところが増えましたが、置いてないところもあるのでメリットと言えそうですね。
メリット無料のミネラルウォーターあり!1杯ずつ抽出するドリップパックのコーヒーあり!
クローゼット
クローゼットはなく、ハンガーラックなどがむき出しであります。
スリッパは使い捨てタイプです。
ハンガーラックが短いため、ダウンを2つほど掛けるともう他のものを掛けることができません...ハンガーは4本ありました。
鏡の横に小さなフックがあり、こちらにものを掛けることができて便利でした。
ウェットエリア
ウェットエリアの扉は段差がないタイプです。
ウェットエリアはユニットバスタイプ。
見ての通り、ワンルームマンションのような狭いユニットタイプではなく、トイレ前にスペースがそれなりにあります。最近のビジネスホテルのユニットバスの広さで不満は得にありませんでした。
アメニティは歯ブラシ、シャワーキャップ、ひげそり、シェービングクリーム、ボディスポンジ、綿棒。
シャンプー類はホテル独自の備え付けタイプ。
シャワーは4種類の機能があり、ミスト水流もあります。確かにミスト水流は気持ちよかったです。水圧は至って普通レベル。
風景
12階からの眺めですが、特筆すべきことはない景色...
JR札幌駅方面が見える部屋の方が景色はよいかなと思います。
Wi-Fi
19時台は全く問題ない速さ。
22時台は混み合う時間帯なので速度が落ちていますが十分な速度です。
ということで、Wi-Fiはどの時間帯も快適に利用できる速度。全く問題ありませんでした。
部屋の温度調整(エアコンと窓)
札幌のホテルでは冬の時期に「部屋が暑すぎる」ことが多々あります。また、部屋の方角によっては日が当たるなどの理由で、部屋が暑くなりすぎることもあります。またまた、季節の変わり目は冷暖房の設定が難しいため、暑すぎる・寒すぎるということが多々あります。
このような時に冷暖房を入れたり、窓を開けたりして、自分に快適な温度に調整したいのですが、冷暖房が一括管理でどうすることもできなかったり、窓が開けられないホテルが多いのです。
なので、季節の変わり目の時期や冬場の宿泊に
- 空調が一括管理ではなく個別なのか?
- 窓が開けられるのか?
という点が、ホテル選びで重要ポイントの1つになります。では、このホテルではどうなのか確認していきましょう。
親切にもエアコンの設定状況が記載されています。エアコンの空調管理は一括管理です。宿泊した1月は暖房設定で冷房に切り替えることはできない仕組みになっています。
窓は開けることができないため、空気を入れ替えなどはできません。特に冬場、(空調が一括管理で)部屋が暑すぎる時、窓を開けて温度調整したいと思ってもできないことが残念ポイントです。
と、自分の適温に調整しづらいのが残点ポイントと言えそうです。
デメリット各自での温度調整はしづらい環境
騒音
騒音は他のビジネスホテルとさほど変わらないと思います。海外ゲストが非常に多いホテル(団体かな?)だったので騒音をかなり気にしていましたが、まわりの客室もかなり静かだったので、(海外ゲストと日本人でフロアなどを分けているなど)しっかりと配慮しているのかなとも思いました。
客層は?日本人が多い?海外ゲストが多い?
私が宿泊した時は、日本人よりもアジア圏の海外ゲストが圧倒的に多いと感じました。藤田観光は上海や広州にも営業拠点がありインバウンド誘客を強化しているため、海外からのゲストを団体で受け入れているのかもしれません。
日本人ではビジネスマンを少しみまけましたし、観光に来ている方も見かけました。とはいえ、日本人は2割ぐらいであとはアジア圏のゲストといった印象でした。
客層に関してはご参考までに。
ホテルグレイスリー札幌の「スタンダードツイン」まとめ
ホテルグレイスリー札幌の「スタンダードツイン」をレビュー紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
客室「スタンダードツイン」のメリットは下記の通り↓
メリット
- 清潔感あり、清掃はバッチリ
- 使い捨てスリッパ
- 無料のミネラルウォーター、ドリップパックタイプのコーヒー
客室「スタンダードツイン」のデメリットは下記の通り↓
デメリット
- 枕元にコンセントがない
- セキュリティボックスなし
- 冷暖房は一括管理&窓は開けれずで、温度調整がしづらい
全体的にすごく印象に残るような部屋ではなく、至って普通なビジネスホテルという印象です。
無料のミネラルウォーターやドリップパックタイプのコーヒーがあったことが個人的には高評価でした。その反面、温度調整しづらい点やセキュリティボックスが室内にないことはちょっと残念に思えました。
ホテルグレイスリー札幌全体のメリットは下記の通り↓
メリット
- 立地の良さ
- JR札幌駅などから地下のコンコースで直結(雨雪に濡れない)
- 宿泊者専用のラウンジあり(コーヒー無料)
- チェックインが14時〜、チェックアウトが〜11時と滞在時間が長い
ホテルグレイスリー札幌全体のデメリットは下記の通り↓
デメリット
- (敢えて言うならば)海外ゲストが多いかも...
全体的な感想としては、一般的なビジネスホテルとしてはまず満足できるレベルです。ただ、札幌の中のビジネスホテルとしては、ホテルグレイスリー札幌を選ぶ理由がそれほど見つからず...。良い点といえば、JR札幌駅近くで利便性が良いということ、スタッフは親切だし、清潔感もバッチリということでしょうか。
ただ、各部屋で温度調整ができるホテルやトイレ・バスルームが別になっているホテルを選んだ方がより快適性があがるため、最優先でホテルグレイスリー札幌を選ぶとしたら「札幌駅前で地下コンコースで直結」「利便性No.1でコストパフォーマンスがよいビジネスホテル」を探しているときかなと思います。客室が良くて選ぶというより、利便性で選ぶホテルですね!
以上、ホテルグレイスリー札幌「スタンダートツイン」の宿泊記・ブログ的口コミレビューでした!参考にしてみてください。