北海道・札幌にある「からくさホテル札幌」の宿泊記、ブログ的口コミ・評価レビューをしたいと思います!
この記事では、基本情報や館内施設や全体のレビュー評価などをまとめてみました。宿泊検討の際に参考にしてみてください!
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からくさホテル札幌の基本情報
- チェックイン時間: 15:00〜
- チェックアウト時間: 〜11:00
- 喫煙部屋: なし(全室禁煙)
- 開業日: 2018年1月22日
- 住所: 〒060-0063 北海道札幌市中央区南三条西5-24
- 電話:011 204 6602
- URL:からくさホテル札幌 公式サイト
- 総部屋数:177室
からくさホテル札幌は狸小路商店街に面したホテル。狸小路商店街には飲食店やコンビニ、ドラッグストアなどがあるため、利便性はかなり良いホテルです。
からくさホテル札幌は元々インバンド向けホテルという印象ですが、2024年4月現在もインバンドで溢れていました。日本人が2割いるかどうかというぐらいで、札幌にあるホテルの中でもインバンドが多いホテルの1つです。
場所
アクセスは地下鉄「すすきの駅」または「大通駅」から地下道経由で狸小路商店街を通るのがベスト。すすきの駅から徒歩約6分程度の距離にあります。
狸小路商店街は屋根付きの商店街なので、雨風や雪などの悪天候でもアクセスしやすいのが良いところ。
特に雪が積もる冬場にスーツケースがある時などは、地下道や狸小路商店街に直結したホテルを選ぶのがベストなので、そのホテルの1つと言えそうです。
冬季の札幌は「アクセスしやすいホテル」を優先的に選ぼう!
冬季に雪がかなり積もる札幌では、「無理なくホテルにアクセスできるか?」というのがホテル選びの重要なポイントです。
冬の期間(11月後半〜3月下旬あたり)は、歩道に雪が積もった状態やアイスバーン状態になり、かなり滑ります。また雪が凍結して凸凹になった歩道で、スーツケースを引いて歩くのは本当に大変です。
歩道をしっかりと除雪しているところもありますが、除雪されない場所も多くあります。
なので、冬季のホテル選びは、立地や利便性を最優先しましょう。移動で苦労することがなくなるため、より快適になります。
札幌には長い地下道や屋根付きの商店街(狸小路商店街)があり、これらをうまく利用すれば、雪道を歩くことなくアクセスできます。また、悪天候でもアクセスしやすいことは間違いありません。
からくさホテル札幌のアクセスは?
上述した通り、狸小路商店街は屋根付きの商店街で、徒歩でも地下道+狸小路商店街を利用すれば、ほぼ雪道は歩きません。
ただ、狸小路商店街で道路が横切っているところは屋根付きではあるものの雪が積もることが多く、この横断歩道を渡る時だけ雪道になる可能性があります。
とは言え、それ以外は全く天候の影響を受けないため、冬場でも利用しやすいホテルの1つです。
エントランス(狸小路商店街側)
狸小路商店街側のエントランスは少し分かりにくい佇まい。
趣があると感じる人もいるかもしれませんが、エントランス横に扉があるので、どこから入るのか分かりにくいかも…(写真の右側がエントランス)
からくさホテル札幌のメインエントランスは狸小路商店街とは反対側にある道路沿いにあります。ただ、狸小路商店街側を利用する人の方が多い印象で、皆さんこちらを利用していました。
狸小路商店街の中に入口があるので、悪天候の時などにも非常に便利です。
中に入ると通路と通路になっています。
からくさホテル札幌のロビーやフロント周り
1階のフロントやロビー周りはかなり狭く、普通の宿泊特化型ホテル(ビジネスホテル)と言ったところ。運が悪いとここにインバンド客が沢山居座っており、騒がしい印象でした…。
雨や雪の日限定?エントランス付近にタオルが置かれていました。こういったちょっとした気遣いが嬉しいですし、本当に助かります。
インバンド客が多いため、スタッフも色々な言語が話せる方(外国人スタッフ)が在籍していました。日本人スタッフの方としか話をしませんでしたが、ホスピタリティある対応で、思っていたよりもソフト面も良い印象です。
と言うのも、数年前に利用した際にはまあり対応が良いとは感じずホスピタリティのかけらもないな…けど、宿泊特化型ホテルだからそういうものだなと思っていましたが、2024年に宿泊した時は非常に良かったです。
ロビースペースと呼べるようなスペースはないですが、フロントとエレベーターの間にベンチ椅子が置かれていました。
からくさホテル札幌のアメニティは好きなものを持っていくスタイル
からくさホテル札幌では一部のアメニティをフロント横にあるアメニティバーから持っていくスタイルとなっています。
アメニティは必要最低限レベルと言うところでしょうか。ティーアメニティは客室内に設置されています。
からくさホテル札幌のエレベーターにはセキュリティあり
からくさホテル札幌のエレベーターは3基。177室で3基なので余裕ある台数だと思いますが、2階にラウンジや大浴場などがあり、稼働率がかなり高いのか待たされる時はそれなりに待たされました。
セキュリティは1階のエレベーター前にだけあり、ルームキーをタッチするとボタンが押せるようになります。
からくさホテル札幌の客室タイプ一覧
- スタンダードダブル -16㎡ / 11室
- スタンダードツイン – 21.5~21.9㎡ / 11室
- スタンダードツイン with Extra Bed – 21.5㎡ / 110室
- キングダブル – 21.5~21.9㎡ / 22室
- ファミリートリプル – 25㎡ / 11室
- ジャパニーズファミリールーム – 25㎡ / 11室
- アクセシブルルーム – 118.6㎡ / 1室
スタンダードツイン(スタンダードツイン with Extra Bed)
スタンダードツイン(スタンダードツイン with Extra Bed)は21.5~21.9㎡の客室。バスタブはなくシャワーブースのみですが、大浴場があるため多くの方は問題ないでしょう。また、独立した洗面台と個室トイレになっているため、水回りは快適です。
また、同じスタンダードツインでもレイアウト違いの客室がありました。
ソファはなく、テーブルセットは座面の小さな腰掛けタイプで非常に使いにくいタイプでしたが、座面の表面面積が広いタイプに入れ替えられており、使い勝手も向上しています。
広さもちょうどよいぐらいの広さで非常に使いやすい客室でした。バゲージラックが貸出にも無いのが個人的にはマイナスポイントです。
からくさホテル札幌の朝食
- 朝食会場:ホテル1階「すしどんぶり」
- 朝食料金:2,200円
- 朝食時間:6:30~10:00(L.O 9:45)
- 種類:ビュッフェ形式
※記載内容は「2024年10月」時点のものです。全て税込。
からくさホテル札幌の朝食の目玉は海鮮ネタがあること!
2024年4月に利用した時は小分けタイプから取り放題のスタイルに変更されており、ネタは全部で6種類ありました。
また、スープカレーや帆立の味噌汁など北海道らしいものも揃っています。印象としては、普通のビジホの朝食にプラスアルファで北海道らしい海鮮ネタやスープカレーなどがあるという印象でした。
クオリティに関しては全体的にビジホの朝食と言ったところです。
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からくさホテル札幌の設備(ファシリティ)
からくさホテル札幌ではほとんどの設備が2階に集まっています。大浴場、休憩処、フリードリンク、コインランドリー、自販機などが2階にあります。
大浴場
- 料金:無料(宿泊者専用)
- 営業時間:15:00~26:00 / 4:00~9:00
温泉:登別カルルス温泉→ 温泉の提供は終了。普通の大浴場に。- 備考:露天風呂あり
- 備考:タオル類は客室から持って行く必要あり
からくさホテル札幌には宿泊者専用の温泉施設があります。大浴場ではなく、温泉というのがポイントです。※ただし、露天風呂は温泉ではありません。 → 温泉のサービスは2024年6月30日に終了しました。
源泉地は北海道登別市カルルス町、泉質は無色透明・無味無臭の単純温泉、効能は筋肉痛、関節痛、運動疲労、冷え性、胃腸機能の低下、軽い高血圧症・高コレステロール血症・喘息・肺気腫、ストレスによる諸症状となっています。
また、良いなと思ったポイントは朝4時から営業していること。かなり早い時間帯から営業しています。
個人的に実際に利用してみての感想は、宿泊特化型ホテルの大浴場と言った感じで規模は小さめ。洗い場が6か所、シャワーのみが1か所で浴槽もそれほど大きくありません。
また、インバンド客が多いのでマナーも気になるところでした…。
札幌では「大浴場」や「温泉大浴場」があるホテル、「洗い場付きのバスルーム」を備えたホテルが多数あります。
なので、ユニットバスしかなかったりするホテルや客室はデメリットかも…。洗い場付きバスルームがある客室や大浴場があるホテルを選ぶとより快適なホテルステイになるでしょう。
ラウンジスペース
2階にラウンジスペース があり、無料のマッサージチェアや漫画なども置かれています。
マッサージチェアは撤去されました。
お菓子が無料で配布されています。ただ、大量に持って行く方もいて、今後はなくなるのでは…と心配になるほどでした。
フリードリンク(14:00~22:00)
また、2階にフリードリンクの自販機があり、種類豊富なメニューから自由に選べます。利用できるのは14:00~22:00の時間帯です。
他のホテルのウェルカムドリンクなどではないようなものが揃っており、これは嬉しいい方も多いのでは?という印象でした。
一口アイス
湯上がりなどに嬉しい一口アイスもあり、かなりサービスが充実している印象です。
製氷機、電子レンジ
自販機
自販機はかなり充実したラインナップで、アルコールから牛乳も購入することができます。
朝の時間帯はフロント横で無料のコーヒー
朝の時間帯にはアメニティバーがあった場所に無料のコーヒーが置かれていました。
からくさホテル札幌の基本情報・館内施設、評価レビューまとめ
- 狸小路商店街の中にあり、利便性が高い
- 悪天候の影響を受けずにアクセスできる
- フリードドリンクやお菓子、一口アイスの提供などサービスが充実
- 外国人が多いホテル。インバウンド向けホテルという感じで、館内はかなり騒がしさがある印象
- スリッパは使い捨てタイプを採用。厚みがあってふわふわ
- ミネラルウォーターの提供なし
- 空調は個別管理タイプ(温度によって冷暖房が切り替わる)
- 窓は開けれないが、通気口の開閉ができる
からくさホテル札幌は、宿泊特化型ホテルとしてはかなりレベルの高いホテルだと感じました。
からくさホテルは元々インバンド向けのホテルでしたが、コロナ禍でインバンドが全く来ない中は日本人向けに転向した印象で、日本人からも全体的に好評だった模様。そして、また海外からのお客が増えており、ほぼインバンド客だらけでした(2024年4月現在)。
札幌にはインバンド向け、インバンドが好むホテルが沢山ありますが、その中でも特にからくさホテル札幌はインバンド客が多いホテルと言えます。
個人的にデメリットと感じるのが、このインバンドの多さ。アジア系が多く、とにかく館内が騒がしい…。ロビーや休憩処で居座ったり、客室のドアを開けたまま喋り倒したり、廊下でもずっとおしゃべり…などなど。ホテルが悪いわけではないですが、日本人からするとマナーが悪い客が多いと捉えてしまうでしょう(自国では当たり前のことを日本でもやっているので本人たちには悪気はないですが…)。
ただ、それ以外に関しては、満足度が高く、特に無料のドリンクサービスは種類豊富だったり、ちょっとしたお菓子や一口アイスなども無料。温泉設備や休憩処、スタッフのホスピタリティも良いと感じましたし、ホテル自体は非常にレベルが高いと感じました。
それに加え、立地の良さもポイント。狸小路商店街の中にあるため、悪天候でも問題なく徒歩でアクセスできるし利便性も高いです。
もう1つ高ポイントだなと感じたのは、しっかりとお客の意見や口コミなどを参考にして悪い点を改善していること。2024年4月に宿泊した時、3年前ぐらいに宿泊した時にダメだな…と思っていたところの多くが改善していました。
個人的には、インバンド客がなにかと騒がしいので積極的におすすめすることはないですが、そこが許せる方ならかなり良いホテルなので検討してみるのが良いと思います。
以上、からくさホテル札幌のブログ的口コミ、評価レビューでした!ぜひ、参考にしてみてください。
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