今回は、北海道・札幌にあるOMO3札幌すすきの by 星野リゾートの「スーペリアツインルーム」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います!
OMO3札幌すすきの by 星野リゾートのレセプションなど
ホテルに入るとすすきののネオン街でワクワク感が!
チェックインはタブレットで行います。賛否両論ありますが、ここ最近はこのようなシステムのところが増えてきました。実際に年配層などは若干戸惑うかも…。
また、OMO3札幌すすきのはキャッシュレスホテル。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済で全ての支払をする必要があり、現金に対応していません。現金しか使わない人が泊まりに来ると結構大変な思いをするでしょう。
フロント奥には「OMOベース」というラウンジスペースなどがあります。
OMO3札幌すすきの by 星野リゾートの共用施設などは下記を参照してください。
OMO3札幌すすきの by 星野リゾートの一部アメニティは、アメニティコーナーから持っていくスタイル
客室にアメニティは置いておらず、お茶、歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリ、綿棒、コットンはアメニティバーから欲しい物を持っていくスタイルです。
また要注意なのが、ナイトウェア(部屋着・パジャマ)が有料となっていること。レンタルルームウェアとして200円でレンタルすることができます。
レンタルで借りれるナイトウェアはセパレートタイプのもの。フリーサイズでサイズは選べません。
多くの方は客室内にナイトウェアがあると思っていると思いますが、レンタルしかないことを覚えておきましょう。キャッシュレスホテルということで、現金で支払うことができず、借りれない…なんて自体にならないようにも注意したいところ。
レンタルルームウェアはフリーサイズのワンサイズしかないので、基本的に自分で持ってくるのが一番良さそうです。
OMO3札幌すすきの by 星野リゾートのエレベーターにはセキュリティあり
エレベーターは全部で2基。226室の対して2基なので113室に対して1基は、ちょっと心もとない感じがします。
また、OMO3札幌すすきのはツインルームが主体ということもあり、エレベーター待ちや搭乗人数オーバーで次のエレベーターを待つなんてことが起こりやすい印象です。
1階のエレベーター前にセキュリティ用のタッチセンサーがあり、こちらにキーカードをかざすと上ボタンが押せる仕組み。セキュリティも問題ありません。
OMO3札幌すすきの by 星野リゾートの宿泊フロア
宿泊フロアの通路はカーペットが赤ベース、壁面などは黒ベースでOMOの印象というよりも以前の the b 札幌すすきの時のままという印象でした。
OMO3札幌すすきの by 星野リゾートの「ツインルーム」を紹介!
今回宿泊・紹介するのは「スーペリアツインルーム」で21㎡の部屋です。
キーカードを入れると電気などがオンになります。抜いた状態でも、テレビ、コンセントは使えますが、エアコンは集中管理に切り替わっていました。
今回利用した部屋はエレベーターの目の前の部屋でした。エレベーターホールがなく、目の前も部屋になっているのでエレベーター待ちの方が喋っていたりするとうるさいかもしれません。
ツインルームの全体像
スーペリアツインルームは21㎡の広さ。元々それほど広くないですが、2人での宿泊でもわりかし余裕がある印象でした。
見ての通り、それほど広くはないのですが、椅子もしっかり2脚あり、思った以上にスペースがあるため、寝るだけの部屋としては必要十分な印象でした。1人での利用なら、かなりゆとりがある印象です。
客室はOMO3札幌すすきのがリブランドされる前の「the b 札幌すすきの」の時と全く同じままです。星のリゾートのOMOシリーズっぽいというよりも、小綺麗なビジホ感の方が色濃く感じました。
リブランドされる前の「the b 札幌すすきの」は2018年1月29日開業(しかもコロナ禍で営業停止していた)なので、改装しなくても新築レベルにきれいです。
ベッド周り
ベッドメイキングはデュベスタイルです。
ベッド間にナイトテーブルはありません。この部屋はツインですが、ハリウッドツインスタイルにも変更できてしまう部屋でした。子供の添い寝などがある方には検討してみる価値がありそうです。
枕元のコンセントは各1個ずつ。ヘッドボードの上にありました。
ベッドのマットレスメーカーは不明。ベッド幅は111cmを採用。ピロートップはありませんが、寝心地は良く、宿泊特化型ホテルで採用されているシモンズなどと変わらない印象です。
デスクやテレビ周り
デスクとテレビ台は半扇型のような丸みを帯びた不思議な形をしています。このように丸みを帯びていたほうが客室が広く見えるような印象です。
それほど大きなデスクではないですが、奥行きがあり、使い勝手も悪くないです。
デスクにはコンセントが1口、USBポートが1口、有線LANポートがあります。
アルコール消毒液が置かれていました。
椅子はデスクチェアfで、デスクワークはやりやすいと感じました。
テレビは壁掛けタイプでした。32インチぐらいで、少し小さいかなという印象。首振り機能はなし、HDMI端子も利用できませんでした(ツインルームでは利用可能だった)。またネットストリーミング動画(YouTubeなど)も利用できません。
デスクスペースとして利用できるところが独特な形をしていますが、約16インチのノートPCも余裕で使えるぐらいで快適でした。
デスクにはコンセント、USBポート(Type-A)、優先LANポートが1口ずつありました。
椅子は意外としっかりしたビジネスチェアでビジネスマンにもおすすめできるレベル。というか、この椅子快適過ぎ仕事がはかどります。
デスク横のチェストには電気ケトルや冷蔵庫などがあります。ティーアメニティなどは一切置いてなく、1階にあるアメニティコーナーから貰ってくるスタイルです。
1階にあるアメイにティコーナー↓
1階のアメニティコーナーに置いてあるティーアメニティは、お茶のみです。これは少し残念かも…。もう少し種類豊富だと良いかなと思います。
ミネラルウォーターの提供はありません。
ただ、1階の「OMO Food & Drink Station」に無料で利用できるウォーターサーバーが設置されています。
1階のウォーターサーバー ↓
セキュリティボックス(セーフティボックス)も完備しています。
クローゼットなど
壁面にハンガーラックのポールが2つありました。特に冬場、ダウンなどで嵩張るものはこちらに掛けれるのでよかったです。
客室の入り口横にクローゼットスペースがあります。
ハンガーが全部で4本。2人部屋としてはもう少し多めにほしいところです。
スリッパは使い捨てタイプを採用しています。
ウェットエリア(バスルーム)
ウェットエリアの扉はスライド式です。今回は9階でしたが、ウェットエリアは赤をベースにした配色で斬新でした(笑)
ウェットエリアは宿泊フロアの階数によってメインカラーが異なります。
ウェットエリアは他の客室と共通なので、今回はツインルーム(8階/メインカラーは黄色)で紹介していきます。
スペース的にはそれほど広くありませんが、狭すぎるということもなくちょうどよいぐらいの広さでした。
洗面台が小さいこととトイレが近いため、顔を洗ったりするとトイレに水が掛かってしまいそう…また、かなりコンパクトな設計なので、小物を置けるようなスペースも少なく、使い勝手が良いとは言いにくいかな…という印象でした。
トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)で、暖房便座機能付き。トイレットペーパーはダブルを採用していました。
バスタオルやフェイスタオルは厚みがあり、普通のビジホと比べると質が良くて快適でした。今回シングルユースでしたが、タオル類は2枚ずつ置いてありました。
バスタブはなく、多機能シャワーのみ
お風呂はバスタブがなく、シャワーブースのみとなっています。ただ、このシャワーブースが多機能シャワーになっており、色々な部分を水圧でマッサージできるタイプです。
以前のthe b 札幌すすきのはインバウンド向けのホテルで、如何にもインバウンド客が好きそうな仕様です。OMO3札幌すすきのにリブランドしても、ウェットエリアは全く改装しないで利用しています。
日本人はバスタブがあった方が良いという人が圧倒的に多いと思うので、シャワーブースのみは…と思う方は他のホテルを検討しましょう。
札幌では「大浴場」や「温泉大浴場」があるホテル、「洗い場付きのバスルーム」を備えたホテルが多数あります。
なので、ユニットバスしかなかったりするホテルや客室はデメリットかも…。洗い場付きバスルームがある客室や大浴場があるホテルを選ぶとより快適なホテルステイになるでしょう。
シャワーブースは1.4m x 0.8mの広さで意外と広い印象でした。
シャンプーなどのアメニティは星野リゾートの容器に入っていました。
シャワーの水圧はツインルームで少し弱い、スーペリアツインルームでかなり良いと感じました。
部屋によって異なるのか、改善したのかは不明ですが、ツインルームよりも後に宿泊したスーペリアツインルームはかなり良く、ハンドシャワーは痛いと感じるほどの水圧でした。
景色は楽しめる?
今回宿泊したのは9階のスーペリアツインルームです。景色は東側方向でした。
目の前はビルビューという感じでしょうか。ただ、左側には半分以上隠れていますが、観覧車も見えました。OMO3札幌すすきのは景色を楽しむホテルではないですが、スーペリアツインで高層階であれば、それなりに景色が良さそうな印象です。
ただ、今回のように9階だと特に景色がよいとは感じませんでした。
空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
空調はパナソニック製で、冷暖房を自由に切り替えができる個別調整可能なタイプでした。
また、窓もあけれるのため、空気の入れ替えや温度調整もし易いです。
空きスペースはどれくらい?スーツケースは広げられる?
スーペリアツインは21㎡の部屋で、ツインルームとしては普通のビジホのツインルームぐらいの広さ。
入口側付近や通路はそれほど広くはないですが、ベッドと窓の間にそれなりに空きスペースがありました。
チェアを動かすと約70Lのスーツケースを倒せるぐらいの広さは確保できます。また、通路部分でも約70Lのスーツケースならギリギリ広げられるかなと感じました。
OMO3札幌すすきのの良いところはベッド下に収納スペースがあり、こちらにスーツケースを収納できること。
約29cm以下の物が収納できる高さがあるため、余裕でスーツケースが収納可能です。こちらに収納すれば、部屋を広々と使うことができるのが良いですね。
個人的に床でスーツケースを広げると腰が痛くなるので、バゲージラックに置きたい派。そんな方にも一応空きスペースはあるので思った以上に空きスペースに関しては部屋が21㎡しかない割には満足度が高かったです。
天井
天井にスポットライトが3個あり(1個はデスク上)、全体的に夜も明るい印象です。
Wi-Fiは快適か?遅くなりがちな時間帯も快適に利用できる?
利用者が多い時間帯はかなり遅い印象でした。また、推測でしかないですが、データを一定量流すと速度制限しているような印象もありました(2台のスマホを利用していて、片方は一定量の通信をして遅くなっていましたが、もう片方は快適に利用できていたりなど)。
OMO3札幌すすきの by 星野リゾートの「スーペリアツインルーム」宿泊記・ブログ的口コミ、評価レビューまとめ
- 思った以上に使いやすい部屋で、ビジホとしては非常に良い
- ベッド下にスーツケースを収納することができる
- 個別調整可能な空調
- 窓が開けあられる
- トイレットペーパーはダブル
- 多機能シャワーが良かった!水圧も良くて快適!
- セキュリティボックス(セーフティボックス)あり
- 使い捨てスリッパを採用
- ウェットエリアはコンパクトな印象
- バスタブはなくシャワーのみ
- アメニティは最低限レベル(ティーアメニティも1種類だけ、ナイトウェアは有料など)
- ミネラルウォーターの提供はなし(無料のウォーターサーバーあり)
- 観光での利用に楽しいOMOレンジャーによるアクティビティあり!このホテルの最大の魅力!
- エレベーターにセキュリティあり
- OMOベースというラウンジのようなスペースあり
- 客室にミネラルウォーターはないが、無料で水をOMO Food & Drink Stationから持って帰れる
- OMO Food & Drink Stationは24時間利用できるのが便利
- 大浴場なし
- ウェルカムドリンクやフリードリンクはなし
- キャッシュレスなホテルで、現金は使えない
- ナイトウェア(部屋着・パジャマ)は有料で200円。1サイズのみ。持っていくことをおすすめ。
- 電話はナビダイヤルに繋がる
- 無料キャンセルが22日前までのプランがほとんど
OMO3札幌すすきの by 星野リゾートの「スーペリアツイン」、万人ウケではないですが思った以上に快適な宿泊特化型ホテル(ビジネスホテル)でした。
星野リゾートが展開するOMO3は宿泊特化型ホテルですが、ビジネスマンよりも観光客の利用を重視したホテルだと思われます。ただ、「観光向けではなるけど、ビジネスマンも利用しやすくて良いかも」というのが個人的の感想。
というのも、デスクありでワークチェアも備わっており、デスクワークが捗る環境でした。
特にこのスーペリアツインルームで良かった・メリットだなと感じたのは、空きスペースがそれなりにあることに加え、ベッド下にスーツケースが収納できること。
21㎡の割には空きスペースもそこそこあり、2人での利用でもそれなりに使いやすいと思います。それが18.87㎡のツインルームとの違いです。2人での宿泊なら確実にこのスーペリアツインをおすすめします。
デメリットとしては、アメニティが必要最低限レベルということに加え、バスタブがないことで日本人にとってもはデメリットかもしれません。
個人的には、ユニットバスのようにバスタブがあってもシャワーカーテンが体に纏わり付く方が不快なので、シャワーブースのみの仕様の方が好みですが、バスタブがないと疲れが取れないという方も多いと思います。大浴場もないのでシャワーブースのみはきついと感じる方もいるでしょう。
ただ、シャワーブースは他のホテルにはない多機能シャワー(INAXのアクアネオ)なのがメリットです。
他のOMOホテルよりもOMO感?は感じない部屋かもしれませんが、思った以上に使いやすくて観光客はもちろん、ビジネスマンにも良いと思いました。
ホテル全体としては、キャンセル料金発生が22日前からとか、ナイトウェア(部屋着・パジャマ)が有料だったりとデメリットもあるので、それらも含めて検討してみるのが良いと思います。
キャンセル料金発生期間が3日前からとかなら、積極的に使いたい部屋だと感じたよ!
以上、OMO3札幌すすきの by 星野リゾート「ツインルーム」の宿泊記・ブログ的口コミ、評価レビューでした!ぜひ、参考にしてみてください。
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