今回は、北海道・札幌にあるすすきのグランベルホテルの「コーナーダブル」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います!
すすきのグランベルホテルのレセプション・フロント周り
すすきのグランベルホテルのフロントは、バーと一体型という少し斬新でした。
ロビースペースは、バーと一体型となっているためか、ソファや椅子が多く設けられていました。
すすきのグランベルホテルの共用部分などの詳細は下記を参照してください。
すすきのグランベルホテルのエレベーターはセキュリティあり
エレベーターは全部で3基。300室に対して3基なので100室で1基の計算。必要最低限のエレベーター数と言えそうです。
タッチセンサーにキーカードをかざすと宿泊フロアのボタンが押せる様になります。また、自分が宿泊するフロア以外のフロアは押せない仕様になっているため、セキュリティは高めです。
すすきのグランベルホテルの宿泊フロア
白をベースにすっきりとしたおしゃれな印象の宿泊フロアでした。
すすきのグランベルホテルの「コーナーダブル」をレビュー・レポート!
今回紹介するのは「コーナーダブル」の部屋で18.1㎡の広さです。
コーナーダブルと言う名称通り、部屋は角部屋となります。
カードホルダーにカードキーを挿入すると、電気などがONになるタイプです。
コーナーダブルの全体像
雰囲気はデザイナーズホテルというだけあっておしゃれな印象でした。特に若者ウケが良いと思います。
コーナーダブルは18.1㎡の部屋ですが、思った以上に使いやすいと感じました。ダブルにも宿泊したことがありますが、こちらの方が使い勝手が良いと感じました。
ベッドがあるメインエリアは1人での宿泊なら快適に使える広さ、2人での宿泊では手狭感ありそうな印象です。
テーブルセット
テーブルセットは二人掛けソファがあります。ダブルだと1人掛け椅子と腰掛け椅子なので、2人での宿泊だとこちらの方が使いやすいかなという印象でした。
テーブルはそれほど大きくないため、ビジネスユースには不向き。テーブルの下にコンセントがしっかりと備わっていました。
ミネラルウォーターも用意されています。
ベッド周り
客室はダブルという名称ですが、ベッドは160cm幅のクイーンサイズを採用。デュベスタイルのベッドメイキングです。
枕は羽毛タイプのものと、片面が綿でもう片面がストロー素材の枕の2種類が用意されていました。
両サイドにコンセントが1口ずつ、USBポートが1口ずつあります。2人での宿泊も問題ありません。
ベッドのマットレスはDREAM MASTERの160cm幅を採用。DREAM PASSIONというラインでしょうか。
マットレスのトップにピロートップがあり、ウレタンがあるみたいな沈み込みを感じるマットレスでした。
最近の宿泊特化型ホテルで採用されているシモンズのマットレスよりも少し固めな印象でしたが、寝心地も良かったです。
ナイトウェア(部屋着・パジャマ)はワンピースタイプ。グランベルホテルオリジナルのもので、ポケットに犬の刺繍がありました。
テレビ
テレビは43インチぐらいでしょうか。首振り機能はなし、HDMI端子は利用できません。Youtubeなども再生可能で、ミラーリングも可能でした。
ミニバー、クローゼットなど
部屋の入口横にクローゼットスペースやミニバースペースがあります。また、ウェットエリア(バスルーム)の扉横に全身鏡がありました。
客室内のティーアメニティはコーヒーのみ。その他のティーアメニティは1階のアメニティコーナーに置かれています。
1階にあるアメニティコーナー ↓
ティーアメニティはアールグレイ、ダージリン、蜂蜜紅茶、カモミール、ルイボス、伊右衛門煎茶、伊右衛門ほうじ茶があり、種類豊富!
冷蔵庫の下にセキュリティボックス(セーフティボックス)がありました。かなり小さめのものです。
ハンガーは全部で4本と2人で利用すると少ない…。特に冬場になるとダウンやコートなどでかさばるため、ハンガーラックがもう少し幅広だとよかったかなと感じました。
ウェットエリア(バスルーム)
ウェットエリアの扉は引き戸タイプで、よくビジネスホテルなどで見かける段差はありません。
ウェットエリアは狭すぎて窮屈感を感じる…とまでは思いませんですが、必要最低限のスペースしかない印象で、かなりコンパクトな設計だと感じました。
もう少し広いと快適度がアップするのですが、18.1㎡の部屋なのでそれに比例して、必然的にこれぐらいのスペースになってしまうのだろうなと感じました。
客室の広さを考慮すると許容範囲かなとは感じますが、人によっては狭すぎると思うでしょう。
洗面台の周りには物を置けるスペースもあるので、使い勝手も悪くありません。
洗面台の水の出が「水だけ」「お湯だけ」にするとかなり弱い印象で使いにくいと感じました。ハンドソープはコーセーのmild moisture washを採用。
アメニティは、歯ブラシ、カミソリ、シェービングクリーム、ヘアブラシが置いてありました。
追加アメニティが1階のアメニティーコーナーにあります。
1階のアメニティコーナー ↓
アメニティはこのクラスのホテルとしては充実していると思います。しっかりとスキンケアセットもあり、過不足なくアメニティが揃っていました。
洗面台下にドライヤーや大浴場に行く時に便利なビニール袋が置いてありました。
トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)付き。暖房便座機能付き、自動で流れるタイプ。トイレットペーパーはシングルを採用。
シャワーブース
すすきのグランベルホテルではどの客室もバスタブがなく、部屋内にはシャワーブースのみです。それも大浴場があるホテルなので、このような設計になっているものだと思います。
シャワーブースは広くもなく狭くもなく、一般的な広さといったところでしょうか。「1.2m x 0.8m」の広さです。
シャンプーなどのアメニティは「Orange Roseシリーズ」を採用しています。シャワーヘッドは固定が2箇所のみでですが、上下に首振りできるタイプだったので、シャワーの角度を調整することが可能です。
シャワーヘッドは固定が2箇所のみでですが、上下に首振りできるタイプだったので、シャワーの角度を調整することが可能です。
シャワーの水圧は快適に利用できるレベルでした。個人的に大浴場よりもこちらのシャワーの方が快適だと感じました。
札幌では「大浴場」や「温泉大浴場」があるホテル、「洗い場付きのバスルーム」を備えたホテルが多数あります。
なので、ユニットバスしかなかったりするホテルや客室はデメリットかも…。洗い場付きバスルームがある客室や大浴場があるホテルを選ぶとより快適なホテルステイになるでしょう。
空きスペースはある?大きなスーツケースは広げられるか?
部屋は18.1㎡なので、決して広いわけではありません。空きスペースもなくはないですが、それほど広くはない印象です。
ただ、約70Lのスーツケースを広げても足の踏み場があるぐらいの空きスペースがあります。また、スーツケースはベッドの下に収納できるため、大きな荷物があっても邪魔にならないでしょう。ベッド下は高さ27cm以下ぐらいの物が入ります。
空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
すすきのグランベルホテルの空調はパナソニック製を採用。冷暖房がいつでも切り替え可能な個別調整可能タイプです。
また窓を開けることができるため、換気や温度調整もしやすいです。
景色は楽しめる?
コーナーダブルは窓が3面ありました。
今回紹介している客室が16階という高層階であることもあり、景色はなかなか良かったです。
天井高
すすきのグランベルホテルの特徴と言えるのが天井高。天井高は約2.8mと高いためか、客室が18.1㎡しかないコーナーダブルでも閉鎖感は皆無でした。
夜は雰囲気重視かなという印象でした。
Wi-Fiは快適か?遅くなりがちな時間帯も快適に利用できる?
Wi-Fiは遅くなりがちな時間帯でもそれなりに速度が出ていました。ただ、利用者が多くなる22時台にPCでネットサーフィンをしていたところ、画像の読み込みに若干時間が掛かっていた印象です(許容範囲程度)。
また、別日程で宿泊した時は遅いと感じた時間帯もあったので、もしかすると、遅い時もあるかもしれません。
すすきのグランベルホテル「コーナーダブル」の宿泊記・ブログ的口コミ、評価レビューまとめ
- 客室は広くないが、1人で利用するには快適に使える
- ベッド下にスーツケースが置けるため便利!
- 空調は個別調整タイプで、冷暖房を自由に変えられる!
- 窓が開けあられる
- 使い捨てスリッパを採用
- ミネラルウォーターの提供あり
- セキュリティボックス(セーフティボックス)あり
- デスクなし (テーブルセットのみ)
- 2人で利用すると「寝るだけの部屋」という感じに…(窮屈感ありそう)
- ウェットエリア(バスルーム)がコンパクトな設計(窮屈感を感じる人もいるかも)
- 客室内に加湿器・空気清浄機はなし
- 立地は悪くない。駅近ですすきのや狸小路商店街も近い
- 大浴場に露天風呂あり!
- エレベーターにセキュリティあり
- ウェルカムドリンクやフリードリンクはなし
すすきのグランベルホテルの「コーナーダブル」は18.1㎡と元々それほど広くない客室ですが、コンパクトながらもかなり機能的に設計されており、使いやすい客室という印象でした。
個人的にダブルの客室もなかなか良かったですが、それ以上にこのコーナーダブルは使いやすい印象でした。
特に良かったのは、ベッド下収納スペースがあり、部屋内が荷物で狭くならないこと。これのおかげでコンパクトながらも窮屈感なく過ごすことができました。大きなスーツケースで来ても問題ないと思います。観光で寝るだけの客室としては十分快適でしょう。
個人的には、新しさ、ベッドの寝心地の良さ、ベッド下収納が特徴・メリットだと感じました。
デメリットとしては、元々それほど広い部屋ではないことに加え、ウェットエリアが結構コンパクトな設計になっていることぐらいしか感じませんでした。
ビジネスで出張等の場合はデスクがないので、ホテル内で仕事をする方には向いていません。
全体的な印象としては、築浅なホテルでアメニティも豊富、大浴場もあり、そこそこ使いやすいホテルだと感じました。
ただ、大浴場はあまり広くないこと、ハードは申し分ないがソフト面がいまいちな印象、海外ゲストが多く、うるさかったり、マナーがなかったりなどがデメリットかなと思います。
札幌はインバウンド客が多く、多くのホテルで海外ゲストが沢山いますが、その中でもすすきのグランベルホテルはかなりインバンド客率が高いホテルだと感じました。
個人的に、コーナーダブルの部屋だけでいえばリピートありな印象で、安ければまた利用したいと感じました。
以上、すすきのグランベルホテル「コーナーダブル」の宿泊記・ブログ的口コミ、評価レビューでした!ぜひ、参考にしてみてください。
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