北海道・札幌にある「札幌パークホテル」に宿泊してきたので宿泊記、ブログ的口コミ・評価レビューをしたいと思います!
札幌のホテルを検討しているけど、どこがよいのかしら?
札幌のホテルはほぼ全て宿泊したから、どこがよいかは自信を持って教えれるよ!
あと、何度も泊まってみないと「本当に良いホテル」なのか分からなかったりするよね…。1度目は印象が良くても次はかなり悪かったり…
そうそう!1度目は清掃が完璧たったけど、2回目の宿泊時はイマイチだったという経験があるわ…
何度も宿泊するから、その点もしっかりレビューしていくよ!
札幌パークホテルってどうなの?
札幌パークホテルは今までに2回ほど宿泊したけど、ここはビュッフェ朝食がすばらしいよ!
ただ、客室は…正直、おすすめしないかな。でも、中島公園側の客室は景色が素晴らしいよ。
この記事では、基本情報や館内施設や全体のレビュー評価などをまとめてみました。宿泊検討の際に参考にしてみてください。
札幌パークホテルの基本情報
- チェックイン時間: 15:00〜
- チェックアウト時間: 〜11:00
- 開業日:1964年7月10日、札幌ホテル三愛としてオープン。1966年5月20日、札幌パークホテルに。
- 住所: 〒064-8589北海道札幌市中央区南10条西3丁目1番1号
- 電話: 011-511-3131
- URL: 札幌パークホテル 公式サイト
- 喫煙部屋:あり
- 総部屋数:216室
札幌パークホテルは中島公園一帯にMICE施設を建設、ヒルトンに建て替えを予定していましたが、コロナの影響により白紙に。
2024年4月現在、中島公園一帯にできる予定だったMICE施設を建設予定だった規模を縮小して検討しているとのこと。
場所
札幌パークホテルは地下鉄南北線「中島公園駅」1番出入り口から徒歩すぐ。3番出入り口からもすぐにアクセスでき、札幌の街中と比べると利便性は劣りますが、駅近立地なので観光でもビジネスでも比較的利用しやすいと感じました。
また、目の前には中島公園もあり、四季が楽しめ、市街地から外れてゆっくりと過ごしたいという方には良いと思います。
冬季の札幌は「アクセスしやすいホテル」を優先的に選ぼう!
冬季に雪がかなり積もる札幌では、「無理なくホテルにアクセスできるか?」というのがホテル選びの重要なポイントです。
冬の期間(11月後半〜3月下旬あたり)は、歩道に雪が積もった状態やアイスバーン状態になり、かなり滑ります。また雪が凍結して凸凹になった歩道で、スーツケースを引いて歩くのは本当に大変です。
歩道をしっかりと除雪しているところもありますが、除雪されない場所も多くあります。
なので、冬季のホテル選びは、立地や利便性を最優先しましょう。移動で苦労することがなくなるため、より快適になります。
札幌には長い地下道や屋根付きの商店街(狸小路商店街)があり、これらをうまく利用すれば、雪道を歩くことなくアクセスできます。また、悪天候でもアクセスしやすいことは間違いありません。
札幌パークホテルのアクセスは?
札幌パークホテルは地下鉄南北線「中島公園駅」1番出入り口から徒歩すぐ。3番出入り口からでも数歩で札幌パークホテルの敷地内です。
1番出入り口にはエレベーターがあるため、スーツケースがある場合は1番出入り口がおすすめです。
冬季や天候の悪い時でも地下鉄の出入り口からすぐなので、それほど苦労しません。雨風の時は3番出入り口がおすすめです。
雪が積もっている時は1番出入り口)から出入りすると、歩道に雪が積もっている場所を歩くのは、ほんの数秒のみ(すぐに札幌パークホテルの敷地内に入れるため、雪かきがしてある)です。
なので、地下通路で直結しているホテルと比べると劣りますが、冬季でもアクセスは良いホテルと言えそうです。
中島公園周辺の歩道は全くと言ってよいほど雪かきがしてありません。なので冬季は中島公園周辺のホテルはおすすめしないのですが、札幌パークホテルだけは地下鉄出入り口からすぐにホテル敷地に入れるのでおすすめできます。
札幌パークホテルには屋根付きの車寄せがあるため、悪天候時は車やタクシーで移動してくると、全く濡れることなくホテルに入れます。
札幌パークホテルのレセプションやロビー周り
札幌パークホテルはかなり古くからあるホテルで、個人的に「古いホテル」という印象しかありませんでしたが、1階のパブリックスペースは全く古臭さを感じさせない空間でした。
パブリックスペースのど真ん中にロビーラウンジ「ロッソ」があります。
札幌パークホテルのフロアガイド
宿泊フロアは5階〜10階となります。5階、6階がスタンダードフロア、7階〜9階がスーペリアフロア、10階がエグゼクティブフロアの「Park in Park」となっています。
最上階の11階はレストランとなっており、なだ万雅殿は朝食会場の1つです。
札幌パークホテルのエレベーターはセキュリティなし
エレベーターは全部で3基。216室に対して3基なので、72室で1基の計算。必要十分な数のエレベーターと言えそうです。
エレベーターにはセキュリティはありませんでした。
札幌パークホテルの設備(ファシリティ)
大浴場
札幌パークホテルには大浴場はありません。
札幌では「大浴場」や「温泉大浴場」があるホテル、「洗い場付きのバスルーム」を備えたホテルが多数あります。
なので、ユニットバスしかなかったりするホテルや客室はデメリットかも…。洗い場付きバスルームがある客室や大浴場があるホテルを選ぶとより快適なホテルステイになるでしょう。
ラウンジスペースやフリードリンク
無料で使えるラウンジスペースやフリードリンク」の提供はありません。
テラスレストラン「ピアレ」
テラスレストラン「ピアレ」では、朝食やランチ、ディナーの他に、ケーキやパン、テイクアウト商品などの販売も行われています。
お土産屋・売店(北海道観光物産興社)
お土産などを売っている売店があります。ソフトドリンクやアルコール飲料も売っています。
PC
ポロクルポート
シェア自転車のポロクルポートも札幌パークホテルに併設されています。ただ、いつも自転車台数が少なめな印象で2、3台しかないことが多い気がします….。
札幌パークホテルの客室タイプ一覧
スタンダードフロア(5〜6階)
- スタンダードシングル – 18㎡
- スタンダードツイン – 24㎡
- スタンダードラージツイン – 31㎡
スーペリアフロア(7〜9階)
- コンフォートセミダブル – 18㎡
- スーペリアツイン – 24㎡
- スーペリアクイーンダブル – 24㎡
- スーペリアラージツイン – 31㎡
- ハリウッドラージツイン – 31㎡
- コンフォートツイン – 電話予約のみ
エグゼクティブフロア(10階)
- デラックスダブル – 35㎡
- デラックスツイン – 35㎡
- ファミリー – 47㎡
- ブライズダブル – 51㎡
- ブライズツイン -51㎡
- ユニバーサル – 47㎡
- セカンドハウス – 60㎡
- スパホーム – 60㎡
- ロイヤルツイン – 70㎡
- インペリアルスイート – 123㎡
スーペリアフロア スーペリアツイン
スーペリアツインの客室は24㎡。正直なところ、古さが目立ちます。客室のみで言えば、ベッドの質だったり、水回りだったり、空調などを含め、新規オープンした宿泊特化型ホテルの方が快適さは上。
正直なところ、札幌パークホテルは10階の「Park in Park」以外の客室はおすすめしないレベルです。そもそも古いホテルというのは分かりますが、同系列の札幌グランドホテルと比べても改修などは劣る印象でした。
札幌パークホテルはMICE併設計画でヒルトン札幌に建て替え予定でしたが、現在凍結中です。それにより、客室のリニューアルしてもすぐに建て替えになれば意味がないので、このような状態なのかな…という気もしました。
札幌パークホテルの朝食
札幌パークホテルでは朝食がビュッフェ形式か和定食か選べ、会場が異なります。
- テラスレストラン ピアレ:ビュッフェスタイル – 宿泊者2,600円 / 外来3,300円
- なだ万雅殿:季節の和定食 or 朝粥定食 – 宿泊者2,600円 / 外来3,300円
テラスレストラン ピアレ
- 朝食会場:1階「テラスレストラン ピアレ」
- 朝食料金(外来): 3,300円、4〜12歳 1,650円
- 朝食料金(宿泊者): 2,600円
- 朝食時間: 7:00~10:00(7月1日〜9月1日は6:30〜10:00)
- 種類:ビュッフェスタイル
※記載料金は「2024年9月」時点のもの。全て税込。
札幌パークホテルのビュッフェスタイルの朝食は、種類は多くはないものの、どれも絶品といえるぐらいクオリティの高いビュッフェでした。ビュッフェでこれだけのクオリティが出せるのが素晴らしいと思います。
素材も良いのですが味付けが素晴らしく、特に洋食は文句なしに素晴らしかったです。食べ終わった後に「必ずまた食べに来よう」と思うぐらいでした。
どれも素晴らしいのですが、目玉となるのは「北海道産豚肩ロース肉のソテー」「北海道産帆立貝のソテー」。 この素材のクオリティがビュッフェで出すレベルのものではないと感じました。それに伴うソースも素晴らしく、かなり美味しいです。
北海道産豚肩ロース肉のソテーには、札幌パークホテル伝統のソース 北海道産玉ねぎのジャポネーズソースがおすすめ。
北海道産帆立貝のソテーはバジルソースで。この帆立がかなり肉厚で食べごたえがありました。品質も素晴らしく、美味しすぎて追加で食べたほど!
個人的に札幌パークホテルのビュッフェ朝食はかなりおすすめです。個人的にかなり大好きな朝食で、品数はそれほど多くはないですが、全体的なクオリティの高さは札幌でもトップレベル。
正直、なだ万雅殿の和定食は普通な印象なので、クオリティだけで言えば、断然、ピアレの方が良いです。なので、札幌パークホテルでの朝食はピアレがおすすめ。
また、同じグランビスタが運営している札幌グランドホテルのビュッフェ朝食よりも良いと感じました。
なだ万雅殿
なだ万雅殿では「季節の和朝食」または「朝粥定食」が選べます。
- 朝食会場:11階「なだ万雅殿」
- 朝食料金(外来): 3,300円
- 朝食料金(宿泊者):2,600円
- 朝食時間: 7:00~10:00
- 種類:「季節の和朝食」または「朝粥定食」
※記載料金は「2024年9月」時点のもの。全て税込。
朝食は感動するような美味しさではないですが、普通に美味しい朝食でした。
朝食内容よりも感動したのが景色です!絶景が見渡せて、それだけのために朝食を食べる価値があると思うぐらいです。
札幌のホテル朝食をランキング形式で紹介しています。
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札幌パークホテルの基本情報・館内施設、評価レビューまとめ
- 札幌市内から離れているが、アクセスや立地は悪くない
- パブリックスペースは意外と古さを感じさせない内装
- 朝食が素晴らしい(ビュッフェがおすすめ)
- 大浴場はなし
- 無料で利用できるラウンジスペースはなし
- 無料のドリンクサービスなし
- ミネラルウォーターの提供あり
- シャワーの水圧よし
- セキュリティボックスなし
- 全体的に古い、老朽化がすごい
- 空調は一括管理
- 窓は開けられない(鍵がかかっているが、スタッフに言えば開けてもらえる)
- トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)が付いているが、暖房便座機能なし
札幌パークホテルといえば、札幌の中でも超有名ホテル。天皇皇后両陛下が滞在したことあるホテルとしても有名で、歴史あるホテルです。
中島公園に隣接しており、札幌市内よりも落ちついて過ごせる環境でありながら、地下鉄東西線「中島公園駅」まですぐなので、観光やビジネスでも移動しやすいホテル。パブリックスペースは広々としており、宿泊特化型ホテル(ビジネスホテル)と比べると、開放感あるホテルです。
また、素晴らしいのは一部客室からの景色。パークビューの客室からは中島公園が一望でき、四季折々の風景が楽しめます。特におすすめなのは紅葉の時期や桜の時期。素晴らしい景色が望めます。
デメリットとしては客室の老朽化でしょうか。客室(Park in Park除く)は、一昔前のシティホテルと言う感じで、古く老朽化が進んでいます。スーペリアフロアであっても全体的には築浅の宿泊特化型ホテルの方が快適に過ごせる環境だったりします。
空調は一括管理、窓は開けれず(スタッフに鍵をあけてもらうことは可能)、ベッドの寝心地、ウェットエリア(バスルーム)の老朽化など、一昔前といった感じ。
札幌パークホテルはMICE施設建設を予定し、2023年にヒルトン、MICE施設は2026年に完成する予定でしたが、コロナの影響で全てが一時凍結となりました。現在は、2024年3月まで再検討期間を延期、2024年3月末には規模を縮小(ホテルに関しては現在、新ホテルを建てることは想定している模様)。
その影響で客室の改装などもなかなか難しそうですね。(同じ系列の札幌グランドホテルはしっかり改装している印象)
札幌パークホテルはホスピタリティも良く、全体的なサービスにも定評があります。ただ、個人的にはホスピタリティは「…」という感じでした…。総合的にはよいホテルなのかもしれませんが、個人的には、客室はまず宿泊検討の候補から外すぐらいおすすめはしません(Park In Parkは含めず)。
しかし、朝食は素晴らしい(特にビュッフェ)ので、朝食のためだけに泊まりたいホテルの一つです。
以上、札幌パークホテルのブログ的口コミ・レビュー評価でした!参考にしてみてください。
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