【プレミアムラウンジ】SAPPORO STREAM HOTELの宿泊記、ブログ的口コミ・評価レビュー!

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今回は、SAPPORO STREAM HOTELの「プレミアムラウンジ」を利用してきたので、ブログ的口コミ・評価レビューをしたいと思います!

SAPPORO STREAM HOTELにはプレミアムフロア宿泊者(16階、17階)のみが利用できるプレミアムラウンジがあります。

SAPPORO STREAM HOTELのプレミアムラウンジが気になるわ!ラウンジ目当てで泊まるのはありかな…

正直なところ、プレミアムラウンジ客室に付属するおまけ程度のものって考えておいた方がよさそう…

特に外資系ホテルでよくあるクラブラウンジと同じだと思っていると、がっかりしてしまうよ。

また、開業して間もないということもあるけど、ソフト面はかなり要改善レベルで、ラウンジとしては質が低いかな…

この記事は「2024年4月」に宿泊した時の内容を反映した宿泊記・評価レビュー、ブログ的口コミです。

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目次

SAPPORO STREAM HOTELのプレミアムラウンジ基本情報

SAPPORO STREAM HOTELのプレミアムラウンジ 基本情報
  • 利用者:プレミアムフロア(16階、17階)利用者のみ利用可能
  • 朝食: 6:30〜10:00
  • ティータイム: 14:00〜17:00
  • カクテルタイム: 17:00〜22:00

※ 2024年4月利用時

SAPPORO STREAM HOTELのプレミアムフロア宿泊者は、プレミアムラウンジで「ティータイム」「カクテルタイム」「朝食」を楽しむことができます。

SAPPORO STREAM HOTELのプレミアムラウンジのポイント
  • 営業時間が23時までと長い
  • プレミアムラウンジ内をスリッパ、館内着(ナイトウェア・部屋着・パジャマ)で利用可能
  • 15時からアルコールが(一部の)利用可能。ビールやワインが楽しめる

札幌で同じようなラウンジサービスを展開しているのが、

ホテル名ラウンジでの
朝食
概要
京王プラザホテル札幌 なしホテルメイドの焼き菓子などあり。朝食はなし。
クロスホテル札幌なし15時からアルコールが飲み放題。北海道らしいフードあり。朝食はなし。
ホテル エミオン 札幌ありティータイムから一部アルコールあり。フードが美味しい。朝食あり。
SAPPORO STREAM HOTELありティータイムから一部アルコールあり。フードは2、3種類のみ。朝食あり。

などがあります。札幌でクラブラウンジを利用したい方はこれらと比較してみましょう。

SAPPORO STREAM HOTELのクラブラウンジ空間を紹介!

プレミアムラウンジのエントランス

プレミアムラウンジは18階にあります。

扉の横にあるタッチパネルにカードキーをタッチするとドアが開きます。ラウンジ内には常駐スタッフは1人のみ(配膳や片付けを担当するスタッフという感じで、コンセルジュのようなスタッフはいません)。

ラウンジ入口側の席

ラウンジ空間はかなりオシャレ。新しくできたホテルなのできれいなのは当たり前ですが、ラウンジとしてはかなり心地よさそうな空間です。

ラウンジ奥側の席

背もたれが高くてプライベートがそれなりに保てるような席もあります。席間隔も広く、隣の席が気になるというようなこはありません。

一番良い席はこの景色が見渡せるように配置されたソファ席。プレミアムラウンジからはすすきの方面の景色が楽しめますが、この席はまさに景色を楽しむための席です!(なので大人気でした。)

SAPPORO STREAM HOTELのプレミアフロア宿泊者は、時間限定でラウンジでチェックイン

チェックインカウンターの案内

プレミアムフロアの宿泊者は、15時から17時?18時?の時間帯にチェックインする場合、7階のフロントではなくプレミアムラウンジに案内されます。ただ、カクテルタイムの早い時間帯には撤去されたので、それ以降はフロント階でのチェックインとなる模様です。

チェックインカウンター

座ってゆっくりとチェックインすることが可能です。

ウェイティング席

プレミアムラウンジ入口付近の席はすべてチェックインのウェイティング席となっており、チェックインするまで座って待っていることができます。

ティータイム、カクテルタイムの両時間帯に置かれているドリンク

まずはどの時間帯でも利用できるドリンクを紹介します。

冷蔵庫のドリンク

冷蔵庫にはサッポロクラシック、炭酸水、コーン茶、コアップガラナ、カルピス、Ribbon ナポリンが置かれいました。

ただ、在庫切れしているものも多く、よくカルピスとすすきのエール(クラフトビール)が在庫切れしています。

丸美珈琲

目玉の1つが、札幌に本店をおく丸美珈琲のコーヒー豆を自分でドリップして飲めること。

丸美珈琲のコーヒー豆を2種類から選んで、記載されいてる手順通りにコーヒーを淹れます。

ドリップしたコーヒーはもちろんかなり美味しいです!

ただ、プレミアムラウンジでわざわざ自分で淹れるのはめんどくさく、スタッフがやってくれるのであればかなり良かったのにな…と感じました。コンセプトとしては北海道を体験させる意味でこのようにしているのだと思われますが、正直ラウンジに来てまでドリップしたい方は少ない気が…

ドリップコーヒーは淹れるのに15分以上かかります。ラウンジでコーヒー飲むのに15分もかかるのか…という人もいるだろうなと感じました。そんな方にはコーヒーマシンをおすすめします。

また、前に使われた方のお湯がポットの中に残っていたりなど、そのままの状態で放置されていることが多く、しっかりとスタッフがすぐに利用できる状態に戻してないのもマイナスポイントでした。

コーヒーマシン

コーヒーマシンはコーヒー、アメリカン、アイスコーヒー、カプチーノ、カフェモカ、アイスカプチーノ、アイスカフェモカ、ココア、カフェラテ、アイスココア、アイスカフェラテが作れます。

ルピシアの紅茶3種類
余市 ケルナー、余市 ツヴァイゲルトレーベ、大雪の蔵、鬼ころし
生ビール、水、氷

サッポロクラシックの缶ビール以外に生ビールも用意されていました。

缶ビールやソフトドリンクは時間帯によって異なる?補充の仕方が独特…?

缶ビールやソフトドリンクが冷蔵庫の中にありますが、補充の仕方が独特というか、補充が遅いだけ?というような事例があり、かなり気になりました。在庫切れのまま放置しているのか、わざと置いてないのか…

気になったポイントを上げてみると、

  • 15時と同時に利用したのにカルピスはなかった…
  • ティータイムの時間帯にすすきのエールがない日があった…(カクテルタイムになったら出てきた)
  • すすきのエールは基本1種類のみ置いているが、2種類ある時もあった

というところでしょうか。

ティータイム開始の15時撮影

まずプレミアムラウンジがオープンする15時に見てみるとカルピスはない状態でした。

翌日の16時ごろ

次の日の16時ごろに訪れた時は、カルピスはあったのですが、クラフトビールのすすきのエールがカクテルタイムの時間(17時)になってもでてこないまま…

カクテルタイム(19時ごろ)

1日目のカクテルタイムの19時頃にはすべてのドリンクが揃っていました。常にこの状態であるのがいいですね…。

カクテルタイム

また、カクテルタイムの一部時間帯には、クラフトビールのすすきのエールが2種類ある時もありました。

正直、規則性がなく、どういった法則で補充市ているのか謎でした。また、無くなってもずっと補充されない状態であったりもしたので、正直、残念でした(すすきのエールは人気なようで、飲みたい時に全く補充されず、結局飲めなかった時があった)。

補充がしっかりとできていない…

15:00〜18:00の時間帯にスパークリングワインあり

15:00〜18:00の時間限定でスパークリングワインがありました。ウェルカムドリンク的な扱いといったところでしょうか。

トカップ

スパークリングワインはトカップ スパークリング白でした。

ティータイム(15:00~17:00)

ティータイム

ティータイムは15:00〜17:00の時間帯。上記で解説したように冷蔵庫の中にあるアルコールやワインなども、この時間帯から飲むことができます。

森のアーモンドクッキー、 リピチョコ RIPi CIOCCO

フードは北海道北広島市にあるアルトラーチェの「森のアーモンドクッキー」と、リピチョコ RIPi CIOCCOの「しみこみフルーツチョコレート」シリーズの2種類のみでした。

スパークリングワインとすすきのエール、お菓子2種

ティータイムの時間帯からアルコールが飲めるはよいですね。また、すすきのエールというクラフトビールが試せるのも良かったです。

森のアーモンドクッキーとリピチョコのフルーツチョコレートはどちらも美味しかったです。個人的にはフルーツチョコレートがかなり好みでした。

クオリティという点では非常によいものを提供している印象があります。ただ、2種類しかないので種類は少ないですね…。

コアップガラナ

北海道のソウルドリンクであるコアップガラナもあります。

ドリップコーヒー

自分でドリップしたコーヒーは美味しい!ドリップするのに時間が掛かりますが、コーヒーマシンで抽出したコーヒーとは全く違う味のコーヒーを楽しめて良かったです。

ティータイムにもアルコールが飲めるのは良い!提供されるお菓子はクオリティ高い!

提供されるお菓子は2種類のみ…もう少し種類がほしい…

カクテルタイム(17:00~23:00)

カクテルタイムは17:00〜23:00まで。23:00までかなり遅くまで営業しているのが良いポイントです。また、館内着でも来れるので、プレミアムスパ利用後にビールを楽しむこともできます。

カクテルタイムの時間帯になると、チェックイン用に使われていたラウンジ入口側のテーブルが開放され、利用できる席数が増えました。この時間帯にチェックインする方はラウンジでチェックインではなく、フロントでのチェックインとなる模様です。

ブラックニッカ、コーヒー焼酎

ドリンクはティータム時間帯とほとんど内容が変わりませんが、カクテルタイム時間帯にはブラックニッカ、コーヒー焼酎のみ追加されました。

カクテルタイム 17:20ぐらい

フードも入れ替えられます。5種類程度となっており、お酒のおつまみ程度のみとなっています。ただ、時間帯によってフードの種類が異なります。

高級ホテルなどのクラブラウンジで夜ご飯がいらないぐらい充実しているラウンジではないので、がっかりする方もいるかもしれません(元々それほど期待しておかない方がよいと思います)。

気になったのは17時になってもフードの準備が終わっておらず…。スタッフに時間厳守などのルールはない模様です。数日間利用して感じたのはラウンジのスタッフは常に1人だけなのですが、補充や片付けなどがかなりルーズな印象でした。

ただ、フードはおつまみ程度ですが、質の高いものが多く、とても美味しかったです。

鮭とば、ハム2種類、チーズ

鮭とばってこんなに美味しいんだと思うぐらい美味しかったですし、チーズは青カビチーズの時もあれば、カマンベールの時もありました。

ナッツ(&カクテルタイムの残り)
黒松内産クリームチーズプレーン、黒松内産クリームチーズバジル

黒松内産クリームチーズプレーン、黒松内産クリームチーズバジルもかなり美味しかったです。

しっかりと補充ができていない時…(ハムはなし…)
カクテルタイム 21時前後

21時前後にラウンジに行くとポテトチップスと鴨肉?のようなものが追加されており、種類が増えいていました。

ハムのプレートが3種類(他の時間帯は2種類だけだった)
ポテトチップスはTORRES(トーレス)で黒トリュフとイベリコハム風味
スパークリングワインは18時まで
すすきのエール

すすきのエールというクラフトビールも飲めるのは嬉しいですね!

フードは基本的に少ないですが、ポテトチップスなどがあると少し満足度がアップ。ただ、北海道にこだわったフードが揃う中、なぜポテトチップスはスペインのものなのだろう…(美味しいからいいけど…)と疑問でした。

数日宿泊していたので、何度も利用しましたが、感想としては、ドリンクもフードもそれなりに北海道産のものがあり、ラインナップは悪くないと思います。

ただ、種類が少ないので、正直なところ「おまけ程度のラウンジ」と思っておくのがちょうどよさそうです(札幌にあるクラブラウンジはどこも「おまけ程度のラウンジ」という言葉が似合う程度のラウンジで、SAPPORO STREM HOTELのみがそのようなラウンジではないことは補足しておきます)。

また、ラウンジとはいえ、館内着・ナイトウェア(部屋着・パジャマ)で利用が可能なので、大浴場から出てラウンジでビールという至福の組み合わせができるのが良いところです。

気になったポイント

気になったポイントとしては、時間帯によって種類が増えたり減ったり…また、補充が追いついていなかったり…

カクテルタイム 17時20分ぐらい

この時間にようやくカクテルタイムのフードが出揃いました…。

カクテルタイム 21時前後はポテトチップと鴨肉?が追加
しっかりと補充ができていない時…(ハムはなし…)

時間帯によって提供されてる種類が異なる。特にポテチは時間限定で出している印象

筆者が利用した2024年4月時は、インバンドがかなり宿泊していましたが、ラウンジは日本人の方が多かったです。

が、民度という意味ではラウンジを利用する層ではないような人に方が多い印象でした…。缶ビールやペットボトルのドリンクなどは皆さんどっさりと持ち帰っていたりのやりたい放題。それに対してラウンジのスタッフも全く何も言わないので、拍車がかるように皆さん好き自由にやられていました…。

カクテルタイムだけでなく、全体的に言えるのですが、基本的にラウンジのスタッフがかなりレベルが低いです。開業下ばかりとはいえ、このレベルでよくハイクラスホテルのラウンジとして運用しているなと感じるほど。

正直、しっかりとスタッフの教育、運用を見直した方が良いと感じました。京王プラザホテル札幌、クロスホテル札幌、ホテル エミオン 札幌のクラブラウンジを利用市ましたが、スタッフに関してはダントツでだめでした…。

朝食

プレミアムラウンジの朝食は7:00〜10:00で提供されます。

高層階で天気が良いと日差しが差し込み、気持ちの良い環境で朝食を食べることができます。

プレミアムフロアの宿泊者はプレミアムラウンジだけでなく、7階のビュッフェ形式の朝食会場も選べますが、環境としてはこのプレミアムラウンジの方が素晴らしいでしょう(ただ、料理は7階で食べれるビュッフェの方が種類豊富でよい)。

朝食メニュー

朝食は、「雲丹オムレツ」か「フライドエッグとローストベーコン」から選択し、本日のスープ、スモークサーモンサラダがセットメニューとなっています。

そして、札幌で有名なパン屋の「どんぐり」のパンが数種類と、デザート3種類(いちごのタルト、きな粉のプリン、ポテトのシュークリーム)、ソフトドリンク3種類のみがビュッフェ形式で好きなように選べます。

開業当初のプレミアムラウンジの朝食はフレンチトーストなどのセットメニューが中心で、ほんの少しだけビュッフェ形式で置いてある形でした。あまり評判が良くなかった模様でボリュームが足りないなどの声もよく聞いていました。

ハーフビュッフェの内容
どんぐりのパン

札幌で有名なパン屋「どんぐり」のパンが数種類あり、時間帯によっても提供されているものが異なっていました。

確かにどんぐりのパンは安くて美味しいので個人的にも好みですが、ものすごくおいしいというよりもボリュームがあってコスパが良いから庶民向けのパンという印象の方が強く、プレミアムラウンジの朝食で提供されていても正直、「もっとコンセプトがプレミアムラウンジにあっているパンの方がよいのでは?」という印象でした…。

また、パンの種類もどんぐりでしか売っていないような攻めたパンや美味しそうな惣菜系などではなく、至って普通なラインナップという感じで、あまり食べたいというものがありませんでした(ちくわパンは時間帯によってはあった)。

デザート3種類とソフトドリンク
トマトジュース「ふるさとの元気」、余市のリンゴジュース、江別産小林牧場の牛乳

朝食に置いてあるソフトドリンクはこの小さな一口用サイズのカップに入ったものだけ…。ラインナップはトマトジュース「ふるさとの元気」、余市のリンゴジュース、江別産小林牧場の牛乳のみ….。

正直、なんでこんな小さなカップでこれだけの種類しかないんだ…というのが正直なところ。

こちらのソフトドリンクはなし

ティータイムやカクテルタイムの時間帯だけしかペットボトルのソフトドリンクは提供していません。

プレミアムラウンジで朝食を食べるメリットの一つは、朝食でもアルコールが飲めること。

アルコールに関しては、生ビール、赤ワイン、白ワイン、日本酒などがそのまま利用できました(缶ビールは提供なし)。

朝の時間帯には紙コップあり
持ち帰り用のコップあり
朝食 1回目(雲丹オムレツ、人参ドレッシング)

優雅な環境で食べれる朝食はかなり贅沢な時間です。今回はメインプレートを雲丹オムレツに。本日のスープはかぼちゃスープでした。

正直、7階で食べるビュッフェ朝食よりもクオリティはワンランクの素材が使われているかなと感じるのは、サーモンだけでした…。

とはいえ、どれもレベルが高く、かぼちゃスープもすごく美味しくて、今まで飲んだかぼちゃスープの中でも上位にはいるほど。

雲丹オムレツ関しては美味しいし、下川・六〇酵素卵を利用しているとのことでこだわりを感じますが、7階の朝食会場で提供されている雲丹オムライスと似ているな…という印象でもうひと工夫ほしいかも…。

どんぐりのパン

どんぐりのパンは小さくカットされています。個人的にはもう少し惣菜系パンがあってバラエティ豊かだと良いかなと感じました。

2回目

2回目は「フライドエッグとローストベーコン」を選択しました。

本日のスープは2日連続でかぼちゃのスープ。連泊用にメニューは変更してほしいところです。

「雲丹オムレツ」と「フライドエッグとローストベーコン」の両方を食べてみての感想としては、「フライドエッグとローストベーコン」の方が好みでした。

今回の方が好みだったのは、ベーコンのクオリティが非常に良く、かなりおいしかったです。ベーコンは脂身部分もしっかりと甘みを感じられ、流石に良いものとすぐに分かるぐらいクオリティでした。

全体的に朝食のクオリティはプレミアムラウンジに沿うもので高めです。朝食ビュッフェ会場よりも良いとは感じました(ただ、朝食ビュッフェ会場と同じものもあり)。

プレミアムラウンジでの朝食はクオリティが7階のビュッフェよりも良かった

朝食は7階のビュッフェ会場も選べます。7階のビュッフェ会場の方が種類が多く充実しており、個人的には、プレミアムラウンジの朝食は美味しいですが、種類の少なさから7階のビュッフェの方が断然おすすめです。

プレミアムフロア宿泊者は朝食会場を7階のビュッフェも選べる

朝食も、とにかくスタッフや運用の仕方?が気になる…

正直、こんなことは言いたくはないのですが、全体的にスタッフや運用は要改善レベルで酷いかなと感じます。

では、いくつか例を上げてみましょう。

その1.メニューに記載された内容のものがない

まず、オープン直後の7時にプレミアムラウンジに朝食を食べに行ったところ、デザートは1種類のみしかありませんでした。

朝食メニュー

デザートは「苫東イチゴのタルト」「きな粉プリン」「ポテトのシュークリーム」とメニューに記載されていますが、「ポテトのシュークリーム」しか置いてありません。

オープン直後の7時に撮影。デザートは1種類のみ…

正直、元々種類が少ないのに1種類だけしか置いてないとか…朝食営業開始の7時時点での話なので、品切れと言うわけでもないのにと非常に疑問でした。

翌日の9時前後に利用

翌日の9時前後に行くと3種類揃っていました…。

記載されたメニュー通りに物が揃っていない

その2.プレミアムラウンジの朝食の特徴は朝からアルコールが飲めること。しかし、品切れ…
滞在時間中、白ワインは品切れ状態のまま

プレミアムラウンジの朝食の特徴の1つと言えるのが、7階のビュッフェ会場とは異なり、朝からアルコールが飲めることです。これを理由にプレミアムラウンジでの朝食をと考えている方もいると思います。

しかし、筆者が利用した時は、白ワインがずっと品切れ状態のまま…また、他のお客さんが生ビールサーバーから注ごうとしたら途中までしか出てこなくて困っていました…。

アルコールドリンクが品切れてた…

その3.ソフトドリンクが少なすぎる

ソフトドリンクに関しては再考してほしいぐらいです。

ソフトドリンクは1口サイズのカップに3種類のみ

ソフトドリンクは1口サイズのカップに入っているもののみ….「このラウンジのメニューを考えた人はソフトドリンクは飲まないのか?」と思えるぐらいです…。

小さな子連れの方も何人かいましたが、もう少し幅広く考えてほしいものです。アルコールを利用するのが前提になっているようなラウンジだと感じました。

質の良いものを提供しようとしているのは分かりますし、3種類しかないのはよいとしても、この1口カップに入れての提供はかなりケチくさい感じが否めません。

その3.メインプレートのサラダのボリューム感や素材がぜんぜん違う…

サーモンの大きさの関係か、1日目は2枚だったのが2日目は3枚に。

1日目
2回目

また、サラダのボリュームや素材の種類が1日目と異なっていたり(更に言うと、同日でも他の人と種類やボリュームが異なっており、差がありすぎでした)と「???」といった感じでした。

朝食内容が人によって差がありすぎ

気になるところが多くて、ダメ出ししたくなるようなラウンジ

正直、開業してから、まだ数ヶ月しか経っていないことを考慮しても、「よくこのレベルでやってるな…」と思うぐらいプレミアムラウンジは酷いものでした。

細かいところを見れば色々と出てくるのですが、共通しているのが、「スタッフのレベルの低さ」です。

全体的に気になるポイントは?

  • スタッフにホスピタリティのかけらもなにもない(ラウンジに入ってきても挨拶もなし、ドリップコーヒーの入れ方を聞いてもしっかりと教えないなど)
  • ラウンジスタッフは常に1人
  • ドリンクは、しっかり補充はされない…(ないまま放置されている)
  • 片付けをしないまま、そのまま放置されていた(1時間以上…)
  • 皆さん、缶ビールやペットボトルを持ち出していた…(持ち出しOKなのかな?)

ティータイム

  • クオリティの高いお菓子で美味しい
  • お菓子は2種類のみで、種類は少なすぎると感じる人の方が多いと思う

カクテルタイム

  • クオリティの高いフード(おつまみ)が揃っている
  • カクテルタイムなどは時間通りにフードが並ばない….
  • 時間帯によって提供されるフードの種類が増えたり、減ったり…

朝食

  • 料理のクオリティは概ね満足(どんぐりのパン以外)
  • メニュー通りのものがなかった(デザートが1種類のみ)
  • アルコールは品切れしたままだった(白ワインや生ビールがきれたまま)
  • ソフトドリンクがなさ過ぎ
  • 正直、クオリティは満足できるものの、再考した方がよいのではと感じる内容だったまとめ

SAPPORO STREAM HOTELのプレミアムラウンジ 評価レビューまとめ

SAPPORO STREAM HOTELのプレミアムラウンジ
総合評価
( 2.5 )
メリット
  • ラウンジ空間はかなりオシャレでよい
  • ラウンジからはススキノ方面の景色が見える
  • 北海道らしいフードやドリンクが揃っている
  • プレミアムラウンジは館内着・スリッパで利用可能
デメリット
  • 全体的にフードの種類が少なめ
  • 全体的に要改善レベルのものが多い。特にスタッフのレベルの低さが目立った

SAPPORO STREAM HOTELのプレミアムラウンジ、正直なところ、このプレミアムラウンジ目当てだとがっかり感の方が強いと感じました。また、運用方法やスタッフなどの改善が必要だと感じるレベルです。

ハード面ではかなりよく、ラウンジ空間としてはそれほど広くはないですが、ゆとりある広さで席間隔も広く、背の高いソファはちょっとした半個室感もあり、空間に関しては申し分なく素晴らしいと感じました。

また良かったところと言えば、提供されるフードのクオリティは良かったという点。プレミアムラウンジにふさわしいクオリティのものをチョイスしていると感じました。少しわかりにくいですが、北海道産のものを中心にセレクトしています。

ドリンクに関しては、ビールでサッポロクラシックに加え、すすきのエールというクラフトビールを提供しているのが特徴かなと思います。その他は、他ホテルのラウンジと大差ありません。

ハード面とフードのクオリティという点は良かったですが、それ以外に関しては期待値よりかなり下でした。全体的には「ハイクラスホテルのラウンジとしてはがっかり」という印象です。

個人的にはプレミアムラウンジは客室のおまけ程度に思っておいた方が良いかなという印象です。

札幌で同じようなラウンジサービスを展開しているのが、下記の通り。

ホテル名ラウンジでの
朝食
概要
京王プラザホテル札幌 なしホテルメイドの焼き菓子などあり。朝食はなし。
クロスホテル札幌なし15時からアルコールが飲み放題。北海道らしいフードあり。朝食はなし。
ホテル エミオン 札幌ありティータイムから一部アルコールあり。フードが美味しい。朝食あり。
SAPPORO STREAM HOTELありティータイムから一部アルコールあり。フードは2、3種類のみ。朝食あり。

それぞれの特徴を上げると、

クロスホテル札幌は、北海道らしいフードやドリンクが充実しています。フードに関しては他のラウンジよりも種類が多めで美味しいのが良いところ。ドリンクやフードは15時のオープンから通しで変わらず、お昼の時間帯からすべてのアルコールが揃っています。残念なのは、ラウンジの空間が少し狭いことです。

京王プラザホテル札幌は、ホテルメイドの焼き菓子などが揃っているのがよいところ。また、ゆとりある空間で席間隔も広いため、まわりがあまり気になりません。残念ポイントはカクテルタイムに追加されるフードはごくわずかということ。

ホテル エミオン 札幌は、ティータイム、カクテルタイムともにフードが美味しく、ボリュームあるものも。ティータイムはアルコールは一部のみで缶ビール(サッポロクラシック)などのみ。朝食はラウンジかビュッフェ朝食か選べる。

SAPPORO STREAM HOTELは、ラウンジ空間や眺望が良いのがポイント。ほとんどのアルコールは15時から利用可能。フードは種類が少ないがクオリティ高め。朝食はラウンジか朝食ビュッフェ会場か選べる。残念ポイントは、運用やスタッフは要改善レベル。

結論から言うと、現状のままであれば、もう利用はしたくはないかな…言ったところ。フードに関しては、クロスホテル札幌の方がよいし、スタッフや運用に関しては他ホテルと比べてもダントツで下位レベル。

ハード面や眺望に関しては良いだけに非常に残念だと感じました。

開業してまだ日が浅いということもあるかもしれませんが、今後、どのようになっていくかで評価は変わっていきそうです。(今後も何泊か予定を入れているので、よくなっているのかチェックしてみたいと思います。)

以上、プレミアムラウンジ@SAPPORO STREAM HOTELのブログ的口コミ、評価レビューでした!ぜひ、参考にしてみてください。

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