今回は、北海道・札幌にあるJRイン札幌駅南口「ツインルーム」の宿泊記、ブログ的口コミ・評価レビューをしたいと思います!
JRイン札幌駅南口は、2016年10月6日に開業した宿泊特化ホテル(ビジネスホテル)です。ビジネスホテルでありながらも、大浴場やラウンジスペース、枕バーなど、快適に過ごせるサービスが多く、かなりオススメできるホテルです。
JRイン札幌南口の「ツインルーム」ってどうだろう?観光目的で宿泊先を探しているのだけど…
JRイン札幌南口のツインルームはおすすめできるよ!でも少しデメリットもあるかな。特に空きスペースがあまりないので荷物が多い人は要注意かな。
今回の記事では、JRイン札幌駅南口の「ツインルーム」を紹介・レビューしていきたいと思います!
JRイン札幌駅南口のレセプション
レセプション周りはこじんまりとしており、一般的なビジネスホテルといったところ。チェックインは15時からとなっており、14時45分あたりについたのですが部屋に入れず15時になるまで待ちました。
顧客情報はしっかり管理している模様で、一度でも宿泊していると名前記入のみでチェックイン可能でした。
JRイン札幌駅南口には、大浴場やラウンジスペース、枕バーなど、設備やサービスが充実しています。共有設備などの詳細はこちらを参照してください。
JRイン札幌駅南口は、エレベーターにセキュリティはなし…
エレベーターは2基。204室に対して2基なので、少し心もとない感じがします。3基あれば尚良かったかなと思います。
実際に利用していても混み合う時間帯などは来るのが遅いな…と感じる時がありました。ただ、どこにエレベーターがあるか階数表示されるようになっているのがまだ救いです(階数表示されないホテルが多い。いつになったら来るのか分からない不安感がないため、イライラしづらいかな…?)。
エレベーターにセキュリティはありません。2016年に開業と比較的新しめのホテルなので、セキュリティがあった方がよかったのでは?と感じます。
ただ、JRイングループで共通ですが、札幌にある他のJRイン(JRイン札幌、JRイン札幌北2条)もセキュリティは全くありません。
JRイン札幌北2条は2020年開業と、かなり新しめのホテル。それでもセキュリティの採用をしていないので、そういった方針だと思われます。
JRイン札幌南口の宿泊フロア
パブリックスペースや通路は少し暗めな印象でした。もう少し明るいとよいかな…とも。
JRイン札幌南口の「ツインルーム」を紹介!
今回紹介するのは「ツインルーム」で20㎡の客室です。「609号室」「1009号室」に宿泊したことがあるので、609号室の写真をベースに紹介したいと思います。
鍵はキーカードタイプで、キーカードを差し込むと電源がONになるタイプ。キーカードを抜いた状態でもテレビ、エアコンは利用できました。ただ、すべてのコンセントはオフ状態となってしまいます。
ツインルームの全体像
客室は20㎡ですが、(バスタブがなくシャワーのみのためか)20㎡の割には広く感じました。
ナチュラルながらもシンプルでスタイリッシュな印象の客室です。
ツインルームは、客室によってテーブルの形が異なるようです。609号室は丸テーブルでしたが1009号室は長方形のテーブルでした。
ツインルームは、客室によってテーブルの違いはある模様ですが、20㎡の割には使いやすい客室でかなりおすすめできそうです。
テーブルとソファ
20㎡の客室とそれほど広くはない客室ですが、大きなテーブルと1.5人(2人座ると窮屈)が座れるソファがあります。
ソファは壁に張り付いているタイプで、座り心地はそれほどよくないかな…という印象です。もう少し座り心地が良ければ寛いで過ごせそうな印象です。
テーブルはかなり大きくて使いやすい印象でした。この客室は丸テーブルでしたが、他のツインルームでは正方形のテーブルでした。
テーブル周りにコンセントがないのが残念ポイント。コンセントがないため、ソファでスマホを充電しながら使ったりPC作業で充電することができません。
デスクはないので、ビジネスマンが利用するというよりも「観光客向け」の客室だと感じました。
ベッド周り
ベッドはシモンズで110cm幅を採用しています。
ベッドにピロートップはありませんが、普通のビジネスホテル(宿泊特化型ホテル)のベッドとしては、寝心地もよかったです。掛け布団は厚めな羽毛タイプでした。
枕は掛け布団の中に隠れた形でのベッドメイキング。枕は1個しかありまあせんが、1階にある「枕バー」から好みのものを持ってくることができます。
1階にある枕バー ↓
ベッドサイドテーブルはベッド間にあるタイプで、各ベッド側にコンセントが1口ずつあります。ベッドサイドテーブルがベッド間にあるため、ハリウッドツインにして利用することは難しいでしょう。
ナイトウェア(部屋着・パジャマ)は浴衣のようなタイプ。これで大浴場などにも行くことが可能です。
テレビやミニバー、洗面台など
テレビは43インチ。首振り機能はありません。壁掛けのため、HDMI端子も利用できません。
洗面台は独立型となっていて、使い勝手がよいです。
洗面台の横には空きスペースがあるので、化粧道具や小物を置くにも使いやすいと感じました。また、鏡が横長なので複数人で使えます。
洗面器は少し小さめで、周りに水が飛びやすいのが少し残念。
以前のアメニティ
アメニティは、歯ブラシ、ボディウォッシュ、コットン、綿棒、カミソリ、ヘアブラシ。 → 現在、客室内には歯ブラシのみ設置されています。
その他のアメニティは、1階にある「アメニティバー」から持ってくるスタイルです。
タオル掛けがないな…と思っていたら、隠れていました…。これは分かりにくい…。
有線LANポート、コンセントが2口。
洗面台の下にバスタオル、フェイスタオル、ドライヤー、ゴミ箱。
ゴミの処分についての案内もありました。大きいゴミ袋はフロントでもらえるそうです。海外ゲストなどが大きなゴミとかをそのまま置いていくケースが多いのかな?
ドライヤーはパナソニックのEH-NE48。風量も良いです。
客室には充電器が備え付けなので、忘れた場合とかに便利です。
ティーアメニティは「煎茶」のみ。ただ、地下にフリードリンクコーナーがあり、コーヒーや紅茶があります。
ラウンジスペースにはコーヒーマシンと紅茶が置いてあり、自由に飲むことができます。
コーヒーマシンは「ブレンド」と「アメリカン」の2種類でした。紅茶も2種類ありました。
冷蔵庫はかなり小さいタイプでした。
クローゼット
入り口横にクローゼットスペースがあり、その反対側には全身鏡があります。
ハンガーラックはそれほど長さが無いので、冬場にダウンなどを掛けるとぎゅうぎゅう詰め状態に…というか、2人で嵩張るダウンなどがあると、すべてを掛けるのは無理だと感じました。
下には使い捨てスリッパ、共有スリッパ、靴べらなど。
共用スリッパだけでなく、使い捨てスリッパが用意されています。JRイン札幌南口には大浴場用がありますが、 共用スリッパで大浴場、使い捨てスリッパは客室内で利用しました。
トイレとシャワーブース
扉を開けると、こちらには個室(のような)トイレと、その横にシャワールームがあります。
シャワールームを利用している際にトイレは使えないですが、大浴場を利用す人がほとんどだと思います。そのため、シャワールームの扉がここにあるのも変な感じもしますが、実質個室トイレと言ってよさそうです。
トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)で、暖房便座機能付き。また、自動で流れるタイプです。
バスタブはなくシャワーのみ。大浴場があるので 客室はシャワーブースのみとなっていても問題ない方が多いでしょう。
シャワーの種類は1種類のみ。水圧はバッチリでした。バスアメニティは、ポーラのシャワーブレイクシリーズ。
JRイン札幌駅南口の大浴場の情報は下記を参照してください。
札幌では「大浴場」や「温泉大浴場」があるホテル、「洗い場付きのバスルーム」を備えたホテルが多数あります。
なので、ユニットバスしかなかったりするホテルや客室はデメリットかも…。洗い場付きバスルームがある客室や大浴場があるホテルを選ぶとより快適なホテルステイになるでしょう。
空きスペースはある?大きなスーツケースは広げられるか?
20㎡の客室なので、もともと広くはない客室であることは承知ですが、スーツケースを広げておけるような空きスペースはほぼありません。
約70Lのスーツケースの場合、横に倒すと空きスペースがほとんどなく、足の踏み場が無くなるような状態です。
筆者はテレビ前でスーツケースを広げましたが、本当にギリギリの空きスペース。ここにスーツケースを置くと、奥のベッドへはかなり行きづらい…
機内持ち込みサイズのスーツケースの場合、テーブルを端に寄せるなどすると広げたままにできそうです。
天井の高さ、客室の明るさは?
天井までは約2.62m(10階は約2.53m)で閉鎖感は特に感じません。天井にはスポットライトが2個あり、客室が暗すぎるという印象はありませんでした。
風景
窓は床から天井までガラス張りになっています。
景色は特になんとも言えない感じです…。
空調は一括管理タイプ?それとも個別調整可能タイプ?窓は開けられる?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
空調は東芝製で、冷暖房を自由に切り替えることができる個別調整可能なタイプ。また、キーカードを抜いてもエアコンはONの状態のままでした。これは嬉しいですね。
また、窓を開けて空気の入れ替えや温度調整も可能です。
Wi-Fiは快適か?
混雑する時間帯は速度が落ちますが、特に問題視するレベルではありません。ただ、アップロードが少し遅いと感じました。ダウンロードは問題なしでした。
また別日程で宿泊した時(客室の位置は同じ)はやはり混雑する時間帯は速度が落ちるものの、快適に利用できる速度を保っていました。動画などのストリーミングも問題なく再生可能、PC利用も快適でした。
騒音は?
騒音はほとんど感じられず快適でした。ホテル内もかなり静かな環境でした。
JRイン札幌駅南口の「ツインルーム」の評価レビューまとめ
- 20㎡の割には部屋が広く感じた
- シンプルでスタイリッシュな内装でまだ新しい印象
- 洗面台が独立タイプ
- 使い捨てスリッパあり
- 空調は個別タイプ。温度設定の他、冷暖房の切り替えが可能
- 客室内に充電器あり
- 空きスペースは少ないため、大きなスーツケースを持って来る方にはおすすめしない
- セーフティーボックスなし
- バスタブはなし。シャワーブースのみ(大浴場があるので問題なし)
- ミネラルウォーターの提供はなし
- デスクがないため、ビジネスマンには向かない印象
- 大浴場あり
- 枕バーで自分好みの枕を選べる
- ラウンジスペースあり
- 無料のドリップコーヒー、紅茶をラウンジスペースで提供
- 全体的にホテル施設が綺麗で、古臭さは全く感じない
- 何度も宿泊いしてるが、清掃レベルは非常に高くて安定している
- セキュリティがほとんどない
- チェックアウトが10時まで
シンプルでスタイリッシュな印象の「ツインルーム」は20㎡の客室ですが、それよりも広く感じました。ただ、空きスペースはほとんどありません。独立型の洗面台や実質個室トイレ、空調の調整のしやすさなど、基本的に快適に過ごせるポイントを全て押さえています。
デメリットとしては、セキュリティボックスがなく、エレベーターにもセキュリティがないこと。また、チェックアウトが10時というところもデメリットと感じる方もいるでしょう。
個人的に「ツインルーム」は荷物が少ない(大きなスーツケースがない)方にはかなりおすすめ。不満点がほとんどなく、快適に感じる方が多いと思います。
また、JRイン札幌駅南口はいつ利用しても清掃レベルが安定していて、清掃で嫌な思いをすることがないことも個人的におすすめの理由の1つです。
この周辺でツインを探しているなら、JRイン札幌駅南口はかなりオススメです。セキュリティやチェックアウト時間が気になる方は他のホテルやプレミアツインを検討するとよいでしょう。
JRイン札幌駅南口のツインルームは基本的におすすめ!ただ、大きなスーツケースを持ってくるとかなり窮屈感があるので要注意。
以上、JRイン札幌駅南口「ツインルーム」の宿泊記・ブログ的口コミレビューでした!
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