今回は、北海道・札幌にある「札幌グランドホテル」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミ、評価レビューをしたいと思います!
札幌のホテルを検討しているけど、どこがよいのかしら?
札幌のホテルはほぼ全て宿泊したから、どこがよいかは自信を持って教えれるよ!
あと、何度も泊まってみないと「本当に良いホテル」なのか分からなかったりするよね…。1度目は印象が良くても次はかなり悪かったり…
そうそう!1度目は清掃が完璧たったけど、2回目の宿泊時はイマイチだったという経験があるわ…
何度も宿泊するから、その点もしっかりレビューしていくよ!
札幌グランドホテルってどうなの?
札幌グランドホテルは今までに4滞在ほどしたけど、立地の良さが際立つね!また、伝統あるホテルなので年配層にはウケが良いと思うよ。ファミリー旅行などにもおすすめ!
部屋はタイプが沢山あるけど、基本的に年季が入っている部屋が多いかな。昭和のシティホテルって感じ。でも、快適に過ごせる環境は整っているから見た目以上の快適さがあるよ!
この記事では、基本情報や館内施設や全体のレビュー評価などをまとめてみました。宿泊検討の際に参考にしてみてください!
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札幌グランドホテルの基本情報
- チェックイン時間: 15:00〜
- チェックアウト時間: 〜11:00
- 喫煙部屋:あり
- 開業:1934年
- 住所: 〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西4丁目
- 電話: 011-261-3311
- URL:札幌グランドホテル
- 総部屋数:494室
場所
観光するにもビジネスにも便利な立地。それに地下道で札幌駅方面やすすきの方面まで直結しているので、札幌の中ではNo.1といえるぐらい立地は良いです。
冬季の札幌は「アクセスしやすいホテル」を優先的に選ぼう!
冬季に雪がかなり積もる札幌では、「無理なくホテルにアクセスできるか?」というのがホテル選びの重要なポイントです。
冬の期間(11月後半〜3月下旬あたり)は、歩道に雪が積もった状態やアイスバーン状態になり、かなり滑ります。また雪が凍結して凸凹になった歩道で、スーツケースを引いて歩くのは本当に大変です。
歩道をしっかりと除雪しているところもありますが、除雪されない場所も多くあります。
なので、冬季のホテル選びは、立地や利便性を最優先しましょう。移動で苦労することがなくなるため、より快適になります。
札幌には長い地下道や屋根付きの商店街(狸小路商店街)があり、これらをうまく利用すれば、雪道を歩くことなくアクセスできます。また、悪天候でもアクセスしやすいことは間違いありません。
札幌グランドホテルのアクセスは?
札幌グランドホテルは札幌駅から地下道で直結しています。なので、悪天候や冬に雪が積もってもアクセスは全く問題ありません。
ただ、地下道から札幌グランドホテルへの入り口は階段しかありません。
そのため、大きなスーツケースなどを持ってる時は、札幌グランドホテル前にある8番出入り口のエレベーターを利用しましょう。
地下から1階に上がると歩道に出ますが、目の前が札幌グランドホテルに東館側の出入り口なので、ほんの一瞬だけホテルの外を歩くのみ(5歩ぐらい)です。
特に冬場はこの地下道が大活躍するので、非常に良い場所にあるホテルです。
車寄せあり
札幌の老舗シティホテルということもあり、屋根付きの車寄せもしっかり完備。雨や雪などの天候の時はタクシーや車で来れば濡れずにホテルに入れます。
空港バスもホテル目の前に
空港バスもホテル目の前にあるため、バスでホテルに来る方や空港へ向かう方にも便利です。
札幌グランドホテルは地下通路と直結
前述した通り、札幌グランドホテルは地下通路と直結したホテルです。
札幌グランドホテルの東館側のエレベーターがB1階まで行くことができます。なので、東館に宿泊するとエレベーターでB1階まで直通で行くことができ、地下通路を使っての移動が楽です。本館や別館の場合は乗り換えが必要です。
札幌グランドホテルのレセプション周り
札幌グランドホテルは1934年開業です。開業からかなりの年数が経っていますが、1階は大人なスタイリッシュさを感じる内装で古めかしさは感じません。
ホテルロビーには季節の花が飾ってあり、シティホテルでも華やかな印象(札幌のシティホテルは花が飾ってあるところが少ない印象)。
札幌グランドホテルは何度も利用していますが、スタッフも他のホテルと比べると比較的対応が良いですが、ベタ褒めするほどでもなく、人によっては「ん?この人大丈夫?」と感じたりするスタッフもいたり…。
全体的にはレベルが高いと思いますが「スタッフは人によって差がある」と感じるのが正直な感想です…。
自動チェックイン/チェックアウト機が導入されて、シティホテルというよりもビジネスホテルに近い印象になってきました…。人手不足の影響でしょうか?
個人的には便利なのであった方がよいと感じますが、人によっては「シティホテルでビジネスホテルみたいな機械でのチェックイン・チェックアウトはないわ…」と感じるでしょう。
時間帯によってはベルスタッフなどが出迎え等でフロント周りに立っていたりしますが、立ち姿もが素晴らしかったりと、やっぱり格式高いホテルだなと感じさせられる部分もありました。
レセプション・フロント周りにソファなどは殆どなく、こちらの円形のソファがあるのみ。ホテルの規模からすると、もう少しソファなどを設置していてもいいのかなとは感じます。
札幌グランドホテルの館内のフロアガイド
札幌グランドホテルは「本館」「東館」「別館」と3棟あり、札幌ではかなり大箱なホテルです。
札幌グランドホテルの「本館側」エレベーターには、セキュリティあり!
エレベーターは本館、東館、別館で建物が違うため分かれています。 ただ、本館と東館は宿泊フロア内でも繋がっており、どちらも利用できます。
本館側のエレベーターは3基ありますが、1基は1階〜4階までとなっており、宿泊フロアには止まりません。なので、本館側のエレベーターは実質2基です。
エレーベーター内にあるセキュリティ用のタッチセンサーにキーカードをかざすと、宿泊フロアボタンが自動的に点灯します。宿泊する階以外のボタンは押せない仕組みになっており、セキュリティは最高水準です。
札幌グランドホテルの「東館側」エレベーターには、セキュリティあり!
エレベーターは本館、東館、別館で建物が違うため分かれています。 ただ、本館と東館は宿泊フロア内でも繋がっていたりします。
エレーベーター内にあるタッチセンサーにキーカードをかざすと、宿泊フロアボタンが自動的に点灯します。宿泊する階以外のボタンは押せないのでセキュリティは高めです。
札幌グランドホテルの設備(ファシリティ)
大浴場
大浴場はありません。
札幌では「大浴場」や「温泉大浴場」があるホテル、「洗い場付きのバスルーム」を備えたホテルが多数あります。
なので、ユニットバスしかなかったりするホテルや客室はデメリットかも…。洗い場付きバスルームがある客室や大浴場があるホテルを選ぶとより快適なホテルステイになるでしょう。
無料のラウンジスペースはなし
宿泊特化型ホテル(ビジネスホテル)によくある無料のラウンジスペースやウェルカムドリンクなどのサービスはありません。
コインランドリーなし
コインランドリーはありません。
資料館&ビジネスセンター
札幌グランドホテルの今までの歴史を感じられるものなどが展示されています。
また、ビジネスセンターも兼ねており、有料のPC、スキャナー&コピー機などがありました。 → 2024年10月現在、ビジネスセンターは無くなっていました(移動した?)。
ザ・ベーカリー&ペイストリー
東館側1階部分にザ・ベーカリー&ペイストリーがあり、ケーキやお土産、パンなどが販売されています。
スターバックス
1階にはスターバックスが入居しています。ザ・ベーカリー&ペイストリーの奥にも入り口があり、ホテル内からもアクセス可能です。
札幌グランドホテルの宿泊フロアは、青い絨毯が印象的!
青色の絨毯がアクセントになっていました。
通路は意外とそっけない感じですが、エレベーターホール同様、青い絨毯が目に付きますね。
札幌グランドホテルの客室タイプ
スタンダードフロア
- 【本館】スタンダードシングルルーム – 21㎡
- 【本館】スタンダードダブルルーム – 21㎡
- 【別館】スタンダードツインルーム – 21㎡
- 【本館】スタンダードスーペリアダブルルーム – 26㎡
- 【本館】スタンダードスーペリアツインルーム– 27㎡
- 【東館】スタンダードコーナーツインルーム – 40㎡
- 【東館】スタンダードコーナーキングダブルルーム – 40㎡
- 【東館】スタンダードラージツインルーム – 40㎡
- 【東館】スタンダードデラックスツインルーム – 44㎡
- 【別館】スタンダードトリプルルーム – 44㎡
- 【別館】スタンダードファミリールーム – 53㎡
コンフォートフロア (東館のみ)
- コンフォートダブルルーム – 22㎡
- コンフォートスーペリアツインルーム – 29㎡
- コンフォートハリウッドツインルーム – 29㎡
- コンフォートラージハリウッドツインルーム – 39㎡
- コンフォートラージツインルーム 喫煙 ユニットバス – 39㎡
- コンフォートデラックスダブルルーム – 40㎡
- コンフォートコーナーツインルーム – 40㎡
- コンフォートコーナーキングダブル – 40㎡
- コンフォートラージツインルーム – 40㎡
- コンフォートデラックスツインルーム – 44㎡
- コンフォートプレミアキングダブルルーム – 44㎡
グランドイングランド&スイート(本館4階)
- インテリジェンスダブルルーム – 39㎡
- スーパーバスデラックスダブルルーム(円形バス) – 50㎡
- ガーデンビューデラックスダブルルーム – 50㎡
- スーパーバスデラックスダブルルーム– 50㎡
- ウェルビーイングデラックスツインルーム – 54㎡
- ジュニアスイートキングサイズダブルルーム – 60㎡
- ジュニアスイートルーム – 67㎡
- スーパースイートルーム – 162㎡
札幌グランドホテルは本館、東館、別館があり、部屋タイプもかなり多め。ビジネスマンからファミリー層まで幅広く対応しています。また、客室名のない部屋もあったり(「29㎡以上の客室」などの名称で販売されている)します。
東館は5階~10階までがスタンダードフロア、11階~16階までがコンフォートフロアとなっています。また、東館16階は喫煙部屋。本館の4階はGrand in Grand & スイートルームとなっています。
「コンフォートプレミアキングダブルルーム」は2020年4月に改装された客室で、札幌グランドホテルの中では一番新しい客室だと思われます。
本館:スタンダードシングル
スタンダードシングルは21㎡の部屋。他のホテルの21㎡よりも狭さを感じます。また内装などは重厚感があるというよりも古びているという印象と思う人の方が多いかもしれません。
ただ、ウェットエリア(バスルーム)は意外と綺麗に改装してあり、快適性の方が勝りました。
狭さはあるにしても、それ以外の部分でしっかりと快適な空間に仕上がっています。
東館:名称なしツインルーム29㎡
東館にある名称なしのツインルームは29㎡の部屋。こちらの部屋は公式サイトに記載がなく、予約する際には「ツインルーム29㎡以上」などで予約すると割り当てられる部屋になるそうです。
至って普通のツインルームという印象ですが、快適性は問題なし。内装は古い印象で家具類も古さを感じますが、広さがあるため、使いやすい部屋だと感じました。
東館:コンフォートラージツインルーム
コンフォートラージツインは40㎡の客室。40㎡なので広さはかなり余裕があり、大きな家具類が使いやすい客室です。また、洗い場付きバスルームが特徴的。更にコンフォートフロアということもあり、アメニティがかなり充実していました。
ただ、洗面台とトイレのスペースが狭く、もう少し広ければというところ。全体的には過ごしやすい環境の客室でした。
東館:コンフォートプレミアキングダブルルーム
コンフォートプレミアキングダブルルームは44㎡の客室。2020年4月にリニューアルして誕生した新客室です。
この客室は、他の客室と比べても断然良かったです(GRAND IN GRANDやスイートを除く)。客室の広さ、ゆったりと寛げるソファがあるリビングエリア、リネン類の質の高さ、豊富なアメニティ、洗い場付きバスルーム、個室トイレとシティホテルの中でもトップクラスの快適さです。
札幌グランドホテルの朝食
札幌グランドホテルの朝食は基本的に「ビュッフェ」か「和定食(または数量限定の野菜朝食)」の2会場から選べます。それに加え、軽食を提供しているロビーラウンジがあったり、ルームサービスを頼むことも可能です。
- ノーザンテラスダイナー:ビュッフェスタイルの朝食
- ガーデンダイニング 環樂:和食定食
- ロビーラウンジ ミザール:サンドウィッチブランチセット(2,800円 / 10:00〜)
- ルームサービス
朝食ビュッフェ@ノーザンテラスダイナー
- 朝食会場:ホテル東館 1階「ノーザンテラスダイナー」
- 朝食料金(外来): 大人 3,500円 / 4歳〜小学生 1,700円 / 3歳以下 無料
- 朝食料金(宿泊者): 3,100円
- 朝食時間: 6:30~10:00
- 種類:ビュッフェ形式
※記載料金は「2024年10月」時点のもの。全て税込。
ノーザンテラスダイナーの朝食ビュッフェは、北海道らしいご当地グルメも含めて種類がそこそこ多く、和洋バランスよく揃っている印象です。
ただ、全面的に北海道グルメを押し出した朝食というよりも、シティホテルらしいスタンダードな朝食という印象の方が強く感じました。その中でもパンやはちみつの種類の多さや、札幌グランドホテルらしいものもあったりと、かなり楽しめる朝食となっていました。
北海道らしいメニューが揃っているのでそちらに目が行ってしまいがちですが、ノーザンテラスダイナーの朝食ではパンもおすすめ。パンがどれもかなり美味しく、札幌のホテルの中ではトップクラスだと感じました。
また、目玉の1つとして、はちみつの食べ比べができること。色々なはちみつが置いてあるので、ぜひ、食べ比べてみても楽しいですよ!
また、デザートの札幌グランドホテル オリジナルアップルパイが超有名で美味しい!アイスクリームもあるので、このアップルパイとアイスクリーム、コーヒーの組み合わせで食べるともう至福のひと時!
ぜひ、お試しあれ!
和定食@ガーデンダイニング 環樂
- 朝食会場:本館4階「ガーデンダイニング 環樂」
- 朝食料金(外来): 3,500円
- 朝食料金(宿泊者): 3,100円
- 朝食時間: 7:00~10:00
- 種類:新和定食 or 野菜朝食(1日20食限定)
※記載料金は「2024年10月」時点のもの。全て税込。
ガーデンダイニング 環樂では和定食や野菜朝食を食べることができます。2023年6月にリニューアルされてから、かなり満足度の高い和朝食になりました。小鉢が沢山あり、クオリティも良く、ボリュームある朝食で大満足です。
食後には名物のアップルパイとフルーツケーキも食でれます。静かな環境で落ち着いて食事がしたい方にはおすすめです。
札幌のホテル朝食をランキング形式で紹介しています。
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朝から「いくらのかけ放題・食べ放題」が楽しめるホテルはこちら↓
札幌のホテル朝食レビュー記事リスト↓
札幌グランドホテルの基本情報・館内施設、評価レビューまとめ
- 立地が最高!
- 雪が積もっても地下道からアクセス可能
- 開業が1934年だが、しっかりメンテナンスしている印象で、1階部分はスタイリッシュで古臭い印象は全くなし
- 客室タイプが多く、ビジネスマンから観光客など様々なニーズに応えられる客室がある
- 朝食が美味しい!おすすめ
- 大浴場はなし
- 無料で使えるラウンジスペースやフリードリンクなどはなし
- 客室は古めかしい部屋が多い(ただ、所々で改修してあり快適に過ごせる)
- 空調は個別調整タイプで、いつでも冷暖房の切り替えが可能
- ミネラルウォーターの提供あり
- 空調は個別調整可能なタイプ
- スリッパは共用タイプ(ウォッシャブルで履き心地は良い)
札幌グランドホテルは北の迎賓館と言われているほど超有名老舗ホテル。
流石に「北の迎賓館」と言われるだけあって、札幌のホテル選びで迷ったら札幌グランドホテルにしておけば間違いなしと言えるぐらい、トータルですばらしいホテルだと感じました。
立地の良さ、古さを感じる客室が多いですが快適に過ごせる環境、朝食の美味しさなど、総合力がかなり高いシティホテルです。
まず何と言っても、立地の良さは札幌の中でもトップクラス。観光やビジネスでも便利な位置にあり、更には地下道から直結のホテルなので、悪天候、特に雪が積もっても全く問題なく徒歩でアクセス可能です。
客室に関しては、古さを感じる客室が多いもののしっかりとメンテンスされており、現代で快適に利用できる環境が整っています(例えば、枕元にコンセントだけでなくUSBポートがあったりなど)。また比較的部屋が広い客室が多いため、ゆったりと寛いで過ごすことができそうです。
ただ、本館に関しては結構老朽化が目立つとの意見も多く、個人的にも本館よりも東館の部屋をおすすめします。
朝食は、ビュッフェ形式と和定食が選べるのも良いところです。
大浴場やフリーラウンジスペースなどを重視する方には他ホテルを検討した方がよいですが、札幌のホテルでどこにしようか迷っていたり、札幌のホテルで立地の良さを重視したい方などにとってもおすすめできるホテルです。
特に年配層がいるファミリー旅行などには最適だと思います。
以上、札幌グランドホテルのブログ的口コミ・評価レビューでした。参考にしてみてください。
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