今回は、北海道・札幌にある札幌グランドホテル 「コンフォートラージツイン(東館)」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューをしてみたいと思います。
「札幌グランドホテル」のその他の記事を見る
札幌グランドホテルにチェックイン
札幌グランドホテルは、札幌でも格式高いシティホテル。ソフト面(スタッフサービス)でも素晴らしいと評判です。
個人的に何度も利用していますが、他のホテルよりは比較的対応が良いという印象ですが、ベタ褒めするほどでもなく、人によっては「ん?この人大丈夫?」と感じたりすることもありました。
全体的にはスタッフ・サービスのレベルが高い方だとは思いますが、「スタッフの質は人によって差があるなぁ」と言う印象の方が強く残っており、個人的にはJRタワーホテル日航札幌の方が断線ポスピタリティでは上だと感じました。
時間帯によっては、ベルスタッフが出迎え等でフロント周りに配置されています。立ち姿もが素晴らしかったりと、やっぱり「格式高いホテルだな」と感じさせられる部分があるのは素晴らしいです。
共用部分などは下記の記事を参考にしてみてください。
札幌グランドホテルのエレベーターには、セキュリティあり!
エレベーターは本館、東館、別館で建物が違うため分かれています。 ただ、本館と東館は宿泊フロア内でも繋がっていたりします。
エレーベーター内にあるタッチセンサーにキーカードをかざすと、宿泊フロアボタンが自動的に点灯します。宿泊する階以外のボタンは押せないのでセキュリティは高めです。
札幌グランドホテル 東館の宿泊フロア
今回は東館の13Fでした。文字のフォントなどは昭和感漂う印象。いい味があると感じるか古臭いと感じるかは人それぞれですが、個人的にはこういった大正ロマンや昭和レトロを彷彿させる文字は好みです。
エレベーターホール前や通路は、全体的に格式ある伝統的なホテルと感じるようなレベルではなく、「昭和のシティホテル」という印象が色濃く残りました。ただ、青色の絨毯が印象的で素敵でした。
札幌グランドホテル 東館「コンフォートラージツイン」を紹介!
今回、宿泊・紹介するのは「コンフォートラージツインルーム」で、40㎡の客室になります。
コンフォートラージツインルームの全体像
客室は至って普通のシティホテルという印象ですが、青色の絨毯がアクセント。家具備品類の形状や痛み具合から若干の古さは感じますが、しっかりと手入れされている印象で過ごしやすい客室だと感じました。
「コンフォートラージツインルーム」は40㎡の客室ですが、40㎡の割には空きスペースは思ったよりも少ないと感じました。正直、もっと広いかなと思っていました。
個人的な感覚だと、他のホテルでは35㎡前後ぐらいかなという印象。それもベッド幅が広いものを採用していたり、設置されているチェストやクローゼットが大きいため、40㎡の割には空きスペースが少なく、狭さを感じるものだと思います。
とは言え、2人利用で狭苦しさは感じることはないでしょう。2人の宿泊でも十分な広さがあり、寛いで過ごせる空間でした。
ベッド周り
ベッドはシモンズの120cm幅を採用。クッションやフットスローがあり、このあたりもスタンダードフロアとの差別化のようです。
ナイトテーブルはなく、ベッドボード上に電話やメモパット、時計などが置いてありました。
各べットボード上にUSBポートとコンセントが1口ずつあり、枕元の充電も問題ないでしょう。札幌グランドホテルは古くからあるホテルですが、USBポートが使えるようになっているなど、しっかりと改装されていました。
ナイトウェア(部屋着・パジャマ)はセパレートタイプでした。(コンフォートフロアはセパレートになっていますが、スタンダードフロアはワンピースタイプです。)
テーブル周り
テーブルセットは椅子が2脚あり、2人で利用しても問題ありません(ツインルームなのに1脚しか置いていないホテルが多々ある)。
またテーブル周りにはコンセントがありませんが、後ろにあるベッドボード上にUSBポートとコンセントが1口ずつ、また普通のコンセントが2口あるので比較的使いやすいです。
デスク、テレビ、ミニバー周り
デスクはかなり大きくて奥行きがあるタイプで、テレワークなどにも最適。奥行きがあると使いやすさが全然違います。
UCCキューリグのコーヒーマシン。カプセルは有機栽培コーヒーとイタリアンローストが2カプセルありました。
鏡下にコンセント、優先LANポートが1口ずつ。デスク周りにはコンセントがこれしかないため、もう1口ぐらいはほしいと感じました(ただ、テレビ横にもコンセントあり)。
机の引き出しには優先LANケーブルやホテル規約書、ランドリーメニューなど。
テレビは40インチで、首振り機能あり。HDMI端子も利用可能です。
テレビの後ろにコンセントが1口ありました。HDMI端子で電源が必要なものを繋いだりするにも最適です。
無料でミネラルウォーターが提供されています。
テレビの下にはティーアメニティやポット、冷蔵庫など。
煎茶、ほうじ茶、カモミール、アッサムが2セットずつありました。札幌はシティホテルでもティーアメニティが貧弱なところが多いですが、札幌グランドホテルは種類多めです。コーヒーは前述したようにカプセルコーヒーが2種類用意されています。
冷蔵庫の中にはお茶やビールが入っていました。無料のサービスかと思ったのですが有料でした。料金はビール350円、ソフトバンク200円とかなりリーズナブルな設定で良心的です。 → 現在は冷蔵庫の中は空となっています。
バゲージラックの下の引き出しにはガウンがありました。コンフォートフロア以上にガウンは置いてあるようです(スタンダードフロアはない)。
入り口付近
ウェットエリアの入り口横に全身鏡、入り口横にはちょっとしたデッドスペースがあり、荷物が置けそう?です。
クローゼット
クローゼットは入り口横に。またチェスト(棚)もあります。チェストはバッグなどを置くのに最適で大活躍でした。
棚にはセキュリティボックス(セーフティボックス)を完備。
クローゼットには、傘2本、消臭スプレー、ズボンプレッサー、靴べら、ブラシ、シュープリッシュ、スリッパなど。ハンガーも本数が多くてしっかりしたものでした。
反対側には予備の布団など。
スリッパはかなりは着心地がよいものですが、ウォッシャブルタイプの共用スリッパを採用。使い捨てスリッパよりも履き心地はよいですが、ウォッシャブルタイプだとしても衛生面で嫌だな…と感じる人も多そうです。
ウェットエリア
ウェットエリアはかなり狭いです。これは少し残念です…。
トイレの前に洗面台がありますが、このスペースが狭すぎます。トイレに無理やり洗面台を付けたといってもいいぐらいです。
洗面台はコンパクトながらも特に不便はなく、アメニティも豊富です。
アメニティやドライヤー。
アメニティは歯ブラシ、剃刀、ブラシ、綿棒、入浴剤 (富田ファーム・ラベンダーバスオイル)、サニタリーバッグ、シャワーキャップ、男性用のアフターローションやヘアトニックなど。また、AMENITY GOODSと書かれたた袋の中にはウォッシュモイスチャー、クレンジグオイル、マニキュアクリーン、コットンセットなどがあり、アメニティは豊富だと感じました。
ドライヤーはEH-NE60。風量は普通。
洗面台下にはタオル類。
タオル類は色分けされているので誰が使ったものか分かるのが良いところ。また、体を洗うタオルも用意されています(1つはバスルームの中に置いてありました。)。
トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)付き、暖房便座機能付きです。
洗い場付きバスルーム
ウェットエリアのトイレ横にバスルームの入り口がありますが、このスペースが狭いので着替えなどが一苦労です。バスルーム入り口横にはラックがあり、ハンガーが掛かっていました。
洗い場付きバスルームで使い勝手は良いです。札幌グランドホテルで洗い場付きバスルームがある客室はいくつかあります。
洗い場付きバスルームの広さを確認する
- 1.8m x 1.6m
- ザ ノット 札幌 – デラックスキング – パノラミックシティビュー –
- 1.8m x 1.4m
- ホテルフォルツァ札幌駅前 – スーペリアダブル、フォルツァツイン
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル – スーペリアツイン その2
- ベッセルイン札幌中島公園 – デラックスツイン
- 1.6m x 1.6m
- JR東日本ホテルメッツ プレミア 札幌 – プレミアムツイン
- 札幌グランドホテル – コンフォートプレミアキングダブルルーム
- 1.6m x 1.4m(1.7m x 1.3m)
- SAPPORO STREAM HOTEL – プレミアム デラックスダブル
- ホテルJALシティ札幌中島公園 – スーペリアツイン
- クロスホテル札幌 – HIPダブル、ツイン ラグジュアリー
- グランドメルキュール札幌大通 – スーペリアツイン
- ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園 – キャビンフロア スーペリアツイン、ギャラリーフロア スーペリアツイン
- ダイワロイネットホテル札幌すすきの – ツイン
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園 – スタンダードツイン、デラックスツイン
- JR東日本ホテルメッツ プレミア 札幌 – スーペリアシングル
- JRイン札幌 – ツイン
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル – スーペリアツイン その1
- 1.6m x 1.2m
- SAPPORO STREAM HOTEL – プレミアム コーナーダブル
- ソラリア西鉄ホテル札幌 – スタンダードツイン / ハリウッドツイン
- 京王プレリアホテル札幌 – プレミアダブル / コンフォートツイン
- ホテルJALシティ札幌中島公園 – モデレートクイーン
- 札幌ワシントンホテルプラザ – ツイン
- ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯> – ヴィアインツイン
- Tマークシティホテル札幌大通 – ツイン / コーナーツイン / スーペリアツイン / ジャパニーズスタイルツイン
- ホテルビスタ札幌[大通]- シングル / ツイン
- ホテルビスタ札幌[中島公園]- シングル / ツイン
- ランプライトブックスホテル札幌 – スタンダードツイン
- ラ・ジェント・ステイ新さっぽろ – スーペリアツイン
バスタブは楕円系。
アメニティは共用ボトルタイプ。
椅子や桶も揃っています。
バスルーム内にラックがあり、体を洗うタオルが1組だけここに置いてありました。シャワーモードは3種類。水圧は普通でした。
空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
空調は個別タイプで、冷暖房の切り替えや温度調整が可能です。
古いホテルは空調が一括管理のところが多いです。札幌グランドホテルは1934年の開業なのでかなり古くからあるホテルですが、しっかりと改装して設備などは快適に利用できる環境になっている点はすばらしいと思います。
札幌にある多くの古いシティホテルは、未だに一括管理のところがほとんどです(ホテルモントレエーデルホフ札幌、ANAクラウンプラザ札幌、プレミアホテル-TSUBAKI-札幌などは一括管理)。
窓は取っ手がありましたが、開けることができませんでした。
空きスペースは?大きなスーツケースは広げられる?
40㎡の客室は2人で利用しても十分余裕ある広さで、空きスペースも広く、スーツケースなどを開けたままにしても十分に空きスペースがあります。大きなスーツケースもバゲージラックのところで広げられました。
ただ、個人的に思っていたよりも空きスペースは少なく感じました。その理由としては、家具類がかなり大型のものを利用しているからだと思います。クローゼットやチェスト、デスクなどはかなり大きなサイズのものでした。
40㎡の客室で比較するとプレミアホテル-TSUBAKI-札幌のデラックスツインルームも40㎡ですが、こちらの方が広く感じました。
新聞
コンフォートフロアだと朝刊が1紙無料でついてきます。
景色
今回宿泊したのは13階(コンフォートラージツインは東館の11〜 13階)です。景色はビルビューで東側(モントレエーデルホフやANAクラウンプラザが見える方向)の景色でした。
札幌グランドホテル「コンフォートラージツイン」の宿泊記・ブログ的口コミ、評価レビューまとめ
- 部屋は40㎡。空きスペースも十分にある
- 洗い場付きバスルームでお風呂は快適
- アメニティが充実
- 空調は個別調整可能なタイプ。冷暖房の切り替え可能。
- セーフティボックスあり
- ミネラルウォーターの提供あり
- カプセルコーヒーが2種類用意されている
- ナイトウェア(部屋着・パジャマ)はセパレートタイプ!
- ガウンあり
- ウェットエリアが狭い。トイレと洗面台の間の空きスペースが狭すぎる
- スリッパは共用タイプ。(ただし、履き心地はかなり良い)
- 窓を開けることができない
札幌グランドホテルの東館にある「コンフォートラージツイン」は、思った以上に快適な部屋でした。
全体的に古さを感じる内装ではあるものの、空調は個別管理タイプ、アメニティの豊富さ、部屋の広さ、洗い場付きバスルームなど快適に過ごせるポイントをしっかりと捉えている部屋といえます。正直、思っていたよりもかなり快適でした。
ただ、1点だけかなり残念だなと感じたことがあり、それは「ウェットエリア(バスルーム)の狭さ」。
洗面台があるエリアがかなり狭く、「40㎡の部屋なのに、何故ここだけこんなにコンパクトにしたのだろうか…?」と、かなり疑問に残るぐらいのコンパクトさです。
この客室を選んだ理由としては「洗い場付きバスルームがあるから」でしたが、ウェットエリア(バスルーム)がここまで狭いとは思っていませんでした。この場所での着替えは、かなりしにくいと感じました。
ただ、ウェットエリア以外はかなり快適な環境で、ゆっくり寛げる客室や充実したアメニティなどは素晴らしいと感じました。
かなりクドいですが、ウェットエリアの狭さが本当に残念で「ここはなぜこんな仕様にしてしまったのか…」と思いましたが、これ以外は快適なホテルステイができると思います。札幌で40㎡超えの客室は少ないこともあり、広い客室を検討しているなら候補の1つとなるでしょう。
キングベッドルームになってしまいますが、札幌グランドホテルのコンフォートプレミアキングダブルルームはワンランク上の快適さで、コンフォートラージツインよりも快適でした(料金も高くなりますが…)。
以上、札幌グランドホテル「コンフォートラージツイン」の宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューでした!参考にしてみてください。
札幌のおすすめ情報!
ホテルをなるべく安く!クーポンやセールのお得情報!
各旅行予約サイトのキャンペーンやクーポン情報を記載しています。参考にして、お得に旅行を楽しみましょう!
コメント