
今回は、北海道・札幌にある札幌グランドホテル「コンフォートラージツイン」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューをしてみたいと思います。
目次
今回の予約状況
参考までに今回の予約状況を記載しておきます。
- 宿泊日: 2019年3月
- 宿泊料金: 24,000円(サ・税込)/ツイン2名利用/朝食付
- 予約サイト: るるぶトラベル
- 予約した客室: コンフォートラージツイン - 40㎡
- 宿泊した客室: コンフォートラージツイン - 40㎡
- チェックイン/チェックアウト: 15:00〜/〜11:00
チェックイン
何の問題もなくスムーズに。女性の方が対応してくれましたが、やたら親切で丁寧で好印象でした。
エレベーターにセキュリティあり
エレベーターはカードキーをタッチすると宿泊階ボタンが押せる仕組みでセキュリティも問題なし。
エレベーターにセキュリティあり!
宿泊階
今回は東館の13Fでした。
エレベーターホール前や通路は昭和のシティホテルと言う感じで高級感とかは全く感じません。
札幌グランドホテルの「コンフォートラージツイン」を紹介!
今回宿泊したのは1307号室。コンフォートラージツインルームで40㎡の客室になります。
部屋配置図。
入り口から撮影。
コンフォートラージツインルームの全体像
客室は至って普通のシティホテルという印象。青色の絨毯がアクセントでしょうか。家具備品類の形状や痛み具合から若干の古さは感じますが、しっかりと手入れされている印象で過ごしやすい客室だと感じました。
コンフォートラージツインルームは40㎡の客室ですが、個人的には40㎡の割には狭い印象の方が強かったです(もっと広いかなと思った。個人的な感覚だと、他のホテルでは35㎡前後ぐらいの部屋かなという印象)。ただ、2人利用でも十分な余裕ある広さであることは間違いなく、過ごしていて狭さを感じることはありません。
ベット周り
べットはシモンズの120cm幅のもの。クッションやフットスローがあり、このあたりもスタンダードフロアとの差別化のようです。
枕は各2個ずつ。
また、各べット頭上にUSBポートとコンセントが1口ずつあります。
ナイトウェア(部屋着・パジャマ)はセパレートタイプのもの。
テーブル周り
デスク、テレビ、ミニバー周り
デスクはかなり大きく奥行きがあるタイプでビジネスマンにも使いやすいと思います。
キューリグのコーヒーマシン。カプセルは有機栽培コーヒーとイタリアンローストが2カプセルずつ。
コンセント、優先LANポートが1口ずつ。コンセントがもう少し多い方が良かったかなという印象。
机の引き出しには優先LANケーブルやホテル規約書、ランドリーメニューなど。
テレビは40インチで首振り機能あり。テレビの後ろにコンセントが1口ありました。
無料でミネラルウォーターが提供されています。
- ミネラルウォーターあり!
テレビの下にはティーアメニティ類。
煎茶、ほうじ茶、カモミール、アッサムが2セットずつありました。札幌はシティホテルでもティーアメニティが貧弱なところが多いですが、札幌グランドホテルはしっかり色々な種類が置いてありました。
冷蔵庫の中には、有料のミニバー。有料ですが、料金がビール350円、ソフトバンク200円と、かなりリーズナブルな設定で良心的です。
バゲージラック。
バゲージラックの下の引き出しにはガウンがありました。コンフォートフロア以上にガウンは置いてあるようです(スタンダードフロアはない)。
加湿機能付き空気清浄機。
入り口付近
ウェットエリアの入り口横に全身鏡。
入り口横にはちょっとしたデッドスペース。
クローゼット
クローゼットは入り口横に。またクローゼットの横に棚がありますが、意外とこの棚が細かな荷物などを置くのに大活躍でした。
棚の下にはセーフティボックス。
クローゼットには、傘2本、消臭スプレー、ズボンプレッサー、靴べら、ブラシ、シュープリッシュ、スリッパなど。ハンガーも本数が多くてしっかりしたものでした。
反対側には予備の布団など。
スリッパはかなりは着心地がよいものですが、ウォッシャブルタイプの共用スリッパを採用。使い捨てスリッパよりも履き心地はよいですが、ウォッシャブルタイプだとしても衛生面で嫌だな...と感じる人も多そうです。
ウェットエリア
ウェットエリアは正直、かなり狭い作りでコンフォートフロアとは思えない作りでした。
トイレの前に洗面台がありますが、このスペースが狭すぎます。トイレに無理やり洗面台を付けたといってもいいぐらいです。
洗面台はコンパクトながらも特に不便はなく、アメニティも豊富です。
アメニティやドライヤー。
アメニティは歯ブラシ、剃刀、ブラシ、綿棒、入浴剤、サニタリーバッグ、シャワーキャップ、男性用のアフターローションやヘアトニックなど。また、AMENITY GOODSと書かれたた袋の中にはウォッシュモイスチャー、クレンジグオイル、マニキュアクリーン、コットンセットなどがあり、アメニティは豊富だと感じました。
ドライヤーはEH-NE60。風量は普通。
洗面台下にはタオル類。バスタオルは富田ファーム・ラベンダーバスオイルとのこと。
タオル類は色分けされているので誰が使ったものか分かるのが良いところ。また、体を洗うタオルも用意されています(1つはバスルームの中に置いてありました。)。
体重計。
トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)付き、暖房便座です。
- ウェットエリアはとにかく狭い!なぜもう少し広くしなかったか疑問...
洗い場付きバスルーム
ウェットエリアのトイレ横にバスルームの入り口がありますが、このスペースが狭いので着替えなどが一苦労です。バスルーム入り口横にはラックがあり、ハンガーが掛かっていました。
洗い場付きバスルームで使い勝手は良いです。札幌グランドホテルで洗い場付きバスルームがある客室はいくつかあります。
バスタブは楕円系。
アメニティは共用ボトルタイプで資生堂のもの。
椅子や桶も揃っています。
バスルーム内にラックがあり、体を洗うタオルが1組だけここに置いてありました。シャワーモードは3種類。水圧は普通。
部屋の温度調整(エアコンと窓)
札幌のホテルでは冬の時期に「部屋が暑すぎる」ところかなり多いです。札幌に限らず、冬場の寒さが厳しい地域はこのようなことがよくありますね。また、寒暖の差が激しい季節の変わり目は要注意ですし、方角によっては日が当たることで暑くなりすぎると言うことが多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開閉で自分に快適な温度に調整したいのですが、冷暖房の設定が一括管理(集中管理)だったり、部屋の窓を開けて温度調整したりできないホテルがかなり多いです。特に古いホテルはこのような傾向があります。
ということで、
- 空調は、一括管理(集中管理)か個別調整可能なタイプのどっち?
- 個別調整の場合、いつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(冬場に窓を開けて温度調整、換気できるか)
が、快適に滞在できるかどうかのポイントです。
では、このホテルではどうなのか確認していきましょう。
空調は個別タイプで、冷暖房の切り替えや温度調整が可能です。
古いホテルは、基本的に空調が一括管理のところが多いですが、札幌グランドホテルは1934年の開業なのでかなり古くからあるホテルですが、しっかりと改装して設備などは快適に利用できる環境になっている点はすばらしいと思います。
札幌にある多くの古いシティホテルは、未だに一括管理のところがほとんどです(ホテルモントレエーデルホフ札幌、ANAクラウンプラザ札幌、プレミアホテル-TSUBAKI-札幌などは一括管理)。
窓は取っ手がありましたが、開けることができませんでした。
- 空調は個別タイプで冷暖房の切り替えが可能
- 窓を開けることができない
スペース
40㎡の客室は2人で利用しても十分余裕ある広さで、空きスペースも広く、スーツケースなどを開けたままにしても十分に空きスペースがあります。
ただ、個人的に思っていたよりも狭く感じました。40㎡の客室というと、プレミアホテル-TSUBAKI-札幌のツインAも40㎡ですが、こちらの方が広く感じました。
新聞
コンフォートフロアだと朝刊が1紙無料でついてきます。
景色
今回宿泊したのは13F(コンフォートラージツインは東館の11〜13F)です。景色はビルビュー。東側の景色でした。
札幌グランドホテル「コンフォートラージツイン」の評価レビューまとめ

札幌グランドホテル「コンフォートラージツイン」を紹介・レビューしてきましたが、いかがでしたでしょうか?メリットやデメリットをまとめてみました↓
- 部屋は40㎡。空きスペースも十分にある
- 空調は個別調整可能なタイプ。冷暖房の切り替え可能。
- 洗い場付きバスルームあり
- セーフティボックスあり
- スリッパは履き心地が良い(ただし、共用タイプ)
- ミネラルウォーターの提供あり
- 若干古さを感じる
- ウェットエリアが狭い。トイレと洗面台の間の空きスペースが狭すぎる
- スリッパは共用タイプ。(ただし、履き心地はかなり良い)
- 窓を開けることができない
総合的な評価で言えば、ほぼほぼ快適に過ごせる環境でした。最大のデメリットはウェットエリアの狭さ。洗い場付きバスルームやアメニティの豊富さ、部屋の広さなどメリットの方がデメリットよりも勝っていました。
個人的にこの客室を選んだ理由としては、洗い場付きバスルームがある部屋が良かったから。ただ、ウェットエリアがここまで狭いとは思っていなかったです...。
さすがに老舗のシティホテルということもあり、古いホテルではありますが、空調が個別管理であったり、USBポートがあったりとところどころでしっかりと設備の対応がされていると感じました。
料金を考えると、正直、あまりコストパフォーマンスは良くないですし、ウェットエリアの狭さを考えると別のホテルでもいいかな...と思ってしまったのが本音です。洗い場付きバスルームのあるシティホテルであれあば、ANAクラウンプラザホテル札幌のプレミアツインが42㎡で洗い場付きバスルームの客室です。部屋を比較するとANAクラウンプラザホテル札幌の方が個人的には好みでした(ただし、空調が一括管理)。
以上、札幌グランドホテル「コンフォートラージツイン」の宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューでした!参考にしてみてください。