北海道・札幌にある「ベッセルホテルカンパーナ すすきの」に宿泊してきたので、宿泊記、ブログ的口コミ・評価レビューをしたいと思います!
2019年6月1日にグランドオープンしたベッセルホテルカンパーナすすきの。観光客をメインとした宿泊特化型ホテルという印象ですが、札幌のホテルの中でも「総合力はトップクラス」と感じるぐらい、すばらしいホテルでした。
札幌で同じベッセルホテルが運営する「ベッセルイン札幌中島公園」もかなり高評価なホテルです。そんなベッセルイン札幌中島公園よりワンランク上の質や快適性を提供しているのが「ベッセルホテルカンパーナすすきの」。総合的にかなり評価が高いです。
ベッセルホテルカンパーナすすきのってどうなの?かなり評判良いよね?
ベッセルホテルカンパーナすすきのは今までに4回ほど宿泊したけど、ここは総合的に素晴らしいホテルだよ!札幌でも総合力でNo.1ではと感じるほど良いよ!
コロナの影響でしばらく休業していたけど、2023年6月1日から営業開始。少しサービスや仕様が以前と変わったけど、やっぱり良いホテルだったよ!
この記事では、基本情報や大浴場などの共用部分などを中心に、レビュー評価をまとめてみました。
ベッセルホテルカンパーナすすきのは「近畿日本ツーリスト」が最安値になることが多いよ!
ベッセルホテルカンパーナすすきのの基本情報
- チェックイン時間: 14:00〜
- チェックアウト時間: 〜11:00
- 開業: 2019年6月1日(新規オープン)
- 住所: 〒064-0805 北海道札幌市中央区南五条西6丁目16番地1
- 電話: 011-531-8111
- URL: ベッセルホテルカンパーナすすきの 公式サイト
- 総部屋数: 296室
ベッセルホテルカンパーナすすきのは「近畿日本ツーリスト」が最安値になることが多いよ!
最大滞在時間は長め
チェックインが14時〜、チェックアウトが〜11時となっており、最大滞在時間が21時間です。札幌にあるホテルの中で最大滞在時間が長めのホテルです。
場所
立地は札幌市営南北線「すすきの」から徒歩約4分。札幌市電の「資生館小学校前駅」からは徒歩約1分ほどです。
位置的にはすすきのの外れにあり、立地がすごくよいというよりは少しイマイチな位置という感じです。ほどです。
ホテル近くにコンビニはローソンとセブンイレブンがあるため利便性は悪くありません。
冬季の札幌は「アクセスしやすいホテル」を優先的に選ぼう!
冬季に雪がかなり積もる札幌では、「無理なくホテルにアクセスできるか?」というのがホテル選びの重要なポイントです。
冬の期間(11月後半〜3月下旬あたり)は、歩道に雪が積もった状態やアイスバーン状態になり、かなり滑ります。また雪が凍結して凸凹になった歩道で、スーツケースを引いて歩くのは本当に大変です。
歩道をしっかりと除雪しているところもありますが、除雪されない場所も多くあります。
なので、冬季のホテル選びは、立地や利便性を最優先しましょう。移動で苦労することがなくなるため、より快適になります。
札幌には長い地下道や屋根付きの商店街(狸小路商店街)があり、これらをうまく利用すれば、雪道を歩くことなくアクセスできます。また、悪天候でもアクセスしやすいことは間違いありません。
ベッセルホテルカンパーナすすきのはどうだった?
立地的にはすすきの駅から徒歩4分なのでさほど遠くはないですが、冬場にスーツケースがあると少し大変かなと思う位置にホテルがあります。
ただ、雪が降ったとしても、大通り沿いの歩道はしっかりと除雪されていることが多いため、それほど苦にはならない印象もあります。
すすきの駅4番出口から札幌 東急REIホテルまでは横断歩道以外は雪かきがされた状態でしたが、その先にあるローソン前だけ雪かきされておらず。
その後はホテルまでの歩道は全て雪かきされていました。
なので、冬場でもそれほど苦労なくアクセスは可能です。が、常に除雪されているとも限らないので、冬場はもっとアクセスの良いホテルを検討してみるとよいかもしれません。
ベッセルホテルカンパーナすすきののレセプション・フロント、ロビー周り
全体的に和の佇まいを取り入れた和モダンな空間で、宿泊特化型のホテルでここまでデザイン性の高いホテルは珍しいかもしれません。海外ゲストに好評そうですね!
ベッセルホテルカンパーナすすきののアメニティを必要なものを持っていくスタイル
ベッセルホテルカンパーナすすきのでは客室内にほぼアメニティはありません。客室内に設置されているのは、ボディタオルのみ。その他のアメニティはフロント前にあるアメニティバーから持っていく形になります。
アメニティは充実している印象です。
ベッセルホテルカンパーナすすきののフロアガイド
1階にフロントやラウンジスペース、2階に大浴場や休憩処、自販機、コインランドリーなどがあります。
ベッセルホテルカンパーナすすきのにはフリーラウンジスペースあり!
宿泊特化型のホテルですが、ビジネスホテルというよりは観光客をメインとした快適な空間を提供しているホテルという印象で、ラウンジ的なスペースもあります。ラウンジスペースは広いわけではないですが、ソファ席とテーブル席があります。
テーブル席やソファ席にはコンセントも完備されており、PC作業やスマホの充電も可能です。
ウェルカムドリンクあり
ラウンジエリアにウェルカムドリンクが置いてあり、14:00〜23:00の時間帯に無料で利用することができます。
ラインナップはオレンジ、烏龍茶、カルピスウォーター、ジンジャーエール、メロンソーダ、ペプシ、水。
以前のソフトドリンクは、朝食でも提供されている北海道余市市のりんごジュース「りんごのほっぺ」と「ハスカップジュース」などをウェルカムドリンクとして提供していました。
現在は、普通のソフトドリンクに切り替わっており、クオリティ落ちしています。残念…。断然こっちの方がおすすめでした…。
コーヒーマシンは、コーヒー、カフェラテ、ココア、抹茶ラテ、アイスコーヒー、アイスカフェラテ、アイスココアがあります。
ティーパックは緑茶、紅茶などが揃っています。客室内にティーアメニティは全くないため、こちらから貰っていくか、ここで利用することになります。
ベッセルホテルカンパーナすすきののエレベーターにはセキュリティあり
エレベーターは全部で3基。全296室に対して3基なので必要最低限レベルというところです。
正直、大浴場もあるのでエレベーター稼働率は高いと思われ、エレベーター待ちが結構発生する可能性が高いです。私が宿泊した時も少し来るのが遅いかな…と感じることが何度かありました。
エレベーターにはセキュリティがあり、カードキーをタッチすると宿泊階のボタンが押せるようになります。
宿泊フロア以外はボタンが押せないより強固なセキュリティを施しているホテルもありますが、こちらはカードキーをかざすと宿泊フロア以外のフロアにも行けるタイプでした。
ベッセルホテルカンパーナすすきのの設備(ファシリティ)
札幌のホテルには、宿泊特化型ホテル(ビジネスホテルなど)でも大浴場を設けているホテルが多くあります。ベッセルホテルカンパーナすすきのにも大浴場があります。
大浴場
- 営業時間:15:00~24:30(25:00終了)、6:00~9:30(10:00終了)
- 備考:サウナあり
- 備考:脱衣所にフェイスタオル完備
まず、他のホテルの大浴場との違いは、大浴場の脱衣スペースに「フェイスタオル」が完備されています。
札幌で大浴場(無料)のあるホテルでフェイスタオルが設置されているのは、ベッセルホテルカンパーナすすきのだけです。
以前はフェイスタオルの他にバスタオルも設置されていましたが、現在はフェイスタオルだけとなりました。ただ、フェイスタオルだけでも十分体を拭けるし、使い放題なので正直バスタオルが無くなったところで不便は全く感じませんでした。
フェイスタオルを客室内から持っていくタイプのホテルだと、客室内で濡れたフェイスタオルを使うことになり、げんなりする経験をしたことがある方も多いと思います。なので、大浴場にフェイスタオルがあるだけでかなり快適度が上がり、本当にすばらしいサービスだと感じました。
大浴場は宿泊特化型ホテルの大浴場としてはそれなりの広さがあります。 男性側は、洗い場は12か所、シャワーのみが1か所と他のホテルと比べても多めです。
洗い場の数は多いですが、内湯が1つのみで10人も入れば過密状態かなと言う感じでした。
また、大浴場には「サウナ」も完備。大浴場にサウナを完備している宿泊特化型ホテルはそれほど多くないため、高ポイントな方も多いでしょう。
更にベッセルホテルグループはどのホテルでも清掃レベルが高いですが、何回も利用していますが、毎回、大浴場の清掃は完璧でした。
同じ時期にできたホテルで大浴場が石鹸カスで白くなっていたり、カビが生えていたりするところもありますが、ベッセルホテルカンパーナすすきのは清掃が完璧。気持ちよく大浴場を利用でき、この点だけでもこのホテルを選んで良かったなと思えるぐらいです。
また、ダイソンのドライヤーやアメニティも充実しており、過不足ない大浴場で全体的に良かったです。宿泊特化型ホテルの大浴場としては、かなり満足度の高いです。
札幌では「大浴場」や「温泉大浴場」があるホテル、「洗い場付きのバスルーム」を備えたホテルが多数あります。
なので、ユニットバスしかなかったりするホテルや客室はデメリットかも…。洗い場付きバスルームがある客室や大浴場があるホテルを選ぶとより快適なホテルステイになるでしょう。
湯上がり処
2階にはちょっとした休憩処があり、お風呂上がりなどに利用できます。ただ、この空間、自販機から出る熱のせいか、かなり暑くて…居心地は良くないです…。
以前は牛乳などもありましたが、現在(2023年6月)は撤去されていました。
電子レンジ、製氷機
コインランドリー
コインランドリーを完備しており、洗濯機・乾燥機は共に5台ずつ。洗濯機300円(洗剤は自動投入)、乾燥機30分100円です。
PCや絵本など
無料で利用できるPCがあります。WindowsはなくMacのみでした。プリンターもあります。また観光案内や本などがありました。
ベッセルホテルカンパーナすすきののアート作品や空間
アート作品がホテル内にあるのも、このホテルの特徴です。国内外で活躍するアーティストによる北海道の自然をイメージした作品が飾られているとのこと。
書体なども独自なもの
部屋割りはこの様になっています。全体的に和モダンテイストで全てにおいて、しっかりデザインが行き届いている印象です。文字デザインやサインにこだわりがあるホテルはかなり少ないですが、ベッセルホテルカンパーナすすきのでは独自にフォントまで開発しているそうです。
ただ、このオリジナル書体の数字のフォントはかなり見にくいし、日本語も細い明朝体系なので視認性が悪い…もう少し視認性の良いフォントを採用したほうがよかったのでは?と感じるほど。
サインやグラフィックは、SKG株式会社が手がけているとのことです。
ベッセルホテルカンパーナすすきのの客室タイプ
- スタンダードシングル:15.7㎡ – 51室 – 2~13F
- スタンダードダブル:17.7〜18.1㎡ – 22室 – 3~13F
- モデレートダブル:17㎡ – 44室 – 3~13F
- スタンダードツイン:20㎡ – 88室 – 3~13F
- モデレートツイン:21.3㎡ – 40室 – 2~13F
- スーペリアルーム:24.5㎡ – 44室 – 3~13F
- デラックスルーム:36.9㎡ – 4室 – 12~13F
- プレミアデラックス:52.6㎡ – 2室 – 12~13F
- アクセシブルシングル:21.3㎡ – 1室 – 2F
ベッセルホテルカンパーナすすきのは「近畿日本ツーリスト」が最安値になることが多いよ!
客室配置はかなり変則的な印象です。下2桁が01/02がスタンダードツイン、03はモデレートツイン、04/06/17はスーペリアルーム、10はスタンダードダブル、05/14はモデレートダブル、19はスタンダードツイン、22/25はスタンダードシングルとなっています。
貸し出し品リスト
全客室にエアウィーヴを採用!
客室はベッドマットレスにエアウィーヴが採用されているのが最大の特徴です。
スタンダードシングル
スタンダードシングルは15.7㎡の客室。1泊程度であれば問題ないかもしれませんが、個人的には空きスペースの無さが気になりました。
スーツケースはベッド下におけるので、あまり空きスペースを気にする必要はないかもしれませんが、スタンダードダブルになるとかなり空きスペースがあるので、どちらかというとスタンダードダブルがおすすめです。
スタンダードダブル
スタンダードダブルで17.7㎡~18.1㎡の客室。広さは1人での利用でちょうどよい印象で、空きスペースもあり大きなスーツケースも問題なく広げることができ、全体的に満足度の高い客室でした。
モデレートダブル
モデレートダブルは17㎡の客室。スタンダードダブルとの違いは2人掛けソファがあること。その代わり、デスクがありません。観光で宿泊していてデスクよりもソファの方が良い方におすすめです。
ただ、スタンダードダブルよりも空きスペースは狭く、大きなスーツケースがある方はスタンダードダブルの方がおすすめです。
スーペリアルーム
スーペリアルームは、和モダンなテイストに適度な広さがあり、かなり過ごしやすい客室でした。スタンダードツインやモデレートツインからほんの少し料金が高いですが、ぐっと広くなるので、ツインルームを検討しているならスーペリアルームがオススメです。
ベッセルホテルカンパーナすすきのの朝食。ここは朝食のために宿泊したいほど素晴らしい!
- 朝食会場:ホテル1階ラウンジ
- 朝食料金 (宿泊者):2,300円 子供料金(6~12歳) 1,200円 5歳以下無料
- 朝食料金 (外来者):3,000円 子供料金(4~12歳) 1,500円 3歳以下無料
- 朝食時間: 6:00~9:30(10:00終了)
※記載内容は「2024年9月現在」のもの。全て税込。
ベッセルホテルカンパーナすすきのは「近畿日本ツーリスト」が最安値になることが多いよ!
ベッセルホテルカンパーナすすきのの朝食は「札幌のホテルでトップクラス」と思うぐらい素晴らしかったです。同じ系列のベッセルイン札幌中島公園も素晴らしいですが、それより値段が高い分、種類が豊富です。
海鮮丼も作れますし、カニもあります。北海道らしい朝食が食べれるので、ベッセルホテルカンパーナすすきのに宿泊するならば絶対に朝食をつけたいと思うど。
と言うより、朝食のためにベッセルホテルカンパーナすすきのを選ぶと言っても過言ではないレベルです!
札幌のホテル朝食をランキング形式で紹介しています。
実際に食べてレビュー・ランキング化しているので、こちらも参考にしてみてください↓
朝から「いくらのかけ放題・食べ放題」が楽しめるホテルはこちら↓
札幌のホテル朝食レビュー記事リスト↓
ベッセルホテルカンパーナすすきのレビューまとめ
- 朝食はいくら・カニ食べ放題!おすすめ!
- 大浴場&サウナあり。大浴場にフェイスタオルを常備
- ウェルカムドリンクあり
- 滞在時間は最大21時間。チェックイン14時〜、チェックアウト11時まで
- エレベーターにセキュリティあり
- 宿泊特化型ホテルでありながら、和モダンなテイストで寛げる空間
- 立地はいまいちかな…
- 全客室にエアウィーヴを採用
- 客室の中では素足で過ごせる環境
- VODが無料(成人向けコンテンツは有料)
- 空調は個別空調で温度調整や冷暖房の切り替えが可能
- 窓が開けられる
- ナイトウェア(部屋着、パジャマ)は上下でセパレート型
- セーフティボックスなし
- スリッパはウォッシャブルの共用タイプ
- ミネラルウォーターの提供なし(公式サイトから予約だとあり)
宿泊特化型ホテルですが、ビジネスマンをターゲットにしたホテルというより観光客をメインターゲットにしている印象で、和モダンな空間で寛げる環境を提供しているホテルと感じました。
個人的に札幌のホテルの中でもトップクラスにおすすめしたいと感じた「ベッセルホテルカンパーナすすきの」。
滞在したみたところ、新しいホテルであるためにキレイなことはもちろんですが、客室、朝食、ラウンジ、ウェルカムドリンク、大浴場など快適性がかなり高い内容でした。また、他のホテルよりも快適性や満足度がワンランク上だなと感じることが多く、満足度がここまで高い宿泊特化型ホテルはなかなかありません。
ただ、2023年6月現在、開業当時と比べると物価高騰の影響などもあり多少サービスが劣化しています(それでも高いクオリティを保っているとは感じました)。
宿泊特化型ホテル(ビジネスホテル)に分類されますが、料金価格帯や内容を考慮すると「高級宿泊特化型ホテル(ミドルアッパークラスの宿泊特化型ホテル)」。館内のデザインなどもよいため、デザイナーズホテルといってもおかしくないぐらい和テイストを感じられるホテルです。
共有施設で良いところはやはり「大浴場」の充実度。フェイスタオルが大浴場に常備されており、客室から持っていく必要がないのが他のホテルとの大きな違いです。
また、絶対に外せないのは朝食。「朝食のために宿泊したいホテル」と言っても過言ではないレベルです。
以上、ベッセルホテルカンパーナすすきのの宿泊記、ブログ的口コミ・評価レビューでした!ぜひ、参考にしてみてください。
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