【スタンダードツイン】ランプライトブックスホテル札幌の宿泊記、ブログ的口コミ・評価レビュー!

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今回は、北海道・札幌にあるランプライトブックスホテル札幌の「スタンダードツイン」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います!

この記事は「2024年1月」に宿泊した時の内容を反映した宿泊記・評価レビュー、ブログ的口コミです。

目次

ランプライトブックスホテル札幌のフロント・ロビー周り

ランプライトブックスホテル札幌の1階はカフェとして24時間営業しており、館内に入ると手前にカフェスペース、奥側にホテルフロントがあります。

フロント・レセプション

パブリックスペースなどの情報はこちらを参照してください。

アメニティはフロントから必要なものを持っていくスタイル

アメニティはフロントに置いてあり、必要なものを持っていくスタイル。アメニティは必要最低限レベルで、歯ブラシ、コットン、綿棒、カミソリ、ブラシのみです。ティーアメニティは客室内にあります。

アメニティは必要最低限レベル

ランプライトブックスホテル札幌のエレベーターにはセキュリティあり

エレベーターは2基。112室しかないので2基あれば必要十分という感じです。

また、エレベーターにはセキュリティがあり、キーカードをセンサーにかざすとボタンが押せるようになる仕組みです。

エレベーターにセキュリティあり

エレベーターは9階まで。2階~9階が宿泊フロアとなっています。

ランプライトブックスホテル札幌の宿泊フロア

エレベーター前、通路

エレベーター前にも客室があり、エレベーターホール的なものはありません。宿泊特化型ホテル(ビジネスホテル)だとエレベーター前にも客室があるホテルが多くあります。

ランプライトブックスホテル札幌の「スタンダードツイン」を紹介

今回紹介するのは「住んたんだーどツイン」で15㎡の客室です。

客室配置図(避難経路図)

今回宿泊したのは306号室で、エレベーター前の客室でした。騒がしいかなと思いましたが、それほど騒ぐような客がいなかったため、思った以上に静かでした(ただ、話していると話し声は聞こえます)。

カードホルダー

カードホルダーにカードキーを入れると電源などがONになるタイプです。

入口から撮影

スタンダードツインの全体像

スタンダードツインは15㎡の客室。部屋に入ってすぐの感想は「想像どおり狭い…」でした。

ビジネスホテルで15㎡前後だと、それなりにスペースもあって比較的快適に過ごせる空きスペースがあるところもあったりしますが、このスタンダードツインの空きスペースは本当に限定的です。ただ、使いやすいレイアウトで機能面でも工夫している印象でした。

スクロールできます

2021年開業のホテルなので、見た目はまだまだ新しい印象でした。

ベッド周り

ベッドは100cm幅でデュベスタイル。ベッドは動かすことも可能だったので、ハリウッドツインにすることも可能です。

コンセントが「本」ということもあり、ヘッドボード上に本が置かれていました。また、カフェスペースにある本を客室内に持ち込むことも可能です(2冊まで/フロントで手続き必要)。

ベッドのマットレスはどのメーカーかは不明でした(見た感じは日本ベッドと思われます)。ピロートップはないですが、寝心地は悪くなく、ぐっすりと眠れました。

ヘッドボード上にコンセントが2口、USBポートが2口あります。

ナイトウェア(部屋着・パジャマ)

ナイトウェア(部屋着・パジャマ)はワンピースタイプを採用。

テレビやチェスト、ミニバーなど

テレビやチェスト
チェスト&デスク

チェスト部分はデスクとしても利用できるような形になっており、椅子はベッドを使う形です。鏡や消臭スプレー、ティッシュ、時計などが置かれています。

スクロールできます
チェスト

横から見るとこんな感じでベッドを椅子の代わりとて利用します。15.6インチのPCはギリギリ利用できる感じでした…。

空気清浄機

客室が狭いので、チェスト下が一番収まりがよいのだと思いますが、ここに置いてある状態でどう使うのか….

コンセント

チェスト兼デスクの下にはコンセントがありました。

スクロールできます
テレビ
HDMI端子

テレビは角度が調整できるようになっていました。HDMI端子も利用可能です。YouTubeなどのネットストリーミング動画は見れません。

コンセント、USBポート

コンセントが2口とUSBポートが1口あります。

テレビ下のチェストはミニバーエリアとなっていました。

ティーアメニティ

ティーアメニティは煎茶のみ。

冷蔵庫

クローゼットはなく、壁掛けスタイル

クローゼットはなく、ハンガーは壁掛けタイプ。ツインルームですが、ハンガーは2本のみ…。

バゲージラック、靴べら、ブラシなど
スリッパ

スリッパは使い捨てタイプを採用。

スリッパは使い捨てタイプ

ウェットエリア

ウェットエリアの入り口
ウェットエリア

ウェットエリアは必要最低限の広さがあり、狭い方ではありますが狭すぎるという印象はありませんでした。むしろ15㎡でベッド側のメインエリアの狭さの割には、わりかししっかりと面積を割いた印象でした。

トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)付きで暖房便座機能あり。トイレットペーパーはシングル。

今回だけかもしれませんが、トイレが清掃されていない公衆トイレと同じような臭いが漂っていました。もう少しいしっかりと清掃してほしいところ。多少の臭いなら我慢しますが、流石にこれはないな…というレベルでした。

普段ならルームチェンジを頼むレベルですが、今回はただ寝るだけだったのでそのまま利用しましたが、このレベルで清掃が完了しているとなるとダブルチェックなどは全く行われていないのだろうな…という印象です。

トイレも汚い…

また、清掃された痕跡がなく、便座が汚れてました…

洗面台

洗面台の両サイドに少し物を置けるようなスペースがあります。右側にはkoizumi製のドライヤー。

洗面台下にはフェイスタオルやバスタオル、ランドリーメニューなど。今回はシングルユースですが、タオル類も含めてアメニティは全て2セット揃っていました。

バスルーム

バスルームは洗い場付きバスルームを採用。自宅感覚でお風呂に入れるため、水回りは快適です。15㎡と狭い客室ですが、そこに洗い場付きバスルームがあるのは良いですね。

広さは「1.6m x 1.2m」であまり広くはないですが、ユニットバスと比べると快適度がグッとあがります。

洗い場付きバスルームあり!

洗い場付きバスルームの広さを確認する

シャワーヘッドの固定は可動式なので、誰でも使いやすい高さに調整可能です。

自動お湯はり機能付き
バスアメニティ

シャワー側の混合栓は高い位置にあり、立った状態で利用することを想定している模様です。そのため桶や椅子も置いてありません。

浴槽側にも混合栓があるので、シャワーを利用しながらバスタブにお湯を張ることが可能です。

シャワー側の混合栓にスパウト(蛇口)はなく、立った状態で利用する(シャワー利用のみ)

桶や椅子、鏡はなし

シャワーの水圧は快適レベルでした。

シャワーの水圧がよい

風景

目の前は壁でした….景色を楽しむホテルではありません。

Wi-Fi

Wi-Fiはどんな時間帯でも快適に利用できるレベルでした。

スクロールできます

どの時間帯も非常に快適で文句なしでした。

Wi-Fiはどの時間帯でも快適に利用できた

空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?

札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。

札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。

また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。

このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。

筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。

ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓

快適に過ごすために確認したい空調ポイント!
  • 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
  • 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
  • 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)

では、どうなのか確認していきたいと思います。

スクロールできます

空調は個室調整可能なタイプでした。

空調は個別タイプ!

窓を開けることが可能で、換気や温度調整が可能です。

窓が開けられる

空きスペースはどれくらい?スーツケースは広げられる?

スタンダードツインは15㎡。空きスペースも必要最低限レベルです。

約70Lのスーツケースを広げてみた

約70Lのスーツケースは狭いながら(ドアを開けると多少はあたる)も広げるスペースを確保することはできました。ドアを開く時などは干渉しますが、それでもこの広さの客室で広げられるのは良かったです。

機内持ち込みサイズのスーツケースだと余裕で広げることができそうです。

清掃レベルが気になった…

全体的に綺麗にしているように見えるのですが、清掃レベルは決して高くなかったというのが本音です。気になったのは下記の通り。

  • (今回だけかもしれないが)ウェットエリアが臭い。公衆トイレのような臭い…
  • 一見、綺麗に見えるが見えないようなところで清掃レベルが甘い
  • 空調から定期的にジジジーという音が出てきてうるさい

ベッドのマットレスは髪の毛だらけ

最近は南京虫(トコジラミ)の影響でマットレスをチェックする方も増えたかもしれません。一見綺麗そうに見えるベッドですが、シーツをめくると他人の髪の毛が多数ベッドに付着していました…。

トイレが公衆トイレと同じ臭い…

トイレの清掃はしていないレベルと思うぐらい臭く、ウェットエリア全体が公衆トイレのような臭いでした…。便器も汚れてるし…正直、清掃レベルはかなり低いとしか言いようがありません。

空調から定期的に音がなる…

これは空調のメンテンナンスがしっかりとされていないのか、それともこういう空調なのか分かりませんが、定期的にジジジーという低周波の音がなり、結構耳障りでした。空調は日立製です。

ランプライトブックスホテル札幌「スタンダードツイン」の評価レビューまとめ

ランプライトブックスホテル札幌「スタンダードツイン」
総合評価
( 2 )
メリット
  • 15㎡と狭い客室だが、効率のよいレイアウトで思ったよりも使いやすかった(ただ、やはり狭い)
  • 洗い場付きバスルームを完備
  • Wi-Fiがかなり快適
デメリット
  • 2人での宿泊だと狭すぎるという印象
  • 壁がかなり薄い
  • ミネラルウォーターの提供はなし
  • 洗い場付きバスルームに桶や椅子はなし
  • ハンガーが少ない
  • セキュリティボックス(セーフティボックス)はない

ランプライトブックスホテル札幌の「スタンダードツイン」は、15㎡の客室に洗い場付きバスルームを備えており、コンパクトながらも使いやすいレイアウトな客室でした。

ただ、やはり15㎡で洗い場付きバスルームがあるためか、ベッドがあるメインエリアは必要最低限レベルの広さ。シングルユースでただ寝るだけの部屋としては良いかもしれませんが、2人での宿泊だと狭すぎると思います。

また気になったのは壁の薄さ。新築で新しいホテルなので防音対策がしっかりしているかなと思いましたが、古いシティホテルや格安ホテル並に防音性能が低くて驚きました…。

ホテルのコンセプトとして「本」をテーマにしており、本好きな方が宿泊するには良いのかもしれませんが、一般的なビジネス利用だったり、観光での利用だったりすると少し使いにくい印象です(ただ寝るだけとしてはよいとは思いますが)。

ベッドに寝転がって本を読むしかない客室ですが、座って本を読んだり、作業をしたければ1階のカフェを利用するのがベストです。

なかなか高評価だったので宿泊してみましたが、個人的に清掃レベルやメンテナンスなどのレベルは同料金帯の札幌にあるホテルの中でも最低クラスで格安なビジホレベルと言う印象。

ベッドマット上には多数の髪の毛、トイレの清掃レベルの低さ、臭いなど、清掃レベルの低さが特に目立ちました。1滞在しかしたことがないため、毎回このレベルではないことを願いますが、次は絶対に宿泊することはないな…と感じるレベルでした。

とは言え、口コミでは清潔感があるという印象だったので、今回だけが異常に駄目だったのかもしれません…(そんな不安定な清掃レベルのホテルには宿泊したくないですが…)

狭いながらも「寝るだけの部屋」としては機能したことはよかったです。シャワーの水圧もよく、洗い場付きバスルームなので快適にお風呂に入れます。もう少し、清掃やメンテナンスをしっかりやるとより良くなると感じました。

以上、ランプライトブックスホテル札幌「スタンダードツイン」の宿泊記・ブログ的口コミレビューでした!

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