今回は、北海道・札幌にあるホテルJALシティ札幌 中島公園の「スーペリアツイン」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューをしてみたいと思います。
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ホテルJALシティ札幌中島公園のフロントやロビースペース
レセプション・フロントは2階にあり、宿泊特化型ホテルの割には広く明るい印象 でした。雰囲気もよかったです。
ホテルJALシティ札幌 中島公園のパブリックスペースや大浴場などはこちらを参照してください。
One Harmoney会員はOTAからの予約でも紐づけらえてる
筆者はJALシティホテルやニッコーホテル、オークラホテルの会員制度である「One Harmony」の会員です。
今回は、OTA(一休やじゃらん、楽天トラベルなど)から予約したのですが、One Harmony会員であることを知らせていないにも関わらず、すでに紐付けされていました。(会員証を見せようとしたら、すでにナンバーをもらっていると言われました。)
日航ホテルやオークラでも公式予約以外の場合は、氏名や電話番号等で会員かどうかを確認していると聞きましたが、ホテルJALシティでも確認されているようです。
ホテルJALシティ札幌中島公園の宿泊フロア
エレベーター前もナチュラルなテイストでありながら上品な印象。廊下の絨毯が雪の結晶で印象的。
ホテルJALシティ札幌中島公園の「スーペリアツイン」を紹介!
今回紹介するのは「スーペリアツイン」で27.8㎡の客室です。
客室番号の下1桁が偶数となっているのがモデレートクイーン(10〜14階)とモデレートツイン(3〜9階)で、奇数番号がスーペリアツインの客室だと思われます。
スーペリアツインの全体像
客室の印象はオークグレーを基調としたナチュラルテイストで、宿泊特化型ホテルの中でも上質な印象です。老若男女、誰にでも好まれる内装だなと感じました。
27.8㎡と2人での宿泊ではちょうどよいぐらいの広さの客室ですが、思った以上に空きスペースがない客室だなという印象の方が強かったです。過ごす上で必要最低限の空きスペースという感じでしょうか。
ベッド周り
ベッドは120cm幅で、デュベスタイルでのベッドメイキングです。フットスローやクッションもあります。
ベッドのマットレスはシモンズを採用。また、120cm幅なので広々していました。ピロートップないですが、硬さはちょうど良い感じでした。
ベッド間にベッドサイドテーブルがあるため、ハリウッドツインに変更することは不可ですが、元々ハリウッドツインで提供しているスーペリアツインの客室もあります。子供連れなどはそちらの方が使いやすいと思います。
ベッドサイドテーブルには、アクセサリーボックスやTV番組表などがあります。
USBポートが2口、コンセントが1口。できればコンセントが2個ある方が使い勝手が良かったかなと思います。
ナイトテーブルの引き出しにナイトウェア(部屋着・パジャマ)がありました。セパレートタイプを採用しています。
ナイトウェアの下にはランドリーメニューやビニール袋。黒色のビニール袋は、大浴場に行く時にバスタオルなどを入れて利用します。
コインランドリーはないので、洗濯する場合はランドリーサービスを利用するしかありません。
下の引き出しにはセキュリティボックス(セーフティーボックス)がありました。
ソファやミニバーなど
窓側に大きなソファやミニバーなどが設置されています。
ミニバーエリアには、ネスプレッソや無料のミネラルウォーター、電気ケトルなど。
ネスプレッソは3種類の味が楽しめます。
後方にはコンセントが1口。
チェスト部分のサイド面にコンセントと有線LANポートがありました。
チェストの中には、冷蔵庫やコップなど。
以前は紅茶のみ
ティーアメニティは紅茶のみ。緑茶などもあればよかったかなと感じます。
現在は煎茶とほうじ茶が置いてありました。
冷蔵庫は小さいですが、2Lのボトルを入れられるサイズ。
テレビ
テレビは43インチ。壁掛けタイプで、首振り機能はありません。大浴場の混雑具合も確認できます。
また、YouTubeやAmazonプライムビデオを再生することが可能です。
クローゼットなど
通路幅は約1.1mあり、比較的ゆったりした広さでした。通路を挟んでウェットエリアの反対側に全身鏡。
クローゼット部分はハンガー4本のみ。クローゼットは思っていたよりも広さがあります(モデレートクイーンはかなり狭いですが、それよりも広い)。ツインルームなので1人2本という計算ですが、これでは足りない方の方が多いのでは…(特に冬場)。
消臭スプレー、バゲージラック、靴べら、ブラシ、シューボリッシュなど。
スリッパは使い捨てタイプを採用しています。
大浴場があるホテルは大抵「共用スリッパ」を採用することが多いですが、ホテルJALシティ札幌中島公園では、使い捨てタイプとなっています。大浴場に行くのに、このスリッパを利用してもOKです。
ウェットエリア(バスルーム)
ウェットエリア(バスルーム)の扉は引き戸タイプでした。
ウェットエリアは思っていたほど広くはなく、必要最低限の広さといったところでしょうか。
バスタオルは洗面台の下に。清掃は行き届いているし、洗面台横には化粧品などを置けるスペースが十分にあります。
フェイスタオルやドライヤー。ドライヤーは立てて置けるものでKOIZUMI製。風圧も良くてすぐに乾きます。
ハンドソープは花王のFIESTA。ハンドタオルもあります。
アメニティや拡大鏡。
以前のアメニティ
シャンプー類はこのレベルのホテルとしては珍しく、小分けタイプが採用されています。100%ボタニカルでJALシティホテルオリジナルのものです。このアメニティ、個人的には非常に気に入っています。
以前のアメニティ
その他は、カミソリ、ヘアブラシx2、ヘアゴム、綿棒とコットンのセットx2、歯ブラシx2、シャワーキャップ、ゼミドのトライアルキットのようなものがあります。
以前のアメニティ
ゼミドは、クレンジングミルク、ピーリングジェル、オールインワンクリーム、コンディショニングヘアバターがセットになっているもの。
シャンプー類のアメニティはTHALASSAというもの。日航ホテルなどでよく見かけます。個人的には以前の100%ボタニカルでJALシティホテルオリジナルのものの方がよかった…
現在、シャンプー類のバスアメニティは共用ボトルに変更になっています。
その他アメニティは、ヘアブラシx2、ヘアバンド、コットン&綿棒、綿棒x4本、カミソリ、シャワーキャップ、歯ブラシx2、ボディタオルx2、スキンケアセットがありました。以前はボディタオルがありませんでしたが、追加されていました。
スキンケアセットはDHCのものでした。以前はゼミドというものでした。
トイレはウォシュレット(シャワートイレ)付きです。暖房便座機能あり、自動で流れるタイプでした。
洗い場付きバスルーム
バスルームは洗い場付きタイプなのでかなり快適です。扉はスケルトン。バスルームの扉は透明タイプなので、誰かがお風呂に入っているとウェットエリアは使えないですね。
洗い場付きバスルームの広さは「1.6m x 1.4m」となっており、宿泊特化型ホテルの中では広めのバスルームです。ちなみにモデレートクイーンの客室は「1.6m x 1.2m」なので、スーペリアツインの方が広くなっています。
洗い場付きバスルームの広さを確認する
- 1.8m x 1.6m
- ザ ノット 札幌 – デラックスキング – パノラミックシティビュー –
- 1.8m x 1.4m
- ホテルフォルツァ札幌駅前 – スーペリアダブル、フォルツァツイン
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル – スーペリアツイン その2
- ベッセルイン札幌中島公園 – デラックスツイン
- 1.6m x 1.6m
- JR東日本ホテルメッツ プレミア 札幌 – プレミアムツイン
- 札幌グランドホテル – コンフォートプレミアキングダブルルーム
- 1.6m x 1.4m(1.7m x 1.3m)
- SAPPORO STREAM HOTEL – プレミアム デラックスダブル
- ホテルJALシティ札幌中島公園 – スーペリアツイン
- クロスホテル札幌 – HIPダブル、ツイン ラグジュアリー
- グランドメルキュール札幌大通 – スーペリアツイン
- ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園 – キャビンフロア スーペリアツイン、ギャラリーフロア スーペリアツイン
- ダイワロイネットホテル札幌すすきの – ツイン
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園 – スタンダードツイン、デラックスツイン
- JR東日本ホテルメッツ プレミア 札幌 – スーペリアシングル
- JRイン札幌 – ツイン
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル – スーペリアツイン その1
- 1.6m x 1.2m
- SAPPORO STREAM HOTEL – プレミアム コーナーダブル
- ソラリア西鉄ホテル札幌 – スタンダードツイン / ハリウッドツイン
- 京王プレリアホテル札幌 – プレミアダブル / コンフォートツイン
- ホテルJALシティ札幌中島公園 – モデレートクイーン
- 札幌ワシントンホテルプラザ – ツイン
- ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯> – ヴィアインツイン
- Tマークシティホテル札幌大通 – ツイン / コーナーツイン / スーペリアツイン / ジャパニーズスタイルツイン
- ホテルビスタ札幌[大通]- シングル / ツイン
- ホテルビスタ札幌[中島公園]- シングル / ツイン
- ランプライトブックスホテル札幌 – スタンダードツイン
- ラ・ジェント・ステイ新さっぽろ – スーペリアツイン
シャワーとは別に浴槽側に蛇口があるので、シャワーを利用しながらバスタブにお湯を張ることが可能です。
ただ、シャワー側にスパウト(蛇口)はなく、立った状態で利用すること(シャワーのみ)しかできません。そのため桶や椅子も置いてありません。
日本人は、洗い場があれば椅子に座って体を洗いたい方が多いと思うので、残念だと感じる人も多いかもしれません。座って体を洗いたい人は大浴場に行くのがベストですね!
座って体を洗うことはできませんが、その代わりにレインシャワーが完備されているのが高ポイント。海外ゲストには、かなり好評だと思います。
物置用ラックやタオル掛けはありますが、バスルームに鏡は設置されていませんでした。
浴槽のサイズは約120cm x 66cm x 47cm(縦幅 x 横幅 x 深さ)ぐらいで、モデレートクイーンの浴槽よりも若干大きめで浴槽の形も異なります。
シャワーはレインシャワーと通常のシャワーの2種類。レインシャワーは雨に打たれているような感覚で本当に気持ち良いです。
このシャワーシステムですが、混合栓部分なのでかなり高温になっているところがあり、かなり注意したほうがよさそうです。(GROHEのシャワーシステムはどれも高温になるこものが多い)
水圧ですが、通常のシャワー(手持ちの方のシャワー)でほんの少し弱いかなと感じました。
良くも悪くも、洗い場の方に蛇口がなくシャワー利用が前提、レインシャワーありなど、海外仕様の洗い場付きバスルームという感じで日本人が好む感じではないかな…とも。海外ゲストを想定した作りになっており、日本人は大浴場を使うだろうという考え方なのかもしれません。
もし、椅子に座って体を洗いたい場合は、ホテルの大浴場に行くのがベストです!大浴場の情報は下記を参照してください。
札幌では「大浴場」や「温泉大浴場」があるホテル、「洗い場付きのバスルーム」を備えたホテルが多数あります。
なので、ユニットバスしかなかったりするホテルや客室はデメリットかも…。洗い場付きバスルームがある客室や大浴場があるホテルを選ぶとより快適なホテルステイになるでしょう。
景色
窓は普通の大きさ。
窓からの景色は、隣のイビススタイルズ札幌(ホテル)が目の前にドーンと見えました(苦笑)
右側にはすすきの、大通方面の景色が少し見れました。
下側には立体駐車場の建物があります。
空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
空調はダイキン製で個別調整可能タイプです。どの時期でも冷房・暖房の切り替えが可能になっており、部屋の温度を自由に設定できました。また、効き具合も良かったです。
窓は開けれるタイプですが、取手部分が取り外されているため、個人で開けることはできません。
空きスペースはどれくらい?スーツケースは広げられる?
正直、27.8㎡の割には空きスペースが少ないという印象を受けました。ただ、全体的にゆとりある家具の配置で狭さや圧迫感は皆無です。
クローゼットエリアも比較的広いスペースがあり、70Lのスーツケースが横に置くことが可能でした。機内持ち込みサイズのスーツケースであれば、この場所で開くことも容易にできると思います(大きなスーツケースを開くのは無理)。
私は約70Lのスーツケースを通路部分で開きました。通路部分の幅は約1.1mあります。ここでスーツケースを広げると多少はやはり邪魔ですが、歩くスペースもギリギリ確保できるような感じでした。(ちなみにモデレートクイーンの客室では、通路に約70Lのスーツケースを置くと足の踏み場がない状態になります。通路が狭い95cm幅しかありません。)
客室の空きスペースに関しては、大満足ではないにしろ問題ないと感じるレベルではないでしょうか。また2人での宿泊でも寛げるぐらいの広さがあり、手狭感は感じません。
Wi-Fiは快適か?遅くなりがちな時間帯も快適に利用できる?
Wi-Fiの速度はアップロード、ダウンロード共にどの時間帯でも快適レベルです。動画視聴、アプリの更新なども全く問題なく可能でした。
ホテルJALシティ札幌中島公園の「スーペリアツイン」、評価レビューまとめ
- 客室はゆとりある27.8㎡
- 洗い場付きバスルーム、レインシャワー完備
- ミネラルウォーターの提供あり
- ネスプレッソあり(カプセルは4個、3種類のコーヒー)
- シャンプー類のアメニティは小分けボトルタイプ
- ナイトウェアはセパレートタイプを採用!
- 空調は個別調整可能なタイプを採用。冷暖房の切り替えが可能。
- スリッパは使い捨てタイプ(大浴場があるホテルでは珍しい)
- セーフティボックスあり
- デスクワークができるような机がないため、ビジネスマンには不向き(折りたたみデスクの貸出あり)
- 洗い場付きバスルームに桶や椅子がなく、洗い場では立った状態で体を洗うことを想定した設備になっている
ホテルJALシティ札幌中島公園の「スーペリアツイン」は、洗い場付きバスルームがあることを筆頭にレインシャワーやミネラルウォーター、ネスプレッソの提供、オークグレーを基調としたナチュラルテイストでこだわりある客室は、宿泊特化型ホテルの中でもアッパーミドルホテル(高級ビジネスホテル)という印象で素晴らしく、個人的にはオススメできる客室の1つです。
モデレートクイーンの客室は狭さがネックとなり、あまりオススメはできない客室ですが、スーペリアツインは2人での利用でもゆっくり寛げる広さでゆとりがあり、ホテルJALシティ札幌中島公園に宿泊するなら「スーペリアツイン」が一番おすすめです。
ただ、デスクがないことからビジネスマン向けではなく、観光客向けの客室です(折りたたみ机の貸出あり)。
少し残念かもと感じたのは、モデレートクイーン、モデレートツインとの差別化ポイントが「客室の広さ」しかなく、アメニティなどは全て同じものが提供されています。客室が広ければ広いほど快適性は上がるので問題ないかもしれませんが、モデレートとスーペリアで他にも差別化できるポイントがあったら良かったかもしれません。
また、ホテルの施設も充実しており、大浴場や美味しい朝食など、総合的にオススメできますよ!
以上、ホテルJALシティ札幌中島公園の「スーペリアツイン」のブログ的口コミ・レビュー評価でした!参考にしてみてください。
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