【スーペリアツイン】グランドメルキュール札幌大通公園の宿泊記、ブログ的口コミ・評価レビュー！

今回は、北海道・札幌にあるグランドメルキュール札幌大通公園の「スーペリアツイン」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューをしてみたいと思います。

この記事は「2024年5月」に宿泊した時の内容を反映した宿泊記・評価レビュー、ブログ的口コミです。

グランドメルキュール札幌大通公園のフロント、ロビー周り

グランドメルキュール札幌大通公園にリブランドされましたが、印象としてはロイトン札幌の時と何も変わらないと感じました。

フロント後ろと絨毯だけが改装されただけの模様です。

グランドメルキュール札幌大通公園の設備やパブリックスペースに関しては、下記を参照してください。

グランドメルキュール札幌大通公園のエレベーターにはセキュリティなし！

客室が292室に対してエレベーターは4基あります。73室に対して1基ということで設置数は問題無さそうですが、グランドメルキュールになってから無料のラウンジができたことにより、エレベーターの稼働率が上がると思われます。

なので、少し待たされることがあるようになったかもしれません。

残念なことに、エレベーターにセキュリティが全くありません。誰でも宿泊フロアに行けてしまいます。

エレベーターにセキュリティなし！

エレベーター内のボタン部分はゴールド仕様になっており、昭和のバブルを感じる仕様…。2024年4月にグランドメルキュールにリブランドしても、このような状況なのか…と少しがっかり感の方が強かったです。

グランドメルキュール札幌大通公園の宿泊フロア

今回紹介するのは18階の部屋ですが、ロイトン札幌からグランドメルキュール札幌大通公園にリブランドされて、スーペリアツインがある宿泊フロアは通路などもしっかりと改装・リニューアルされました（それ以外のフロアは改装されていません）。

18階はリニューアルされており、綺麗になっています。

グランドメルキュール札幌大通公園の「スーペリアツイン」を紹介

今回、宿泊・紹介するのは「スーペリアツイン」で、30㎡の部屋です。

今回紹介する1817号室は角ではないですが、片隣に部屋がない客室でした。

余談ですが、エレベーターホールが横にある下2桁が01の部屋は、同じ30㎡となっていますが、少し広めな間取りとなています。

キーカードホルダーはなく（キーカードを差し込むと電気がオンになるタイプではなく）、客室のスイッチを押せば電気が付きます。

通路には音楽が流れていますが、ドア付近は通路の音楽が聞こえています…。

スーペリアツインの全体像

スーペリアツインは30㎡の部屋。2人で利用してもちょうどよいか、ゆとりある印象の部屋でした。

ロイトン札幌の時の面影は全くなく、綺麗にリニューアルされています。

全国で一斉にグランドメルキュールにリブランドされ、客室が改装された部屋はどこのも同じようなデザイン・レイアウトで、このグランドメルキュール札幌大通も同じような作りです。

ベッド周り

ベッド幅は120cmです。ハリウッドツインに近いベッド配置ですが、若干ベッド間に隙間があります。ただ、簡単に動かせるので、ハリウッドツインにしてしまうことも可能です。

また、なぜか壁面の左側も少し隙間がある設計になっており、この隙間がかなり中途半端な感じす。ベッドに出入りするための隙間にしては狭すぎるし、なぜこのような設計なのか少し不明でした…。（これなら壁にベッドを付けた方が良いのでは？と感じるぐらいです）

枕は羽毛タイプの1種類が2個ずつ。デュベスタイルのベッドメイキングです。

ベッドサイドテーブルはなく、ちょっとした物置などはベッドボード上にありました。また、コンセントやUSBポートはベッドの両サイドにあり、USBポートはType-Cも利用できます。

USBポートはTtype-Cもあり！

最近はType-Cのものしか持ち歩かない方も多いと思うので、これは有り難いです。（個人的にもType-Cしか持ち歩かないので便利でした）

ベッドはシモンズを採用。ロイトン札幌の時ではエクシードツインのフロア（現在のスーペリアツインのフロア）もシモンズでしたが、グランドメルキュールになってから新しいシモンズに入れ替えられています。

また、ベッド上に約5cmのマットレスが追加されており、寝心地も抜群に良かったです。

ベッドの上にピロートップの役割をするマットレスあり！寝心地よし！

テーブルセット

テーブルセットは、腰掛け椅子が一脚と背もたれありの椅子があります。2人で宿泊することを想定すると、どちらも背もたれがある椅子を採用してほしかったかな…と感じました。

テーブルはかなり大きく、テーブルだけでなくデスクとしても利用できるようなサイズです。また、テーブル近くの壁面にコンセントがあるため、使いやすかったです。

テレビ

テレビはかなり大型の50インチ？ぐらいを採用。壁掛けで固定式です。個人的には首振り機能がほしいと感じるぐらい、テーブルの位置からは見にくかった…

HDMI端子も一応利用でき、テレビはスマートTVに対応しており、YouTubeなどのストリーミング動画サービスに対応しています。

ミニバー

チェスト部分にはメモ帳やティッシュ、電気ケトルなどが置かれています。ティッシュがそのまま置かれているのは少しびっくりしました…。（ティッシュのケースがまだ納品されていないのかな…）

ミネラルウォーターの提供もありました。

ミネラルウォーターあり

ティーアメニティは煎茶とほうじ茶がありました。クラシックフロアと差別化する意味でも、ドリップコーヒーや紅茶など、もう少しティーアメニティが充実してるとよいなとは感じました。

チェスト下に更にコンセントがありました。コンセントで困ることはなさそうです。

クローゼットなど

ハンガーラックはむき出しタイプですが、使い勝手が良かったです。ハンガーがもう少し多いと良いかも。

ハンガーラックの下の部分はバゲージラックとなっていました。また、ミニバーのチェスト横にも荷物が置けそうなスペースがあり、お土産袋などを置くにはちょうど良さそうです。

ナイトウェア（部屋着・パジャマ）は作務衣タイプのよくビジホなどにおいてあるもの。

スリッパは共用スリッパを採用。ウォッシャブルタイプで履き心地は良いですが、衛生面で使い捨てスリッパの方が良い人もいると思います。

スリッパは共用タイプ（ウォッシャブルタイプ）

セキュリティボックス（セーフティボックス）は取って付けたような印象のもので、形的にもあまり使い勝手がよさそうではない感じでした。

セキュリティボックス（セーフティボックス）あり

ウェットエリア

ウェットエリア（バスルーム）もすべてフルリニューアルしており、水回りは快適な環境になっています。

ただ、ウェットエリアは「1.6m x 1.4m」の空間に洗面台やトイレがあり、思ったよりもコンパクト。

1人での利用で必要最低限レベルの広さはあるとしても「グランドメルキュールブランドでこの狭さはどうなのかな？」と思う方もいるだろうなと感じました。]

トイレはウォッシュレット（シャワートイレ）付きタイプで、暖房便座機能あり。トイレットペーパーはダブル。

トイレットペーパーはダブル

ただ、トイレットペーパーは1個しか置いてなく予備はありませんでした。

ハンドソープとボディローションは、グランドメルキュールブランド共通のエヴィーバ（EVVIVA）というブランドのものでした。

正直、車の消臭剤のような匂いで個人的にはまあり好みではなく…

引き出しにアメニティがありますが、歯ブラシx2、歯磨き粉、エアブラシ、カミソリ、サニタリーバック、コットンセットと必要最低限レベル。

ドライヤーはRe-Deを採用。高級ドライヤーです。

タオル類はハンドタオルもありました。バスタオルは厚みがありながらも柔らかさもあり良かったです。

洗い場付きバスルーム

バスルームは洗い場付きです。

洗い場付きバスルームの広さは「1.6m x 1.4m」。洗い場付きバスルームとしては標準的な大きさというところでしょうか。

シャワー側の混合栓の位置が高い位置にあり、立った状態で利用すること（シャワーのみ）しかできません。そのため桶や椅子も置いてありません。

浴槽側にも混合栓があるので、シャワーを利用しながらバスタブにお湯を張ることが可能です。

シャワー側の混合栓にスパウト（蛇口）はなく、立った状態で利用する（シャワー利用のみ）

桶や椅子、鏡はなし。

バスアメニティはグランドメルキュールブランド共通のエヴィーバ（EVVIVA）というブランドのもの。

シャワーヘッドの固定は稼働式で誰でも使いやすいタイプ。シャワーモードは1種類のみですが、水圧がよく、かなり快適でした。

シャワーの水圧がよかった　

景色

窓は横長で大きめ。ツインルームには街側の景色と山側の景色が楽しめる客室があります。今回は山側（西側）の景色でした。

空調は一括管理？それとも個別調整可能タイプ？換気はできる？

札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。

札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。

また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ（寒すぎ）で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。

このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理（集中管理）だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。

筆者は札幌（特に北海道）のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。

ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓

では、どうなのか確認していきたいと思います。

空調は一括管理。冷房、暖房の切り替えはできません。

空調は集中管理で一括管理タイプ。個別に冷暖房の切り替えはできない。

また、窓も開けることができないため、温度調整がなかなか厳しいです。

窓を開けることができない

天井高

天井高は約2.7m。天井にスポットライトが2ヶ所あり、夜はそれほど暗くはないとは感じましたが、どちらかというと雰囲気重視な方ライティングかなと思います。

Wi-Fi

グランドメルキュール札幌大通公園では、Accor会員以外とAccor会員では別回線？のWi-Fiが用意されています。Accor会員の場合、Accorアカウントでログインすると、専用（高速）回線が利用でき、それ以外はメールアドレスの入力でWi-Fiが使えるようになります。

今回、筆者はAccor会員専用回線の方で接続しましたが、Wi-Fiは上り・下り共に10Mbpsで頭打ちでした。

まあ、遅すぎるということはないですが、速いということもなく、ストリーミング動画で高画質だと頻繁に止まる可能性があります。

正直、会員専用接続でこのレベルなので、使いやすいとは言い難いかなと思います。

広さや空きスペースは十分！

スーペリアツインは30㎡の部屋です。空きスペースも十分にあり、スーツケースを広げる場所もしっかりと確保できます（固定バゲージラックもあります）。

約70Lのスーツケースを置いてみましたが、どこにおいても邪魔にならないぐらいのスペースがあり、スーツケースが数個ある場合でも問題ないでしょう。

スーペリアツインのバゲージラックは固定タイプですが、かなり横幅があるので、大きなスーツケースでも余裕です。

空きスペースがかなりあるので大きなスーツケースが複数個あっても問題なし！

グランドメルキュール札幌大通公園「スーペリアツイン」の評価レビューまとめ

グランドメルキュール札幌大通公園の「スーペリアツイン」は、フルリニューアルされており、ロイトン札幌時と比べてもかなり快適な部屋になりました。

洗い場付きバスルームがあり、ベッドも寝心地最高、空きスペースも十分にあり、荷物が多くても問題ないのが大きな特徴・メリットと言えそうです。

デメリットとしては、空調が一括管理、窓が開かないため、換気ができないことでしょうか。季節の変わり目などは要注意です。

グランドメルキュールブランドなので、もう少し高級感があるのかなと思っていまいたが、思っていたよりも宿泊特化型ホテルとなんら変わりない印象の内装です。

また、スーペリアツインはクラシックフロアよりも料金がだいぶ上がりますが、それだけの価値があるかどうか…問われると何だか物足りない印象もありました。

もう少しクラシックフロアとアメニティなどで差をつける（ナイトウェアの質やバスローブを用意したり、ティーアメニティを充実させたりなど）と、より快適になるのになとは思います。

とは言え、現状でも空調以外は快適に過ごせる環境は整っていると思います。

クラシックフロアは、以前のロイトン札幌の時から改装が全くされておらず、正直、「グランドメルキュール札幌大通に宿泊するなら、改装されているスーペリアツイン一択」だと感じます。クラシックフロアはとにかく備品なども古く、ベッドはかなり古いものをまだ使っており、寝心地が悪いです。

あとは周りのホテルと比べての料金設定だと思いますが、正直、このスーペリアツインの宿泊料金は札幌でもなかなか高め。正直、正規料金ではそこまで価値がないかな…というのが正直な感想でした。（個人的には、1人で朝食付きプランで20,000円以下ぐらいだと妥当かなという印象です。）

ラウンジも含めての料金設定なので札幌のホテルの中でも料金設定は高めになるのは分かりますが、それにしてもかなり高めの設定だなと感じました。安い時にはおすすめできそうです。

以上、グランドメルキュール札幌大通公園「スーペリアツイン」の宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューでした！参考にしてみてください。