
今回は、北海道・札幌にあるホテルJALシティ札幌 中島公園の「モデレートクイーン」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューをしてみたいと思います。









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今回の予約状況
参考までに今回の予約状況を記載しておきます。
- 宿泊日: 2019年11月
- 宿泊料金: 7,822円(サ・税込)/ツイン1名利用/朝食込
- 予約サイト: 一休
- 予約した客室: おまかせシングルユース(ホテルおまかせ) – 20.7㎡〜
- 宿泊した客室: モデレートクイーン – 20.7㎡
- チェックイン/チェックアウト: 15:00〜/〜11:00
今回はホテル側の都合で部屋が決まる「おまかせシングルユース」というプランで宿泊してきました。かなり割安なのでコストパーフォーマンスはかなり良いと感じました。
チェックイン


私はJALシティホテルやニッコーホテル、オークラホテルの会員制度であるOne Harmonyのメンバー会員です。
今回は、一休から予約したのですが、One Harmony会員であることを知らせていないにも関わらず、すでに紐付けされていました。(会員証を見せようとしたら、すでにナンバーをもらっていると言われました。)
日航ホテルやオークラでも公式予約以外の場合は、氏名や電話番号等でメンバーかどうかを確認していると聞きましたが、JALシティホテルでも確認されているようです。
エレベーターにセキュリティあり


エレベーターは全部で3基。13階建て(14階までのボタンがありますが、13階のボタンがないため13階建て)です。このエレベーター、レセプションがある2階に必ず泊まります。ちょっと煩わしい感じる人も多いと思います。
レセプションがある2階まではセキュリティなしで行けますが、宿泊階のボタンを押すにはカードキーをセンサーにかざす必要があります。
宿泊階
エレベーター前もナチュラルなテイストでありながら上品な印象。
JALシティホテルは宿泊特化型ホテルですが、個人的に普通のビジネスホテルというよりは高級ビジネスホテルという印象を持っています。ホテルJALシティ札幌 中島公園の内装などは、一般的なビジネスホテルと比較して全体的に品を感じるぐらい上質でした。
廊下の絨毯が雪の結晶で印象的。
ホテルJALシティ札幌 中島公園の「モデレートクイーン」を紹介!
今回宿泊したのは14階の1406号室。20.7㎡のモデレートクイーンの客室です。
客室見取り図。14階は、下1桁が偶数がモデレートクイーン、奇数がスーペリアツインの客室だと思われます。
全体像を紹介
客室の印象はオークグレーを基調としたナチュラルテイストで宿泊特化型ホテルの中でも上質な印象です。老若男女、誰にでも好まれる内装だなと感じました。
残念ポイントとしては、ベットがあるメインエリアは思っていたよりも狭いと感じました。
20.7㎡で洗い場付きバスルームがあるので多少狭いだろうなとは思っていましたが、思っていた以上に狭い(空きスペースがない)かなと…。クイーンサイズのベットやオットマンなどが、狭く感じさせる要因だと思います。









ベット周り
読書灯は雪の結晶型でこだわりが見え隠れします。
ベットはクイーンサイズで幅160cm。





枕は全部で4個とクッション。枕はふわふわタイプ。




ベットはシモンズ。ピロートップはないですが、寝心地も良くぐっすり眠れました。
電気のコントロールと、コンセント、USBポート。
ベットボードに読書灯とUSBポート。反対側にはコンセントがありますが、こちら側にはコンセントはありません。
ベットサイドテーブル。




ベットサイドテーブルの上にはテレビガイド、リモコン、電話、時計、アクセサリーケースなど。アクセサリーケースがあるのは宿泊特化型ホテルでは珍しいですね。




ナイトウェア(パジャマ)はセパレートタイプ。




ナイトウェアの下にはランドリーメニューや、大浴場に持っていく時に便利なビニール袋(黒い袋)もありました。
このホテルにはコインランドリーがないため、洗濯したい場合はランドリーを出すしかありません。
セーフティボックスもあります。
ミニバーなど
ベットサイドテーブルの横に冷蔵庫やティーアメニティがあります。
コンセントが2口、有線LANのポートがあります。
無料のミネラルウォーターは2本提供。(宿泊は1人でした)
そして、ホテルJALシティ札幌 中島公園では全室ネスプレッソが完備されており、4カプセル(3種類の味)があり、高ポイントでした。
ティーアメニティや冷蔵庫の扉を開けようとすると、椅子が邪魔で開けません…。椅子を移動させて使わなければならないほどスペースが狭いです…。
ティーアメニティはセイロンティーのみ。できれば緑茶などもあればよいと感じました。
冷蔵庫。
チェアはオットマン付き
チェアはオットマン付きでのんびり過ごすには最適です。ただ、空きスペースがない客室なので、オットマンがあることで更に狭く感じます。チェアと移動させないと冷蔵庫の扉が開かなかったり、何かと狭いのでオットマンはない方が良かったのでは?とも感じました。
加湿機能つき空気清浄機とゴミ箱。
テレビはYouTubeやプライムビデオの再生が可能
テレビは43インチ、壁掛けタイプ。首振り機能はありません。
大浴場の混雑具合はテレビで確認することができます。




ミラーリング機能やYouTube、Amazonプライムビデオなどが再生できるテレビで使い勝手はかなり良いです。
クローゼットなど
ハンガーラックなどは、入り口横のスペースにあります。あまり広くはありません。




ハンガーは全部で4本と少なめ、ハンガーラックも広くはないため、冬場でコートやダウンなどがあるとかさばり、使いにくい印象でした。下にはバゲージラックと使い捨てスリッパ、靴べらなど。ラックの上には棚があり、物を置けるスペースがありますが、クローゼットのスペースとしては結構狭い印象でした。




消臭スプレーや使い捨てスリッパ。スリッパは通常のビジネスホテルによくあるタイプ(格安ビジホみたいにペラペラすぎるスリッパではない)です。
スリッパは使い捨てスリッパです。大浴場があるホテルは大抵「共用スリッパ」を採用することが多いですが、ホテルJALシティ札幌 中島公園は使い捨てなので個人的に良かったです。大浴場に行くのにこのスリッパを利用してもOKです。
ウェットエリアへの入り口の反対側には全身鏡がありました。
ウェットエリア
ウェットエリアは引き戸タイプの扉。
広いとは全く思いませんが、必要十分な広さといったところで、ユニットバスのような簡素な感じではなく、ナチュラルテイストな印象が残るウェットエリアでした。
洗面台の横のスペースが広いため、小物を置いたりするのにも便利で使い勝手は良かったです。
フェイスタオルの他にハンドタオルも備えてあります。




ドライヤーはKOIZUMI製。風圧は強くてよかったです。ハンドソープは花王のFIESTA。




ベット側でティッシュを探し回りましたが、なぜか、ティッシュがウェットエリアにしか置いていません。
シャンプー類はこのレベルのホテルとしては珍しい小分けタイプ。100%ボタニカルでJALシティホテルオリジナルのものです。このアメニティ、個人的には非常に気に入っています。
その他は、カミソリ、ヘアブラシx2、ヘアゴム、綿棒とコットンのセットx2、歯ブラシx2、シャワーキャップ、ゼミドのトライアルキットのようなものがあります。
ゼミドは、クレンジングミルク、ピーリングジェル、オールインワンクリーム、コンディショニングヘアバターがセットになっているもの。




バスタオルは洗面台下に。タオル掛けはトイレ上にあります。
トイレはウォッシュレット付きです。
洗い場付きバスルーム
バスルームの扉は透明タイプなので、誰かがお風呂に入っているとウェットエリアは使えないですね。
バスルームは「洗い場付きタイプ」なのでかなり快適です。
洗い場付きバスルームの広さは「1.2m x 1.6m」で、札幌にある宿泊特化型ホテルの洗い場付きバスルームと比較しても平均的な広さです。(狭いところだと「1.1m x 1.6m」、広いところだと「1.4m x 1.8m」など)
洗い場付きバスルームの広さを確認する
- 1.8m x 1.6m
- ザ ノット 札幌 – デラックスキング – パノラミックシティビュー –
- 1.6m x 1.6m
- JR東日本ホテルメッツ札幌 – プレミアムツイン
- 1.6m x 1.4m
- ホテルJALシティ札幌 中島公園 –スーペリアツイン
- クロスホテル札幌 – HIPダブル
- ダイワロイネットホテル札幌すすきの – ツイン
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園 – スタンダードツイン、デラックスツイン
- JR東日本ホテルメッツ札幌 – スーペリア(ダブルベッド)
- JRイン札幌 – ツイン
- 1.6m x 1.2m
実際に利用してみて、特に狭いとも感じず快適に利用できました。


シャワーとは別に浴槽側に蛇口があるので、シャワーを利用しながらバスタブにお湯を張ることが可能です。ただ、シャワー側にスパウト(蛇口)はなく、立った状態で利用すること(シャワーのみ)しかできません。そのため桶や椅子も置いてありません。
日本人は、洗い場があれば椅子に座って体を洗いたい方が多いと思うので、残念だと感じる人も多いかもしれません。座って体を洗いたい人は大浴場に行くのがベストですね!





座って体を洗うことはできませんが、その代わりにレインシャワーが完備されているのが高ポイント。海外ゲストには、かなり好評だと思います。
物置用ラックやタオル掛けはありますが、バスルームに鏡は設置されていませんでした。




浴槽は横幅が広いタイプで、最大サイズは約110cm x 68cm x 47cm(縦幅 x 横幅 x 深さ)ぐらいです。
シャワーシステムはGROHE(グローエ)。




シャワーはレインシャワーと通常のシャワーの2種類。レインシャワーは雨に打たれているような感覚で本当に気持ち良いです。
このシャワーシステムですが、混合栓部分なのでかなり高温になっているところがあり、かなり注意したほうがよさそうです。(GROHEのシャワーシステムはどれも高温になるこものが多い)
水圧ですが、通常のシャワー(手持ちの方のシャワー)でほんの少し弱いかなと感じました。
良くも悪くも、洗い場の方に蛇口がなくシャワー利用が前提、レインシャワーありなど、海外仕様の洗い場付きバスルームという感じで日本人が好む感じではないかな…とも。海外ゲストを想定した作りになっており、日本人は大浴場を使うだろうという考え方なのかもしれません。
もし、椅子に座って体を洗いたい場合などはホテルの大浴場に行くのがベストです!



風景、窓
窓は大きもなく、小さくもなく…通常サイズ。
景色は豊平川のある東側の風景となります。周りに大きな建物がほとんどないので開放的な景色でした。(右側の大きな建物はホテルマイステイズプレミア札幌パーク)
部屋の温度調整(エアコンと窓)
札幌のホテルでは冬の時期に「部屋が暑すぎる」ホテルがかなり多く存在します。札幌に限らず、冬場の寒さが厳しい地域はこのようなことがよくありますね。また、季節の変わり目は暑すぎたり、寒すぎたりすることも多いですし、部屋の方角によっては日が当たることで部屋が暑くなりすぎてるという経験が多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開閉で自分に快適な温度に調整したいのですが、冷暖房の設定が一括管理(集中管理)だったり、部屋の窓を開けて温度調整したりできないホテルが多いのです。
私は、札幌のホテルは冬場に部屋が暑すぎる事が多いので、チェックインして部屋に入るとすぐに窓を開けて温度を下げることが多いです。窓が開けられなかったり集中管理のホテルだと、蒸し風呂状態で冬なのに汗がダラダラ…、お風呂上がりに温度調整ができないのでまた汗が…なんてことも経験しました。
ということで、
- 空調は、一括管理(集中管理)か個別調整可能なタイプのどっち?
- 個別調整の場合、いつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(冬場に窓を開けて温度調整、換気できるか)
が、ホテル選びでのポイントになる人も多いと思います。
では、このホテルではどうなのか確認していきましょう。




このホテルはダイキン製のエアコンで、個別調整可能タイプです。どの時期でも冷房・暖房の切り替えが可能になっており、部屋の温度を自由に設定できました。また、エアコンの効きも良かったです。
窓は開けれるタイプですが、取手部分が取り外されているため、個人で開けることはできません。
エアコンの効きがすごく良く、冬場でも冷房が使えます。また、お風呂上がりに部屋が暑くても冷房にして適温にすることができました。窓が開かないため換気はできませんが、エアコンの効きが良いため、窓を開けて部屋の温度を調整することはないと思います。
Wi-Fi




Wi-Fiはアップロード、ダウンロード共にどの時間帯も快適でした。札幌のホテルの中でもトップクラスの快適さです。ここまでWi-Fiが快適なホテルはそれほどないと感じるぐらい快適でした。(数回泊まっていますが、いつも快適です)
天井
天井高は約2.5m程。特に圧迫感は感じませんでしたが、四方を囲むように梁がありました。
スペース、体感的な広さは?






上記の写真の通り、メインエリアは空きスペースはほとんどありません。個人的には、どちらかというと狭い印象が残りました。
オットマン(足置き)があるとリラックスして過ごすことができそうですが、正直、空きスペースの少なさを考えるとちょっと邪魔かなという印象です。椅子の後ろにある冷蔵庫は椅子が邪魔をして全開できず、オットマンは無くした方がよいのでは?と感じました。


また、スーツケースを開けるような空きスペースはほとんどなく、通路部分で広げるしかありません。
ただ、約70Lのスーツケースを横にすると通路を塞いでしまい、かなり邪魔になる…。なので、荷物が多い方や大きなスーツケースを持っている方には、オススメはできない客室かなという印象でした。
ホテルJALシティ札幌 中島公園のモデレートクイーン、評価レビューまとめ



ホテルJALシティ札幌 中島公園の「モデレートクイーン」を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?メリットやデメリットをまとめてみました。
- 洗い場付きバスルーム、レインシャワー完備
- スリッパは使い捨てタイプ
- エアコンは個別管理で、いつの時期でも冷暖房の切り替え、温度調整が可能
- ミネラルウォーターの提供あり
- ネスプレッソあり(カプセルは4個、3種類のコーヒー)
- セーフティボックスあり
- ナイトウェアはセパレートタイプを採用!
- シャンプー類のアメニティは小分けボトルタイプ
- 部屋の空きスペースがなく、狭い
- デスクワークができるような机がない(テーブル+オットマン付きの椅子のみ)
- 冷蔵庫がチェアを動かさないと扉が開かない(よは、狭いということ)
- ティッシュがウェットエリアにしかない
- 洗い場付きバスルームに桶や椅子がなく、洗い場では立った状態で体を洗うことを想定した設備になっている
- ティーアメニティに緑茶やほうじ茶はなし(紅茶とネスプレッソのみ)
洗い場付きバスルームがあることを筆頭に、レインシャワーやミネラルウォーター、ネスプレッソの提供、オークグレーを基調としたナチュラルテイストでこだわりある客室は、宿泊特化型ホテルの中でもアッパーミドルホテル(高級ビジネスホテル)という印象で素晴らしいです。
その反面、「ん?」と思うようなところもあり、一番残念なのは部屋が狭いと感じてしまうこと。
クイーンサイズのベットやオットマン付きチェアなど、快適度を上げるアイテムが揃っていますが、それらがスペースを埋めてしまってるかなと…。






もっと広い客室であればこれらのアイテムは歓迎できそうですが、20.7㎡の客室に洗い場付きバスルームで面積を占めているため、メインエリアがより狭くなるアイテムは邪魔でしかない…と感じました。
と言うことで、(ただ、寝るだけの部屋としては満足ですが)空間的にゆとりを感じたり、寛げる空間という感じではなかったです…。
また、スーツケースを広げられるスペースは通路ぐらいしかありません。通路でスーツケースを開けておくと、行き来するのにかなり邪魔でした…。
あと、ワークデスクがないためビジネスでの利用というよりは観光目的での宿泊の方が向いています。


部屋にワークデスクはないですが、レセプションのある2階にコンセントがあるテーブル(ビジネスラウンジというらしい)があるので、そちらを利用するのを想定しているのかもしれません。また、数量限定で簡易デスクの貸出しをしていると、じゃらんの口コミにありました。
上質な空間で良いものを提供してる反面、部屋の広さ、空きスペースなどの残念ポイントもあり、利用者によって評価は大きく分かれる客室かなという印象です。
個人的には、モデレートクイーンを今後利用することはないかなというのが本音です。良い点もたくさんありますが、空きスペースの無さが個人的には使いにくいと感じました。
以上、ホテルJALシティ札幌 中島公園の「モデレートクイーン」のブログ的口コミ・レビュー評価でした!参考にしてみてください。









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