今回は、北海道・札幌にあるヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>の「ヴィアインツイン」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います!
ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>ってどうなの?
ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>は狸小路商店街沿いに2023年に新しくできたホテル。
悪天候でも狸小路商店街や地下道を通ってホテルまで来れるし、周りに飲食店も多く、立地が最高だよ!
それは便利ね!
ヴィアインツインの客室はどうなの?
洗い場付きバスルームで水回りは快適そのもの。また、新しいホテルということもあり、基本的に快適だよ!アイランドテーブルが特徴的かな!
ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>のフロント・ロビー周り
フロントには自動チェックイン・チェックアウトの機械があり、こちらで行います。
チェックインは15時から、チェックアウトは10時までとなっています。札幌はチェックアウトが11時のところが多いため、10時だと朝がバタバタするという方もいるかも(朝の1時間はかなり貴重です…)。
パブリックスペースなどの情報はこちらを参照してください。
アメニティはアメニティバーから必要なものを持っていくスタイル
アメニティはフロント前にあるアメニティバーから必要なものを持っていくスタイル。
歯ブラシが平切、先細の2種類あるホテルは見たことがなかったです。2タイプから選べるのは嬉しいですね!
アメニティの種類は至って普通の宿泊特化型ホテル(ビジネスホテル)といった感じで、必要最低限レベルです。
ただ、ティーアメニティにドリップコーヒーがあるのが良いと思いました。
ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>のエレベーターにはセキュリティあり
エレベーターは全部で3基。255室に対して3基(85室で1基の計算)なので、一般的な数と言えそうです。
ただ、大浴場があったり、フロントが2階にあるため、稼働率はかなり高いのかなと思いました。朝の出勤時間帯などにエレベーター待ちが発生する可能性があるかなとは感じます。
エレベーターは14階まで。また、エレベーターにはセキュリティがあり、キーカードをセンサーにかざすと宿泊フロアのボタンが押せるようになる仕組みです。
煩わしいことに、宿泊フロアから1階に行く時や1階から宿泊フロアに行くときに必ず2階で一度停止します。
宿泊フロアから1階へ行くために1階のボタンを押すと、自動的に2階のボタンも点灯しました。2階にフロントがあるため、セキュリティ上、一旦2階で停止するようになっていると思いますが、非常にめんどくさい仕様です(1階以外にフロントがあるホテルはフロント階で一旦停止する仕様になっていることが多いです)。
ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>の宿泊フロア
宿泊フロアの廊下はナチュラルなテイストでした。エレベーターと客室が横並びに並んでいるレイアウトでエレベーターホールと呼べそうなところはありません。(エレベーター前で喋っている人などがいると、部屋に聞こえてくるタイプ)
ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>の「ヴィアインツイン」を紹介
今回宿泊したのはヴィアインツインで23.5㎡の客室です。
カードキーをカードホルダーに入れると電気などが点灯するタイプ。抜いた状態でもコンセントやUSBポート、テレビ、空調は利用可能です。入り口上の自動点灯の電気以外は消えます。
客室の多くは東西側の景色となりますが、今回宿泊したヴィアインツインは北側の景色が見える位置でした。
ヴィアインツインの全体像
ツインタイプは数タイプありますが、ヴィアインツインはアイランドテーブルを備えているツインルームで、23.5㎡の客室です。
内装は普通の宿泊特化型ホテルとなんら変わりない印象ですが、2023年オープンということで新しく気持ちよく過ごすことができます。
客室は23.5㎡とヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>の中でも広めなツインルームですが、それほど広いとは感じない空間でした。
今回はシングルユースだったので快適に利用できましたが、2人での宿泊だと多少窮屈感があるかもしれません。個人的にはモンワンランク上のファミリーツインになると圧倒的に広くなるので、そちらの方がよいかなと。
ベッド周り
ベッドはデュベスタイルを採用しています。
コンセントとUSBポートはベッドの両サイドにあります。また、2023年オープンのホテルということもあり、Type-CとType-Aに対応しています。Type-Cを持ち歩く方が増えてきていると思いますが、これは嬉しいですね!
ベッドはサータを採用。ピロートップはないですが、寝心地も問題なかったです。
ただ、ベッド幅は100cmと小さめ。客室の広さが23㎡のスーペリアツインでも110cm幅を採用しているのですが、こちらは100cmとより幅がないベッドになっています…。
大浴場に行くときに便利なビニール袋やボディタオル、ナイトウェア(部屋着・パジャマ)がベッドに置かれていました。
ナイトウェア(部屋着・パジャマ)は色違いで2種類ありました(サイズ違いかなと思ったのですが、同じ模様です )。
アイランドテーブルが使いやすい!
ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>で「ヴィアイン」という名称がつく客室にはこのアイランドテーブルが採用されています。
ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>だけでなく、スーパーホテルや札幌で言えば、札幌ワシントンホテルプラザなどでも採用されているため、このホテルだけが特別という訳ではないですが、非常に使い勝手がよいです。
テーブルは大きくて使い勝手良好。他のホテルもこれを採用してほしいと思うぐらい。
コンセントは2口、USBポートはこちらもType-CとType-Aがあります。
横並びで2人すわれるくらいの幅はありますが、椅子は動かすことが可能で、2人で利用できるようになっています。
ソファの反対側にはミニバーやセキュリティボックス(セーフティボックス)があります。
ティーアメニティは客室内に全く置いてなく、フロント横にあるアメニティバーから持ってくるスタイルです。
ミネラルウォーターの提供はありません。
テレビ周り
テレビは50インチ。首振り機能はありません。Youtubeなどのストリーミングなどにも対応していました。
テレビ下にコンセントやUSBポート、HDMI端子があります。HDMI端子がしっかりと使えるのも高ポイント。
クローゼット
クローゼットはなく、ハンガーなどは壁掛けタイプ。ハンガーは全部で6本。
ハンガーラック部分はかなり長くて、好きな位置にハンガーを掛けられるのがかなりよかったです。冬場にハンガーラックが短すぎてダウンやコートを掛けるとパンパン状態になってしまうホテルがありますが、そんな心配は不要です。
スリッパは使い捨てタイプを採用。
入り口横にチェストがあり、物が置けるようなスペースになっています。約70Lのスーツケースもここに収納することができました。
ウェットエリア
ドアは段差がないタイプ。
ウェットエリアは広くもなく狭くもなくといったところ。
今回ヴィアインツインをシングルユースで利用しましたが、タオル類などのアメニティは全て2セットありました。
ドライヤーはパナソニックのEH-NH5Jを採用。風量はよかったです。
トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)付きで暖房便座機能あり。トイレットペーパーはシングル。
洗い場付きバスルーム
ヴィアインツインは洗い場付きバスルームです。大浴場もあるため、利用する方は少ないかもしれませんが、大浴場が嫌な方などには嬉しい仕様ですね。
広さは「1.6m x 1.2m」であまり広くはないですが、ユニットバスと比べると快適度がグッとあがります。
洗い場付きバスルームの広さを確認する
- 1.8m x 1.6m
- ザ ノット 札幌 – デラックスキング – パノラミックシティビュー –
- 1.8m x 1.4m
- ホテルフォルツァ札幌駅前 – スーペリアダブル、フォルツァツイン
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル – スーペリアツイン その2
- ベッセルイン札幌中島公園 – デラックスツイン
- 1.6m x 1.6m
- JR東日本ホテルメッツ プレミア 札幌 – プレミアムツイン
- 札幌グランドホテル – コンフォートプレミアキングダブルルーム
- 1.6m x 1.4m(1.7m x 1.3m)
- SAPPORO STREAM HOTEL – プレミアム デラックスダブル
- ホテルJALシティ札幌中島公園 – スーペリアツイン
- クロスホテル札幌 – HIPダブル、ツイン ラグジュアリー
- グランドメルキュール札幌大通 – スーペリアツイン
- ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園 – キャビンフロア スーペリアツイン、ギャラリーフロア スーペリアツイン
- ダイワロイネットホテル札幌すすきの – ツイン
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園 – モデレートダブル、スタンダードツイン、デラックスツイン
- JR東日本ホテルメッツ プレミア 札幌 – スーペリアシングル
- JRイン札幌 – ツイン
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル – スーペリアツイン その1
- 1.6m x 1.2m
- SAPPORO STREAM HOTEL – プレミアム コーナーダブル
- ソラリア西鉄ホテル札幌 – スタンダードツイン / ハリウッドツイン
- 京王プレリアホテル札幌 – プレミアダブル / コンフォートツイン
- ホテルJALシティ札幌中島公園 – モデレートクイーン
- 札幌ワシントンホテルプラザ – ツイン
- ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯> – ヴィアインツイン
- Tマークシティホテル札幌大通 – ツイン / コーナーツイン / スーペリアツイン / ジャパニーズスタイルツイン
- ホテルビスタ札幌[大通]- シングル / ツイン
- ホテルビスタ札幌[中島公園]- シングル / ツイン
- ランプライトブックスホテル札幌 – スタンダードツイン
- ラ・ジェント・ステイ新さっぽろ – スーペリアツイン
ただ、洗い場付きバスルームは必要最低限な感じで、椅子や桶はありません。
バスアメニティはヴィアインホテルオリジナルのもの。
シャワーの水圧は普通に快適に利用できました。
景色は楽しめる?
今回は12階の客室で、すすきの方面の景色でした。
12階だったので見晴らしがよいですが、低層階だと目の前のビルビューとなってしまい景色がよいとはいえないでしょう。
ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>はどちらかというと景色を楽しむホテルではありません。
Wi-Fi
Wi-Fiはどんな時間帯でも快適に利用できるレベルでした。
どの時間帯も非常に快適で文句なしでした。
空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
空調は個別空調となっており、冷暖房を自分で設定可能です。除湿や送風にもできます。適温に細かく調整ができるので快適な温度で過ごすことができます。
また、キーカードを抜いても空調はONの状態のままにでき、外出から帰ってきても適温になっているのはよいところ。
窓を開けることが可能で、換気や温度調整が可能です。
空きスペースはどれくらい?スーツケースは広げられる?
ヴィアインツインは23.5㎡の客室ですが、あまり広くないことに加え、空きスペースも結構限定的です。
アイランドテーブル前に空きスペースがあります。
約70Lのスーツケースを通路に置くと少し狭すぎる印象。ただ、アイランドテーブルの手前側で広げれば問題なく通路も確保できます。
70Lのスーツケースなら問題なかったのですが、100Lを超えるようなスーツケースだと手狭感を感じるかなという印象もあるので、大きすぎるスーツケースなどがある場合はファミリー(31㎡)の客室がおすすめです。
正直、客室内のレイアウトはいまいちで、窓前に空きスペースがあるのですが、この手前に柱があり、ベッドをまたがないと窓前に行けなかったりします。なんとなく使い勝手が悪く、この余分なスペースがもっとうまく使えたらよかったなと感じました。
ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>「ヴィアインツイン」の評価レビューまとめ
- アイランドテーブルは使い勝手がよい!ビジネス利用もおすすめ!
- スーツケースを広げられるぐらいの空きスペースはある
- シャワーの水圧は快適だった
- 洗い場付きバスルームを完備
- 空調は個別調整タイプ
- 窓を開けられる
- スリッパは使い捨てタイプ
- セキュリティボックス(セーフティボックス)あり
- レイアウトが少し微妙かも
- 洗い場付きバスルームに桶や椅子はなし
- ミネラルウォーターの提供はなし
- 立地は札幌のホテルでもトップクラスに良い。
- 狸小路商店街に面しているため、雨風や雪の影響を受けずにホテルまでアクセス可能
- 大浴場あり
- 朝食が思った以上にクオリティ高め
- エレベーターはフロントがある2階で必ず停止する
- ウェルカムドリンクなどの提供なし
- チェックアウトが10時まで
ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>「ヴィアインツイン」の全体的な評価としては、アイランドテーブルがあるのが一番のメリットかなと感じました。
その他の点は、普通の宿泊特化型ホテルという印象で、ミネラルウォーターやアメニティが必要最低限だったりしますが特に問題ないでしょう。
細かいことを言えば、ベッド幅が100cmと下位ランクのスーペリアツイン(23㎡)の110cmよりも幅が狭いこと、洗い場付きバスルームには桶や椅子がないこと、レイアウトがイマイチで無駄な空きスペースが勿体ないと感じたことなどが挙げられます。
23.5㎡の客室なので、大きなスーツケースも問題なく広げられるかなと思っていましたが、実際は広げられるにしても狭く感じると思います。窓側の空きスペースが無駄で、もう少しレイアウト・配置をしっかりと設計していたら、もっと有効活用できる空きスペースがあったと思います。その点が一番残念でした。
また、2人での宿泊だと意外と窮屈かなという印象も残りました。もうワンランク上の客室(ファミリー / 31㎡)になると一気に広くなるため、大きなスーツケースなどがある方はもうワンランク上の客室をおすすめします。
以上、ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>「ヴィアインツイン」の宿泊記・ブログ的口コミレビューでした!
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