
今回は、北海道・札幌にあるTマークシティホテル札幌大通の「コーナーツイン」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューをしていたいと思います!
このコーナーツインは洗い場付きバスルーム、ピロートップ付きのベット、ネスプレッソ完備、独立した洗面台などが特徴となっています。
今回の予約状況
参考までに今回の予約状況を記載しておきます。
- 宿泊日: 2019年12月
- 宿泊料金: 4,784円(サ・税込)/コーナーツイン1名利用/素泊まり
- 予約サイト: 一休
- 予約した客室: コーナーツイン – 22㎡
- 宿泊した客室: コーナーツイン – 22㎡
- チェックイン/チェックアウト: 15:00〜/〜11:00
今回は新規オープン価格だったのか、通常ありえないぐらい格安で販売されていました。
チェックイン


チェックインはスムーズに。一通り説明を聞いて、部屋の鍵を受け取りました。
珍しいことにカードキーと一緒にキーケースも。ケースに入ってる方が無くす心配が少なくてよいですね!(私はカードキーをポケットに入れておくことが多いのですが、スマホなどを取り出す時にいつも落とします…。)
エレベーターにセキュリティあり
エレベーターは全部で2基。11階まであります。
1階のエレベーター前にセキュリティ用のセンサーがあり、キーカードをかざすと上がるボタンが押せます。
エレベーター前はシンプルながら和のテイストも。通路は暗いですが、スポットライトで部屋番号が照らされていて、雰囲気が良いです。
Tマークシティホテル札幌大通の「コーナーツイン」を紹介!


今回宿泊したのは、11階にある1112号室。コーナーツイン22㎡の客室です。


客室の見取り図。コーナーツインという名称だけあって、角部屋となります。同じ並びで反対側の角部屋はジャパニーズスタイルツインという客室なので、コーナーツインは各階にこの方向だけだと思われます。


電気はキーカードを差し込むとONになるタイプ。


入り口から撮影。
コーナーツインの全体像



客室はアクセントクロスで淡いワインレッドのような色をアクセントとした、和テイストを少し取り入れた客室。
22㎡の客室ですが、ベットサイドテーブルやワークデスクは設置せず、壁に沿ってソファを配置したりと、上手くスペースを使って狭さを感じさせない作りになっているかなという印象でした。
部屋面積数が少なくて洗い場付きバスルームがある客室は、どうしてもベットがあるメインエリアが狭くなりがちですが、メインエリアが狭苦しいとは一切感じませんでした。(ただ、広くはない。)


夜はこんな感じ。
ベット周り


Tマークシティホテル札幌大通の特徴とも言えるのがベット。かなり快適で寝心地も良く、お気に入りです。


枕は2個。


ベット間にコントロールパネルがあり、コンセントが1口、USBポートが1口、その他は電気スイッチ。コンセントなどの下には、スマホなどが置けるような小さな棚スペースがあります。ベットサイドテーブルはありません。
ツインの客室ですが、コンセントとUSBポートが1口ずつしかないのは残念ポイント。ツインルームなので(2人で宿泊すると想定すると)、1口ずつしかないと困ってしまいます。
ベットはシーリー社を採用。113cm幅でピロートップも付いており、国内の宿泊特化型ホテルのベットとしては最上級だと感じます(国内の宿泊特化型ホテルで、ピロートップ付きベットを採用しているホテルは少ない)。
競合となるビジネスホテルなどと比べてやはり寝心地も良くオススメ。個人的に、Tマークシティホテル札幌大通のメリットはこのベットだと思います。
ソファ、ミニバーなど


ソファは長細いタイプ。背もたれがないので座り心地は…ですが、すごく使いやすかったです。テーブルも自由に位置を動かせます。
この客室にはワークデスクはないため、PC作業などをする場合、ここですることになります。なのであまりPC作業などは向かないかなと言う印象で、ビジネス利用だと若干使いにくいかもしれません。


一番奥にミニバースペース。


Tマークシティホテル札幌大通は全客室にネスプレッソを完備しています。これは嬉しい人が多いかもしれません。4カプセル、3種類の味があり、1カプセルはデカフェでした。ラインナップも良いと思います。
お茶は煎茶のみ。ネスプレッソのマシンと電気ケトル。


コンセントは2口。


冷蔵庫の中は空。
テレビ周り


テレビ下には、横長で奥行きが少ないラック(棚)が2段になって設置されています。このラックの使い勝手が良くて便利でした。ちょっとしたものを置いておくのに大活躍でした。


テレビは40インチ。壁掛けタイプで首振り機能はありません。
折りたたみ鏡、ホテル案内、ティッシュ、ゴミ箱、メモ帳、電話機。


このラックにコンセントx2口もありました。スマホを充電したりする時に便利です。有線LANポートや有線LANケーブルはありません。
クローゼットなど




腰掛け椅子と加湿機能付き空気清浄機。


クローゼットはなく、ハンガーラックがむき出しなタイプ。全身鏡もハンガーラックの横にあります。
ハンガーは全部で4本と少ないです。冬場はコートなどもあるので、もう少しほしいところ。ハンガーラックは掛けるところが多くて使いやすいです。
バゲージラックがないのは残念ポイントです。が、ハンガーラックの下部分は段差がある台になっており、これがバゲージラックの代わりかな思います。この部分に靴べら、ブラシ、シューボリッシュ、ナイトウェア、消臭スプレー、使い捨てスリッパ、ランドリーメニューなどがありました。
ランドリーメニューとナイトウェア。ナイトウェアはかなり大きく、体格の良い男性でも着ることができると思います。


スリッパは宿泊特化型ホテルで一般的なもの(格安ビジホみたいにペラペラではない)。
洗面台は独立タイプ!


ハンガーラックの横に洗面台があり独立しているタイプです。
誰かがバスルームやトイレを利用していても洗面台を使うことができるので便利だと思います。


洗面器は円形タイプ。周りに少しだけですが、小物などが置けそうなスペースはありました。


アメニティは歯ブラシ、綿棒、カミソリ、ブラシ、ボディタオル、コットンが2セットずつ。


ドライヤーはテスコムのTID190。風量は普通。
トイレと洗い場付きバスルーム


トイレと洗い場付きバスルームのドアは開き戸タイプ。


広くはないですが、狭すぎるということもありません。


トイレ、洗い場付きバスルーム、着替えに便利そうな棚スペースがあります。


トイレはウォシュレット付き。トイレットペーパーはシングルでペラペラ。


バスルームの横にある棚(台?)が使いやすく、着替えを置いたりするのに最適でした。上にバスタオル。
トイレ上の電球はセンサー式、お風呂に入っていると自動で消える…
トイレの上の電球はセンサー式で動作を感知すると自動的に付くタイプです。それは便利で良いのですが、お風呂に入っているといきなり電気が消えて、びっくりしました…。
お風呂から出ると自動的に点灯するので特に問題はないですが、お風呂に入ってる時にいきなり消えるとちょっとした不安感に襲われます(笑)
洗い場付きバスルーム


バスルームの扉にはタオル掛け。扉はすりガラスタイプ。
洗い場付きバスルームは、「1.6m x 1.2m」の広さで、宿泊特化型ホテルの洗い場付きバスルームとしては標準的な広さです。
洗い場付きバスルームの広さを確認する
- 1.8m x 1.6m
- ザ ノット 札幌 – デラックスキング – パノラミックシティビュー –
- 1.6m x 1.6m
- JR東日本ホテルメッツ札幌 – プレミアムツイン
- 1.6m x 1.4m
- ホテルJALシティ札幌 中島公園 –スーペリアツイン
- クロスホテル札幌 – HIPダブル
- ダイワロイネットホテル札幌すすきの – ツイン
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園 – スタンダードツイン、デラックスツイン
- JR東日本ホテルメッツ札幌 – スーペリア(ダブルベッド)
- JRイン札幌 – ツイン
- 1.6m x 1.2m


浴槽は横幅が広いタイプで、最大サイズは約110(縦幅)x67(横幅)x46(深さ)cmぐらいです。同じ時期ぐらいにオープンしたJALシティホテル札幌と同じです。
シャワーの蛇口とは別に浴槽にも蛇口があるので、シャワーを利用しながら浴槽にお湯を張ることが可能です。


桶や椅子も揃っているので自宅感覚で利用できました。シャンプーなどのアメニティは、共用ボトルでミキモトコスメティックスを採用。
シャワーの種類は3種類。水圧も快適レベル。通常のシャワーモードでは水圧は普通ですが、マッサージモードでは強いです。
洗い場付きのバスルームは文句なしに快適でした!
部屋の温度調整(エアコンと窓)


札幌のホテルでは冬の時期に「部屋が暑すぎる」ところかなり多いです。札幌に限らず、冬場の寒さが厳しい地域はこのようなことがよくありますね。また、寒暖の差が激しい季節の変わり目は要注意ですし、方角によっては日が当たることで暑くなりすぎると言うことが多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開閉で自分に快適な温度に調整したいのですが、冷暖房の設定が一括管理(集中管理)だったり、部屋の窓を開けて温度調整したりできないホテルがかなり多いです。特に古いホテルはこのような傾向があります。
ということで、
- 空調は、一括管理(集中管理)か個別調整可能なタイプのどっち?
- 個別調整の場合、いつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(冬場に窓を開けて温度調整、換気できるか)
が、快適に滞在できるかどうかのポイントです。
では、このホテルではどうなのか確認していきましょう。
このホテルは個別調整可能タイプです。どの時期でも冷房・暖房の切り替えが可能になっており、部屋の温度を自由に設定できました。また、エアコンの効きも良かったです。


窓は開けれるタイプなので、部屋が厚すぎる時に調整したり、換気したりすることができます。空調周りに関しても、快適に過ごせる環境が整っています。
景色


窓は通常の大きさ。


今回は最上階の部屋でしたが、景色は特にという感じ。
Wi-Fi


このホテルは有線LANポートがないため、Wi-Fiの接続の良さは重要ポイントですが、接続感度も良くて、どの時間帯も快適に利用できました。
アップロード、ダウンロード共に問題ない速度で、YouTubeなどの動画視聴やアプリのダウンロードなど、全く問題ありませんでした。
別日程でこのホテルに宿泊した時、混雑する時間帯に下り(ダウンロード)が遅くなる傾向にありました。今回は問題なかったですが、少し注意したいところです。
天井


天井高はベット上で約2.5m。窮屈感などはありませんでした。
スペース


コーナーツインは22㎡ともともとそれほど広い客室ではありません。ベットがあるエリアには、ほとんど空きスペースがなく、ここに大きなスーツケースなどを広げるのは無理そうです(足の踏み場がなくなる感じです)。


ソファは細長く、鞄などを置いても2人が座れるぐらいのスペースがありました。私はここにリュックを置いておきました。
入り口からベットまでの通路部分は、それほど広いとは言えません。約70Lのスーツケースを置くと、ほとんどスペースは埋め尽くされます。
ハンガーラックの下部分に荷物を置くのが一番効率的です。ただ、大きなスーツケースをこの場所で開くことはできず、縦に置いておくのが精一杯。スーツケースが広げらなれないので、この段差がない方がよっぽど使いやすいのでは?と感じました。


結局、上の写真のところでスーツケースを開けました。大きなスーツケースが2、3個あるとスペースの確保が難しいと感じます。スーツケースが1個であれば、少し足の踏み場がない感じにはなりますが、開けておいておくことは可能です.
ワンランク上の「スーペリアツイン」の客室になると空きスペースがかなりあるので、荷物が多い人はスーペリアツインをオススメします。


Tマークシティホテル札幌大通のコーナーツインを評価は?レビューまとめ!


Tマークシティホテル札幌大通のコーナーツインを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?メリットやデメリットをまとめみました。
- コーナーツインは名前の通り「角部屋」
- シーリーのベット、ピロートップ付きで寝心地よし!
- 洗い場付きバスルームを完備、水圧よし、椅子や桶もありで大満足!
- 洗面台は独立タイプ
- スリッパは使い捨てタイプ!
- エアコンは冷房暖房の切り替え、自由に温度設定も可能。効きもかなり良い!
- ネスプレッソあり(カプセルは4個、3種類のコーヒー)
- PC作業などができるデスクがない
- スーツケースを広げるスペースは確保できるが、空きスペースはそれほどない
- バゲージラックがない
- ミネラルウォーターの提供はなし
- セーフティボックスがない
ピロートップ付きで寝心地の良いシーリーのべットがかなり良かったです。高級ビジネスホテルやアッパーミドルレンジクラスのビジネスホテル、シティホテルでもピロートップ付きのべットを採用しているところは少ないため、かなりメリットだと感じました。
また、洗い場付きバスルーム、ネスプレッソ完備、独立した洗面台など、総合的に普通のビジネスホテルよりかなり良い内容だと感じました。
22㎡の客室で宿泊特化型ホテルのツインルームとしては標準的な広さです。実際に宿泊してみても、ちょうど良いぐらいの広さで、寝るためだけの客室として、満足度はかなり高めでした。ただ、空きスペースが少ないため、スーツケースが数個あったりするような荷物が多い方にはスーペリアツイン以上か他のホテルをオススメします。
どちらかというと観光滞在型がメインのホテルという印象で、ワークデスクがないためビジネスマンはちょっと使い勝手が悪いかもしれません。観光で来ていて、リーズナブルで快適に過ごせる環境が整っているホテルを探している方にはピッタリだと思います。個人的にも今後も泊まりたいと思える客室でした。
以上、Tマークシティホテル札幌大通「コーナーツイン」のブログ的口コミ・レビュー評価でした!参考にしてみてください。
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