今回は、北海道・札幌にあるベッセルイン札幌中島公園の「デラックスツイン」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います!
デラックスツインの最大の特徴は、「洗い場付きバスルーム」があること。ベッセルイン札幌中島公園には、9つの部屋タイプがありますが、洗い場付き浴室があるのはデラックスツイン、プレミアルーム、ユニバーサルルームだけです。
そんなデラックスツインですが、誰でも満足できると思うほど素晴らしい客室でした!では、レビューしていきたいと思います!
ベッセルイン札幌中島公園は、エレベーターにセキュリティなし…
エレベーターは全部で2基。
残念なことに、エレベーターにセキュリティなどはなく、客室フロアに誰でも行くことが可能です。
一応、フロントの前を通らないとエレベーターに乗れないのですが、それであってもセキュリティがあったほうが断然安心です。
宿泊フロア
ベッセルイン札幌中島公園のデラックスツインを紹介!
今回紹介するのは「デラックスツイン」で、28㎡の客室になります。
1201〜1208号がツインルーム(ツイン、スーペリアツイン、デラックスツイン)のどれか、1209〜1216はシングルルーム、1218がダブル、1217がプレミアルームとなっています。
キーカードを差し込むと電源がONになるタイプ。
デラックスツインの全体像
客室の雰囲気は濃いブラウン系で落ち着いた雰囲気。老若男女誰にでも受け入れられそうな感じで、キレイめなビジネスホテルといった印象です。高級感などは全くありませんが、しっかりと清掃されていて気持ち良く過ごせる客室でした。
ベッセルホテルは全国どこのベッセルホテルに宿泊しても清掃が行き届いており、気持ちよく過ごせるので個人的に大好きなホテルグループです。
デラックスツインの客室は28㎡の広さですが、ベッドがあるメインエリアは28㎡の客室としては「狭い」という印象を受けました。これは、洗い場付きバスルームや独立したトイレでスペースを占領しているためです。
狭いと言っても二人利用でちょうどよいぐらいの広さはあるので、狭すぎて困るということはないでしょう。
ベッド周り
ベッドは120cm幅のセミダブルサイズ。ツインルームとしては大きなサイズを使用しています。
ベッドのマットレスはむき出しで状態。その上に布団を敷いてベッドメイキングしています。ベッセルホテルはこのスタイルが多いですが、個人的にベッドが丸見えなのはどうかのか…と…。ベッドはSerta(サータ)でした。
枕は1個のみですが、好きな高さに調整できたりする枕でした。
ベッドのサイドテーブルはなく、ベッドボードの上にちょっとした物が置けるようなスペースがあり、コンセントは2口あります。また時計などが置かれていました。
デスク、テレビ周り
テレビは40インチ。
回転台があり、好みの角度に変えることができます。HDMI端子も使うことが可能です。
バゲージラック。ラックの下にはスペースがあり、ここにスーツケースを入れたりすることも可能です(小サイズのものしか入らないと思いますが)。
バゲージラックの下の引き出しにナイトウェア(部屋着・パジャマ)。ワンピースタイプです。
テレビ下には湯沸かし器や冷蔵庫。アメニティはお茶のみ。
ミネラルウォーターの提供はありません。(公式サイトから予約すると貰えます。)
引き出しの中には懐中電灯やホテル情報、ランドリーメニュー、充電器など。ホテルインフォメーションに貸し出しリストがあったのですが、子供用品が充実しています。
ポーチの中に入っているのは、Type-Cにも対応した充電器と無線LAN。
デスクエリアには、鏡、電話、メモ帳、ティッシュなど。
大きなゴミ袋が置いてありました。コンセントは電話配線の横に1口、ライト近くに2口あり、そのうち1口は海外ゲスト用に変換器が備え付けてあります。こういうところが良いですね。ただ、この変換器がコンセントから取り外すことができず、日本のAタイプは2口しか利用できません。
ソファは1人掛け用
28㎡の客室ですが、ソファが1人掛け用しかありません。28㎡の客室なら2人掛け用のソファがあっても良さそうですが、独立トイレや洗い場付き浴槽でメインエリアのスペースは広くないためだと思われます。
小さめなテーブルの下にはコンセントが2口あるので、こちらで座りながら充電をするなんてことも可能です。(もともとは掃除スタッフが利用するためにあるコンセントだと思いますが)
クローゼット
通路部分にクローゼットがあります。
クローゼットはこじんまりとしたサイズ。共用スリッパ、消臭スプレー、靴べらなど。
スリッパは共用スリッパ。洗濯済みと記載があるのでまだ共有スリッパとしてはマシですね。ただ、使い捨てスリッパの方が良い方も多いでしょう。履き心地はかなり良いです。
トイレは個室タイプ
トイレはクローゼットの隣にあり個室トイレとなっています。
ウォシュレット付き、トイレ内にハンドタオル2枚とハンドソープも置いてあり、ミニサイズの洗面台があります。
独立型のトイレなので(誰かがお風呂に入っていてもトイレが使えたりで)使い勝手が非常に良いです。
ウェットエリア
ウェットエリアはクローゼットやトイレの向かい側に。通路部分に全身鏡もあります。
トイレのドアも同じですが、ウェットエリアへのドアの周りがベコベコになっています。ちょっと見た目的には良くないですね…。
洗面台の前はそれほど広くありません。
洗面台にはゴミ入れ、ドライヤー、ティッシュ、アメニティなど。
現在は置いてません
現在、各アメニティは1階のアメニティエリアに置いてあるので、そこから自由に持ってくることが可能です。
シャワーキャップ、化粧水、フェイスウォッシュ、入浴剤、乳液、ヘアクリップ、シューシャイン、ヘアパック、レディースセット、マウスウォッシュ、めんぼう、オールインワンジェル、歯ブラシ、ブラシ、カミソリ、歯磨き粉が置いてあります。
タオルはフェイスタオルと体を洗うタオル、バスタオルがあります。トイレにはハンドタオルがありましたが、こちらにはハンドタオルは置いてありませんでした。
洗い場付きバスルーム
ベッセルイン札幌中島公園の沢山ある部屋タイプの中で、デラックスツインを選ぶ最大の理由・メリットがこの「洗い場付き浴室」があること。
浴室は「1.8m x 1.4m」で洗い場付き浴室の中では広めです。椅子や桶も完備しています。(洗い場付き浴室があっても椅子や桶が置いていないホテルもあります。)
洗い場付きバスルームの広さを確認する
- 1.8m x 1.6m
- ザ ノット 札幌 – デラックスキング – パノラミックシティビュー –
- 1.8m x 1.4m
- ホテルフォルツァ札幌駅前 – スーペリアダブル、フォルツァツイン
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル – スーペリアツイン その2
- ベッセルイン札幌中島公園 – デラックスツイン
- 1.6m x 1.6m
- JR東日本ホテルメッツ プレミア 札幌 – プレミアムツイン
- 札幌グランドホテル – コンフォートプレミアキングダブルルーム
- 1.6m x 1.4m(1.7m x 1.3m)
- SAPPORO STREAM HOTEL – プレミアム デラックスダブル
- ホテルJALシティ札幌中島公園 – スーペリアツイン
- クロスホテル札幌 – HIPダブル、ツイン ラグジュアリー
- グランドメルキュール札幌大通 – スーペリアツイン
- ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園 – キャビンフロア スーペリアツイン、ギャラリーフロア スーペリアツイン
- ダイワロイネットホテル札幌すすきの – ツイン
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園 – モデレートダブル、スタンダードツイン、デラックスツイン
- JR東日本ホテルメッツ プレミア 札幌 – スーペリアシングル
- JRイン札幌 – ツイン
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル – スーペリアツイン その1
- 1.6m x 1.2m
- SAPPORO STREAM HOTEL – プレミアム コーナーダブル
- ソラリア西鉄ホテル札幌 – スタンダードツイン / ハリウッドツイン
- 京王プレリアホテル札幌 – プレミアダブル / コンフォートツイン
- ホテルJALシティ札幌中島公園 – モデレートクイーン
- 札幌ワシントンホテルプラザ – ツイン
- ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯> – ヴィアインツイン
- Tマークシティホテル札幌大通 – ツイン / コーナーツイン / スーペリアツイン / ジャパニーズスタイルツイン
- ホテルビスタ札幌[大通]- シングル / ツイン
- ホテルビスタ札幌[中島公園]- シングル / ツイン
- ランプライトブックスホテル札幌 – スタンダードツイン
- ラ・ジェント・ステイ新さっぽろ – スーペリアツイン
バスタブのサイズは約0.65m x 1.2m x 高さ0.5m。
シャワーモードは2種類あり、水圧も十分です。特にマッサージモードは水圧が強すぎると感じるほどで気持ちよかったです。シャンプー類は据え置きタイプでポーラのエステロワイエシリーズ。
風景
今回宿泊したのは12階の客室でした。
特に眺めが良いわけではないですが、それなりに開放感はあります。
空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
空調は個別空調となっており、冷暖房を自分で設定可能です。自分に合った温度に細かく調整することができます。
また、窓も開けることが可能です。
Wi-Fiは快適か?遅くなりがちな時間帯も快適に利用できる?
Wi-Fiは元々それほど速くはないみたいです。ダウンロードは10〜20Mbps程度。また、混雑する時間帯が若干遅い印象です。ストリーミングで動画などを見ていても止まることはなかったですが、ちょっと気になる速度結果でした。
広さ、空きスペースは?
デラックスツインは28㎡の客室ですが、ベッドがあるメインエリアは思っていたよりも狭い印象でした。
というのも、独立したトイレ&洗い場付き浴室でスペースの大部分を占めているため、その分メインエリアが狭くなる形です。また、ベッドもセミダブルサイズ(120cm幅)を使っているので、より狭く感じるかなと思います。
備え付けのバゲージラックがあることに加え、床の空きスペースに小さめなスーツケースを広げれるぐらいは問題なさそうですが、大きいスーツケースがあると、広げられるとしても足の踏み場が無くなる印象です。
荷物が多く、大きなスーツケースなどを広げても問題ないスペースを求めるなら、スーペリアツイン(27㎡)の客室の方がよいかもしれません。バス・トイレ・洗面台が一緒になっているので、その分、部屋のスペースは広く使えると思います。
天井
天井高は約2.5m。周りに柱がありましたが、特に閉塞感などはありませんでした。
騒音などは?
ベッセルイン札幌中島公園は大通り沿いにありますが、外の音が特にうるさいと感じることはなかったです。廊下からしゃべり声などは聞こえてきたので、防音に関しては一般的なビジネスホテルレベルかなという印象です。
ベッセルイン札幌中島公園の「デラックスツイン」まとめ
- 洗い場付きバスルームがある
- 独立したトイレがある
- 空調は個別調整可能なタイプ
- 窓を開けることができる
- ベッドはセミダブルサイズ(120cm幅)
- 清掃レベルが高く安心感がある
- 28㎡の客室だが、ベッドがあるメインエリアはそれほど広くない
- スリッパがウォッシャブルタイプだが共用(履き心地はよい)
- セキュリティボックス(セーフティボックス)がない
- ミネラルウォーターの提供はなし(公式サイトから予約するとある)
ベッセルイン札幌中島公園のデラックスツインはかなりおすすめ。特徴は「洗い場付き浴室」&「独立したトイレ」があるで、水回りはかなり快適でした。
ただ、28㎡の部屋で洗い場付き浴室や独立トイレで面積を多くとっているためか、ベッドがあるメインエリアはあまり広くなありません。とは言っても、スーツケースを広げられるぐらいのスペースは確保できて、過ごしやすい広さはあるので特別気になることは無いでしょう。
また、水回りの清掃の行き届きはすばらしく、不快感は全く感じず快適でした!(今までベッセルホテルグループは何度も宿泊していますが、清掃不足でいやな思いをしたことがない)
札幌のホテルで洗い場付きバスルームを備えている客室は多数ありますが、ツインルームで「洗い場付き浴室」&「独立型のトイレ」の2つの条件が揃っているところは少なく、宿泊特化型ホテルであれば、ダイワロイネットホテル札幌中島公園(デラックスツイン)、ネッツ札幌(ツイン)やホテルビスタ札幌[大通](ツイン)、テンザホテル&スカイスパ 札幌セントラルぐらいです。
期待していたよりもメインエリアが狭く、ホテルカテゴリーも宿泊特化型ホテル(ビジネスホテル)なので、お籠りステイには適していませんが、水回りが素晴らしく快適な上、清掃レベルが高いため安心して泊まれるホテル。
今回宿泊したデラックスツインも快適に過ごせました。おすすめできる客室です。
また、朝食はいくらのかけ放題もある海鮮ネタが揃った朝食ビュッフェが大人気。これのためにベッセルイン札幌中島公園に宿泊する人もいるぐらいなので、ぜひ、朝食付きで宿泊することをおすすめします。
以上、ベッセルイン札幌中島公園「デラックスツイン」の宿泊記・ブログ的口コミレビューでした。参考にしてみてください。
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