北海道・札幌にあるホテルモントレエーデルホフ札幌の本館「スタンダードシングル」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューをしてみたいと思います。
ホテルモントレエーデルホフ札幌にチェックイン
レセプションエリアは非常に豪華です。チェックインもスムーズ。QRコード決済が使えました。
パブリックスペースの詳細は下記を参照してください。
1Fエレベーター前は豪華さが半端ない!セキュリティもあり!
エレベーターは全部で4基。
かなり豪華さで優雅な空間。思った以上に高級感があり、内装やインテリアは札幌で一番高級感があるのでは?と感じるぐらい。
エレベーターの外側も中側も素敵で雰囲気抜群!
エレベーターには宿泊階に行くためにルームキーをタッチする必要があります。
ホテルモントレエーデルホフ札幌の宿泊フロア
宿泊フロアはレセプションのある1Fとガラリと雰囲気が変わります。1Fのような豪華さは感じられず…「あれ?」と言った感じ…。
ホテルモントレエーデルホフ札幌の「スタンダードツイン」を紹介
今回紹介するのは「スタンダードシングル」で19㎡の客室です。
カードキーを差し込むと電源がONになるタイプです。
スタンダードシングルの全体像
スタンダードシングルは19㎡の客室。シングルで19㎡なので一般的なビジネスホテルのシングルと比べると断然広さを感じ、余裕がある印象でした。
内装は、擬似的なヨーロピアン調というか中途半端かな…と感じたのが正直なところ。ホテルの名称にもなっているエーデルホフはドイツ語で“貴族のお屋敷”という意味ですが、貴族のお屋敷というよりもカントリー調な印象で貴族のお屋敷というイメージとは少しかけ離れていました(筆者だけ?)。
木を使った家具などは少し年季が入っていますが、古さが雰囲気に合っていて、さほど古さを感じさせないのは良いところです。また、このテイストのホテルは札幌では見かけないので、好きな人にはたまらないのかもしれません。
ベッド周り
ベッドはデュベスタイルのメイキング。以前は枕を掛ふとんの下に埋もれさせる感じでベッドメイキングしていましたが、今は他のホテルと変わらない感じで枕がむき出しになっています。
昔のベッドメイキング↓
スタンダードシングルという名称ですが、2人まで利用できる模様で、枕は全部で4個(1人2個)あります。1人での宿泊の場合、枕が4個もあっても困るケースが多い…(どっかに置く場所もない…)。
頭上に物置きスペースがあり、コンセントx2口、USBポートx2口ありました。
ベッドのマットレスはシモンズを採用。マットレスは新しいものに置き換わっています。以前もシモンズだったので寝にくいわけではないのですが、古くなったベッドをしっかりと新しいものに入れ替えているのは、かなり好印象です。
テーブルセット
デスク、ミニバー周り
デスクはかなり奥行きがあるタイプですが、デスク上に色々置いてあり、少し邪魔… な印象
デスクは奥行きがかなりあるし、横幅もしっかりあるため、約16インチのPCを置いても余裕あるデスクでした。ビジネスマンにもおすすめです。
ただ、デスクライトはオレンジ色のものなのであまり仕事向きとは言えません(電気スタンドの貸出があるので、必要な方は借りましょう)。
今回は1人での宿泊でしたが、ミネラルウォーターは2本ありました。ホテルモントレエーデルホフ札幌は、1人での宿泊でも全てのアメニティが2セット(2名分)設置されています(顧客管理をしていない)。
ミネラルウォーターが1人1本ではいつも足りないので、助かります。
ティーアメニティは緑茶とインスタントコーヒーのみ。ただ、追加アメニティで紅茶やドリップコーヒーなどがあります。
ドリップコーヒーと紅茶はリクエスト制でフロントに伝えると客室まで持ってきてくれます。
ドリップコーヒーや紅茶はリクエスト制ではなく、客室内に設置しておいてくれた方がいいかな…という印象はありました。
利用時間が19:00までと短いのがデメリットですが、1階の宿泊者専用ラウンジにコーヒマシンがあり、無料で利用できます。
デスク周りはミニバーも兼ねていますが、コンセントは1口のみで少なすぎる印象です。
テレビは43インチのスマートTV対応(YouTubeなどのネットストリーミング動画に対応)が設置されています。首振り機能はありません。
以前はかなり小さなテレビでしたが、新しいものが導入されており、より快適度が上がりました。
テレビのリモコンはビニール袋に入っており、衛生対策もバッチリです。コロナ禍でよく見かけましたが、今でも継続してやっているホテルはモントレグループぐらいだと思います。
引き出しの中には聖書やランドリーメニューなど。
バゲージラックは小さめなタイプ。空気清浄機とバゲージラックの間にある柱が邪魔…ですが、多くのモントレではこの仕切りみたいなのがどの部屋にもあります…(ない方が空きスペースをもっと有効に使える)。
クローゼット
ナイトウェア(部屋着・パジャマ)はセパレートタイプ。生心地も非常によく快適です。
スリッパは使い捨てスリッパを採用。よくビジホにあるクオリティのものです。
入口側
ウェットエリア(バスルーム)
ウェットエリア(バスルーム)は、よくシティホテルで見かける感じのものです。広さは約「2.0m x 1.4m」でビジネスホテルのウェットエリアよりは広いです。
ウェットエリア(バスルーム)の広さを確認する
- アベストホテル札幌(シングル):1.6m x 1.1m
- ANA ホリデイ・イン 札幌(スーペリアダブル):1.6m x 1.1m
- スマイルホテルプレミアム札幌すすきの(スタンダードダブルルーム / スタンダードツインルーム):1.6m x 1.2m
- 札幌 東急REIホテル(スタンダードシングル):1.6m x 1.2m
- 札幌ワシントンホテルプラザ(シングル):1.6m x 1.2m
- フィーノホテル札幌大通(スーペリアダブル):1.6m x 1.2m
- ウィンダムガーデン札幌大通(スタンダードツイン):1.6m x 1.2m
- ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>(シングル):1.6m x 1.2m
- レンブラントスタイル札幌(セミダブル):1.6m x 1.2m
- ホテルロンシャンサッポロ(シングルルーム):1.8m x 1.2m
- ホテルリソルトリニティ札幌(モダレット シングル):1.8m x 1.2m
- 東急ステイ札幌大通(レジデンシャルツイン):1.7m x 1.3m
- 東急ステイ札幌(デラックスツイン):1.7m x 1.3m
- ベッセルホテルカンパーナすすきの(スタンダードシングル / スタンダードダブル / モデレートダブル / スーペリアツイン):1.8m x 1.2m
- ジャスマックプラザホテル(アネックス館 シングル):1.8m x 1.2m
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル(新館 ダブル):1.8m x 1.3m
- ホテル エミオン 札幌(スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- JRイン札幌(シングル):1.8m x 1.4m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートクイーン):1.8m x 1.4m
- 京急 EXホテル 札幌(スーペリアツイン A):1.8m x 1.4m
- 京王プレリアホテル 札幌(スタンダードツイン / モデレートツイン / スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(プレミアシングル):1.8m x 1.4m
- ホテルモントレエーデルホフ札幌(サウスツイン / プレミアラージツイン):1.8m x 1.4m
- 札幌ガーデンパレス(デラックスシングル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌(コンフォートツイン / スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌大通(コンフォートダブル):1.8m x 1.4m
- ザ ノット 札幌(スーペリアツイン / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- コンフォートホテル札幌すすきの(ツインスタンダード1 / ツインスタンダード2 / ダブルスタンダード):1.8m x 1.4m
- ニューオータニイン札幌(モデレートツイン):1.8m x 1.4m
- センチュリオンホテル札幌 (スーペリアクイーン) :1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌大通(ツインルーム):1.8m x 1.4m
- ビスポークホテル札幌(コーナーキングダブル / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- the b 札幌 [旧:ホテルWBFフォーステイ札幌)](ツインルーム):1.8m x 1.4m
- 札幌 東急REIホテル(スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- SAPPORO STREAM HOTEL(スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- ANAホリデイ・イン 札幌(ハリウッドツイン)1.8m x 1.4m
- プレミアホテル 中島公園 札幌(スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- 札幌エクセルホテル東急:(スタンダードシングル / スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園(スタンダードダブル / ビジネスダブル):1.8m x 1.4m
- ホテルエミシア札幌(コンフォート / スタンダードツイン / ハイフロアツイン):1.8m x 1.4m
- マイステイズプレミア札幌パーク(スタンダードツイン / スーペリアツインハイフロア):2.0m x 1.4m
- 札幌ビューホテル大通公園(モデレートフロア シングル/セミダブル):2.0m x 1.4m
- フェアフィールド・バイ・マリオット札幌(コージーシングル / ダブル):2.0m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(ハリウッドツイン):1.8m x 1.6m
- ホテルマイステイズ札幌アスペン(スタンダードツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- センチュリーロイヤルホテル(スタンダードシングル / スタイリッシュデラックスツイン):2.0m x 1.5m
- センチュリーロイヤルホテル(スタイリッシュキング / スタイリッシュラージツイン):2.0m x 1.6m
- 京王プラザホテル札幌(スーペリアラージツイン):1.9m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌(モデレートツイン):2.0m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ANAクラウンプラザホテル札幌(スタンダードツイン):2.0m x 1.6m
- クロスホテル札幌(ツイン アーバン):2.0m x 1.6m
- ニューオータニイン札幌(プレミアムダブル): 2.0m x 1.6m
- ホテルWBF札幌中央(スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ホテル ローヤルステイサッポロ(デラックスツイン / ワイドデラックスツイン):2.0m x 1.6m
- 札幌プリンスホテル(スタンダードツイン / スーペリアツイン): 2.2m x 1.4m
- 札幌パークホテル(スーペリアツイン):2.2m x 1.4m
- グランドメルキュール札幌大通公園(ツイン / ラージダブル): 2.4m x 1.6m
- プレミアホテル-TSUBAKI-札幌:大きさ不明。札幌でNo.1ではと思うぐらい広い
タオルはフェイスタオルの他にハンドタオルが用意されています。
アメニティはボディタオル、歯ブラシ、コットンセット(コットン&綿棒)、ヘアブラシ、カミソリがありました。
ドライヤーはSALONIAを採用。以前はパナソニックだったので、新しいものに入れ替えています。
トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)で暖房便座機能あり。トイレットペーパーはダブルを採用しています。
シャワーヘッドはミラブルを採用しています。
シャワーの水圧は快適なレベルでした。ただ、欲を言えば、もう少し強くてもよいかなとは感じました。
シャンプーなどのバスアメニティは、オリジナルボトルに入っていますが、花王のレアーナを採用。
シャワーカーテンレールがUの字ではなく、直線タイプでした。直線タイプだとシャワーカーテンが体にまとわりつくことが多く、個人的にはUの字タイプの方が好みです。
景色は楽しめる?
今回は20階からの眺めで街中方面の景色が見える部屋でした。
20階ということもあり、景色は札幌ではかなり良い方です。
反対側のサッポロファクトリー側の景色はスタンダードツインでレビューしているので、気になる方は参考にしてみてください。
空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
空調は残念ながら一括管理タイプで温度調整しかできません。季節の変わり目は特に要注意です。j
窓には鍵が掛かっており、そのままでは開けることができません。ただ、フロントに連絡すればスタッフが鍵を開けてくれます。
空きスペースはどれくらい?スーツケースは広げられる?
スタンダードシングルは19㎡の客室です。思った以上に空きスペースはあり、ゆとりある印象でした。
通路部分は幅が広く約1.3mぐらいの幅があり、約70Lのスーツケースを横に置いてもバスルームの扉が干渉することはありません。
普通のビジホだと通路幅が1mぐらいしかなく、よく干渉してしまい通路部分に置けないことが多いので、これはかなり良いと感じました。
また、ベッド下収納が利用できます。
約70Lのスーツケースが閉じた状態のままでもすっぽりと収まるぐらいの高さがあり、34cm以下のスーツケースはそのまま収納できます。
と、空きスペースやベッド下収納を活用すれば、100L以上のスーツケースでも全く問題ないでしょう。
ちなみに以前はベッド下収納はありませんでした。ベッドフレームを入れ替えて新しく収納可能になっており、こういった改善は非常に良いと感じます。他のホテルも真似してほしいぐらいです。
Wi-Fiは快適か?遅くなりがちな時間帯も快適に利用できる?
ホテルモントレエーデルホフ札幌の「スタンダードシングル」評価レビューまとめ
- 普通のシティホテルではあまり見かけないヨーロピアン調(カントリー調)のデザイン
- シングルルームとしては広めな19㎡
- 適度な空きスペース、ベッド下収納があり、大きな荷物も問題なし
- 景色がよい
- スマートTV対応の43インチテレビ
- ミネラルウォーターの提供あり
- ナイトウェアはセパレートタイプ(着心地がよい)
- ハンドタオルあり
- シャワーヘッドにミラブルを採用
- 空調は一括管理タイプで冷暖房の切り替えはできない
- 設備などは若干古さを感じる
- 窓が開けられないため、換気ができない(スタッフに言えば開けてくれる)
- セキュリティボックス(セーフティボックス)はない
- ホテルの1階部分は豪華絢爛! オーストリア・ウィーンをモチーフ
- 朝食は種類の豊富さ、クオリティ共によい
- 南館は2022年3月オープンできれい
- スパ施設(大浴場)あり。ただし、有料。
ホテルモントレエーデルホフ札幌の本館側にある「スタンダードシングル」は、景色の良さと適度な広さがあり、想像以上に快適でした。
ヨーロピアン調(カントリー調)の客室は豪華さはありませんが、なかなか日本では見かけない内装で好みの方も多いのかなと感じました。また、思っていたよりも古さは感じませんでしたが、多少の古さがあるのは事実です。
とは言え、個人的にホテルモントレエーデルホフ札幌の良いところは、しっかりと備品などを新しいものに入れ替えたり、改修している点だと思います。
このスタンダードシングルは全体的に古さは感じますが、シモンズの新しいベッド、スマートTV対応の43インチテレビ、シャワーヘッドにミラブル、サロニアのドライヤーと2019年から2024年の間で入れ替えが行われており、快適に過ごせる環境が整っています。
ホテル共通のデメリットになりますが、空調が一括管理であることに加え、窓が開けられないのがデメリット。
空調が一括のため季節の変わり目などは要注意ですが、それ以外の時は快適に過ごせそうです。
最近ではシングルルームでも洗い場付きバスルームが備わっているホテルも増えてきたので、水回りに関しては可もなく不可もなくという感じですが、ミラブルを採用していたり、風量の良いサロニアのドライヤーなど、至る所で以前よりも快適になったなと感じました。
料金帯的には高級宿泊特化型ホテル(高級ビジネスホテル)レベルで、それに見合った快適さがあり、個人的にはおすすめできる部屋でした。
以上、ホテルモントレエーデルホフ札幌「スタンダードシングル」の宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューでした!参考にしてみてください。
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