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【スタンダードツイン】札幌プリンスホテルの宿泊記、ブログ的口コミ・評価レビュー!

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今回は、北海道・札幌にある札幌プリンスホテルの「スタンダードツイン」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューをしてみたいと思います。

スタンダードツインの客室は2018年12月28日より順次リニューアルされ、部屋が綺麗になりました!

この記事は「2019年5月」「2022年5月」「2022年10月」に宿泊したものをベースに評価レビューしています。

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目次

札幌プリンスホテルにチェックイン

レセプション・フロント

時間帯によって異なると思いますが、混雑する時間帯にはしっかりと多くのスタッフが配置されており、思ったよりもスムーズにチェックインできました。

パブリックスペースなどに関しては、こちらを参照してください↓

札幌プリンスホテルのエレベーターは、セキュリティはなし

エレベーターは全部で5基(ロイヤルフロアへは専用エレベーターが別に設置)。

レトロで高級感あるエレベーターです。趣きがあって良いですね!

残念なことにエレベーターにセキュリティはありません。最上階にレストランやバーがあるため、一般客の出入りもあります。

そのため、宿泊フロアにはセキュリティがあった方がより安心だと感じました。現状だと、誰でも客室フロアに行くことができてしまいます。

エレベーターにセキュリティがない…

ただし、ロイヤルフロアはエレベーターが別になっており、セキュリティも万全です。

札幌プリンスホテルの「スタンダードツイン」を紹介

1102号室

スタンダードツインは広さが21㎡の客室です。

客室の入り口から撮影

スタンダードツインの全体像

黄色がアクセントになっている客室で、リニューアルされておりかなり綺麗でした。

広さは21㎡なので、シティホテルのツインルームとしては狭い印象ですが、21㎡の割には空間が広く感じられます。客室の形状が扇形で、奥の方(窓側)が幅広になっているため、視覚的にそう感じるのかもしれません。

プリンスホテルのイメージは人によって異なりそうですが、筆者はどちらかというと、シティホテルやデラックスホテルという印象。

しかし、このリニューアルした客室の印象は、シティホテルというよりも新規オープンした宿泊特化型ホテルと変わらない内装(調度品)だな…と思ったのが本音。

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夜は少し暗めな印象でした。

テーブルセット

テーブルセットは1脚は「丸椅子」で、背もたれがないものでした。2人での利用だと1人は寛ぎにくいかもしれません。ただ、背もたれがある椅子は座り心地が良かったです。

他のスタンダードツインルームで背もたれのある椅子が「2脚」ある客室もありました。客室によって違うようです。

テーブルは変則的な楕円形で、少し小さめです。

ソファ周りは比較的ゆとりある感じです。

PC作業などができるデスクはありません。筆者はPCをこのテーブルセットで利用しましたが、若干使いづらい…。ビジネスマンには全く向かない客室という印象です(札幌プリンスホテルは観光客が多いですが、ビジネスマンも何人も見かけました)。

加湿機能付き空気清浄機

空気清浄機の後ろ側のベッドボード上にUSBポートやコンセントがありました。

エクストラベッドを入れた時に利用できるように配置しているのだと思いますが、椅子に座ってPC作業やスマホを充電したい時に、このコンセントを利用できて便利です。

ベッド周り

ベッド幅は97cmのシングルベッドを採用。ベッド間にサイドテーブルはないため、ハリウッドツインスタイルに変更することも可能だと思われます。

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サイドテーブルがない代わりに、ベッドボード部分にちょっとした物を置けるスペース(時計が置いてあるところ)があります。また、ベッドの両サイドにコンセントとUSBポートを備えているため、充電に困ることは無さそうです。

枕は2種類
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ベッドはシモンズを採用しています。ピロートップはありませんが、リニューアル時に入れ替えているようで新しいマットレスで、寝心地も良かったです。

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ナイトウェア(部屋着・パジャマ)は上下でセパレートタイプを使用しています。

ナイトウェア(部屋着・パジャマ)は上下でセパレート

テレビやチェストなど

テレビは40インチぐらいで壁掛けタイプ。首振り機能はありません。

HDMI端子

HDMI端子は短い延長コードのようなものが付いており、利用しやすくなっています。

テレビ近くにバゲージラック。また、テレビボードのサイド面にコンセントがあるため、HDMI接続のもので電源がほしいものなども利用可能ですね。

チェスト(テーブル?)には電気スタンドもあるので、テーブルとしての利用も想定したチェストなのかなと。ただ、ここでPC作業はやりにくそうです。

結構ビジネス利用の方も多い印象ですが、どちらかというとビジネス向けではなく、観光目的での宿泊に向いている客室だと感じました。

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ホテルのインフォメーションや充電器。充電器はUSB Type-Cにも対応しています。

携帯電話の充電器が客室内に完備!

冷蔵庫
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2019年宿泊時
2022年5月宿泊時

チェストの上(テーブル)には、電気スタンド、折りたたみ鏡、ティッシュ、メモ帳、電話、無料で使える携帯端末など。

無料で利用できる携帯端末「handy」は、Wi-Fiテザリングが1回30分まで無料、それ以降は30分毎に300円掛かるタイプ。 →現在handyの提供はありません。

以前は提供されていなかったミネラルウォーターですが、現在は、一人1本提供されます。

ミネラルウォーターの提供あり!

コンセントx2口

チェストにはコンセントが2口あります。USBポートはありません。

ポットや アイスペール
ティーアメニティ

ほうじ茶と煎茶があり、マグカップではなく湯呑みが置いてあります。ビジネスホテルなどのラウンジで無料のコーヒーなどを提供しているホテルが多いですが、札幌プリンスホテルではそういったサービスもなく、客室内にもコーヒがないので、少し残念でした。

ティーアメニティにコーヒーはなし!

ただ、スーペリアツインになるとドリップコーヒーがあります。

クローゼットはなく、壁掛けタイプ

クローゼットはなく、ハンガーラックは壁掛けタイプ。

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ハンガーラックは2箇所にあり、ハンガーも多めなので、冬場でもダウンを掛けたり使いやすい印象です。

通路部分にちょっとしたチェストがあり、スリッパやセーフティボックス、消臭スプレーなどが置かれています。

セーフティボックスあり!

スリッパはウォッシャブルタイプの共用スリッパを採用しています。温泉施設があるため、共用スリッパを採用しているものと思われます。個人的には使い捨てスリッパも置いてほしいところ。

(ウォッシャブルタイプで洗濯済ですが)スリッパは共用タイプのみ

全身鏡

ウェットエリア(バスルーム)は改装なし

ウェットエリアの扉

ウェットエリアの扉部分は段差がないタイプ。札幌の古いシティホテルでは、段差があるタイプのユニットバスを採用しているところが多いので、段差がないタイプは珍しいかも。

ベッドがあるメインエリアはフル改装していますが、残念なことにウェットエリア部分は改装しておらず以前のままです。

改装されていないので古さを感じますが、しっかりと清掃されているため不快感は全くありませんでした。むしろ、後ほど紹介しますが、シャワーの水圧などもよいし、思った以上に快適です。

ウェットエリアの広さは「2.2m x 1.4m」の大きさ。ビジホと比べると広め、シティホテルとしては、広くもなく狭くもなくという感じでしょうか。

ウェットエリア(バスルーム)の広さを確認する
激狭
  • アベストホテル札幌(シングル):1.6m x 1.1m
  • ANA ホリデイ・イン 札幌(スーペリアダブル):1.6m x 1.1m
普通のビジホより狭い
普通のビジホの広さよりもちょっと狭い
普通のビジホの広さ
普通のビジホより少し広い
少し広い
広い
かなり広い
  • グランドメルキュール札幌大通公園(ツイン / ラージダブル): 2.4m x 1.6m
  • プレミアホテル-TSUBAKI-札幌:大きさ不明。札幌でNo.1ではと思うぐらい広い
トイレ

トイレは特に古さを感じますが、ウォッシュレット(シャワートイレ)が付いています。

良かったのはダブル仕様のトイレットペーパー。トイレットペーパーはネピア プレミアムを採用していますが、これは良いですね!

トイレットペーパーはダブルを採用!

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ドライヤー

タオル類はバスタオル、フェイスタオルの他にハンドタオルがあります。バスタオルは普通でしたが、フェイスタオルが格安ビジネスホテルのタオル並にペラペラだったのが残念でした。

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以前はアメニティが1人で宿泊でも2人分
歯ブラシ、シャワーキャップ、ヘアブラシ、カミソリ、綿棒

以前はツインルームに1人で宿泊した時は、全て2人分用意されていました。現在(2022年5月宿泊時)は1人での利用の場合、タオル類やスリッパなども含めて全て1人分だけの用意に変更になっています。

また、2023年4月1日からは客室内には歯ブラシのみの設置となる模様です。

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2022年5月に宿泊時は1人分のみ
2022年5月に宿泊時は1人分のみ
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バスタブは「約0.6m x 1.18m x 高さ0.5m」というサイズ。札幌プリンスホテルには有料(大人1,000円)の温泉施設があるのでそちらを利用してもよいかもしれません。

札幌では「大浴場」や「温泉大浴場」があるホテル、「洗い場付きのバスルーム」を備えたホテルが多数あります。

なので、ユニットバスしかなかったりするホテルや客室はデメリットかも…。洗い場付きバスルームがある客室や大浴場があるホテルを選ぶとより快適なホテルステイになるでしょう。

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シャワーモードは2種類
POLA シャワーブレイクプラスシリーズ

シャワーモードは2種類あり、マッサージモードだと水圧は強く感じました。普通のシャワーモードならば水圧は普通かなレベルですが快適に利用できました。シャンプー類は備え付けタイプです。

シャワーの水圧は快適レベル!

景色は楽しめる?

スタンダードフロアは5階〜12階なので、今回宿泊した11階はスタンダードフロアでも上層階となります。

1102号からの景色
1102号からの景色
1114号室からの景色

円形の建物なので、部屋によっては隣がビルということも…もし、景色を楽しみにしているならば、事前にリクエストしておいた方がよいですし、確実に景色がよいを希望するならスーペリアツインをおすすめします。

Wi-Fiは快適か?遅くなりがちな時間帯も快適に利用できる?

Wi-Fiはアプリなどによって速度制限を掛けたりしているのかもしれません。YouTubeなどは快適に利用できたのですが、DAZNは遅すぎて見れないような状態だったり、速度測定アプリのSPEEDTESTでも全く速度が出ません。

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SPEEDTESTでダウンロードは1Mbps台の時もありましたが、YouTubeは10Mbps以上の速度で快適でした。ものによっては制限しているという印象で使いにくかったです…。

Wi-Fiはアプリによって規制しているような印象

空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?

札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。

札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。

また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。

このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。

筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。

ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓

快適に過ごすために確認したい空調ポイント!
  • 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
  • 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
  • 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)

では、どうなのか確認していきたいと思います。

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最低温度は18度
最高温度は30度

空調は一括管理で、暖房・冷房の切り替えはできず温度調整のみです。見ての通り空調は古そうですが、効き具合は悪くはないです。しかし、自分の思うように調整するのは一括管理のため難しいでしょう。

空調は一括管理で冷暖房の変更などを自由に変えれず。

窓は開けることができませんが、窓の下側に空気の入れ替えができるような仕組みがありました。

窓を開けることは出来ないが、外気を取り入れられる仕組みはあり!

21㎡の割にはスペースが広いと感じた

スタンダードツインは21㎡の客室。客室内が扇状になっており、入口側は通路幅が狭いですが、奥側(窓側)ほど幅が広くなります。

21㎡と部屋自体は広くはないですが、思っていたよりも広く感じます。テレビが壁掛けで&大きなデスクがないため、空きスペースが結構あるため広く感じるのかもしれません。

そして、思っているよりも空きスペースがあるため、大きなスーツケースがあっても問題なさそうです。椅子を少し移動させたりすれば、大きなスーツケースも広げられるスペースを確保できそうでした。

機内持ち込みサイズであれば、ソファ後ろのスペースで広げたままにしておけます。

ただ、スーツケースが複数あったりすると手狭かな…という印象。2人で宿泊するなら1〜2泊ぐらいがちょうど良さそうな印象です。

大きなスーツケースを広げられるスペースは確保できそう!

札幌プリンスホテル「スタンダードツイン」の評価レビューまとめ

札幌プリンスホテル「スタンダードツイン」
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • 2018年から順次リニューアルされて客室は綺麗!
  • 21㎡の割には、広く感じた客室(ただ、2人での宿泊だと少し狭さは感じるかも…)
  • ミネラルウォーターの提供あり
  • トイレットペーパーはダブル
  • ナイトウェアは上下セパレートタイプ
  • 空気の入れ替えなどが自分でできる通気口があり!
  • スマホの充電器が客室内にあり!
  • シャワーの水圧がよく快適!
  • セキュリティボックス(セーフティーボックス)あり
デメリット
  • ウェットエリアはリニューアルされていない(しかし、快適には利用できる)
  • リニューアルされて綺麗だけど、内装などは新築のビジネスホテルっぽい(高級感はない)
  • スリッパはウォッシャブルタイプですが共用タイプ
  • 空調は一括管理。個人で冷暖房の切り替えなどはできない
  • ビジネス利用の場合は要注意。デスクはなし。

札幌プリンスホテル「スタンダードツイン」はリニューアルしており、綺麗で思っていたよりも快適に過ごすことができました。

黄色がアクセントなので目にキツそうな…と思っていましたが、ナチュラルテイストで意外にも落ち着いており、老若男女だれからも好まれそうな印象です。

残念ポイントとして、ウェットエリアは改装されておらず、古いままということ。そしてユニットバスということ。最近は札幌の宿泊特化型ホテルでも洗い場付きバスルームを備えたところが増えてきたので、ユニットバスで古いとなるとやはりデメリットだと感じます。

ただ、清掃はバッチリで不快感があることは全く無かったですし、ユニットバスとはいえど、狭すぎないのでユニットバスの中では使いやすいユニットバスだと思います。シャワーの水圧もよいし、トイレットペーパーもダブルだし、細かいところまでしっかりとしている印象でした。

また、スタンダードツインでも高層階側だと景色もそれなりに楽しめると思います。

客室は21㎡なので、決して広くはないのでこのあたりは気になる方もいると思います。2人での宿泊だと少し狭いかなとは思いました。シングルユースだと1人でちょうどよい広さだと思います(もう少し余裕があってもいいかなとは思いますが)。

意外とよく目にしたのはビジネスマンなのですが、正直、デスクがないに等しいので、ビジネスでの利用よりは観光利用の方が向いていると感じました(本格的なデスクがあるのはロイヤルフロア以上)。

正直なところ、ここがすばらしいというような特徴的なところはあまり感じられないですが、思った以上に快適に過ごせました。新築ホテルと比べると設備(特に空調)や水回りで劣る印象ですが、細かいところでカバーできており、全体的には悪くないというのが率直な感想です。

個人的には客室の良し悪しよりも立地があまりよくないことから、あまり宿泊はしないかな…という感じですが、客室は普通の宿泊特化型ホテルとしては十分合格点かなとは思うし、朝食はすばらしいので、総合的にはよいと思います。

以上、札幌プリンスホテル「スタンダードツイン」のブログ的口コミ・レビュー評価でした!参考にしてみてください。

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