今回は、北海道・札幌にある札幌 東急REIホテルの「スタンダードシングル」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います!
札幌 東急REIホテルのフロント・ロビー周り
札幌 東急REIホテルはかなり大箱のホテルですが、ロビースペースにソファなどはほとんどありません。
札幌 東急REIホテルのパブリックスペースなどは下記にまとめています。
アメニティの一部はアメニティバーから持ってくるスタイル
札幌 東急REIホテルでは、アメニティの提供がコロコロと変更になる印象ですが、2024年1月現在、客室内には一部のアメニティしか置いておらず、その他のアメニティはフロント前にあるアメニティバーから持ってくる形となっています。
アメニティは綿棒、シェービングクリーム、カミソリ、くしのみと必要最低限レベルです。
インスタントコーヒーや緑茶、ほうじ茶は客室内に用意されていますが、紅茶はこちらに置いてありました。種類は多めです。
札幌 東急REIホテルのエレベーターは、セキュリティなし
エレベーターは4基。575室に対して4基なので少ない印象ですが、エレベーターがかなり大きめでした(6人乗りぐらい?)。
エレベーターにセキュリティがなく、誰でも宿泊フロアに行くことができます。
札幌 東急REIホテルの宿泊フロア
今どきというよりも、少し古さを感じるシティホテルと言う感じのほどよい高級感がある感じでした。
札幌 東急REIホテルの「スーペリアツイン」を紹介!
今回宿泊したのはスタンダードシングルで13.8㎡の客室です。
カードキーを差し込むホルダーはなく、そのままで電気などが利用できます。
スーペリアツインの全体像
客室は普通の宿泊特化型ホテルの中でも落ち着きがあるデザインで誰にでも受け入れやすい客室だと感じました。あまり新しさはないですが、古すぎる感じもなく、良くも悪くも普通といったところでしょうか。
東急REIホテルは、新規ホテルと古いホテルでかなり内装やコンセプトが違う印象ですが、こちらは古いタイプの東急REIホテルと言う印象です。
スタンダードシングルは13.8㎡なので、他のビジネスホテルのシングルルームと特に変わらない広さです。
個人的には観光利用よりもビジネス利用で1泊程度がおすすめだと感じました。
ベッド周り
デュベスタイルのベッドメイキングです。ベッド幅は140cmを採用しています。
枕は綿タイプのものが2つ、枕元にコンセントとちょっとしたサイドテーブル。サイドテーブルが小さすぎて、スマホやメガネを置く方には少し物足りないかも…。
ベッドのマットレスはどこのものか不明でしたが、寝心地は悪くなくぐっすり眠ることができました。印象としてはスプリングが少し柔らかめな感じがしました。
ナイトウェア(部屋着・パジャマ)はワンピースタイプを採用しています。
テレビ、デスク周り
デスクには色々と物が置いてありますが、それなりに広くて使いやすい印象です。
15.6インチのPCも余裕で置けます。ただ、後ろの電話などが邪魔な位置にあるのでこれらは別の場所に移動しました。デスクライトはベッドサイドランプのような形ででデスク作業するのには向いていないタイプです。
デスク上にコンセントは全部で4口(そのうち1口は空気清浄機で利用)あり、必要十分な数があります。
テレビは26インチ。HDMI端子はサイド面にはありません。
以前はミネラルウォーターを置いていましたが、現在はプラスチック削減の影響で、共有のウォーターサーバーが各宿泊フロアに配置されており、それを利用する形に変更になっています。
各フロアにあるウォーターサーバー
取りに行くのもめんどくさいし、正直、ミネラルウォーターを客室内に設置してくれた方が断然よいです…。
ティーアメニティは、煎茶、ほうじ茶、インスタントコーヒーがありました。できれば、インスタントコーヒーではなく、ドリップコーヒーがよいですね(札幌のホテルはドリップコーヒーが置いてあるところが多い)。
また、1階のフロント前で多種類の紅茶が置いてあるので、ティーアメニティは必要十分という感じでしょうか。
また、時間がかなり限定的ですが、宿泊者限定ラウンジにドリンクが置かれています。
宿泊者専用ラウンジ(朝食会場にもなるサウスウェストを時間限定で開放)↓
アメニティやラウンジサービスは下記にまとめているので参考にしてみてください。
クローゼット
ハンガーラックは小さめ。ハンガーは全部で3本。
ハンガーラックの下にはセキュリティボックス(セーフティボックス)が設置されていました。
スリッパは使い捨てタイプを採用しています。
ウェットエリア
ウェットエリア(バスルーム)の入り口は少し段差があるタイプ。
ウェットエリア(バスルーム)は青白い系の光源でした。
ウェットエリアの広さは1.6m x 1.2mとなっています。13.8㎡の客室なので、それに比例してウェットエリアも狭めな作りです
ウェットエリア(バスルーム)の広さを確認する
- アベストホテル札幌(シングル):1.6m x 1.1m
- ANA ホリデイ・イン 札幌(スーペリアダブル):1.6m x 1.1m
- スマイルホテルプレミアム札幌すすきの(スタンダードダブルルーム / スタンダードツインルーム):1.6m x 1.2m
- 札幌 東急REIホテル(スタンダードシングル):1.6m x 1.2m
- 札幌ワシントンホテルプラザ(シングル):1.6m x 1.2m
- フィーノホテル札幌大通(スーペリアダブル):1.6m x 1.2m
- ウィンダムガーデン札幌大通(スタンダードツイン):1.6m x 1.2m
- ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>(シングル):1.6m x 1.2m
- レンブラントスタイル札幌(セミダブル):1.6m x 1.2m
- ホテルロンシャンサッポロ(シングルルーム):1.8m x 1.2m
- ホテルリソルトリニティ札幌(モダレット シングル):1.8m x 1.2m
- 東急ステイ札幌大通(レジデンシャルツイン):1.7m x 1.3m
- 東急ステイ札幌(デラックスツイン):1.7m x 1.3m
- ベッセルホテルカンパーナすすきの(スタンダードシングル / スタンダードダブル / モデレートダブル / スーペリアツイン):1.8m x 1.2m
- ジャスマックプラザホテル(アネックス館 シングル):1.8m x 1.2m
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル(新館 ダブル):1.8m x 1.3m
- ホテル エミオン 札幌(スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- JRイン札幌(シングル):1.8m x 1.4m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートクイーン):1.8m x 1.4m
- 京急 EXホテル 札幌(スーペリアツイン A):1.8m x 1.4m
- 京王プレリアホテル 札幌(スタンダードツイン / モデレートツイン / スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(プレミアシングル):1.8m x 1.4m
- ホテルモントレエーデルホフ札幌(サウスツイン / プレミアラージツイン):1.8m x 1.4m
- 札幌ガーデンパレス(デラックスシングル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌(コンフォートツイン / スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌大通(コンフォートダブル):1.8m x 1.4m
- ザ ノット 札幌(スーペリアツイン / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- コンフォートホテル札幌すすきの(ツインスタンダード1 / ツインスタンダード2 / ダブルスタンダード):1.8m x 1.4m
- ニューオータニイン札幌(モデレートツイン):1.8m x 1.4m
- センチュリオンホテル札幌 (スーペリアクイーン) :1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌大通(ツインルーム):1.8m x 1.4m
- ビスポークホテル札幌(コーナーキングダブル / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- the b 札幌 [旧:ホテルWBFフォーステイ札幌)](ツインルーム):1.8m x 1.4m
- 札幌 東急REIホテル(スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- SAPPORO STREAM HOTEL(スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- ANAホリデイ・イン 札幌(ハリウッドツイン)1.8m x 1.4m
- プレミアホテル 中島公園 札幌(スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- 札幌エクセルホテル東急:(スタンダードシングル / スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園(スタンダードダブル / ビジネスダブル):1.8m x 1.4m
- ホテルエミシア札幌(スタンダードツイン / ハイフロアツイン):1.8m x 1.4m
- マイステイズプレミア札幌パーク(スタンダードツイン / スーペリアツインハイフロア):2.0m x 1.4m
- 札幌ビューホテル大通公園(モデレートフロア シングル/セミダブル):2.0m x 1.4m
- フェアフィールド・バイ・マリオット札幌(コージーシングル / ダブル):2.0m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(ハリウッドツイン):1.8m x 1.6m
- ホテルマイステイズ札幌アスペン(スタンダードツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- センチュリーロイヤルホテル(スタンダードシングル / スタイリッシュデラックスツイン):2.0m x 1.5m
- センチュリーロイヤルホテル(スタイリッシュキング / スタイリッシュラージツイン):2.0m x 1.6m
- 京王プラザホテル札幌(スーペリアラージツイン):1.9m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌(モデレートツイン):2.0m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ANAクラウンプラザホテル札幌(スタンダードツイン):2.0m x 1.6m
- クロスホテル札幌(ツイン アーバン):2.0m x 1.6m
- ニューオータニイン札幌(プレミアムダブル): 2.0m x 1.6m
- ホテルWBF札幌中央(スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ホテル ローヤルステイサッポロ(デラックスツイン / ワイドデラックスツイン):2.0m x 1.6m
- 札幌プリンスホテル(スタンダードツイン / スーペリアツイン): 2.2m x 1.4m
- 札幌パークホテル(スーペリアツイン):2.2m x 1.4m
- グランドメルキュール札幌大通公園(ツイン / ラージダブル): 2.4m x 1.6m
- プレミアホテル-TSUBAKI-札幌:大きさ不明。札幌でNo.1ではと思うぐらい広い
バスアメニティはスティーブンノルを採用しています。
ドライヤーがターボでも風が弱すぎて残念…。
客室内に置かれているアメニティは歯ブラシのみ。
1階のフロント近くにアメニティバーがあり、こちらから必要なアメニティを持っていくスタイルとなっています。
提供しているのは、ブラシ、カミソリ、シェービングクリーム、綿棒のみ。
アメニティバーで提供しているアメニティも少ないので、全体的にアメニティは必要最低限レベルしか提供していません。
トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)付きで暖房便座機能あり。トイレットペーパーはシングル。
シャワーの固定は2箇所で固定式。固定式で角度調整もできません。自分で好きな位置に固定できる可動式の方がよいですね。
シャワーの水圧・水量は普通レベル。個人的にはもう少し強いとよいかなと感じました。
風景
今回宿泊したのは11階のスタンダードシングル。景色は札幌駅方面です。
目の前には札幌の代名詞的な観覧車。
夜景も観覧車が綺麗でずっと見ていられるような感じでした。
すすきの方面になる客室もあると思うので、観覧車ビューがよければ、事前にホテル側にリクエストしておくとよいと思います。
Wi-Fi
Wi-Fiはどの時間帯も快適に利用することができました。
空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
という点が、ホテル選びで重要ポイントの1つになります。では、このホテルではどうなのか確認していきましょう。
空調は古いタイプで一括管理タイプ。温度調整はできますが、暖房・冷房の切り替えはできません。
2023年に外装工事と窓の交換が行われました。今までは窓を開けることができなかったのですが、窓が開けれるタイプのものになっています。
窓を開けて換気や温度調整が可能になり、かなり快適になりました。
特に冬場は空調をオフにしていても館内空調は結構暑めに設定されているためか、暑すぎると感じることが多々ありました。それが、外気を取り入れて客室内温度を下げることができるようになったので、快適な温度で過ごせました。
空きスペースはどれくらい?スーツケースは広げられる?
スタンダードシングルは13.8㎡の客室。普通のビジホと変わらない広さです。
見ての通り、必要最低限の広さという感じで、空きスペースも余裕はありません。
約70Lのスーツケースでは広げるのに苦労します…。
筆者は通路部分で約70Lのスーツケースを広げましたが、入り口のドアやウェットエリアのドアに干渉します…。大きなスーツケースを持ってこの客室はおすすめしません。機内持ち込みサイズのスーツケースでも少し狭さは感じると思います。
また、必要最低限の広さなので観光利用よりもビジネスで1泊というのが合っている印象です。
清掃レベルなど
客室内は一定レベル以上の清潔感はあり、このあたりは東急ホテルグループなので安心感があるかなと思います。個人的にすごく清掃レベルが高いとは感じませんが、許容範囲内かなという印象です。
ただ、今回はシャワーカーテンが少し臭かったり、壁面の汚れなど、気になる点はありました。また、ユニットバスの換気が非常に弱い印象も受けました。
また、空調の風が当たる壁はホコリだらけ…
もう少し補修したほうがよいのでは…というぐらい壁紙がボロボロなところがあったり…。一見、全体的には綺麗に見えるのですが、よく見てみると結構ボロボロです…。
部屋が狭いので、壁にスーツケースをぶつける方が多いのでしょう…。
と、今回は少し全体的に清潔感は甘いかな…という印象でした。まあ、格安ビジホではよくあるし、札幌の他の宿泊特化型ホテルでもよくある感じなのでそれほど気にはなりませんが、東急ホテルグループでこのレベルは少し残念かなと感じました。
札幌 東急REIホテル「スタンダードシングル」の評価レビュー、まとめ
- 使い捨てスリッパを採用
- セキュリティボックス (セーフティボックス)あり
- 窓が開けられる(2023年に窓を入れ替え)
- 13.8㎡の客室なので広くはない
- 空調が一括管理
- ウェットエリアは一般的なユニットタイプで、客室の広さに比例して狭い(大浴場もなし)
- ミネラルウォーターの提供なし(ウォーターサーバーをフロアに設置)
- すすきの駅から徒歩1〜2分の立地
- 朝食が北海道らしいものが多く、美味しい
- 規模が大きく、レストラン街を併設
- 宿泊者専用ラウンジあり(15時~17時まで)
- 無料のドリンクサービスあり(15時~17時まで)
- アメニティは必要最低限
- 以前提供していたミネラルウォーターはプラスチック削減の提供でウォーターサーバーに変更
- エレベーターにセキュリティがなく、誰でも宿泊階に行くことが可能
- 大浴場なし
札幌 東急REIホテルの「スタンダードシングル」は良くも悪くも普通のビジネスホテルと変わらない印象。普通のビジホよりも内装などは多少なり高級感があるかもしれませんが、今どきというよりは少し古めのシティホテルというような内装です。
13.8㎡なので元々広くないことから、空きスペースも必要最低限で大きなスーツケースを持っている場合は、他の客室をおすすめします。
また、観光で利用するというよりビジネスで1泊程度の利用がぴったりという印象でした。
特に客室に特徴があるわけではないですが、札幌駅側の景色が見える客室(高層階のみ?)であれば、観覧車が目の前に見え、景色はそれなりに楽しめるかなと思います。
正直なところ、札幌 東急REIホテルに宿泊する最大の理由は「立地の良さ」と 「朝食」。地や朝食目当てで宿泊するなら良いと思いますが、客室目当てで泊まるホテルではないと強く感じました(客室は一定レベルのクオリティはあるので駄目というわけではない)。
以上、札幌 東急REIホテル「スタンダードシングル」の宿泊記・口コミレビューでした!ぜひ、参考にしてみてください。
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