北海道・札幌にある札幌エクセルホテル東急の「スタンダード シングル/ダブル」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います!
札幌エクセルホテル東急にチェックイン
札幌エクセルホテル東急のチェックイン時間は14時から。札幌では15時からのところが多いため、メリットの一つと言えそうです。
エクセルホテル東急ブランドは「上質感と新しさ、こだわりを満たす体験価値を提供するミドルブランド」という位置づけになります。
簡単に言えば、シティホテルまでもいかないまでもシティホテル並、高級宿泊特化型ホテルといったところでしょうか。
個人的には札幌エクセルホテル東急の印象としては、規模や客室、レストランなどはシティホテルレベル、ソフト面は普通の宿泊特化型ホテル(ビジホ)レベルかなという印象で、総合的にはなかなか良いホテルです。
札幌にあるシティホテル級のパブリックスペースを有しており、1階はかなり開放感があるため、観光での利用もおすすめです。ただ、なんとなく寂れた印象が残る館内でした(立地もあり、パブリックスペースにはスタッフの数の方が多い時がほとんど…)。
1階部分は広いにもかかわらず、自由に利用できるソファや椅子が少なく、「ロビースペースはほぼなし」という感じで、待ち合わせでの利用などはしにくい印象でした。
椅子などあっても団体客に占領されていることもしばしば…
パブリックスペースなどの情報は下記にまとめています。参考にしてみてください。
札幌エクセルホテル東急のエレベーターにはセキュリティなし
エレベーターは4基。全382室なので、必要最低限ぐらいな印象です。
エレベーターにセキュリティがなく、誰でも宿泊フロアに行くことができます。
札幌エクセルホテル東急の宿泊フロア
宿泊フロアは特に感想はないのですが…古いシティホテルというような印象でした。
札幌エクセルホテル東急の「スタンダード シングル / ダブル」を紹介!
スタンダードシングル、スタンダードダブルは共に19㎡の部屋です。今回は「スタンダードダブル」の写真をメインに紹介していきます。
また、スタンダードシングルとの違いなども解説したいと思いますが、簡単に違いを解説してしまうと「ベッド幅」と「宿泊フロア」ぐらいで、その他は同じといってよい内容でした。
カードキーをカードホルダーに入れると、電気などがONになるタイプです。キーカードを抜くと、電気や空調は止まりますが、テレビは利用できます。
スタンダードシングル / ダブルの全体像
スタンダードダブルの全体像
スタンダードダブルの部屋は思った以上に綺麗な印象でした。
リニューアルしてからそれなりに年月が経過している模様ですが、それでも一部の設備、ウェットエリア( バスルーム)を除けば、現在でもかなり新しくて綺麗な印象が残る部屋でした。
広さは19㎡で、普通のビジホのシングルルームと比べても、かなりゆとりがあります。実際にこれぐらいの広さがあれば、1人での利用は快適です。2人で利用だと少し狭いかなとは感じました。
デスクの他にテーブルセットもあり、空きスペースも十分にあり、ボトムの部屋(部屋タイプが一番下)でこのレベルは非常に良いと感じました。
スタンダードシングル
こちらはスタンダードシングルの部屋でこちらもスタンダードダブルと同じく「19㎡」です。スタンダードダブルとの違いは分かるでしょうか?
スタンダード ダブルと比べて異なるのは、「ベッド幅」「ベッド周りのコンセントなど」「景色」ぐらいしかありません。
スタンダードシングルの部屋は、エクストラベッドでツインルームにできる仕様になっており、ベッド下にはエキストラベッドが収納されています。また、枕元のコンセントなどは、ツインルームとしても使えるように数が多く設置されてました。
ベッド周り
スタンダードダブルのベッド幅は160cm、スタンダードシングルは122cm幅となっています。デュベスタイルのベッドメイキングです。
枕は綿タイプとウレタンタイプの2種類がありました。ベッドのマットレスはシモンズを採用。柔らかすぎず、硬すぎず、現代のホテルベッドという感じでした(札幌では古くて硬すぎるベッドが置いてあるところがありますが、こちらは問題なし)。
コンセントは2口あり、必要十分です。
テーブルセット(テーブル+ソファ)
テーブルセットもあり、ソファに腰掛けてゆっくりと過ごすことができました。思った以上に快適です。
デスク、ミニバーなど
テレビは壁掛けタイプで32インチぐらいでした。HDMI端子や首振り機能は使えません。
追記:2024年5月にデラックスツインに宿泊した時はHDMIが利用できるように延長ケーブルがついていたので、現在は使える様になっているのかもしれません。
デスクには折りたたみ鏡やデスクライトなど。デスクは普通に使い勝手がよく、ビジネスマンにもおすすめです。
コンセントはデスク用として2口、有線LANポートがあります。ミニバー用として別途コンセントが1口あり、コンセントは十分にありました。
引き出しの中には有線LANケーブルやランドリーメニューなど。
ミネラルウォーターの提供があります。
ティーアメニティは煎茶と紅茶のみ。コーヒーはありません。 ただ、無料で利用できるコーヒーマシンやお茶類、ソフトドリンクをラウンジスペースにて開放しています。
営業時間は15:00~17:00までとかなり短いのがネック…
セキュリティボックス(セーフティーボックス)があります。
ナイトウェア(部屋着・パジャマ)は作務衣スタイル(ワンピースタイプ)でした。
バゲージラックがこのスペースで使おうとすると、デスクとクローゼットで幅が固定されており、鞄やリュックサック程度のものしか置けず、スーツケースを広げて置くことはできません(筆者は移動させてスーツケースを広げました)。
クローゼットの扉が全身鏡になっています。
クローゼットのハンガーラックが縦型タイプで、使いやすくはないと感じました。
ただ、クローゼットヨコの壁にフックがあり、コートなどかさばるものはこちらに掛けれます。シンプルに便利です。
スリッパは使い捨てタイプを採用。
ウェットエリア(バスルーム)
ウェットエリア(バスルーム)の入り口は、段差がないタイプでした。
ウェットエリアは普通のユニットバスを採用。客室は改装されていますが、その時にユニットバスは改装されず、そのままのため年季が入っている印象でした。
札幌のホテルでは、これくらいの古い水回りは結構あるので個人的には許容範囲でしたが、やはり新しいに越したことはないでしょう。
ウェットエリアの広さは「1.8m x 1.4m」と、普通の宿泊特化型ホテル(ビジネスホテル)と変わりない大きさです。
ウェットエリア(バスルーム)の広さを確認する
- アベストホテル札幌(シングル):1.6m x 1.1m
- ANA ホリデイ・イン 札幌(スーペリアダブル):1.6m x 1.1m
- スマイルホテルプレミアム札幌すすきの(スタンダードダブルルーム / スタンダードツインルーム):1.6m x 1.2m
- 札幌 東急REIホテル(スタンダードシングル):1.6m x 1.2m
- 札幌ワシントンホテルプラザ(シングル):1.6m x 1.2m
- フィーノホテル札幌大通(スーペリアダブル):1.6m x 1.2m
- ウィンダムガーデン札幌大通(スタンダードツイン):1.6m x 1.2m
- ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>(シングル):1.6m x 1.2m
- レンブラントスタイル札幌(セミダブル):1.6m x 1.2m
- ホテルロンシャンサッポロ(シングルルーム):1.8m x 1.2m
- ホテルリソルトリニティ札幌(モダレット シングル):1.8m x 1.2m
- 東急ステイ札幌大通(レジデンシャルツイン):1.7m x 1.3m
- 東急ステイ札幌(デラックスツイン):1.7m x 1.3m
- ベッセルホテルカンパーナすすきの(スタンダードシングル / スタンダードダブル / モデレートダブル / スーペリアツイン):1.8m x 1.2m
- ジャスマックプラザホテル(アネックス館 シングル):1.8m x 1.2m
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル(新館 ダブル):1.8m x 1.3m
- ホテル エミオン 札幌(スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- JRイン札幌(シングル):1.8m x 1.4m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートクイーン):1.8m x 1.4m
- 京急 EXホテル 札幌(スーペリアツイン A):1.8m x 1.4m
- 京王プレリアホテル 札幌(スタンダードツイン / モデレートツイン / スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(プレミアシングル):1.8m x 1.4m
- ホテルモントレエーデルホフ札幌(サウスツイン / プレミアラージツイン):1.8m x 1.4m
- 札幌ガーデンパレス(デラックスシングル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌(コンフォートツイン / スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌大通(コンフォートダブル):1.8m x 1.4m
- ザ ノット 札幌(スーペリアツイン / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- コンフォートホテル札幌すすきの(ツインスタンダード1 / ツインスタンダード2 / ダブルスタンダード):1.8m x 1.4m
- ニューオータニイン札幌(モデレートツイン):1.8m x 1.4m
- センチュリオンホテル札幌 (スーペリアクイーン) :1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌大通(ツインルーム):1.8m x 1.4m
- ビスポークホテル札幌(コーナーキングダブル / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- the b 札幌 [旧:ホテルWBFフォーステイ札幌)](ツインルーム):1.8m x 1.4m
- 札幌 東急REIホテル(スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- SAPPORO STREAM HOTEL(スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- ANAホリデイ・イン 札幌(ハリウッドツイン)1.8m x 1.4m
- プレミアホテル 中島公園 札幌(スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- 札幌エクセルホテル東急:(スタンダードシングル / スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園(スタンダードダブル / ビジネスダブル):1.8m x 1.4m
- ホテルエミシア札幌(コンフォート / スタンダードツイン / ハイフロアツイン):1.8m x 1.4m
- マイステイズプレミア札幌パーク(スタンダードツイン / スーペリアツインハイフロア):2.0m x 1.4m
- 札幌ビューホテル大通公園(モデレートフロア シングル/セミダブル):2.0m x 1.4m
- フェアフィールド・バイ・マリオット札幌(コージーシングル / ダブル):2.0m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(ハリウッドツイン):1.8m x 1.6m
- ホテルマイステイズ札幌アスペン(スタンダードツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- センチュリーロイヤルホテル(スタンダードシングル / スタイリッシュデラックスツイン):2.0m x 1.5m
- センチュリーロイヤルホテル(スタイリッシュキング / スタイリッシュラージツイン):2.0m x 1.6m
- 京王プラザホテル札幌(スーペリアラージツイン):1.9m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌(モデレートツイン):2.0m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ANAクラウンプラザホテル札幌(スタンダードツイン):2.0m x 1.6m
- クロスホテル札幌(ツイン アーバン):2.0m x 1.6m
- ニューオータニイン札幌(プレミアムダブル): 2.0m x 1.6m
- ホテルWBF札幌中央(スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ホテル ローヤルステイサッポロ(デラックスツイン / ワイドデラックスツイン):2.0m x 1.6m
- 札幌プリンスホテル(スタンダードツイン / スーペリアツイン): 2.2m x 1.4m
- 札幌パークホテル(スーペリアツイン):2.2m x 1.4m
- グランドメルキュール札幌大通公園(ツイン / ラージダブル): 2.4m x 1.6m
- プレミアホテル-TSUBAKI-札幌:大きさ不明。札幌でNo.1ではと思うぐらい広い
トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)付きで暖房便座機能があります。トイレットペーパーはシングルです。
カランは混合水栓ではなく温度調整はめんどくさいタイプのものでした。
アメニティはボディタオル、コットンセット、ブラシ、カミソリ、ヘアバンド、歯ブラシがありました。
追記:2024年5月にデラックスツインに宿泊した時はボディタオルが使い捨てタイプから使いまわしのものになっていました。
バスアメニティはSTEPHEN KNOLL(スティーブン ノル)を採用。
シャワーの水圧は良く快適でした。
景色
宿泊したスタンダードダブルは11階の客室ですが、思った以上に目の前が開けていました。景色を楽しむにはもう少し高層階フロアの方がよいとは思いますが、11階でも悪くはない感じです。
ただ、スタンダードダブルは3階・4階・9階~13階にある客室なので、低層階だと景色は全くないと思ったほうが良さそうです。
スタンダードシングルは5~8階にあります。6階のスタンダードシングルからは目の前には建物があり、高層階と見え方が全然違う印象です。
正直、高層階からの眺めの方が圧倒的に良いと感じます。
空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
空調は一括管理タイプで冷暖房の切り替えはできず、温度調整しかできません。
窓も開けることができないため、自分で換気ができません。
空きスペースはどれくらい?スーツケースは広げられる?
スタンダードシングル/ダブルは19㎡の部屋ですが、思った以上に空きスペースはあり、1人での宿泊なら快適に過ごせます。
機内持ち込みサイズのスーツケースを広げてみたところ、空きスペースにはゆとりがありました。大きなスーツケースでも、問題なく広げたままにできるぐらいの空きスペースがあります。
Wi-Fiは快適か?遅くなりがちな時間帯も快適に利用できる?
Wi-Fiはどの時間帯も快適に利用できました。
札幌エクセルホテル東急は今までに数回宿泊していますが、どの部屋でもいつもWi-Fiが快適だったことから、このホテルでWi-Fiが遅すぎることはないものと思われます。
保証はできないですが、Wi-Fiが遅いのは困るという方は札幌エクセルホテル東急の宿泊を検討してみると良いかもしれません。
札幌エクセルホテル東急「スタンダードシングル/スタンダードダブル」の評価レビューまとめ
- 19㎡の客室は1人で宿泊なら快適な広さ(ビジホのような狭苦しさはない)
- デスクの他にテーブルセットあり
- ミネラルウォーターの提供あり
- セキュリティボックス(セーフティボックス)あり
- ウェットエリアは古さを感じる
- 空調は一括管理タイプ
- 窓が開けられない
札幌エクセルホテル東急の「スタンダードシングル/スタンダードダブル」は「広さ」という点で思った以上に快適に過ごせました。
古いホテルですが、ウェットエリア(バスルーム)以外は綺麗にリニューアルされています。また、デスクだけでなくテーブルセットもあるので、寛いで過ごせる空間でした。
個人的には、ビジネス利用や観光利用の両方でおすすめできると感じる部屋でした。
ただ、ウェットエリア(バスルーム)は改装されておらず、若干年季が入っている印象は否めませんでした。また、普通のユニットバスなので、洗い場付きバスルームや個室トイレを備えたホテルと比べると見劣りします。
近くにダイワロイネットホテル札幌中島公園がオープンし、こちらのダブルルームは洗い場付きバスルームを備えているため、水回りの快適度はこちらの方が格上です。
また、札幌エクセルホテル全体に言えることですが、空調が一括管理タイプで窓も開けることができないため、特に季節の変わり目の宿泊は要注意です。部屋の中が暑すぎたり、寒すぎたりしても温度調整が難しく、不快な思いをすることがあり、特に季節の変わり目は要注意です 。
空調と古いユニットバスの水回りがデメリットですが、それ以外は快適環境。安い時も多いため、コスパの良さを感じる人も多いと思います。
総合的には、札幌エクセルホテル東急はホテル規模も大きく、ロビー周りも広々としているため開放感もあり、朝食もおいしいため、個人的にはおすすめできるホテル。
この部屋に絶対泊まりたいとは思いませんが、総合的に考慮すると、おすすめできるかなと思います。
ただ、ツインルームになると30.5㎡~と一気に広くなるため、札幌エクセルホテル東急で推せる客室といえば、ツイン以上かなとは思います。
なるべく安く、ビジホみたいに狭苦しい部屋が嫌な方に一番ピッタリだと感じました。
以上、札幌エクセルホテル東急「スタンダードシングル/スタンダードダブル」の宿泊記・ブログ的口コミレビューでした!
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