今回は、北海道・札幌にあるホテル エミオン 札幌の「スタンダードツイン」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います!
ホテル エミオン 札幌にチェックイン
フロントやロビー周りは宿泊特化型ホテルとしては広くゆとりある印象でした。
共用部分などの詳細はこちらを参照してください。
ホテル エミオン 札幌の宿泊フロア
宿泊フロアは床のカーペットが青と白でなんとなく冬国を連想するような印象でした。
ホテル エミオン 札幌の「スタンダードツイン」を紹介
今回紹介するのは「スタンダードツイン」で21㎡の部屋です。
カードキーホルダーにキーカードを挿入すると電気などがONになるタイプ。
スタンダードツインの全体像
スタンダードツインは21㎡の客室。
2023年12月オープンだけあってかなり綺麗です。デザイン的には普通の宿泊特化型ホテルという印象もありますが、チェストやテレビ枠などが丸みがついていたり、スタンドライトやソファも高級感というよりも可愛らしさ・柔らかさを感じるものを採用しているため、思った以上にカジュアルに感じるかなという印象でした。
そして、ウォールアートの壁紙(この部屋は緑色、宿泊フロアによって異なる模様)が特徴的です。
21㎡の部屋ですが、ベッド幅が120cmと大きなベッドだったり、ソファやテーブルなどもあり、あまり空きスペースがありません。
シングルユースであれば基本的に問題ないですが、2人での宿泊は少し狭さを感じそう…というのが正直なところ。もう少し広いと良かったかなと思います。
テーブルセット
それなりに大きなテーブルと2人掛けソファのセットが設置されています。デスクはありません。
デスクはないですが、テーブルはそれなりに大きく、16インチのPCを置いても余裕ある広さ。
チェスト、ミニバー
チェスト兼ミニバーにはティッシュやメモ帳、電話機、リモコンなどが置かれていました。
ミネラルウォーターの提供もありました。
チェストの横部分にコンセントが2口、USBポートが1口あります。ソファで寛ぎながらスマホを充電したり、テーブルで仕事をする時はこちらのコンセントで電源確保する必要があり、少し距離があります。
ティーアメニティはドリップコーヒーと緑茶。コーヒーがインスタントではなくドリップコーヒーがあるのが嬉しいですね!
テレビは40インチぐらい。首振り機能はありません。
HDMI端子は利用できるように延長コードで繋がれていました(オス端子という点にご注意)。
ベッド周り
ベッドはデュベスタイルで、120cm幅となっています。ベッド間にナイトテーブルがありますが、ハリウッドツインスタイルにもできるとのこと。
コンセントは2口、USBポートはType−AとType−Cが利用できます。
少し気になったのは、このコンセントや電気のコントロールの位置。ベッドに入った状態で電気を消そうとすると、一度起き上がらないと消せないぐらいの位置にあります(少し位置が高い)。
ちょっとしたことですが、少し「めんどくさ…」と感じてしまいました。
ナイトウェア(部屋着・パジャマ)はセパレートタイプを採用しています。
クローゼットはなく壁掛けスタイル
靴乾燥機があるのは、雨で濡れたり、冬場で雪道で濡れてしまった時などに非常に便利。
スリッパは共用スリッパのみとなっています。クラブフロアには共用スリッパの他、使い捨てスリッパもあります。
ただ、リクエストで使い捨てスリッパがあるみたいで、持ってきてくれました。
ウェットエリア(バスルーム)
ウェットエリア(バスルーム)は普通のユニットバスですが、ユニットバスの中でも使いやすいタイプでした。
ちなみにこのユニットバス、同じ時期にオープンしたSAPPORO STREAM HOTELのスーペリア ダブルと同じものです。
ウェットエリアの広さは「1.8m x 1.4m」を採用。宿泊特化型ホテルのユニットバスとしては標準サイズといえそうです。
ウェットエリア(バスルーム)の広さを確認する
- アベストホテル札幌(シングル):1.6m x 1.1m
- ANA ホリデイ・イン 札幌(スーペリアダブル):1.6m x 1.1m
- スマイルホテルプレミアム札幌すすきの(スタンダードダブルルーム / スタンダードツインルーム):1.6m x 1.2m
- 札幌 東急REIホテル(スタンダードシングル):1.6m x 1.2m
- 札幌ワシントンホテルプラザ(シングル):1.6m x 1.2m
- フィーノホテル札幌大通(スーペリアダブル):1.6m x 1.2m
- ウィンダムガーデン札幌大通(スタンダードツイン):1.6m x 1.2m
- ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>(シングル):1.6m x 1.2m
- レンブラントスタイル札幌(セミダブル):1.6m x 1.2m
- ホテルロンシャンサッポロ(シングルルーム):1.8m x 1.2m
- ホテルリソルトリニティ札幌(モダレット シングル):1.8m x 1.2m
- 東急ステイ札幌大通(レジデンシャルツイン):1.7m x 1.3m
- 東急ステイ札幌(デラックスツイン):1.7m x 1.3m
- ベッセルホテルカンパーナすすきの(スタンダードシングル / スタンダードダブル / モデレートダブル / スーペリアツイン):1.8m x 1.2m
- ジャスマックプラザホテル(アネックス館 シングル):1.8m x 1.2m
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル(新館 ダブル):1.8m x 1.3m
- ホテル エミオン 札幌(スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- JRイン札幌(シングル):1.8m x 1.4m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートクイーン):1.8m x 1.4m
- 京急 EXホテル 札幌(スーペリアツイン A):1.8m x 1.4m
- 京王プレリアホテル 札幌(スタンダードツイン / モデレートツイン / スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(プレミアシングル):1.8m x 1.4m
- ホテルモントレエーデルホフ札幌(サウスツイン / プレミアラージツイン):1.8m x 1.4m
- 札幌ガーデンパレス(デラックスシングル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌(コンフォートツイン / スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌大通(コンフォートダブル):1.8m x 1.4m
- ザ ノット 札幌(スーペリアツイン / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- コンフォートホテル札幌すすきの(ツインスタンダード1 / ツインスタンダード2 / ダブルスタンダード):1.8m x 1.4m
- ニューオータニイン札幌(モデレートツイン):1.8m x 1.4m
- センチュリオンホテル札幌 (スーペリアクイーン) :1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌大通(ツインルーム):1.8m x 1.4m
- ビスポークホテル札幌(コーナーキングダブル / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- the b 札幌 [旧:ホテルWBFフォーステイ札幌)](ツインルーム):1.8m x 1.4m
- 札幌 東急REIホテル(スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- SAPPORO STREAM HOTEL(スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- ANAホリデイ・イン 札幌(ハリウッドツイン)1.8m x 1.4m
- プレミアホテル 中島公園 札幌(スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- 札幌エクセルホテル東急:(スタンダードシングル / スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園(スタンダードダブル / ビジネスダブル):1.8m x 1.4m
- ホテルエミシア札幌(スタンダードツイン / ハイフロアツイン):1.8m x 1.4m
- マイステイズプレミア札幌パーク(スタンダードツイン / スーペリアツインハイフロア):2.0m x 1.4m
- 札幌ビューホテル大通公園(モデレートフロア シングル/セミダブル):2.0m x 1.4m
- フェアフィールド・バイ・マリオット札幌(コージーシングル / ダブル):2.0m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(ハリウッドツイン):1.8m x 1.6m
- ホテルマイステイズ札幌アスペン(スタンダードツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- センチュリーロイヤルホテル(スタンダードシングル / スタイリッシュデラックスツイン):2.0m x 1.5m
- センチュリーロイヤルホテル(スタイリッシュキング / スタイリッシュラージツイン):2.0m x 1.6m
- 京王プラザホテル札幌(スーペリアラージツイン):1.9m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌(モデレートツイン):2.0m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ANAクラウンプラザホテル札幌(スタンダードツイン):2.0m x 1.6m
- クロスホテル札幌(ツイン アーバン):2.0m x 1.6m
- ニューオータニイン札幌(プレミアムダブル): 2.0m x 1.6m
- ホテルWBF札幌中央(スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ホテル ローヤルステイサッポロ(デラックスツイン / ワイドデラックスツイン):2.0m x 1.6m
- 札幌プリンスホテル(スタンダードツイン / スーペリアツイン): 2.2m x 1.4m
- 札幌パークホテル(スーペリアツイン):2.2m x 1.4m
- グランドメルキュール札幌大通公園(ツイン / ラージダブル): 2.4m x 1.6m
- プレミアホテル-TSUBAKI-札幌:大きさ不明。札幌でNo.1ではと思うぐらい広い
トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)機能付きで、暖房便座機能、自動流水機能あり。トイレットペーパーはダブルを採用しています。
アメニティはカミソリ、歯ブラシ、歯磨き粉、コットンセット、ヘアブラシ、ボディタオル、スキンケアセット、入浴剤ありました。
スタンダードフロアでも入浴剤やスキンケアセットが備わっているのはよいですね!
ハンドソープはポーラのアロマエッセゴールドを採用。
バスアメニティもハンドソープと同じく、ポーラのアロマエッセゴールドを採用。シャワーヘッドの固定は可動式タイプ。どんな方にも自分の好きな高さに調整することができます。
シャワーの水圧はよく、快適に利用できるレベルでした。個人的に大浴場のシャワーよりも良いと感じました。
空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
空調は冷暖房を自由に設定できる個別調整可能なタイプ。0.5度単位で設定でき、効き具合も良いです。
また、窓も開けることが可能なので、空気の入れ替えや窓を開けての温度調整も可能です。
景色
今回宿泊したのは12階。スタンダードツインは色々な方面の景色が楽しめる部屋があるみたいですが、今回は北側の景色でした。
景色が悪い訳では無いでですが、ただのマンションビューなので良いとも言えず。目の前が開けているのは良かったです(低層階だと目の前に建物があります)。
空きスペースはどれくらい?スーツケースは広げられる?
スタンダードツインは21㎡で、個人的に一番のデメリットだと思ったのが、空きスペースの少なさ。スーツケースを広げるスペースを確保するのに少し手こずる印象です。
入口手前の通路幅は1.1mでここでスーツケースを広げられそうですが、スリッパが置いてあるちょっとしたチェスト?部分が邪魔で広げることができません。
また、その手前にはウェットエリアの入口があるため、ドアと干渉してしまいます…。ドアが全開市なくても良い場合はここでもよいかもしれません。
ベッド側の通路はベッドと壁の幅は約0.8mで、ここでスーツケースを広げると足の踏み場が無くなります。
約70Lのスーツケースを広げるには空気清浄機を移動させて、この場所で広げました。ここ以外に広げる場所はなく、若干、移動するのに邪魔な印象はあるもののギリギリ許容範囲かなという印象です。
もっと大きなスーツケースを持ってくる時は要注意。ベッド下などにスーツケースが置けるようになっていればなと感じました。
ちなみに部屋内にバゲージラックは置いてありません。貸出のみです。
Wi-Fiは快適か?遅くなりがちな時間帯も快適に利用できる?
Wi-Fiに関してはどの時間帯も快適に利用できました。遅くなりがちな時間帯でも何ら問題なく、不満は全くなしというところです。
ホテル エミオン 札幌「スタンダードツイン」の評価レビュー、口コミまとめ
- デュベスタイルのベッドメイキング
- テレビはスマートTV対応。YouTubeなどのストリーム動画アプリに対応
- 無料のミネラルウォーターあり
- インスタントではなく、ドリップコーヒーあり
- セキュリティボックス(セーフティボックス)あり
- 空きスペースの少なさが気になった(大きなスーツケースがあると広げるスペースがない印象)
- スリッパは共用スリッパを採用(リクエストすると使い捨てスリッパがもらえた)
- バゲージラックなし
- ウェットエリアはユニットバス
ホテル エミオン 札幌「スタンダードツイン」は思っていたよりも「普通すぎる…」印象でした。
まず、デメリット・気になった部分として、クラブフロアとの差別化ポイントが細かすぎる点。客室内にバゲージラックが無かったり、使い捨てスリッパもなし(クラブフロアは両方ともあり)。
どちらもリクエスト(貸出)で持ってきてもらえたので、そこで差別化せずに「最初から置いておけばよいのに…」と感じました。
そして、個人的に一番気になったのは「空きスペースの少なさ」。21㎡の部屋なので元々広くはないことは分かっていましたが、ベッド幅120cmを採用していたり、かなりスペースを占領している印象で、その分空きスペースがなく、大きなスーツケースなどを広げるスペースがありません…。
ベッド下にスーツケースを収納できたり、ベッド幅を100cm幅などにしてもう少し空きスペースを作るなどした方が使い勝手が良かったのでは?と感じます。
その反面、21㎡の部屋で120cm幅のベッドなので広々して寝心地も良いです。
2023年12月にオープンしたホテルなので、内装が綺麗、設備などは最新ということもあり、全体的には悪くはないですが、やはり少し狭さ(空きスペースの少なさ)だけが残念ポイントかなと感じます。
個人的には、スタンダードツインの客室を好んで利用することはないかな…と感じました。もう少し広いと快適度がぐっと上がると思います。
競合としては、京王プレリアホテル札幌のスタンダードツインあたりです。かなり似通った印象ですが、ホテル エミオン 札幌の方がデュベスタイルのベッドメイキングやスマートTV対応などが良いですが、京王プレリアホテル札幌は持ち帰り可能な小さいボトルに入ったバスアメニティなどが良いところ。
このあたりは個人の好みの問題となるとは思いますが、まだ空きスペースが少し広いホテル エミオン 札幌のスタンダードツインの方が個人的には好みでした。
正直なところ、ホテル エミオン 札幌はスタンダードフロアよりもクラブフロアがおすすめです。クラブフロアになるとツインルームでも25㎡で洗い場付きバスルームになります。
ホテル全体の総合力は高い(大浴場あり、朝食おいしい、地下道から直結)ものの、スタンダードツインを選ぶのであれば、予算が許せばクラブフロアの客室をおすすめします。
以上、ホテル エミオン 札幌「スタンダードツイン」の宿泊記・ブログ的口コミレビューでした!
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