【スーペリア ハリウッドツインルーム】ANAホリデイ・イン札幌すすきのの宿泊記、ブログ的口コミ・評価レビュー！

今回は、北海道・札幌にあるANAホリデイ・イン札幌すすきのの「スーペリア ハリウッドツインルーム」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います！

この記事は「2024年10月」に宿泊した時の宿泊記・レビュー内容です。

この記事では、「スーペリア ハリウッドツイン」を口コミレビュー・評価していきます。ぜひ、参考にしてみてください！

ANAホリデイ・イン札幌すすきのにチェックイン

外資系のIHGグループであるANAホリデイ・イン札幌すすきの。

「ホリデイ・イン」ブランドは普通の宿泊特化型ホテル（ビジネスホテル）という位置づけですが、ここのかなりホスピタイリティが良く、ソフト面で非常に良いホテルという印象が強いです。

パブリックスペースや施設（ファシリティ）などの詳細はこちらを参照してください。

ANAホリデイ・イン札幌すすきののエレベーターはセキュリティなし

エレベーターは全部で2基。総部屋数178室のホテルなので、1基あたり89室となり、必要最低限以上の台数と言えそうです。

エレベーターにセキュリティが全くありません。

エレベーターにセキュリティが全くなし

一応、フロント前を通らないとエレベーターには乗れませんが、IHGグループのホテルでセキュリティがしっかりしていないのは少し残念です。

ANAホリデイ・イン札幌すすきのの宿泊フロア

エレベーターホールや通路は特にこれと言った感じではなく、多少古さを感じる普通の宿泊特化型ホテルという感じでした。

ANAホリデイ・イン札幌すすきの「スーペリア ハリウッドツインルーム」を紹介！

今回、宿泊・紹介するのは「スーペリア ハリウッドツインルーム」で19㎡の客室になります。

ちなみにスーペリアの部屋は8階と9階になります。スタンダードの部屋との違いはほぼありません。多少アメニティが異なるだけと言った感じでしょうか。

カードホルダーにカードキーを入れると電気などがONになるタイプです。

スーペリア ハリウッドツインルームの全体像

スーペリア ハリウッドツインルームは19㎡の部屋です。1人での宿泊ならちょうどよい印象、2人での宿泊だと寝るだけの部屋としては問題ない広さ、寛いで過ごすには少し狭いかなという印象です。

ベッドがあるメインエリアは、新しい部分と古い部分が混じった感じの印象でした。個人的には空調が古すぎること以外は比較的過ごしやすい環境だと感じました。

ベッド周り

ベッドは部屋名の通りハリウッドツインスタイルでの配置になります。公式サイトによるとベッド幅は110cmとなっていましたが、個人計測では100cm幅でした。

ナイトテーブルは両サイドにあり、コンセントが2口、USBポート（Type-A）が1口あります。ただ、窓側のナイトテーブル （電話機などがない方）にはコンセントなどがないため、2人での宿泊の場合は少し使いにくい印象でした。

携帯の充電器が部屋内に設置されているため、忘れてきても問題ありません。

枕は2種類あり、羽毛タイプと綿タイプになります。

残念ポイントとしては、デュベスタイルではなく、昔ながらの上掛け布団の下にシーツを1枚挟むタイプ。このシーツがベッドにピシッと挟まっているため、寝る時に身動きしづらいタイプです。

ベッドはデュベスタイルではない

現在、宿泊特化型ホテル（ビジネスホテル）でもデュベスタイルのところが多いため、デュベスタイルじゃないのはホテル選びの候補から外れると言ってよいほどのデメリットです。

ベッドのマットレスはシモンズを採用。少し古めのモデルですが、ピロートップがあり、寝心地も良いです。

ここ最近は宿泊特化型ホテル（ビジネスホテル）でも寝心地の良い、ピロートップ付きのマットレスを採用するホテルが増えてきましたが、ANAホリデイ・イン札幌すすきのもその一つのホテルです。

デスク周り

デスクは使いやすく、15.6インチのノートPCも問題なく利用できるぐらいの奥行きがあり、ビジネスマンにもおすすめできます。

コンセントは2口、有線LANポートがありました。

テレビは32インチぐらいで、少し古さを感じるものでした。壁掛けで首振り機能はありません。また、スマートTV対応していないテレビです。

HDMI端子は利用できそうな印象でした。

バゲージラックは横幅が固定されているタイプのものでした。スーツケースによっては広げて置いておくことができません。

ナイトウェア（部屋着・パジャマ）は作務衣タイプでした。

通路側

通路は幅が広めな印象でした。ただ、スーツケースを広げて置いておけるようなスペースはありません（扉などにぶつかる）。

ミニバー

ティーアメニティは、緑茶、紅茶、ドリップコーヒーがありました。インスタントではなく、ドリップコーヒーなのが嬉しいですね。

ドリップコーヒーはスーペリアフロアのみなのか、全客室でドリップコーヒーを採用しているのかは不明です（以前はスーペリアフロアでもインスタントコーヒーだった）。

クローゼット周り

クローゼットは平米数の割には広めなタイプで、ハンガーも多く、ラック部分も広いため、冬場にコートやダウンがあっても問題なさそうです。また、セキュリティボックス（セーフティボックス）やアイロン、体重計なども揃っています。

セキュリティボックス（セーフティボックス）を完備

スリッパは使い捨てタイプを採用。普通のビジホと変わらないスリッパです。

スリッパは使い捨てタイプを採用

ウェットエリア（バスルーム）

ウェットエリア（バスルーム）の入口は多少段差があるタイプです。

ウェットエリアは普通のユニットバスタイプで、古さを感じますが、所々、改修している模様です。

また、古さはありますが、綺麗に清掃されていました。ANAホリデイ・イン札幌すすきのには、（IHG会員なので）何度も宿泊していますが、清掃レベルはかなり高いと思います。いつもウェットエリアは綺麗で清掃不備はありません。

ウェットエリアの広さは「1.8m x 1.4m」。普通のビジホと変わらない広さです。

トイレは古いですが、トイレットペーパーはダブルを採用しています。

トイレはウォッシュレット（シャワートイレ）付きですが、古くて、暖房便座機能なし。これは冬場はきついです…。

暖房便座機能なし

洗面台のカランは混合栓タイプでした。

タオル類はかなり質がよく、札幌のホテルでもかなり良い方だと思います。厚みがあって使っていて気持ちが良いです。また、ハンドタオルも用意されていました。

アメニティは歯ブラシ、綿棒、カミソリ、ブラシと最低限レベル。

ドライヤーは「SALONIA」を採用しています。以前はパナソニックの安いモデルで風量が良くなかったですが、SALONIAになって風量は満足できるレベルになりました。

ハンドシャワーのフックは可変式タイプなので、自分の好きな高さに変えることができます。

また、角度調整機能もあるので、かなり使いやすいです。

シャワーのモードは2種類あり、強/弱をレバーで変えることができます。また、手元で水を止めることができます。水圧は強でやや弱い印象でした…。

ここは以前、違うシャワーヘッドの時に水圧が良かったので、シャワーヘッドが駄目な印象です…（お湯張りの水量は かなり良い）

シャワーの水圧がやや弱い印象…

バスアメニティはPOLAの「ひととき」シリーズを採用。

シャワーカーテンのレールは「Uの字」になっているタイプを採用。シャワーを浴びている時に、シャワーカーテンが体に触れにくくなります（シャワーカーテンが体に纏わりつくのがかなり不快な方が多いと思います）。

ウェットエリアまとめ

ユニットバスを採用しているウェットエリアは、かなり年季が入っていますが、一部は改修されています。また、清掃は何度も利用していますが、毎回問題なく清掃レベルは高いため不快感はありません。

ただ、ウォッシュレット（シャワートイレ）に暖房便座機能がないのがきつい…ここを改修すれば、古さがあっても快適度はかなりアップすると思うので本当に残念…。

カランやシャワーはしっかりと改修されており、特にシャワーフックはかなり使いやすいタイプ。このクラスのホテルだと固定式のフックを採用しているところが多いですが、可動式のものに改修しているのはかなり好印象です。

なので後はトイレの暖房便座機能さえあれば…と感じました。

空調は一括管理？それとも個別調整可能タイプ？換気はできる？

札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。

札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。

また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ（寒すぎ）で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。

このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理（集中管理）だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。

筆者は札幌（特に北海道）のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。

ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓

では、どうなのか確認していきたいと思います。

空調は一括管理タイプです。冷暖房を自由に変えることはできません。

空調は一括管理タイプ

窓は開けることが可能で換気や温度調整が可能です。ただ、窓を開けると飲食店の匂いが…

窓を開けることが可能

景色

窓はすべて磨りガラスとなっており、景色はありません。

空きスペースはどれくらい？スーツケースは広げられる？

スーペリア ハリウッドツインは19㎡の部屋です。思ったよりもゆとりある印象ではありますが、空きスペースはほとんどありません。」

通路部分に空きスペースはありますが、クローゼットのドアやウェットエリアのドアなどと干渉するため、ここでスーツケースを広げることはできません。

幅が固定されているバゲージラックがあり、こちらにスーツケースを置くことができます。ただし、大きなスーツケースは広げて置いておくことはできません。

上記写真では約70Lのスーツケースですが、広げておくことはできませんでした。

天井

天井高は約2.5ｍです。スポットライトが多く夜でもそれほど暗い印象はありませんでした。

Wi-Fiは快適か？遅くなりがちな時間帯も快適に利用できる？

Wi-Fiはどの時間帯も問題ない速度でした。

Wi-Fiがどの時間帯も快適だった！

ANAホリデイ・イン札幌すすきの「スーペリア ハリウッドツインルーム」の評価レビュー、まとめ

項目	評価	コメント
綺麗さは？	［3.5/5］	ユニットバスは古い
広さ、ゆとり	［3.5/5］	広くも狭くも…
ベッド	［3.5/5］	ピロートップ付きは良いが、デュベスタイルではない
ウェットエリア（バスルーム）	［2.5/5］	古い（一部は改装されてる）
空きスペースはあるか	［3.5/5］	70cm固定幅のバゲージラックのみ

ANAホリデイ・イン札幌すすきの「スーペリア ハリウッドツインルーム」は、年季が入っている部分と改装されている部分されて良くなっている部分が入り混じっている印象でした。

良かった、メリットだと感じたのはベッドのマットレス。ピロートップ付きのマットレスで寝心地はかなり良いです。同クラスのホテルでピロートップ付きのマットレスを採用しているホテルはほとんどないため、寝心地優先なら間違いなく良いと思います。

ただ、デュベスタイルではないため、デュベスタイルが良い方は他のホテルを検討しましょう。

また、ユニットバスですが、カラン類はすべて混合栓タイプ、シャワーフックに関しては可動式で使い勝手がかなり良かったです。タオル類に関しても質が良く、厚めで気持ち良かったです。

デメリットとしては、いくつかありますが、一番はトイレに暖房便座機能がないこと。冬場はかなりきつい印象でした。これだけでも早急に改装してほしいぐらいです。

あとは空調が一括管理というところでしょうか。

個人的にスーペリア ハリウッドツインは19㎡しかないので、家族での旅行で利用するというよりも、1人旅や1人でのビジネス利用の方がおすすめ。ダブルルームはウェットエリア（バスルーム）がこの部屋よりもワンサイズ小さいためおすすめできず、ビジネスユースであってもハリウッドツインの利用がおすすめです。

ANAホリデイ・イン札幌すすきの「スーペリア ハリウッドツインルーム」の良さは何と言っても立地の良さでしょう。それにコスパがすごく良い朝食もおすすめです。

以上、ANAホリデイ・イン札幌すすきの「スーペリア ハリウッドツインルーム」のブログ的口コミレビューでした！

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