今回は、北海道・札幌にあるANAクラウンプラザホテル札幌「スタンダードツイン」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューをしてみたいと思います。
2019年11月1日ぐらいから一部リニューアルし、2020年にスタンダードツインは全室リニューアルされました。一部リニューアルが終了した客室はリフレッシュスタンダードツインとして販売されていました。
ANAクラウンプラザホテル札幌にチェックイン
レセプションは2階にあります。流石のシティホテルでレセプションも広々。スタッフも丁寧でスムーズ。
ANAクラウンプラザホテル札幌のパブリックスペースやファシリティ(設備)は下記を参照してください。
ANAクラウンプラザホテル札幌には、エレベーターにセキュリティあり
エレベーターは4基。
エレベーターはカードキーをタッチセンサーにかざすと自動的に宿泊階が点灯します。宿泊しているフロア以外は押せないので、かなりセキュリティレベルは高いホテルと言えます。
ANAクラウンプラザホテル札幌の宿泊フロア
写真では明るく写っていますが、通路は少し薄暗い印象でした…。
ANAクラウンプラザホテル札幌の「スタンダードツイン」を紹介!
今回紹介するのは「スタンダードツイン」で、21㎡の広さです。
スタンダードツインの全体像
客室の雰囲気はシンプルで、男性が好みそうな色使いでした。
2019年11月から一部リニューアルし、2020年に全てのスタンダードツインがリニューアル。客室はバスルームを除いて綺麗になっており、ベッドやテレビなどの備品も新しくなっています。
21㎡の客室なので元々広くはないですが、ベッドがあるメインエリアは思った以上に狭い印象でした。
個人的に2人で宿泊するには「少し狭すぎるかな…」という印象で「寝るだけの部屋」と言った感じでしょうか…。ANAクラウンプラザホテル札幌は客室タイプがかなり多く、上位カテゴリーの客室は広さも十分にあります。寛いで過ごしたい方は上位カテゴリーの客室がオススメです。
夜は少し暗い印象です。
ベッド周り
ベッドはデュベタイプで、100cm幅を採用しています。
べットはシモンズを採用しています。
マットレスはピロートップも付いており、寝心地は高級ホテル並にかなり上々でした。
スタンダードツインの客室はANAクラウンプラザホテル札幌の中で一番ボトムの客室です。それでもピロートップ付きが採用されてるのは嬉しいですね!
べット下にはエクストラ別途が収納されていました。(この狭い部屋にエキストラベッドを置くとかなり狭くなりそう…)
ベッド間にナイトテーブルが置かれています。子供との添い寝などでハリウッドツインにすることはできなさそうです。
コンセントとUSBポートは各1口ずつあります。
デスク、ミニバー周り
テレビは40インチを採用。壁掛けではなく、デスク上に置かれている形なので、背面のHDMI端子なども利用可能です。首振り機能はありません。
引き出しの中にはホテル案内など。
冷蔵庫の中には有料の飲み物。シティホテルのミニバーとしては料金がそれほど高くないと感じました。
横には電気ケトルやティーアメニティなど。
ティーアメニティは、紅茶3種類、煎茶、インスタントコーヒー、カフェインレスコーヒーが2セットずつ。
またその他に、「スリープアドバンテージ」というANAクラウンプラザの取り組みで、夜用ほうじ茶、朝用ミント緑茶がテーブルの上にあります。
全部合わせると、ティーアメニティはかなり充実していると言えます。
ティーアメニティが充実している反面、ミネラルウォーターの提供はありません。
ただ、ANAクラウンプラザホテル札幌のホテルグループであるIHGの会員であれば、ミネラルウォーターが貰えます。
テーブルは奥行きがあまりなく、 16インチなど大きなノートPCは厳しいかも…と感じるぐらいの奥行きしかありません。PC作業などをする人にはちょっと窮屈感があると感じます。
引き出しの中にはLANケーブルなど。
テーブルのコンセントが合計2口、USBポートは1口、有線LANポートが1口。
テーブルセット
テーブルセットは椅子が一脚のみ。また、座り心地がイマイチ….。
ANAクラウンプラザの独自の取り組みでオリジナル快眠プログラム「スリープ・アドバンテージ」というものがあり、アロマや枕の貸し出し、アイウォーマー、入浴剤、お茶などが提供されています。
朝用抹茶入ミント緑茶、夜用ほうじ玄米茶とアイウォーマー。アイウォーマーはあるとすごく快適でこれは嬉しいです。(入浴剤はウェットエリアに置いてあります)
クローゼット
クローゼットは入り口横に。
クローゼットには靴べら、ブラシ、使い捨てスリッパ、ナイトウェア、セーフティボックスなど。
ハンガーラックにはハンガーが全部で8本、消臭スプレー。
引き出しにはランドリーメニューやシューポリッシュ。下の引き出しにはセキュリティ ボックス。
ランドリーメニュー、ナイトウェア(部屋着・パジャマ)はワンピースタイプ。
スリッパは、使い捨てのものが採用されています。
ウェットエリア(バスルーム)
ウェットエリア(バスルーム)のドアは段差があるタイプでした。ドア横に全身鏡。
ウェットエリアの広さは「2.0m x 1.6m」で、シティホテルのウェットエリアとしては標準でしょうか。
ウェットエリア(バスルーム)の広さを確認する
- アベストホテル札幌(シングル):1.6m x 1.1m
- ANA ホリデイ・イン 札幌(スーペリアダブル):1.6m x 1.1m
- スマイルホテルプレミアム札幌すすきの(スタンダードダブルルーム / スタンダードツインルーム):1.6m x 1.2m
- 札幌 東急REIホテル(スタンダードシングル):1.6m x 1.2m
- 札幌ワシントンホテルプラザ(シングル):1.6m x 1.2m
- フィーノホテル札幌大通(スーペリアダブル):1.6m x 1.2m
- ウィンダムガーデン札幌大通(スタンダードツイン):1.6m x 1.2m
- ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>(シングル):1.6m x 1.2m
- レンブラントスタイル札幌(セミダブル):1.6m x 1.2m
- ホテルロンシャンサッポロ(シングルルーム):1.8m x 1.2m
- ホテルリソルトリニティ札幌(モダレット シングル):1.8m x 1.2m
- 東急ステイ札幌大通(レジデンシャルツイン):1.7m x 1.3m
- 東急ステイ札幌(デラックスツイン):1.7m x 1.3m
- ベッセルホテルカンパーナすすきの(スタンダードシングル / スタンダードダブル / モデレートダブル / スーペリアツイン):1.8m x 1.2m
- ジャスマックプラザホテル(アネックス館 シングル):1.8m x 1.2m
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル(新館 ダブル):1.8m x 1.3m
- ホテル エミオン 札幌(スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- JRイン札幌(シングル):1.8m x 1.4m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートクイーン):1.8m x 1.4m
- 京急 EXホテル 札幌(スーペリアツイン A):1.8m x 1.4m
- 京王プレリアホテル 札幌(スタンダードツイン / モデレートツイン / スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(プレミアシングル):1.8m x 1.4m
- ホテルモントレエーデルホフ札幌(サウスツイン / プレミアラージツイン):1.8m x 1.4m
- 札幌ガーデンパレス(デラックスシングル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌(コンフォートツイン / スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌大通(コンフォートダブル):1.8m x 1.4m
- ザ ノット 札幌(スーペリアツイン / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- コンフォートホテル札幌すすきの(ツインスタンダード1 / ツインスタンダード2 / ダブルスタンダード):1.8m x 1.4m
- ニューオータニイン札幌(モデレートツイン):1.8m x 1.4m
- センチュリオンホテル札幌 (スーペリアクイーン) :1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌大通(ツインルーム):1.8m x 1.4m
- ビスポークホテル札幌(コーナーキングダブル / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- the b 札幌 [旧:ホテルWBFフォーステイ札幌)](ツインルーム):1.8m x 1.4m
- 札幌 東急REIホテル(スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- SAPPORO STREAM HOTEL(スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- ANAホリデイ・イン 札幌(ハリウッドツイン)1.8m x 1.4m
- プレミアホテル 中島公園 札幌(スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- 札幌エクセルホテル東急:(スタンダードシングル / スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園(スタンダードダブル / ビジネスダブル):1.8m x 1.4m
- ホテルエミシア札幌(スタンダードツイン / ハイフロアツイン):1.8m x 1.4m
- マイステイズプレミア札幌パーク(スタンダードツイン / スーペリアツインハイフロア):2.0m x 1.4m
- 札幌ビューホテル大通公園(モデレートフロア シングル/セミダブル):2.0m x 1.4m
- フェアフィールド・バイ・マリオット札幌(コージーシングル / ダブル):2.0m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(ハリウッドツイン):1.8m x 1.6m
- ホテルマイステイズ札幌アスペン(スタンダードツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- センチュリーロイヤルホテル(スタンダードシングル / スタイリッシュデラックスツイン):2.0m x 1.5m
- センチュリーロイヤルホテル(スタイリッシュキング / スタイリッシュラージツイン):2.0m x 1.6m
- 京王プラザホテル札幌(スーペリアラージツイン):1.9m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌(モデレートツイン):2.0m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ANAクラウンプラザホテル札幌(スタンダードツイン):2.0m x 1.6m
- クロスホテル札幌(ツイン アーバン):2.0m x 1.6m
- ニューオータニイン札幌(プレミアムダブル): 2.0m x 1.6m
- ホテルWBF札幌中央(スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ホテル ローヤルステイサッポロ(デラックスツイン / ワイドデラックスツイン):2.0m x 1.6m
- 札幌プリンスホテル(スタンダードツイン / スーペリアツイン): 2.2m x 1.4m
- 札幌パークホテル(スーペリアツイン):2.2m x 1.4m
- グランドメルキュール札幌大通公園(ツイン / ラージダブル): 2.4m x 1.6m
- プレミアホテル-TSUBAKI-札幌:大きさ不明。札幌でNo.1ではと思うぐらい広い
ウェットエリアは標準的なシティホテルの作り。
洗面台の横にはスペースがあり、小物を置いたりするにも便利。フェイスタオルの他にハンドタオルもあります。
ハンドソープではなく、石鹸が用意されており、全世界のクラウンプラザで共通で採用されているTHIS WORKSの石鹸。
アメニティは豊富。
スリープアドバンテージの入浴剤、ソーイングセットが1セット。ヘアブラシ、くし、歯ブラシ、シャワーキャップ、シェービングクリーム、サニタリーバック、マニュキュアセット、綿棒x2、剃刀、バニティキットが2セットずつ。
アメニティは豊富で流石IHGグループというところでしょうか。札幌のシティホテルはアメニティが少ないところが多く、ANAクラウンプラザ札幌のアメニティの豊富さが際立って感じました。
ドライヤーはパナソニック製のEH-NE16。風量は弱いかなという印象。
トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)、暖房便座機能付き。
バスタブの広さは約140cm x 60cm x 41cm(縦x横x深さ)。足を伸ばすことができる広さ。
シャワーモードは3種類。水圧は普通〜良い方。
シャンプー類のアメニティは、クラウンプラザ共通のTHIS WORKSではなく、DHCのオリーブゴールドシリーズ。
シャワーカーテンはUの字タイプ。
札幌では「大浴場」や「温泉大浴場」があるホテル、「洗い場付きのバスルーム」を備えたホテルが多数あります。
なので、ユニットバスしかなかったりするホテルや客室はデメリットかも…。洗い場付きバスルームがある客室や大浴場があるホテルを選ぶとより快適なホテルステイになるでしょう。
景色
今回は9階からの景色なので、それほどよいものではありませんでした。ただ、高層階になると景色はかなり良いです。
天井
天井にはスポットライトが2個。暗すぎるということはないですが、明るすぎるということもありません。
空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
空調は一括管理タイプで、温度調整しかできず冷暖房の切り替えはできません。
また、窓を開けることはできないので換気などもできません。
空きスペースはどれくらい?スーツケースは広げられる?
スタンダードツインは21㎡の客室。べットのあるメインエリアは思った以上に狭いというのが正直なところで、シティホテルとしてはちょっと残念かなという印象でした。
空きスペースがほとんどなく、2人での利用だと狭苦しく感じそうです。
約70Lのスーツケースは広げることはできますが、通路がかなり狭くなり、カニ歩きでしか通れないぐらいです。
Wi-Fiは快適か?遅くなりがちな時間帯も快適に利用できる?
Wi-Fiはアップロード、ダウンロード共に問題ない速度。
防音や騒音
今回の客室は一部リニュアールされていますが、建物自体は古いためか、防音対策はほとんどされていないように感じました。隣の部屋の物音や通路からの音はそれなりに聞こえると感じました。
ANAクラウンプラザホテル札幌「スタンダードツイン」、評価レビューまとめ
- べットはピロートップ付きで寝心地が良い
- アメニティが豊富
- スリッパは使い捨てタイプを採用
- タオル類の質がよい
- セーフティボックスあり
- 部屋が狭い、空きスペースが少ない
- 空調は一括管理タイプで冷暖房の切り替えはできない
- 窓が開けられない
- ミネラルウォーターの提供なし(IHG会員にはあり)
- 壁が薄い
個人的な評価としては、客室がシティホテルの割には狭いと感じたことが一番のデメリットでした。また、空調が一括管理で、窓が開けられないのもマイナスポイント。
それ以外は基本的に快適でアメニティが豊富なのがメリット。また、シモンズのピロートップ付きのベッドは寝心地が良いのも大きなポイントです。
客室内が広くないこと、空きスペースが少ないため、寛いで過ごすというよりも「寝るだけの客室」と言ったところ。
ツインルームだけで周りのホテルと比較すると、リッチモンドホテル札幌駅前、JRイン札幌駅南口、ホテルモントレエーデルホフ札幌の方が広いです。
ただ、アメニティの豊富さやべットに関してはANAクラウンプラザホテル札幌の方が断然良かったです。どの宿泊先を選ぶかは個人的に好み次第かなと思います。
個人的にもう少し広ければよかったなというのが正直なところで、スタンダードツインよりももう一回り大きなスタンダードコーナーツイン(23㎡)やスタンダードラージツイン(35㎡)だとより快適に過ごせるでしょう。
以上、ANAクラウンプラザ札幌の「スタンダードツイン」の宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューでした!参考にしてみてください。
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