
今回は、北海道・札幌にあるロイトン札幌の「ツインルーム」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューをしてみたいと思います。
目次
今回の予約状況
参考までに今回の予約状況を記載しておきます。
- 宿泊日: 2019年5月
- 宿泊料金: 7,920円(サ・税込)/ツイン1名利用/朝食込
- 予約サイト: Yahoo!トラベル
- 予約した客室: ツインルーム - 30㎡
- 宿泊した客室: ツインルーム - 30㎡
- チェックイン/チェックアウト: 15:00〜/〜11:00
宿泊したのは2019年5月のローシーズンです。そのため安く宿泊できました。
チェックイン〜客室まで
チェックインはこちらのレセプションで。担当女性が白人で英語喋れない...と思いながら緊張しましたが日本語ペラペラでした(笑)。
エレベーターは4基。エレベーター内のボタン部分はゴールド仕様になっており、昭和のバブルを感じる...(古臭い)
宿泊階は一気に雰囲気が変わり、安っぽい感じに...
ロイトン札幌「ツインルーム」を紹介
今回宿泊したのはツインルームの1610号室。30㎡の客室です。
部屋の見取り図。一応シティホテル?ということもあり、キーカードホルダーはなく(キーカードを差し込むと電気がオンになるタイプではなく)、部屋のスイッチを押せば電気が付きます。
ツインルームの全体像
古めかしい印象の内装ですが、広さは30㎡あるため、2人で宿泊してもゆとりがあって寛げる空間だと感じました。
ベット周り
ベット幅は1.15mのものを採用。クッションやフットスローなども全くありません。また、ベットの高さが低くて、一昔前のホテルだなと感じさせます。
枕は1個のみ。シティホテルの場合、高さやタイプが違うもので2個置いてあるので、ちょっと残念...。
ベットサイドテーブルにコンセントは2口。その他は電話やメモ帳。前面にはライトやアラームなどのコントローラーがあります。
ベットはフランスベットが採用されています。かなり古いタイプです。
さて、寝ようかなとベットに入ると、「なにかモゾモゾして、シーツが動いているな...」と思ったら、シーツの下側が寸足らず状態でベットメイキングされていました。年がら年中ホテルに宿泊していますが、こんな事は初めてで戸惑います(笑)
また「ベットパットがサイズ間違えてない?」と思うぐらいサイズが合っていません。洗濯で縮んだのかもしれませんがベットマットが小さすぎるため、ベット幅が1.15mあっても90cm幅のシングルベットで寝ているような感覚でした...。
たまたまかもしれまんが、もう少ししっかりとやってほしいですね...。
デスク、テレビなど
テレビはかなり低い位置にあります。32インチで首振り機能あり。この部屋の広さからしたらテレビが小さいと感じます。
テレビの下の引き出しにはナイトウェアが入っていました。ワンピースタイプです。
デスクは広くて作業しやすい大きさでした。
コンセントは2口ありますが、1口は電気スタンドで使われています。
バゲージラックはシティホテル並の大きさ。加湿機能付き空気清浄機も完備しています。
ソファやテーブル
ソファは2脚あり、大きなテーブルもあるので、ゆっくり寛げそうです。たまにツインルームなのにソファが1脚しかなかったり、1脚は簡素なものしか置いてないホテルがあったりしますが、ロイトン札幌はしっかり2脚とも寛げるタイプのものがあるのが嬉しいです。
通路にミニバーやクローゼット
通路部分にミニバーやクローゼットなどがあります。
ウェットエリアの扉側に全身鏡、向かい側にミニバーやクローゼットがあります。
ミニバーは種類少なめ
電気ケトルやコップなど。
お茶類は煎茶のみ。紅茶やコーヒー類もあるとよいですが...下には冷蔵庫があります。
ティーアメニティは少なく煎茶のみ。ウェルカムドリンクなどのサービスもないので、もう少し充実しているとよいかなと感じた
クローゼット
クローゼットにはハンガー6本、消臭スプレー、クリーニング伝票、セーフティボックス、使い捨てスリッパ、靴べらやブラシなど。
- スリッパは使い捨てタイプ!
- セーフティボックスあり!
ウェットエリア
ウェットエリアは古さは目立ちますが、広くて約2.4m x 1.6m(縦x横)とシティホテルの中でも広めの印象です。また、アメニティが充実していたのが良かったです。
洗面台周りは広くて物が沢山置けるので使い勝手がよいです。ハンドタオルもありました。写真に写っていませんが、右の壁側にフェイスタオルが掛かっています。
備え付けタイプのPOLAのフェイスウォッシュやローションなどが揃っており、これは嬉しい方が多いのではないでしょうか。札幌でこのように置いてあるホテルは少ないと思います。
アメニティは、歯ブラシ、コットン、ヘアゴム、綿棒、ヘアブラシ、カミソリ、ボディウォッシュが各2セットありました。
ドライヤーはパナソニックのEH-NE48。
トイレはウォシュレット付き。
バスタブ側。古さはあるものの綺麗に清掃されているので不快感はありませんでした。
浴槽は約136cm x 60cm x 40cm(縦x横x高さ)で男性でも足が伸ばせるぐらい大きめなタイプです。
シャンプーなどのアメニティは備え付けでPOLAのひとときシリーズ。シャワーモードは3種類あり、水圧は良く、シャワーに不満はありませんでした。
シャワーの水圧は良かった!
景色
窓は横長で大きめ。16階でテレビ塔側の景色でした
(小さいですが)テレビ塔も見えます。
Wi-Fi
Wi-Fiは全体的に遅いかな...という印象が強かった...。
特に混雑する時間帯は上り/下り共に遅くなり、ビデオなどを高画質で再生するとキツい印象でした。
Wi-Fiは混雑する時間帯に速度低下。動画視聴やPC利用で遅いと感じた
部屋の温度調整(エアコンと窓)
札幌のホテルでは冬の時期に「部屋が暑すぎる」ホテルがかなり多く存在します。札幌に限らず、冬場の寒さが厳しい地域はこのようなことがよくありますね。また、季節の変わり目は暑すぎたり、寒すぎたりすることも多いですし、部屋の方角によっては日が当たることで部屋が暑くなりすぎてるという経験が多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開閉で自分に快適な温度に調整したいのですが、冷暖房の設定が一括管理(集中管理)だったり、部屋の窓を開けて温度調整したりできないホテルが多いのです。
私は、札幌のホテルは冬場に部屋が暑すぎる事が多いので、チェックインして部屋に入るとすぐに窓を開けて温度を下げることが多いです。窓が開けられなかったり集中管理のホテルだと、蒸し風呂状態で冬なのに汗がダラダラ...、お風呂上がりに温度調整ができないのでまた汗が...なんてことも経験しました。
ということで、
- 空調は、一括管理(集中管理)か個別調整可能なタイプのどっち?
- 個別調整の場合、いつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(冬場に窓を開けて温度調整、換気できるか)
が、ホテル選びでのポイントになる人も多いと思います。
では、このホテルではどうなのか確認していきましょう。
エアコンは一括管理になっているようで、(一応)温度の調整はできますが冷房、暖房の切り替えはできません。
また、窓も開けることができないため、温度調整がなかなか厳しいです。
空調は一括管理で冷暖房の切り替えはできない。また、窓を開けることもできない。
天井
天井高は約2.69mで圧迫感などは全く感じません。
広さや空きスペースは十分!
このツインルームの一番のメリットは広さです。ゆっくり寛げる広さで、空きスペースも十分にあるためスーツケースを広げても十分に余裕があります。
ロイトン札幌の「ツインルーム」評価レビューまとめ

ロイトン札幌の「ツインルーム」を紹介・レビューしてきましたが、いかがでしたでしょうか?メリット、デメリットをまとめてみました。
- 30㎡と広い客室でゆっくり寛げる
- 空きスペースも十分、スーツケースを広げるのも余裕
- バスアメニティの豊富さ
- 共用ではなく、使い捨てスリッパを採用
- セキュリティボックスあり
- シャワーの水圧が良い
- 客室が古い、設備も古い
- 無料のティーパックは煎茶のみ。(コーヒー、紅茶類はない)
- ミネラルウォーターの提供はなし
シティホテルとしては中途半端な感じで、「元々シティホテルとして運営してたのだろうけど、今はビジホみたいな感覚で運営しているのかな?」という印象が強く残りました。ロビー周りはシティホテルらしい雰囲気ですが、シティホテルだと思って来てみると、肩透かしを食う感じがします。
特にデメリットだと感じたのはハード面。設備や内装が古く、昭和のシティホテル、バブル期のシティホテルと言う感じがしました。空調だったり、内装の古さなどが快適性を押し下げます。
ただ、設備の老朽化、古さ以外ではそれなりに快適な印象で、特に客室の広さに関してはゆったり過ごせるので満足度が高いと思います。また、スーツケースなどを広げる空きスペースも十分にあります。バスアメニティの多さ(備え付けのローション)も高ポイントでした。
それに加え、魅力の1つとして、ビジネスホテル並の料金設定でありかなりコストパーフォーマンスがよいこと。宿泊日にもよりますが、宿泊料金が安い時が多いです。なので、コストパフォーマンスがよく、広い部屋に泊まれると言うのがロイトン札幌の魅力です。
と言うことで、安くて広い客室を第一候補として探している人にはオススメできると思います。
以上、ロイトン札幌の「ツインルーム」の宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューでした!参考にしてみてください。