今回は、北海道・札幌にあるロイトン札幌の「ツインルーム(セミエクシードツイン)」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューをしてみたいと思います。
ロイトン札幌のレセプション
ロビー周りやレセプションはさすがシティホテルと言う風格。ものすごく広いということはないですが、ビジネスホテルなどと比べるとかなり広く高級感があります。
アメニティはレセプション前のアメニティバーから持っていくスタイル!充実したアメニティがロイトン札幌の良いところ!
ロイトン札幌では、アメニティをレセプション(フロント)前にあるアメニティバーから自由に持っていくスタイルに変更になっています。
アメニティバーに以前は紙コップ付きのドリップコーヒーやボールネットのボディウォッシュなどがあったのですが、現在(2022年12月現在)は、以前よりも質が落ちたものに切り替わっています….。
除菌シート、カミソリ、化粧水などはDHCのもの。ドリンク類は、コーヒー(インスタント)、レモンティー、ミルクココアが用意されています。
コーヒーがインスタントコーヒーになってしまった(以前は紙コップ付きドリップコーヒー)のが残念ですが、新しくレモンティーとミルクココアがありました。また、客室内には緑茶が用意されています。
歯ブラシ、カボディウォッシュ、綿棒、コットン、ヘアブラシ。
ロイトン札幌のエレベーターにはセキュリティなし!
客室が292室に対してエレベーターは4基あります。 客室は292室となっているので4基は普通というところでしょうか。
残念なことに、エレベーターにセキュリティが全くありません。誰でも宿泊フロアに行けてしまいます。
エレベーター内のボタン部分はゴールド仕様になっており、昭和のバブルを感じる…(古臭い)
ロイトン札幌の宿泊フロア
宿泊階は一気に雰囲気が変わり、安っぽい感じに…
ロイトン札幌の「ツインルーム/セミエクシードツイン」を紹介
今回宿泊したのはツインルーム(セミエクシードツイン)の1610号室。30㎡の客室です。
ロイトン札幌のツインルームは3カテゴリーあり、
- エクシードツインルーム:18~19階
- セミエクシードツインルーム:16〜17階
- ツインルーム:8〜15階
となっています。ロイトン札幌の公式サイトではセミエクシードツインルームという客室はツインルームに含まれた形で掲載されています。セミエクシードツインルームとツインルームでは客室はほぼ同じであり、一部POLA製のアメニティの違いやフロア階数の違いしかありません。
一応シティホテルということもあり、キーカードホルダーはなく(キーカードを差し込むと電気がオンになるタイプではなく)、客室のスイッチを押せば電気が付きます。
ツインルーム(セミエクシードツインルーム)の全体像
古めかしい印象の内装ですが30㎡あるため、2人で宿泊してもゆとりがあって寛げる空間です。ロイトン札幌の特徴はこの広さです。
内装などはやはり一昔前や昭和のホテルといった印象が色濃く残ります。
ベッド周り
ベッド幅は115cmのものを採用。クッションやフットスローなども全くありません。また、ベッドの高さが低くて、一昔前のホテルだなと感じさせます。
枕は1個のみ。高さやタイプが違うもので2個置いてあるホテルが多いので、少し残念…。
ベッドサイドテーブルにコンセントは2口。その他は電話やメモ帳。前面にはライトやアラームなどのコントローラーがあります。
ベッドはフランスベッドが採用されています。かなり古くて硬めのマットレス。個人的に寝心地もあまり良いとは言えず…。ダイレクトにスプリングを感じました…。
ベッドメイキングがひどかった
さて、寝ようかなとベットに入ると、「なにかモゾモゾして、シーツが動いているな…」と思ったら、シーツの下側が寸足らず状態でベットメイキングされていました。
たまにベッドメイキングが下手なホテルがありますが、シティホテルならば、もう少ししっかりとやってほしいですね。
また「ベットパットがサイズ間違えてない?」と思うぐらいサイズが合っていませんでした。洗濯で縮んだのかもしれませんが、ベット幅1.15mに対して、ベットマットが小さすぎるため、90cm幅のシングルベットで寝ているような感覚でした…。
デスク、テレビなど
デスク周りはかなり広々としています。
テレビはかなり低い位置にあります。32インチで首振り機能あり。HDMIも利用可能で、近くにコンセントもあります。ただ、30㎡の広さなのでもう少し大きなテレビがあるといいかなと感じました。
テレビの下の引き出しには、ナイトウェア(部屋着・パジャマ)が入っていました。浴衣スタイルのものです。
デスクはかなり大きくて奥行きも十分。かなり使いやすかったです。
コンセントは2口ありますが、1口は電気スタンドで使われていました。
バゲージラックは66Lぐらいのスーツケースなら広げておけるぐらいの大きさ。
加湿機能付き空気清浄機も完備しています。→ 空気清浄機があるのはエクシードツインのみ。ツインでは設置がなく、貸出となっています。
ソファやテーブル
ソファは2脚あり、大きなテーブルもあるのでゆっくり寛いで過ごすことができます。
たまにツインルームなのにソファが1脚しか置いてないホテルがあったりします。ロイトン札幌は2脚あるので2人での利用でも一緒に食事をしたり、くつろいで過ごせます。
通路にミニバーやクローゼット
通路部分にミニバーやクローゼットなどがあります。
ウェットエリアの扉側に全身鏡、向かい側にミニバーやクローゼットがあります。
ミニバーは種類少なめ
電気ケトルやコップなど。
お茶類は煎茶のみ。紅茶やコーヒー類もあるとよいですが…。
現在、ミニバーにはミネラルウォーターが置いてあります。
下には冷蔵庫があります。
クローゼット
クローゼットにはハンガー6本。
消臭スプレー、クリーニング伝票、セーフティボックス、使い捨てスリッパ、靴べらやブラシなど。
ウェットエリア
ウェットエリア(バスルーム)は広くて「2.4m x 1.6m」。シティホテルの中でも広めの印象です。
ウェットエリア(バスルーム)の広さを確認する
- アベストホテル札幌(シングル):1.6m x 1.1m
- ANA ホリデイ・イン 札幌(スーペリアダブル):1.6m x 1.1m
- スマイルホテルプレミアム札幌すすきの(スタンダードダブルルーム / スタンダードツインルーム):1.6m x 1.2m
- 札幌 東急REIホテル(スタンダードシングル):1.6m x 1.2m
- 札幌ワシントンホテルプラザ(シングル):1.6m x 1.2m
- フィーノホテル札幌大通(スーペリアダブル):1.6m x 1.2m
- ウィンダムガーデン札幌大通(スタンダードツイン):1.6m x 1.2m
- ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>(シングル):1.6m x 1.2m
- レンブラントスタイル札幌(セミダブル):1.6m x 1.2m
- ホテルロンシャンサッポロ(シングルルーム):1.8m x 1.2m
- ホテルリソルトリニティ札幌(モダレット シングル):1.8m x 1.2m
- 東急ステイ札幌大通(レジデンシャルツイン):1.7m x 1.3m
- 東急ステイ札幌(デラックスツイン):1.7m x 1.3m
- ベッセルホテルカンパーナすすきの(スタンダードシングル / スタンダードダブル / モデレートダブル / スーペリアツイン):1.8m x 1.2m
- ジャスマックプラザホテル(アネックス館 シングル):1.8m x 1.2m
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル(新館 ダブル):1.8m x 1.3m
- ホテル エミオン 札幌(スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- JRイン札幌(シングル):1.8m x 1.4m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートクイーン):1.8m x 1.4m
- 京急 EXホテル 札幌(スーペリアツイン A):1.8m x 1.4m
- 京王プレリアホテル 札幌(スタンダードツイン / モデレートツイン / スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(プレミアシングル):1.8m x 1.4m
- ホテルモントレエーデルホフ札幌(サウスツイン / プレミアラージツイン):1.8m x 1.4m
- 札幌ガーデンパレス(デラックスシングル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌(コンフォートツイン / スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌大通(コンフォートダブル):1.8m x 1.4m
- ザ ノット 札幌(スーペリアツイン / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- コンフォートホテル札幌すすきの(ツインスタンダード1 / ツインスタンダード2 / ダブルスタンダード):1.8m x 1.4m
- ニューオータニイン札幌(モデレートツイン):1.8m x 1.4m
- センチュリオンホテル札幌 (スーペリアクイーン) :1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌大通(ツインルーム):1.8m x 1.4m
- ビスポークホテル札幌(コーナーキングダブル / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- the b 札幌 [旧:ホテルWBFフォーステイ札幌)](ツインルーム):1.8m x 1.4m
- 札幌 東急REIホテル(スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- SAPPORO STREAM HOTEL(スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- ANAホリデイ・イン 札幌(ハリウッドツイン)1.8m x 1.4m
- プレミアホテル 中島公園 札幌(スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- 札幌エクセルホテル東急:(スタンダードシングル / スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園(スタンダードダブル / ビジネスダブル):1.8m x 1.4m
- ホテルエミシア札幌(コンフォート / スタンダードツイン / ハイフロアツイン):1.8m x 1.4m
- マイステイズプレミア札幌パーク(スタンダードツイン / スーペリアツインハイフロア):2.0m x 1.4m
- 札幌ビューホテル大通公園(モデレートフロア シングル/セミダブル):2.0m x 1.4m
- フェアフィールド・バイ・マリオット札幌(コージーシングル / ダブル):2.0m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(ハリウッドツイン):1.8m x 1.6m
- ホテルマイステイズ札幌アスペン(スタンダードツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- センチュリーロイヤルホテル(スタンダードシングル / スタイリッシュデラックスツイン):2.0m x 1.5m
- センチュリーロイヤルホテル(スタイリッシュキング / スタイリッシュラージツイン):2.0m x 1.6m
- 京王プラザホテル札幌(スーペリアラージツイン):1.9m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌(モデレートツイン):2.0m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ANAクラウンプラザホテル札幌(スタンダードツイン):2.0m x 1.6m
- クロスホテル札幌(ツイン アーバン):2.0m x 1.6m
- ニューオータニイン札幌(プレミアムダブル): 2.0m x 1.6m
- ホテルWBF札幌中央(スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ホテル ローヤルステイサッポロ(デラックスツイン / ワイドデラックスツイン):2.0m x 1.6m
- 札幌プリンスホテル(スタンダードツイン / スーペリアツイン): 2.2m x 1.4m
- 札幌パークホテル(スーペリアツイン):2.2m x 1.4m
- グランドメルキュール札幌大通公園(ツイン / ラージダブル): 2.4m x 1.6m
- プレミアホテル-TSUBAKI-札幌:大きさ不明。札幌でNo.1ではと思うぐらい広い
洗面台周りは広くて物が沢山置けるので使い勝手がよいです。ハンドタオルもありました。写真に写っていませんが、右の壁側にフェイスタオルが掛かっています。
セミエクシードツインルームには、備え付けタイプのPOLAのフェイスウォッシュやローションなどが揃っており、これは嬉しい方が多いのではないでしょうか。札幌でこのように置いてあるホテルは少ないと思います。
ツインルームには備え付けのPOLA製品はありません。
現在はアメニティバーから持ってくるスタイルに変更
アメニティは、歯ブラシ、コットン、ヘアゴム、綿棒、ヘアブラシ、カミソリ、ボディウォッシュが各2セットありました。 → 現在アメニティは客室内に設置されておらず、フロント前にあるアメニティバーから利用するものを貰ってくるスタイルに変更されています。
アメニティバーに置いてあるもの↓
ドライヤーはパナソニックのEH-NE48など。
トイレはウォシュレット付き。
バスタブ側。古さはあるものの綺麗に清掃されているので不快感はありませんでした。
浴槽は約136cm x 60cm x 40cm(縦 x 横 x 高さ)で男性でも足が伸ばせるぐらい大きめなタイプです。
シャンプーなどのアメニティは備え付けでPOLAのひとときシリーズでした。
シャワーモードは3種類あり、水圧は良く、シャワーに不満はありませんでした。ツインルー1011号室に宿泊した時はシャワーの水圧が普通だと感じましたが、快適であることには変わりありません。
景色
窓は横長で大きめ。ツインルームには街側の景色と山側の景色が楽しめる客室があります。今回は街側です。
16階からの景色。街側でテレビ塔も見えます。ただ、こちら側の場合、目の前に大きなマンションがあり、このマンションで景色が遮られます…。
遠くにはテレビ塔も見えます。
Wi-Fi
Wi-Fiは全体的に遅いかな…という印象が強かった…。
特に混雑する時間帯は上り/下り共に遅くなり、ビデオなどを高画質で再生するとキツい印象でした。
ただ、その後に1011号室に宿泊した時には、Wi-Fiは4k動画再生もできるほど基本的に快適に利用できました。なので、利用者が多いと貧弱になるか、改善したかのどちらかです。
空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
エアコンは一括管理。冷房、暖房の切り替えはできません。
また、窓も開けることができないため、温度調整がなかなか厳しいです。
天井
天井高は約2.7mと高く、圧迫感は全く感じません。天井にはスポットライトが1個、デスク上とテーブル上にも1個あります。全体的に客室は少し暗めな印象でした。
広さや空きスペースは十分!
このツインルームの一番のメリットは広さです。ゆっくり寛げる広さで、空きスペースも十分にあるためスーツケースを広げても十分に余裕があります。
ロイトン札幌「ツインルーム / セミエクシードツインルーム」の評価レビューまとめ
- 30㎡と広い客室でゆっくり寛げる
- 空きスペースも十分、スーツケースを広げるのも余裕
- 使い捨てスリッパを採用
- セキュリティボックスあり
- シャワーの水圧が普通~良いで快適
- 据え置きのPOLA製化粧水などがある(セミエクシードツインルームのみ)
- 客室が古い、設備も古い
- ベッドの寝心地がそれほど良くない…
- ベッドメイキングがだめだった…
ロイトン札幌「ツインルーム / セミエクシードツインルーム」の最大の特徴は部屋の広さ。30㎡と広いため、ゆっくりと寛いで過ごすことができるし、空きスペースも多いので大きなスーツケースがあっても広げるスペースを確保することができます。
それに加え、セミエクシードツインルームには備え付けのPOLA製化粧水などが揃っており、より快適に過ごせるでしょう。
その反面、全体的に内装・インテリアは昭和のバブル時代という印象で古臭く、空調は集中管理で一括管理などデメリットだなと感じる部分も多いです。
基本的には広さがあるため快適度は高めですが、個人的に駄目だったのがベッド。フランスベッドを採用していますが、かなり古いベッドで、スプリングを直で感じる印象でした…。
ベッドに関しては、エクシードツインルームになるとフランスベッドではなくシモンズのベッドを採用しており、寝心地も良いので、ベッドが気になる方はエクシードツインルームを選んだ方がよいでしょう。
とにかく広さがメリットであるロイトン札幌のツインルーム / セミエクシードツインルーム。個人的に、またここに泊まりたい!とは特に感じませんでしたが、荷物が多かったり、ゆとりある広さを求めてる方にはピッタリです。
以上、ロイトン札幌の「ツインルーム / セミエクシードツインルーム」の宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューでした!参考にしてみてください。
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