今回は、北海道・札幌にあるホテルモントレエーデルホフ札幌「サウスツイン」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューをしてみたいと思います。
ホテルモントレエーデルホフ札幌では、2022年3月19日に南館が新規オープンしました。今まであった本館の隣に増築する形で新築された形です。それ故、南館の館内はどこもしこもピカピカ。今回はそんな南館の「サウスツイン」を紹介したいと思います。
ホテルモントレエーデルホフ札幌のフロント、ロビー周り
ホテルモントレエーデルホフ札幌のパブリックスペースエリアは豪華絢爛。貴族の洋館のような雰囲気で、一般的なホテルとは全く雰囲気がことなります。
本館は2000年に開業していますが、全く古臭さなどはなく、むしろこの雰囲気に圧倒されるぐらい素晴らしく気分を盛り上げてくれます。
パブリックスペースなどの情報は下記にまとめているので、参考にしてみてください。
ホテルモントレエーデルホフ札幌の南館
本館側から南館側へは長い通路で繋がっています。
ホテルモントレエーデルホフ札幌 南館のエレベーター
南館のエレベーターは2基。
エレベーター内にセキュリティありません。12階建ての建物です。
ホテルモントレエーデルホフ札幌 南館のセキュリティは宿泊フロアにあり!
宿泊フロアのエレベーターホールからフロアの通路に入る手間にセキュリティがあります。
カードキーをかざすと宿泊フロアへの扉が開く仕組みになっています。
ホテルモントレエーデルホフ札幌 南館の宿泊フロア
今回宿泊したのは12階。ナチュラルテイストで1階のパブリックスペースからかなり印象が異なります。
1フロアに10部屋しかありません。
ホテルモントレエーデルホフ札幌 南館の「サウスツイン」を詳細レビュー!
今回宿泊したのはサウスツインの客室で1203号室。広さは26㎡です。
カードキーホルダーにキーカードを入れると電源がONになるタイプの客室です。ビジネスホテルなどと同じ仕様です。
サウスツインの全体像
ナチュラルテイストな客室は1階のパブリックスペースや本館側のヨーロピアン調の内装とは印象が全然異なります。木陰の木漏れ日や、木立、大地等、「森・自然」をテーマにデザインされたとのこと。
1階のフロントやロビースペースの雰囲気とは全く異なるテイストになっています。万人受けしそうなデザインで今どきのテイストだなと感じました。
広さは2人利用でちょうどよい印象。空きスペースも十分にあり、非常に使いやすい客室だなと感じました。
テーブルセット
サウスツインにはテーブルセットがあります。このテーブルかなり大きくて使い勝手良好。またテーブルまわりのスペースにもゆとりがあり、狭苦しさは感じません。
サウスツインの客室にはデスクはありませんが、こちらのテーブルでPC作業もやりやすいと感じるぐらい大きなテーブルでテレワークなども快適にできると思います。また、テイクアウトして客室内で飲食するにもかなり使いやすいと思います。
ただ、その反面、椅子の高さとテーブルの高さがデスク作業がしやすい背丈になっているため、寛いで過ごすのにはあまり向いていない印象でした。
宿泊した時が冬でしたが、窓が結露した時に拭き取るバスタオルが置かれていました。この対応は嬉しいですね。
ミニバー周り
ミネラルウォーターの提供があります。今回、シングルユースでしたが2本セットされていました。
コンセントは2口あり、必要十分です。
ティーアメニティは緑茶のみ。→ 2024年3月現在、ティーアメニティは緑茶とインスタントコーヒーがセットされています。
ドリップコーヒーと紅茶はリクエスト制でフロントに伝えると客室まで持ってきてくれます。
ドリップコーヒーや紅茶はリクエスト制ではなく、客室内に設置しておいてくれた方がいいかな…という印象はありました。
ベッド周り
ベッド下は収納スペースとなっています。片方はエキストラベッドが収納されていますが、もう片方には何もないので、こちらの下にスーツケースなどを置いておけます。
ナイトウェア(部屋着・パジャマ)は2サイズが用意されていました。また、セパレートタイプを採用しています。着心地もよくて快適でした。
ナイトテーブルはなく、ベッドは可動可能タイプ。
ちょっとしたものが置けるスペースや電源コントローラーなど。
USBポートとコンセントが2口ずつあります。
また、ベッドボードの枕上にもものが置けるスペースがありました。
テレビ周り
テレビは50インチぐらいでしょうか。かなり大きいものでスマートTVに対応した4K対応モデルです。YouTubeやAbemaなどが楽しめます。また、キャスト機能もしっかりと対応していました。
リモコンは袋に入っており衛生的です。
テレビでスパ(有料)の混雑具合が確認できます。
テレビボード横にUSBポートとコンセントが1口ずつ。
テレビ周りには小物が置けそうなスペースがあり、便利。
クローゼット
クローゼットはテレビ横に設置されています。
広々としたハンガーラックですが、ハンガーが全部で4本しかありません。もう少し多いとよいかなと感じました。
スパに行くときに使えるスリッパやカゴ。
ホテルモントレエーデルホフ札幌はシティホテルですが、南館が増設されたタイミングでコインランドリーも増設されています。詳しくはこちらを参照してください。
ウェットエリア(バスルーム)
ウェットエリアのドアは段差がないタイプ。
ウェットエリアは普通のユニットバスを採用。広さは「1.8m x 1.4m」と普通のビジネスホテルと変わりない広さ。
ウェットエリア(バスルーム)の広さを確認する
- アベストホテル札幌(シングル):1.6m x 1.1m
- ANA ホリデイ・イン 札幌(スーペリアダブル):1.6m x 1.1m
- スマイルホテルプレミアム札幌すすきの(スタンダードダブルルーム / スタンダードツインルーム):1.6m x 1.2m
- 札幌 東急REIホテル(スタンダードシングル):1.6m x 1.2m
- 札幌ワシントンホテルプラザ(シングル):1.6m x 1.2m
- フィーノホテル札幌大通(スーペリアダブル):1.6m x 1.2m
- ウィンダムガーデン札幌大通(スタンダードツイン):1.6m x 1.2m
- ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>(シングル):1.6m x 1.2m
- レンブラントスタイル札幌(セミダブル):1.6m x 1.2m
- ホテルロンシャンサッポロ(シングルルーム):1.8m x 1.2m
- ホテルリソルトリニティ札幌(モダレット シングル):1.8m x 1.2m
- 東急ステイ札幌大通(レジデンシャルツイン):1.7m x 1.3m
- 東急ステイ札幌(デラックスツイン):1.7m x 1.3m
- ベッセルホテルカンパーナすすきの(スタンダードシングル / スタンダードダブル / モデレートダブル / スーペリアツイン):1.8m x 1.2m
- ジャスマックプラザホテル(アネックス館 シングル):1.8m x 1.2m
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル(新館 ダブル):1.8m x 1.3m
- ホテル エミオン 札幌(スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- JRイン札幌(シングル):1.8m x 1.4m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートクイーン):1.8m x 1.4m
- 京急 EXホテル 札幌(スーペリアツイン A):1.8m x 1.4m
- 京王プレリアホテル 札幌(スタンダードツイン / モデレートツイン / スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(プレミアシングル):1.8m x 1.4m
- ホテルモントレエーデルホフ札幌(サウスツイン / プレミアラージツイン):1.8m x 1.4m
- 札幌ガーデンパレス(デラックスシングル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌(コンフォートツイン / スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌大通(コンフォートダブル):1.8m x 1.4m
- ザ ノット 札幌(スーペリアツイン / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- コンフォートホテル札幌すすきの(ツインスタンダード1 / ツインスタンダード2 / ダブルスタンダード):1.8m x 1.4m
- ニューオータニイン札幌(モデレートツイン):1.8m x 1.4m
- センチュリオンホテル札幌 (スーペリアクイーン) :1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌大通(ツインルーム):1.8m x 1.4m
- ビスポークホテル札幌(コーナーキングダブル / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- the b 札幌 [旧:ホテルWBFフォーステイ札幌)](ツインルーム):1.8m x 1.4m
- 札幌 東急REIホテル(スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- SAPPORO STREAM HOTEL(スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- ANAホリデイ・イン 札幌(ハリウッドツイン)1.8m x 1.4m
- プレミアホテル 中島公園 札幌(スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- 札幌エクセルホテル東急:(スタンダードシングル / スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園(スタンダードダブル / ビジネスダブル):1.8m x 1.4m
- ホテルエミシア札幌(コンフォート / スタンダードツイン / ハイフロアツイン):1.8m x 1.4m
- マイステイズプレミア札幌パーク(スタンダードツイン / スーペリアツインハイフロア):2.0m x 1.4m
- 札幌ビューホテル大通公園(モデレートフロア シングル/セミダブル):2.0m x 1.4m
- フェアフィールド・バイ・マリオット札幌(コージーシングル / ダブル):2.0m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(ハリウッドツイン):1.8m x 1.6m
- ホテルマイステイズ札幌アスペン(スタンダードツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- センチュリーロイヤルホテル(スタンダードシングル / スタイリッシュデラックスツイン):2.0m x 1.5m
- センチュリーロイヤルホテル(スタイリッシュキング / スタイリッシュラージツイン):2.0m x 1.6m
- 京王プラザホテル札幌(スーペリアラージツイン):1.9m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌(モデレートツイン):2.0m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ANAクラウンプラザホテル札幌(スタンダードツイン):2.0m x 1.6m
- クロスホテル札幌(ツイン アーバン):2.0m x 1.6m
- ニューオータニイン札幌(プレミアムダブル): 2.0m x 1.6m
- ホテルWBF札幌中央(スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ホテル ローヤルステイサッポロ(デラックスツイン / ワイドデラックスツイン):2.0m x 1.6m
- 札幌プリンスホテル(スタンダードツイン / スーペリアツイン): 2.2m x 1.4m
- 札幌パークホテル(スーペリアツイン):2.2m x 1.4m
- グランドメルキュール札幌大通公園(ツイン / ラージダブル): 2.4m x 1.6m
- プレミアホテル-TSUBAKI-札幌:大きさ不明。札幌でNo.1ではと思うぐらい広い
正直なところ、シティホテル&新築ホテルなので、もう少しこだわってほしかったな…というのが本音。洗い場付きバスルームとか個室トイレを採用してくれたら…と感じました。
トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)で暖房便座機能ありです。
ドライヤーはパナソニック製。フェイスタオルだけでなく、ハンドタオルもありました。
コットンセット(コットン&綿棒)とボディタオルのみ客室内に置かれていますが、その他のアメニティはフロント前にあるアメニティバーから好きなものを持ってくる仕組みになっています。
現在、アメニティは客室内に全て置かれて降り、歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリ、コットンセット、ボディタオルが置かれています。
リクエスト制でクレンジングや化粧水などのセットは、フロントに連絡すると客室まで持ってきてくれます。
バスアメニティはモントレの専用共有ボトルに入っていますが、花王のレアーナというシリーズでした。
モントレエーデルホフ札幌ではシャワーヘッドにウルトラファインバブル生成シャワーヘッドの「ミラブル」を採用しています。一度、試してみたかった方には嬉しいですね!
ミラブルのシャワーはストレートとミストモードの2パターン。このミストモードがミラブルの真骨頂ですが、ミストモードにするとお湯が冷たく感じました(説明書にも冷たくなると記載あり)。
景色
今回はサウスツインの最上階である12階に宿泊しました。
目の前のビル…。景色は全くない客室だと思っておいたほうがよいでしょう。
景色を楽しみたいのであれば、本館の方がよさそうです。
空調(エアコン)は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
空調は個別調整タイプかと思いきや、なんと一括管理タイプでした。冬場に宿泊した時は暖房から切り替えができず…。フロントにも確認しましたが、空調はフロアごとに一括管理となっているとのことでした。新築ホテルなので、当然個別調整可能タイプだろうと思っていたので予想外…
また、窓をあけることができません。
空きスペースはある?大きなスーツケースは広げられるか?
サウスツインは26㎡の広さ。ツインルームとしてはちょうどよい広さです。
約70Lのスーツケースを置いても余裕がありそうです。
また、スーツケースはベッド下に収納可能。約70Lのスーツケースをそのまま収納できるぐらいベッドの高さがありました。
また、バゲージラックの上で広げると上記の写真のように、通路スペースも十分に確保できます。空きスペースに関しては問題ないでしょう。大きなスーツケースを持っている方にもおすすめできます。
天井
Wi-Fi
Wi-Fiはどの時間帯でも快適に利用することができました。
ホテルモントレエーデルホフ札幌 南館「サウスツイン」の評価レビューまとめ
- ちょうどよい広さ
- 空きスペースはほどほどにあり、ベッド下にもスーツケースが置ける
- シャワーヘッドにミラブルを採用
- ミネラルウォーターの提供あり
- 大きなテーブルがいろいろな用途に使える
- ナイトウェアはセパレートタイプ(着心地がよい)
- ハンドタオルあり
- 空調は一括管理タイプ
- 窓が開けられないため、換気ができない
- ウェットエリアは普通のユニットバス
- ホテルの1階部分は豪華絢爛! オーストリア・ウィーンをモチーフ
- 朝食は種類の豊富さ、クオリティ共によい
- 南館は2022年3月オープンできれい
- スパ施設(大浴場)あり。ただし、有料。
ホテルモントレエーデルホフ札幌 南館の「サウスツイン」は、思ったよりも普通のツインルームという印象。2022年オープンなのでまだまだ内装が新しいし、清掃もすばらしい事に加え、広さも2人利用でちょうど良いと感じました。
その一方、新築ホテルですが、空調が一括管理であったり、ウェットエリアは普通のユニットバス。「サウスツイン」をわざわざ選ぶ要素が少ないかなという気がしました。
メリットとしては、モントレグループではシャワーヘッドに「ミラブル」を採用していますが、ホテルモントレエーデルホフ札幌も採用しているホテルの一つ。高価なため一度は試してみたいという人には良いかもしれません(ただ、南館だけでなく、本館の方もミラブルを採用しているので、わざわざ南館に泊まる要素としては弱いかな…)。
正直なところ、思っていた以上に印象に残らない客室かな…と感じましたが、季節の変わり目など温度調整が自由に設定できないとつらい時期以外は普通に快適だと思います。
ツインルームであれば、JRイン札幌北2条は個室トイレに洗い場付きバスルームありで(無料の)大浴場もあります。JRイン 札幌駅南口はシャワブースのみですが、こちらにも大浴場があるので、ツインルームの快適度はこちらの方がよいかも…。また、リッチモンドホテル札幌駅前のツインルームは、ホテルモントレエーデルホフ札幌のサウスツインと部屋の広さやユニットバスを採用していることなど似ているところが多いですが、空調が個別調整だったり、コストパフォーマンスの良さでリッチモンドホテル札幌駅前の方がメリットがあると感じました。
と、増築され新築オープンした客室ですが、札幌では新規オープンしたホテルは洗い場付きバスルームを備えていたり、空調は個別空調となっているところがほとんどなため、個人的には新規オープンした割には普通かな…という印象の方が強かったです。
ただ、ホテルモントレエーデルホフ札幌はスタッフや朝食の良さ、パブリックスペースの雰囲気などトータルで考慮すると非常におすすめできるホテルなので、そこら辺も含めると満足度は高いのかなと感じました。
以上、ホテルモントレエーデルホフ札幌 南館「サウスツイン」の宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューでした!参考にしてみてください。
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