【コンパクトツイン】ホテル京阪 札幌の宿泊記、ブログ的口コミ・評価レビュー！

今回は、札幌にあるホテル京阪 札幌の「コンパクトツイン」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います！

この記事は「2025年4月」に宿泊した時の内容を反映した宿泊記・評価レビュー、ブログ的口コミです。

正直なところ、ホテル京阪 札幌はあまり特徴的なものがないかなという印象です。観光やビジネスのどちらでも比較的使いやすい札幌駅まで徒歩圏内にあるホテルで大浴場があるのがポイントだと思ます。

ただ、しっかりと客室内の備品の入れ替えを行っており、ここ最近ではReFa製のシャワーヘッドやドライヤーが導入されたり、ベッドの入れ替えが行われており、シモンズのベッドが採用されています。

この記事では、ホテル京阪 札幌の「コンパクトツイン」を口コミレビュー・評価していきます。ぜひ、参考にしてみてください！

ホテル京阪 札幌のレセプション、ロビー周り

チェックインは機械操作で行います。スタッフも常駐しており、その場でフォローしてくれます。

1階にロビースペースはほとんどなく、普通のビジネスホテル（宿泊特化型ホテル）という感じでした。

ホテル京阪 札幌の設備や共通事項は下記を参照してください。

ホテル京阪 札幌のエレベーターはセキュリティあり

エレベーターは全部で3基あります。ただ、2基+1基という構成で2基と通路を挟んで反対側に1基あるのですが、2基＋1基で連動していないのが難点です…。

1階のエレベーター前にセキュリティ用のタッチパネルがあり、こちらにキーカードをタッチするとボタンが押せるようになります。

セキュリティはありますが、セキュリティのレベルは低い方と言えるでしょう。

エレベーターにセキュリティあり

ホテル京阪 札幌の宿泊フロア

ホテル京阪 札幌の「コンパクトツイン」を紹介！

今回、紹介・宿泊したのは「コンパクトツイン」で16㎡の客室です。

カードホルダーにカードキーを差し込むと電気などがONになるタイプです。

コンパクトツインの全体像

コンパクトツインは16㎡の部屋です。16㎡にベッドが2台あるので、空きスペースはほとんどなく寝るだけの部屋という印象でした。

また後ほど記述しますが、このコンパクトツインという部屋は元々ダブルルームやシングルルームとして提供されていた部屋を無理やりツインルームにした印象が強く残りました。

※ こちらは元々ミニツインという名称の部屋で、メインベッド+エキストラベッドのような構成の部屋でした。2025年3月にベッドの入れ替えと共にコンパクトツインの部屋へと統合されています。

内装は元々は高級宿泊特化型ホテル（高級ビジネスホテル）だったんだろうなと感じるような印象で、特に男性に好まれそうな内装です。

ベッド周り

ベッド幅は105cmを採用。デュベスタイルでのベッドメイキングです。

ベッドはデュベスタイル

ナイトテーブルはなく、ベッドを簡単に動かせるので、ハリウッドツインスタイルにすることも可能でした。

枕は1個のみで片面が羽毛、反対面がストロー素材の枕でした。

ベッドのマットレスはシモンズを採用。寝心地も良く快適に眠れました。ベッド高は約50cm、ベッドの厚みは約23cmでした。

ヘッドボード上には小物を置けそうな感じになっており、そこにコンセントやスイッチがありますが、こちらが少し使いにくく…

コンセントは2口ありますが、右側のベッド上にしかありません。また、スイッチや読書灯は左側のベッド上にしかありません。

このヘッドボードがシングルやダブルルームの仕様になっていることから元々はシングルやダブルルームの部屋だったのをコンパクトツインに変更したのもだと思われます。2人での宿泊だと非常に使いにくい印象です。

コンセントや電気のスイッチ、読書灯が片方のベッド上にしかない…

ナイトウェア（部屋着・パジャマ）は、上下セパレートタイプを採用しています。

ナイトウェア（部屋着・パジャマ）は上下セパレート！

デスク周り

デスクは横長タイプで使いやすい方だと思います。

ただ、デスクの奥行きはそれほどなく、16インチのノートPCを広げるとカーテンに当たるぐらいの奥行きでした（もう少し奥行きがあると良いと感じました）。

コンセントは全部で3口あり、必要十分なコンセントがあります。

ライトは変形することが可能でデスクライトとしては十分機能しています。

ティーアメニティはアメニティコーナーから持ってくるスタイルなので、部屋には置いてありません。

冷蔵庫の中は空となっています。冷蔵庫は奥行きがないタイプでした…。

ミネラルウォーターは部屋には設置がありませんが、時間限定でフロント前から自由に持ってくることが可能です。

ミネラルウォーターの提供あり

テレビ周り

テレビは壁掛けタイプで東芝製の40インチを採用しています。テレビの下のラック部分に折りたたみ鏡があります。

テレビはHDMI端子が使えるようになっていますが、スマートTV対応モデルではないため、YouTubeやAbemaなどのネットストリーミング動画を再生することはできません。

クローゼットなど

ハンガーは1人2本を想定している模様です。

スリッパは共用スリッパが用意されています。ただ、使い捨てスリッパもフロントでもらうことが可能です。

しっかりと使い捨てスリッパも用意されているのは良いのですが、この使い捨てスリッパが格安ホテルなどで見かけるかなりペラペラなタイプ。普通のビジホのスリッパよりも薄いタイプでかなり使いにくいです。

使い捨てスリッパあり

使い捨てスリッパはかなりペラペラなタイプ…

ウェットエリア（バスルーム）

ウェットエリアへの入口はほぼ段差がないタイプです（古いホテルではかなり段差があるところが多い）。

ウェットエリア（バスルーム）は通常のユニットバスです。

ユニットバスの広さは「1.6m x 1.2m」と狭めです。

トイレはウォッシュレット（シャワートイレ）があり、暖房便座機能があります。トイレットペーパーはシングルを採用。

ドライヤーはReFa製のものを採用しています。高級ホテルなどでよく見かけるReFa製のドライヤーがあるのは嬉しいですね。試したい方も多いのではないでしょうか。

バスアメニティは全く設置されておらず、1階のフロント前にあるアメニティコーナーから必要なものを貰ってくるスタイルです。

ハンドシャワーのフックは固定式タイプで2箇所あります。フック部分は角度調整もできないため、シャワーヘッドをフックに掛けたままの状態で使いやすいと感じる人は少ないと思われます。

高さが自由に調整できる可動式タイプのものやフック部分が角度調整できるタイプの方が使いやすいです。

シャワーヘッドはReFaを採用しており、高ポイント。

シャワーの水圧は快適レベルでした。

シャワーの水圧は快適レベル！

シャワーカーテンのレールは直線タイプ。Uの字になった湾曲タイプの方がシャワーカーテンが体に触れにくいため、湾曲しているタイプを採用してほしかったです。

シャワーカーテンのレールが直線タイプ

ウェットエリアまとめ

ウェットエリアに関しては、すごくアンバランスな印象が残ります。

というのも、部屋が16㎡しかないためにそれに比例してウェットエリアが狭いこと、シャワーカーテンが直線タイプで体に触れやすいことなどデメリットがある反面、ReFa製のドライヤーやシャワーヘッドがあることがメリットです。

ホテル京阪 札幌には大浴場があり、多くの方は大浴場を利用するのではないかなと思います。なので、シャワーヘッドやドライヤー、シャワーカーテンレールなどは多くの方にとって関係ないことかなと思います。

ホテル京阪 札幌の大浴場に関しては下記を参照してください。

空調は一括管理？それとも個別調整可能タイプ？換気はできる？

札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。

札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。

また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ（寒すぎ）で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。

このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理（集中管理）だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。

筆者は札幌（特に北海道）のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。

ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓

では、どうなのか確認していきたいと思います。

空調は個別管理タイプで、冷暖房を自由に切り替えることができ、自分好みの温度に調整することができます。

空調は個別管理タイプ

窓を開けることは可能なので、温度調整や換気をすることができます。

窓を開けることができる

天井

天井高は約2.5mと宿泊特化型ホテル（ビジネスホテル）としては標準的な高さです。

カーテンを閉めた状態でも暗すぎずという印象でした。

眺望

今回は11階で北側方面のコンパクトツインの部屋でした（南側/トレインビューとなるコンパクトツインもあります）。

11階からの景色ですが、周りはビルやマンションで囲まれている感じでした。

空きスペースはどれくらい？スーツケースは広げられる？

コンパクトツインは16㎡の部屋です。空きスペースはほとんど無く、必要最低限のスペースしかありません。

約70Lのスーツケースを広げると足の踏み場がない状態になってしまいます。

しかし、ベッド下に空きスペースがあり、スーツケースをベッド下に収納しておくことが可能です。

ここに置くしかスペースはありませんが、しっかりとベッド下に置けるようになってるのは良いと感じました。

ベッド下にスーツケースを収納することが可能

Wi-Fiは快適か？遅くなりがちな時間帯も快適に利用できる？

Wi-Fiは混雑する時間帯は少し遅くなる傾向でした。

また、アプリケーションや通信内容によっては速度を制御している印象があり、使いやすいWi-Fiとは言い難い印象でした。（筆者が利用した時には、それなりに容量のあるデータのダウンロードが遅かったり、dropboxの同期が遅かったりといった症状がありました。）

Wi-Fiは使い勝手が悪い

部屋に入った時の匂いが気になった…

部屋に入った瞬間、結構独特な匂いがします。ホテル京阪 札幌に以前宿泊した時も同じ匂いがしたので、清掃の時の占筮とかの匂いなのか、芳香剤みたいなものを使っているのか、ホテルの古さからくる独特な匂いなのかよく分からないのですが、あまり好みの匂いではないかな…というのが本音です。

しばらくすると慣れるのであまり気にならないのですが、匂いに敏感な方は少し留意した方がよいかもしれません。

ホテル京阪 札幌「コンパクトツイン」の宿泊記・ブログ的口コミレビュー、評価レビューまとめ

ホテル京阪 札幌「コンパクトツイン」は、正直、寝るだけの部屋という感じでほとんど部屋にいない方には良いかなと感じました。

部屋の狭さに加え、それに比例してウェットエリアが狭いことがデメリット。そしてベッド周りのコンセント、スイッチの配置が気になります。

メリットとしては、空調は個別管理タイプで窓も開けられること、ReFa製のドライヤーやシャワーヘッドを完備していることです。また、ベッドは2025年3月に入れ替わっており寝心地も良いです。

2025年3月頃から全客室にReFa製のドライヤーとシャワーヘッドを導入しています。大浴場があるため、部屋のお風呂は使わないから意味がない…という方も多いかもしれませんが、手軽に試せるのは良いと思います。

コンパクトツインというだけあって、2人で利用するにはやはり狭いかな…と感じたので、部屋にいるのは寝るだけという使い方が最適解な部屋だと思います。

以上、ホテル京阪 札幌「コンパクトツイン」の宿泊記・ブログ的口コミレビューでした！ぜひ、参考にしてみてください。