今回は、北海道・札幌にある三井ガーデンホテル札幌の「モデレートダブル」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューをしてみたいと思います。
モデレートダブルは適度な広さ、空きスペース、寛げるオットマン付きソファ、大きなデスクがメリット。観光でもビジネスでもどちらでもおすすめな客室です。ただ、デメリットだなと感じる部分も少しあり、ぜひ、この記事を参考にしてみてください。
三井ガーデンホテルはホテルチェーンの中でも高級宿泊特化型ホテルに分類され、スタッフや清掃などで不快な思いをすることは皆無。
ホテルチェーンの中でもかなり評判がよいし、個人的に知らない土地でも「三井ガーデンホテルなら何も問題ないからここ予約しておけばOK」と思うぐらい、かなり信頼しているホテルチェーンです。
では、三井ガーデンホテル札幌の「モデレートダブル」をレビューしていきたいと思います。
三井ガーデンホテル札幌のレセプション・フロントなど
ホテルエントランス横にちょっとしたロビーとレセプション・フロントがあります。それほど広いわけではなく、「宿泊特化型ホテル(ビジネスホテル)だからこんなもんだよね…」という広さ。思っていたよりも高級感がありました。
三井ガーデンホテル札幌のサービスや設備に関しては下記を参照してください。
三井ガーデンホテル札幌は、エレベーターにセキュリティあり!
エレベーターは全部で3基。全247室に対して3基なのでエレベーター数は平均的でしょうか。ただ、大浴場があるため、エレベーターの稼働率は高めで、エレベーター待ち時間は発生しやすいかもしれません。
個人的に今まで何度か宿泊していますが、エレベーターが来るまでかなり待つようなことはありませんでした。
エレベーターはキーカードをかざすとボタンが押せる仕組み。セキュリティは問題ありません。
今回は7階のお部屋でした。
三井ガーデンホテル札幌の宿泊フロア
ワイン色のドアが印象的でスタイリッシュです。オープンしてから10年以上経過しているとは思えないぐらいです。高級感もあります。
三井ガーデンホテル札幌の「モデレートダブル」を紹介・ブログ的口コミレビュー
今回紹介するのは「モデレートダブル」で18㎡の客室です。
キーカードはかざすと電源などがオンになるタイプ。
モデレートダブルの全体像
客室は思った以上に上質でスタイリッシュ。ジャパニーズモダンというところでしょうか。
三井ガーデンホテル札幌がオープンして10年以上経過していますが、全体的には古臭いと感じる部分は少ないです(ただ、バスルームやテレビは古いなと感じましたが…)。
18㎡の客室ですが、1人で利用して快適に利用できる広さでした。
デスク周り
デスクは広々していて使い勝手も抜群です。三井ガーデンホテル札幌はビジネスマン、観光客、どちらの用途でもおすすめできるホテルですが、このモデレートダブルはビジネスマンにもおすすめですし、ワーケーションでの利用も良いと思います。
デスク周りにはコンセントx2口、有線LANポート。デスクチェアも無難に作業しやすいものでした。
モデレートダブルの特徴の一つは、このオットマン付きのソファでしょうか。くつろいで過ごす事ができました!
オットマン付きソファの近くにはコンセントx1口がありました。
クローゼット
ワインレッドの扉は引き戸になっており、こちらはクローゼットになっています。
クローゼットのドアはスライド式です。
冬物のコートやダウンなどがあるとちょっと物足りない印象ですが、ハンガーラックは部屋の通路部分にもあるので、このお奥行きでも問題ないと思います。
スリッパは使い捨てスリッパです。 → 現在は使い捨てスリッパではなく、ウォッシャブルの共用スリッパに変更になっています。
ベッド周り
ベッドは140cm幅。デュベスタイルとなっています。
ベッドボード上に除菌スプレーが置いてありました。
コンセントは1口。
個人的にモデレートダブルで一番残念だったのは、このマットレス。ベッドのマットレスは、サータを採用。
残念だったのが、マットレスはあまり厚みがないものを採用していること。よくエキストラベッドでこれぐらいの厚みのものを見かけますが、メインベッドでこれを採用しているのは…残念すぎます。
以前にモデレートツインに宿泊した時は厚みのあるベッドを採用しており、寝心地も問題なかったので、モデレートダブルのみがこの厚みのないベッドを採用しています。
寝心地は硬い印象。古いホテルによくありがちな硬いベッドです。個人的には、もう少し弾力のあるやつの方が好みでした。
厚みがないベッドを採用している理由は、下にエキストラベッドが搬入されてるため。それに伴い、ベッド台が高位置にあるため厚みのあるベッドを採用すると、ベッド高がかなり高い位置になってしまうために厚みのないベッドを採用してベッド高を調整しているものだと思われます。
うーん、残念すぎる…。
ナイトウェア(部屋着・パジャマ)は上下セパレートタイプを採用しています。
テレビ周り
テレビは32インチ。この部屋で古さを一番感じやすいのはこのテレビでしょうか。壁掛けタイプで首振り機能はありません。
テレビ下にはゴミ袋や時計、ランドリーメニューなどが置かれています。またバゲージラックもこちらに。
通路部分
通路部分にハンガーラックがあり、冬場はコートやダウンなどを掛けるのに便利です。クローゼットのハンガーポールが小さいため、このハンガーラックがあるのはすごく良いです。
ミニバー
ミニバーは部屋入口横にあります。
ティーアメニティは紅茶と煎茶のみ。通常ならインスタントコーヒーも置かれていますが、この時はコロナの影響でリクエストでもらえる形となっていました。
現在はすべて客室内に設置されています。
宿泊当時はありませんでしたが、現在はミネラルウォーターがあります。
一番下にセキュリティーボックスがあります。
ウェットエリア(バスルーム)
ウェットエリア(バスルーム)への入り口は段差がないタイプでした。
ウェットエリアはユニットタイプを採用。普通のユニットバスタイプです。
広さは「1.8m x 1.4m」なので、狭くもなく広くもなく標準的なサイズです。ちなみにモデレートツインになると広めの「2.0m x 1.6m」なので、より水回りを快適にしたい方はモデレートツインがおすすめです。
ウェットエリア(バスルーム)の広さを確認する
- アベストホテル札幌(シングル):1.6m x 1.1m
- ANA ホリデイ・イン 札幌(スーペリアダブル):1.6m x 1.1m
- スマイルホテルプレミアム札幌すすきの(スタンダードダブルルーム / スタンダードツインルーム):1.6m x 1.2m
- 札幌 東急REIホテル(スタンダードシングル):1.6m x 1.2m
- 札幌ワシントンホテルプラザ(シングル):1.6m x 1.2m
- フィーノホテル札幌大通(スーペリアダブル):1.6m x 1.2m
- ウィンダムガーデン札幌大通(スタンダードツイン):1.6m x 1.2m
- ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>(シングル):1.6m x 1.2m
- レンブラントスタイル札幌(セミダブル):1.6m x 1.2m
- ホテルロンシャンサッポロ(シングルルーム):1.8m x 1.2m
- ホテルリソルトリニティ札幌(モダレット シングル):1.8m x 1.2m
- 東急ステイ札幌大通(レジデンシャルツイン):1.7m x 1.3m
- 東急ステイ札幌(デラックスツイン):1.7m x 1.3m
- ベッセルホテルカンパーナすすきの(スタンダードシングル / スタンダードダブル / モデレートダブル / スーペリアツイン):1.8m x 1.2m
- ジャスマックプラザホテル(アネックス館 シングル):1.8m x 1.2m
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル(新館 ダブル):1.8m x 1.3m
- ホテル エミオン 札幌(スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- JRイン札幌(シングル):1.8m x 1.4m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートクイーン):1.8m x 1.4m
- 京急 EXホテル 札幌(スーペリアツイン A):1.8m x 1.4m
- 京王プレリアホテル 札幌(スタンダードツイン / モデレートツイン / スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(プレミアシングル):1.8m x 1.4m
- ホテルモントレエーデルホフ札幌(サウスツイン / プレミアラージツイン):1.8m x 1.4m
- 札幌ガーデンパレス(デラックスシングル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌(コンフォートツイン / スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌大通(コンフォートダブル):1.8m x 1.4m
- ザ ノット 札幌(スーペリアツイン / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- コンフォートホテル札幌すすきの(ツインスタンダード1 / ツインスタンダード2 / ダブルスタンダード):1.8m x 1.4m
- ニューオータニイン札幌(モデレートツイン):1.8m x 1.4m
- センチュリオンホテル札幌 (スーペリアクイーン) :1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌大通(ツインルーム):1.8m x 1.4m
- ビスポークホテル札幌(コーナーキングダブル / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- the b 札幌 [旧:ホテルWBFフォーステイ札幌)](ツインルーム):1.8m x 1.4m
- 札幌 東急REIホテル(スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- SAPPORO STREAM HOTEL(スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- ANAホリデイ・イン 札幌(ハリウッドツイン)1.8m x 1.4m
- プレミアホテル 中島公園 札幌(スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- 札幌エクセルホテル東急:(スタンダードシングル / スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園(スタンダードダブル / ビジネスダブル):1.8m x 1.4m
- ホテルエミシア札幌(コンフォート / スタンダードツイン / ハイフロアツイン):1.8m x 1.4m
- マイステイズプレミア札幌パーク(スタンダードツイン / スーペリアツインハイフロア):2.0m x 1.4m
- 札幌ビューホテル大通公園(モデレートフロア シングル/セミダブル):2.0m x 1.4m
- フェアフィールド・バイ・マリオット札幌(コージーシングル / ダブル):2.0m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(ハリウッドツイン):1.8m x 1.6m
- ホテルマイステイズ札幌アスペン(スタンダードツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- センチュリーロイヤルホテル(スタンダードシングル / スタイリッシュデラックスツイン):2.0m x 1.5m
- センチュリーロイヤルホテル(スタイリッシュキング / スタイリッシュラージツイン):2.0m x 1.6m
- 京王プラザホテル札幌(スーペリアラージツイン):1.9m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌(モデレートツイン):2.0m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ANAクラウンプラザホテル札幌(スタンダードツイン):2.0m x 1.6m
- クロスホテル札幌(ツイン アーバン):2.0m x 1.6m
- ニューオータニイン札幌(プレミアムダブル): 2.0m x 1.6m
- ホテルWBF札幌中央(スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ホテル ローヤルステイサッポロ(デラックスツイン / ワイドデラックスツイン):2.0m x 1.6m
- 札幌プリンスホテル(スタンダードツイン / スーペリアツイン): 2.2m x 1.4m
- 札幌パークホテル(スーペリアツイン):2.2m x 1.4m
- グランドメルキュール札幌大通公園(ツイン / ラージダブル): 2.4m x 1.6m
- プレミアホテル-TSUBAKI-札幌:大きさ不明。札幌でNo.1ではと思うぐらい広い
トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)付きですが、少しタイプが古いですね…。暖房便座機能はありますが、自動では流れません。
ドライヤーはパナソニックのEH-NE68。風量は1.9 ㎥/分。
アメニティは、カミソリ、綿棒、歯ブラシ、ヘアブラシ、袋、使い捨てではないボディタオルがありました。
また、シャワーキャップやコットン&ヘアゴムが通常なら置いてありますが、宿泊した時はコロナ対策として追加アメニティでもらう形となっていました。
現在、アメニティは1階にあるアメニティバーから自由に持ってくる形に変更になりました。
洗面台は珍しい丸みを帯びたフォルム。ハンドソープは花王のFIESTAシリーズ。
バスタオルやフェイスタオルは1人での宿泊で1枚でした。
シャンプー類は据え置き型のREANAというシリーズ。
シャワーは通常のシャワーモードだと若干弱い印象でした。もう少し強いとよいかな…
空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
エアコンは冷暖房が自由に設定できるタイプ。
窓も開けることができます。
天井
天井にはスポットライトが1個だけ。部屋は全体的に少し暗めです。天井高は2.5mで圧迫感はありません。
スペース
客室は18㎡のモデレートダブルですが、空きスペースはここぐらいしかありません。
クローゼットの前に機内持ち込みサイズのスーツケースを開いて過ごすことができました。大きなスーツケースもこちらで広げることができるぐらいのスペースはありました。
クローゼットの前に荷物を置くとクローゼットが使えないと思うかもしれませんが、このクローゼットはドアがスライド式なので、クローゼットの前にスーツケースを置いてもハンガーなどは利用可能です。
窓、景色
窓はデスク上にありました。このおかげでデスクは明るくて使いやすいです。
窓はなんと二重窓になっていました。目の前が大通りだからでしょうか。
窓をあけることが可能です。
景色は北5条・手稲通で特に眺めがよいとかはありません。
Wi-Fiは快適か?
Wi-Fiは時間帯によってはかなり遅くなることも。また、時間帯に関係なく、利用しているアプリによっては規制が掛かっているような印象もあり、あまり使い勝手がよいWi-Fiではないな…という印象でした…。
三井ガーデンホテル札幌の「モデレートダブル」まとめ
- オープンしてから10年以上経過しているが、それほど古さを感じない
- ほどよい広さで空きスペースあり!
- オットマン付きソファで寛げる
- セキュリティボックスあり
- ナイトウェア(パジャマ・部屋着)はセパレートタイプ
- エアコンは個別管理で冷暖房の切り替え可能
- 窓が開けられる(換気可能)
- ミネラルウォーターの提供あり
- ベッドがエクストラベッドレベルの厚み…寝心地は硬く、昭和時代のベッドという印象
- Wi-Fiが使い勝手が悪い、遅い時間帯がある
- シャワーの水圧が弱め
- スリッパはウォッシャブルの共用タイプ(大浴場があるため、使い捨てタイプではないと思われる)
三井ガーデンホテル札幌のモデレートダブル、個人的にリピートはないかな…という印象です。というのも、ベッドが厚みがないタイプでスプリングが固く、今どきの良いベッドに慣れていると正直寝心地は良くないと感じました。(昭和ぐらいの時はこのような硬めのベッドが多かった)
このような硬いベッドを採用しているのは、このモデレートダブルだけで、モデレートツインになると程よくスプリングがり寝心地の良いベッドなので、このモデレートダブルの客室だけおすすめしません。
また、Wi-Fiが遅い印象でした。ワーケーションなどにも最適な客室ですが、Wi-Fiの遅さ・使い勝手の悪さはちょっとPC利用は難しいかな…とも。
それ以外は特に不満もなく、快適に過ごせると思います。ただ、モデレートダブルを選ぶなら他の客室を選ぶかな…というのが個人的な感想です。
以上、三井ガーデンホテル札幌「モデレートダブル」の宿泊記・ブログ的口コミレビューでした!参考にしてみてください。
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