今回は、北海道・札幌にあるホテルリソル札幌 中島公園の「トリプル」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います!
ホテルリソル札幌 中島公園にチェックイン
ホテルリソル札幌 中島公園は、札幌でもかなり安い宿泊料金で泊まれること多いため、スタッフの対応などは可もなく不可もなくといったところだろうな…と思っていました。
案の定、そのような感じですが、人によって印象は違うかな?という感じはしました。
パブリックスペースなどの情報は下記を参照してください。
ホテルリソル札幌 中島公園の宿泊フロア
宿泊フロアも館内のイメージと変わらず、少しアンティーク調な印象でした。でも、エレベーターなどは普通の業務用のような印象で、ところどころに素っ気なさを感じる印象です。
ホテルリソル札幌 中島公園の「トリプル」を紹介!
今回紹介するのは「トリプル」で25.76㎡の部屋です。名称は「トリプル」となっていますが、1名~2名での宿泊の時は普通のツインルームになっています。
今回、トリプルの部屋を予約したのではなく、アップグレードされてこの部屋になったのですが、通常は広めなツインルームとして使われているのかな?という印象でした。
カードホルダーにキーカードを挿入すると電気などがONになるタイプでした。
客室に入ると入口部分とメインエリアの部分でカーペットが色分けされており、スリッパが置かれていました。
同系列のホテルリソルトリニティ札幌だと「ここから先はスリッパをご利用ください」的な案内があり、靴で入れる部分とスリッパで入れる部分を意図的に分けている感じでしたが、ホテルリソル札幌 中島公園では特にそんな記載はありませんでした。
ただ、こうやって色分けされたところにスリッパが置いてあると、心理的にここから先はスリッパなんだと思ってしまいますね(日本人だけかな?)。
スリッパはウォッシャブルの共用スリッパを採用しています。
トリプルの全体像
トリプルは25.76㎡の部屋ということもあり、2人での利用でちょうどよいぐらいの広さという印象でした。今回はシングルユースだったので、かなり快適に過ごせました。
ただ、他のホテルの約26㎡と比べると、家具などがかなり大型なものがある関係か、他のホテルよりも少し空きスペースは少ないかな?というような肌感覚でした。
アンティーク調と相まってそれほど古さは感じませんが、多少なり年季が入っているという印象は残りました。また、開業当時はアンティーク調のデザイナーズホテルだったのかもしれませんが、現在は札幌でも格安料金で泊まれるビジホレベルのホテル。
そこまで悪くはないですが、しっかりと客室内を改修している感じはなく、格安な理由もなんとなく感じられる部屋だなと思いました。一定以上の清潔感があるので、個人的にはほぼ問題ないですが、やはり色々なところで年季が入っているなとは感じました。
ベッド周り
ベッドメイキングはデュベスタイルではなく、昔ながらのスプレッドタイプです。
スプレッドタイプとは、ベッドのマットレスと布団の間にシーツを挟んであり、掛け布団ごとマットレスの下に挟み込むタイプ。このタイプは寝ている時に足が動かしづらく寝にくかったり、掛け布団のシーツは毎回洗わず、挟んであるシーツのみを洗うため衛生面が気になる方も多いでしょう。
枕元にはコンセントが2口ありました。
ベッドは115cm幅を採用。ベッドメーカーは不明でした。また、ベッドはかなり年季が入っている印象です。
若干マットレスのスプリングをダイレクトに感じましたが、それほど寝心地が悪いとは感じませんでした。古いホテルでは畳のように硬いベッドのマットレスを採用しているところがありますが、それとは異なり、若干柔らかさがあるタイプでした。
とは言え、やはり最新ホテルのベッドと比べるとワンランク劣るかなという印象は否めません。
見ての通り、ベッドメイキングはスプレッドタイプ。最近は札幌でもデュベスタイルの方が圧倒的に多いので、スプレッドタイプなのは残念。
ソファセット
トリプルの部屋には2人掛けソファと椅子があり、くつろいで過ごすことができます。トリプルという部屋なのですが、3人で宿泊するとこのソファがベッドになる模様です。
デスク、テレビ、ミニバーなど
テレビは32インチぐらい?チェスト内に収まっていますが、前に引き出すことができます。ただ、前に出るだけで首振り機能はありません。
ティーアメニティはほうじ茶、緑茶、ドリップ式のコーヒーが用意されていました。また、ミネラルウォーターの提供もありました。
また、宿泊者専用ラウンジがあり、こちらでコーヒーやお茶の提供をしています。
デスクは奥行きもあり、かなり使いやすいタイプでした。ただ、デスクライトは備わっていません。
デスクにコンセントは1口のみ。最低でも2口はほしいところ。携帯の充電器が備わっていました。
クローゼットやミニバー
クローゼットの扉に全身鏡。このクローゼットの扉が建て付けが悪く….
クローゼット内にはハンガー6本、消臭スプレー、バゲージラック、靴べら、ブラシ、シューポリッシャーがありました。
ウェットエリア(バスルーム)
古いホテルですが、ウェットエリアの入口に段差はありませんでした。
ウェットエリアはシティホテルなどでよく採用されているタイプ 。広さは「2.0m x 1.4m」でした。 普通のビジホよりも少し広いので、特に古さ以外で不満はないでしょう。
ウェットエリア(バスルーム)の広さを確認する
- アベストホテル札幌(シングル):1.6m x 1.1m
- ANA ホリデイ・イン 札幌(スーペリアダブル):1.6m x 1.1m
- スマイルホテルプレミアム札幌すすきの(スタンダードダブルルーム / スタンダードツインルーム):1.6m x 1.2m
- 札幌 東急REIホテル(スタンダードシングル):1.6m x 1.2m
- 札幌ワシントンホテルプラザ(シングル):1.6m x 1.2m
- フィーノホテル札幌大通(スーペリアダブル):1.6m x 1.2m
- ウィンダムガーデン札幌大通(スタンダードツイン):1.6m x 1.2m
- ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>(シングル):1.6m x 1.2m
- レンブラントスタイル札幌(セミダブル):1.6m x 1.2m
- ホテルロンシャンサッポロ(シングルルーム):1.8m x 1.2m
- ホテルリソルトリニティ札幌(モダレット シングル):1.8m x 1.2m
- 東急ステイ札幌大通(レジデンシャルツイン):1.7m x 1.3m
- 東急ステイ札幌(デラックスツイン):1.7m x 1.3m
- ベッセルホテルカンパーナすすきの(スタンダードシングル / スタンダードダブル / モデレートダブル / スーペリアツイン):1.8m x 1.2m
- ジャスマックプラザホテル(アネックス館 シングル):1.8m x 1.2m
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル(新館 ダブル):1.8m x 1.3m
- ホテル エミオン 札幌(スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- JRイン札幌(シングル):1.8m x 1.4m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートクイーン):1.8m x 1.4m
- 京急 EXホテル 札幌(スーペリアツイン A):1.8m x 1.4m
- 京王プレリアホテル 札幌(スタンダードツイン / モデレートツイン / スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(プレミアシングル):1.8m x 1.4m
- ホテルモントレエーデルホフ札幌(サウスツイン / プレミアラージツイン):1.8m x 1.4m
- 札幌ガーデンパレス(デラックスシングル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌(コンフォートツイン / スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌大通(コンフォートダブル):1.8m x 1.4m
- ザ ノット 札幌(スーペリアツイン / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- コンフォートホテル札幌すすきの(ツインスタンダード1 / ツインスタンダード2 / ダブルスタンダード):1.8m x 1.4m
- ニューオータニイン札幌(モデレートツイン):1.8m x 1.4m
- センチュリオンホテル札幌 (スーペリアクイーン) :1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌大通(ツインルーム):1.8m x 1.4m
- ビスポークホテル札幌(コーナーキングダブル / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- the b 札幌 [旧:ホテルWBFフォーステイ札幌)](ツインルーム):1.8m x 1.4m
- 札幌 東急REIホテル(スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- SAPPORO STREAM HOTEL(スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- ANAホリデイ・イン 札幌(ハリウッドツイン)1.8m x 1.4m
- プレミアホテル 中島公園 札幌(スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- 札幌エクセルホテル東急:(スタンダードシングル / スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園(スタンダードダブル / ビジネスダブル):1.8m x 1.4m
- ホテルエミシア札幌(コンフォート / スタンダードツイン / ハイフロアツイン):1.8m x 1.4m
- マイステイズプレミア札幌パーク(スタンダードツイン / スーペリアツインハイフロア):2.0m x 1.4m
- 札幌ビューホテル大通公園(モデレートフロア シングル/セミダブル):2.0m x 1.4m
- フェアフィールド・バイ・マリオット札幌(コージーシングル / ダブル):2.0m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(ハリウッドツイン):1.8m x 1.6m
- ホテルマイステイズ札幌アスペン(スタンダードツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- センチュリーロイヤルホテル(スタンダードシングル / スタイリッシュデラックスツイン):2.0m x 1.5m
- センチュリーロイヤルホテル(スタイリッシュキング / スタイリッシュラージツイン):2.0m x 1.6m
- 京王プラザホテル札幌(スーペリアラージツイン):1.9m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌(モデレートツイン):2.0m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ANAクラウンプラザホテル札幌(スタンダードツイン):2.0m x 1.6m
- クロスホテル札幌(ツイン アーバン):2.0m x 1.6m
- ニューオータニイン札幌(プレミアムダブル): 2.0m x 1.6m
- ホテルWBF札幌中央(スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ホテル ローヤルステイサッポロ(デラックスツイン / ワイドデラックスツイン):2.0m x 1.6m
- 札幌プリンスホテル(スタンダードツイン / スーペリアツイン): 2.2m x 1.4m
- 札幌パークホテル(スーペリアツイン):2.2m x 1.4m
- グランドメルキュール札幌大通公園(ツイン / ラージダブル): 2.4m x 1.6m
- プレミアホテル-TSUBAKI-札幌:大きさ不明。札幌でNo.1ではと思うぐらい広い
洗面台は混合水栓ではないため、使いにくいと感じる方がいるかもしれません。ただ、洗面台の水の出は良くて快適に利用できました(節水タイプの水栓をつけているホテルも多い)。
アメニティは1階のアメニティバーから持ってくるタイプです。
格安なホテルでありながらも入浴剤が置かれていました。
トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)付きで、暖房便座機能あり。トイレットペーパーはシングル。
バスアメニティはホテルリソルグループ共通のボトルに入っていましたがDHCのものでした。
シャワーヘッドの固定は2箇所のみので可動式のものと比べると使いにくいでしょう。シャワーの水圧は普通といったところ。
リソルカードH会員だと、フェイス&バスタオル1枚追加される特典があります。筆者も会員になっており、フェイスタオルが2枚、ボディタオルが2枚、バスタオルが4枚置いてありました。
この客室がトリプルなので、どういう基準でこの枚数を用意しているのか少し不明でしたが、他のホテルと比べて多めに用意されているのは確かです。
景色は楽しめる?
今回宿泊したのは11階の部屋ですが、窓からの景色は隣のマンションビュー。高層マンションのため、どの階からもマンションしか見えません。景色は期待しないようにしましょう。
空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
空調は一見、個別管理タイプのように見えるのですが、張り紙で「当ホテルは一括空調でかんりしております」と記載がありました…。
また窓を開けることができないため、温度調整や換気ができません。
空きスペースはどれくらい?スーツケースは広げられる?
今回紹介しているトリプルは約26㎡の部屋です。
ベッドなどがあるメインエリアはデスクなどのチェストでそこそこ埋まっています。
ただ、椅子の後ろや入口横にそれなりに広い空きスペースがあり、ここで大きなスーツケースも問題なく広げられそうです。
約70Lのスーツケースを入口横の空きスペースで広げましたが、問題なく広げられました(部屋入口の扉やウェットエリアの扉とも干渉しません)。
思った以上に空きスペースがあるため、大きなスーツケースを持っていても問題ないと感じました。
Wi-Fi
Wi-Fiは混雑する時間帯にダウンロード速度が落ち、やはり遅いなとは感じるものの、まだ許容範囲かなというレベルでした。21時付近でダウンロードが9.31Mbpsなので、もう少し速いと安心できますが、これぐらいなら使い物にならないとは言えないレベルです。
ホテルリソル札幌 中島公園「トリプル」の評価レビューまとめ
- 全体的に多少の経年劣化はあるが、アンティーク調な部屋でそれほど気にはならない!?
- ソファセットでくつろげる
- 思った以上に空きスペースがあり、大きなスーツケースなども余裕で広げられる
- 備え付けの充電器あり
- ミネラルウォーターあり
- ドリップコーヒーあり
- 全体的に設備が古い(もうそろそろ入れ替えた方が良さそう…)
- ベッドメイキングはデュベスタイルではない(スプレッドタイプ)
- デスクのコンセントが1口しかない
- 空調は一括管理タイプ
- スリッパは共用タイプ(ただ、ウォッシャブルタイプ)
- セキュリティボックス(セーフティボックス)がない
- 空気清浄機は客室内になし
- 札幌のホテルの中でも料金が安くコスパが良い時が多い
- リソルHカード会員の特典が良い(タオル類+1枚追加、チェックアウト延長、自販機で利用できるコインが貰える)
- 宿泊者専用ラウンジあり
- 宿泊者専用ラウンジでコーヒーなどのドリンク提供あり
- シメパフェが無料で食べれる(先着30名限定)
- 大浴場なし
- エレベーターにセキュリティなし
ホテルリソル札幌 中島公園「トリプル」は思ってた以上に広さもあり、大きなスーツケースが広げられることが特徴かなと感じました。
部屋だけの感想としては、正直、「この部屋のためにまた泊まりたいとは感じない」というのが本音です。
というのも、空調は一括管理で窓も開けられず。デュベスタイルではないし、ベッドは古さを感じます。壁紙や絨毯などもやはり年季を感じます。最新ホテルが多い札幌でわざわざこのような部屋を選択するのは難しいかなという印象です。
ただ、トリプルの部屋に限らず、ホテルリソル札幌 中島公園はコスパ重視型です。安くて一定水準以上の部屋を探している方にはすごく良いと感じます。
料金が安いことが多く、その割にはアメニティやサービスが充実。ミネラルウォーターや入浴剤の提供があったり、先着順ですがシメパフェが食べたれたりと、部屋や設備の古さを料金やその他のサービスで帳消しにしていると思いました。帳消しどころか、コスパ良すぎと思うレベルです。
そんなホテルですが、その中でもトリプルを選ぶとすると、やはり 「広さ(空きスペース)」があることでしょう。
トリプルという名称の客室ですが、実質ツインルームで、この中島公園周辺にはツインルームの部屋があるホテルが多くあります。
同じような広さで言えば、ダイワロイネットホテル札幌中島公園のスタンダードツイン(25.2㎡)はまだ新しいホテルで洗い場付きバスルームがあったり、個別空調であったりと圧倒的に快適度は上です。ただ、予算も上がると思うので、そのあたりはコスパの良さのホテルリソル札幌 中島公園の方が良いという方もいるでしょう。コスパ重視であれば、ホテルリソル札幌 中島公園はおすすめなホテルです。
以上、ホテルリソル札幌 中島公園「トリプル」の宿泊記・ブログ的口コミ、評価レビューでした!ぜひ、参考にしてみてください。
札幌のおすすめ情報!
ホテルをなるべく安く!クーポンやセールのお得情報!
各旅行予約サイトのキャンペーンやクーポン情報を記載しています。参考にして、お得に旅行を楽しみましょう!
コメント