今回は、北海道・札幌にあるリッチモンドホテル札幌大通の「シングルルーム」に宿泊してきたので宿泊記、ブログ的口コミ・評価レビューをしたいと思います!
※「シングルルーム」と「スタンダードダブルルーム」は客室の定員数が異なる(アメニティの数などが違う)だけで、広さなどは全く同じです。
リッチモンドホテル札幌大通の「シングルルーム」ってどうなの?
まず、リッチモンドホテル札幌大通は立地が最高だよ!
ただ、シングルルームはあまり特徴がなく、個人的には他のホテルのシングルかリッチモンドホテル札幌大通のツインルームに宿泊するかな….
リッチモンドホテル札幌大通の外観
狸小路商店街は札幌駅から続く地下道で繋がっており、札幌駅、大通駅、すすきの駅から地下道を通って狸小路商店街まで来ることができます。
リッチモンドホテル札幌大通の最大のメリットが狸小路商店街にあり、屋根付きのアーケード街にあるということ。屋根付きアーケードと地下道を通れば、雪が積つもった歩道を歩くことはありません。さらに雨風などの悪天候の時にも楽々とホテルにアクセスできるのが良いところです。
さらに狸小路商店街にはホテルがいくつもありますが、その中でも一番立地がよいと感じるのがこのリッチモンドホテル札幌大通です。地下道から狸小路商店街にエスカレーターで昇ってきて徒歩30秒以内です。
詳しい内容は下記を参照してみてください。
リッチモンドホテル札幌大通はアメニティバーから必要なアメニティを持っていくスタイル
リッチモンドホテル札幌大通では客室内にアメニティは置いておらず、ロビースペースにあるアメニティバーから必要なものを持っていくスタイルとなっています。
アメニティはドリップコーヒー、お茶、ボディタオル、ヘアブラシ、歯ブラシ、カミソリ、綿棒、シェービングクリーム、アフターシェービングクリーム。
女性向けアメニティとして、クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、フェイスパック、コットン&綿棒、入浴剤。
男性向けアメニティとして洗顔、化粧水、入浴剤が置かれています。
リッチモンドホテル札幌大通には、エレベーターにセキュリティあり
エレベーターは2基。全200室に対して2基なので、必要最低限レベルの数です。3基あれば余裕があってよかったかなと感じます。
エレベーターに乗る前に、キーカードをタッチセンサーにかざさないとボタンが押せない仕組みになっています。セキュリティも問題ないでしょう。
リッチモンドホテル札幌大通の宿泊フロア
リッチモンドホテル札幌大通の「シングルルーム・スタンダードダブルルーム」を紹介!
今回紹介するのはシングルルーム(スタンダードダブルルーム)で16.5㎡となっています。リッチモンドはシングルでもそれなりに広い印象ですが、リッチモンドホテル札幌大通のシングルルームは16.5㎡なので、あまり広さは感じません。
シングルルーム、スタンダードダブルルームの全体像
内装は一昔前のリッチモンドという印象でデザイン性は低い印象です。
見ての通り、シングルルームは結構狭い印象です…。また、他の16.5㎡の客室よりも狭く感じる印象のレイアウトでした。
ベッド周り
ベッドは140cm幅を採用。デュベスタイルでのベッドメイキングです。
ベッドのマットレスはシモンズ。ピロートップはありませんが、客室の古さの割にはベッドは新しい印象でした。寝心地も問題なく良かったです。
ナイトウェア(部屋着・パジャマ)はワンピースタイプ。
ベッドボードにはコンセントが2口あります。
クローゼットとは別にベッド横にハンガーラックがあり、便利です。
デスク周り
デスクはかなり奥行きのある大型タイプ。デスクワークはかなりやりやすくて気に入っています。
コンセントは2口、有線LANポートがあります。
デスクライトもしっかり完備されているので、デスクワークは本当に快適です。
客室内に充電器が完備されているのがよいところ。
32インチのテレビ。直置きタイプなので角度調整も可能です。
ティーアメニティは煎茶とドリップコーヒー。 → 現在、ティーアメニティはロビースペースにあるアメニティバーに置いてあり、こちらから持っていく仕様に変更になっています。
アメニティバーに煎茶とドリップコーヒーがあります。
入り口付近、クローゼットなど
リッチモンドホテル札幌大通ではミネラルウォーターの提供はありません。
クローゼットなど
クローゼットは入り口横に。
ハンガーは全部で6本、消臭スプレーや予備の枕がありました。こちらはシングルルームですが、スタンダードダブルルームも全く同じでアメニティが2人分セットされただけしか違いがありません。その時の予備枕が置いてある形です。
スリッパはウォッシャブルタイプですが、共用スリッパを採用。衛生面などが気になる方は使い捨てスリッパの方が好みだと思いますが、履き心地はよいです。
ウェットエリア(バスルーム)
ウェットエリアの入り口は段差がないタイプ。
ウェットエリア(バスルーム)は「1.8m x 1.4m」と16.5㎡しかない客室の割には広めです。
ウェットエリア(バスルーム)の広さを確認する
- アベストホテル札幌(シングル):1.6m x 1.1m
- ANA ホリデイ・イン 札幌(スーペリアダブル):1.6m x 1.1m
- スマイルホテルプレミアム札幌すすきの(スタンダードダブルルーム / スタンダードツインルーム):1.6m x 1.2m
- 札幌 東急REIホテル(スタンダードシングル):1.6m x 1.2m
- 札幌ワシントンホテルプラザ(シングル):1.6m x 1.2m
- フィーノホテル札幌大通(スーペリアダブル):1.6m x 1.2m
- ウィンダムガーデン札幌大通(スタンダードツイン):1.6m x 1.2m
- ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>(シングル):1.6m x 1.2m
- レンブラントスタイル札幌(セミダブル):1.6m x 1.2m
- ホテルロンシャンサッポロ(シングルルーム):1.8m x 1.2m
- ホテルリソルトリニティ札幌(モダレット シングル):1.8m x 1.2m
- 東急ステイ札幌大通(レジデンシャルツイン):1.7m x 1.3m
- 東急ステイ札幌(デラックスツイン):1.7m x 1.3m
- ベッセルホテルカンパーナすすきの(スタンダードシングル / スタンダードダブル / モデレートダブル / スーペリアツイン):1.8m x 1.2m
- ジャスマックプラザホテル(アネックス館 シングル):1.8m x 1.2m
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル(新館 ダブル):1.8m x 1.3m
- ホテル エミオン 札幌(スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- JRイン札幌(シングル):1.8m x 1.4m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートクイーン):1.8m x 1.4m
- 京急 EXホテル 札幌(スーペリアツイン A):1.8m x 1.4m
- 京王プレリアホテル 札幌(スタンダードツイン / モデレートツイン / スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(プレミアシングル):1.8m x 1.4m
- ホテルモントレエーデルホフ札幌(サウスツイン / プレミアラージツイン):1.8m x 1.4m
- 札幌ガーデンパレス(デラックスシングル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌(コンフォートツイン / スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌大通(コンフォートダブル):1.8m x 1.4m
- ザ ノット 札幌(スーペリアツイン / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- コンフォートホテル札幌すすきの(ツインスタンダード1 / ツインスタンダード2 / ダブルスタンダード):1.8m x 1.4m
- ニューオータニイン札幌(モデレートツイン):1.8m x 1.4m
- センチュリオンホテル札幌 (スーペリアクイーン) :1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌大通(ツインルーム):1.8m x 1.4m
- ビスポークホテル札幌(コーナーキングダブル / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- the b 札幌 [旧:ホテルWBFフォーステイ札幌)](ツインルーム):1.8m x 1.4m
- 札幌 東急REIホテル(スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- SAPPORO STREAM HOTEL(スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- ANAホリデイ・イン 札幌(ハリウッドツイン)1.8m x 1.4m
- プレミアホテル 中島公園 札幌(スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- 札幌エクセルホテル東急:(スタンダードシングル / スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園(スタンダードダブル / ビジネスダブル):1.8m x 1.4m
- ホテルエミシア札幌(コンフォート / スタンダードツイン / ハイフロアツイン):1.8m x 1.4m
- マイステイズプレミア札幌パーク(スタンダードツイン / スーペリアツインハイフロア):2.0m x 1.4m
- 札幌ビューホテル大通公園(モデレートフロア シングル/セミダブル):2.0m x 1.4m
- フェアフィールド・バイ・マリオット札幌(コージーシングル / ダブル):2.0m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(ハリウッドツイン):1.8m x 1.6m
- ホテルマイステイズ札幌アスペン(スタンダードツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- センチュリーロイヤルホテル(スタンダードシングル / スタイリッシュデラックスツイン):2.0m x 1.5m
- センチュリーロイヤルホテル(スタイリッシュキング / スタイリッシュラージツイン):2.0m x 1.6m
- 京王プラザホテル札幌(スーペリアラージツイン):1.9m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌(モデレートツイン):2.0m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ANAクラウンプラザホテル札幌(スタンダードツイン):2.0m x 1.6m
- クロスホテル札幌(ツイン アーバン):2.0m x 1.6m
- ニューオータニイン札幌(プレミアムダブル): 2.0m x 1.6m
- ホテルWBF札幌中央(スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ホテル ローヤルステイサッポロ(デラックスツイン / ワイドデラックスツイン):2.0m x 1.6m
- 札幌プリンスホテル(スタンダードツイン / スーペリアツイン): 2.2m x 1.4m
- 札幌パークホテル(スーペリアツイン):2.2m x 1.4m
- グランドメルキュール札幌大通公園(ツイン / ラージダブル): 2.4m x 1.6m
- プレミアホテル-TSUBAKI-札幌:大きさ不明。札幌でNo.1ではと思うぐらい広い
現在、アメニティはすべてフロント前のロビースペースにあるアメニティバーから持っていくる形に変更になっています。
アメニティはドリップコーヒー、お茶、ボディタオル、ヘアブラシ、歯ブラシ、カミソリ、綿棒、シェービングクリーム、アフターシェービングクリーム、入浴剤。
女性向けアメニティとして、クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、フェイスパック、コットン&綿棒、男性向けアメニティとして洗顔、化粧水があります。
トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)付き、暖房便座機能ありです。トイレットペーパーはシングル。
ドライヤーはホテルで定番のパナソニック製EH-NE18で風量は普通。
ハンドソープはミキモトコスメティックスのもの。
シャワーの固定は2箇所ですが、上の固定部分は角度調整ができるタイプでした。
バスアメニティはミキモトコスメティックスのもの。
シャワーカーテンレールはUの字タイプでシャワーカーテンが体に当たりにくいタイプです。
空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
空調は個別空調となっており、冷暖房を自分で設定可能です。自分にあった温度に細かく調整することができます。
窓は開けることができません。
景色は?
今回宿泊した908号室からの景色は目の前が開けていました。ただ、9階よりも下の階だと目の前がビルとなりそうです。
観覧車も見えました。
天井
天井高は約2.5mで圧迫感も特に感じません。また、ホテルの天井ライトはスポットライトのところが多いですが、リッチモンドホテルではシーリングライトを採用しており、夜に暗すぎるということはなく、多くの方に利用しやすいと感じました。
空きスペースはどれくらい?スーツケースは広げられる?
シングルルームは16.5㎡の客室です。奥行きがある大きなデスク、広めのウェットエリア(バスルーム)などで空きスペースを埋めているためか、スーツケースを広げられるような空きスペースはほとんどありません。
リッチモンドホテルは普通の宿泊特化型ホテルと比べて、客室が広くて空きスペースに余裕があるところが多いですが、リッチモンドホテル札幌大通はほとんど空きスペースがなく、正直、少し残念です…。
ツインルームはかなり空きスペースがあるので、荷物が多い方はツインルームがおすすめです。
リッチモンドホテル札幌大通の「シングルルーム・スタンダードダブルルーム」まとめ
- 空調は冷暖房が自由に切り替え可能な、個別調整可能タイプ
- 使いやすいデスクまわり(明るくて広い、ワークチェア)
- シャワーの水圧よし
- 客室内に携帯充電器あり
- ドリップコーヒーあり(アメニティバーから持ってくる)
- 空きスペースがほとんどなく、スーツケースを広げるのに苦労する…
- 全体的に若干の古さは感じる。特にウェットエリア(ただ、清潔感あるので問題なし)
- セキュリティボックスがない
- 共用スリッパのみ(ウォッシャブルタイプでは着心地はよい)
- 窓は開けられず(一部の客室は開けられる)
- ミネラルウォーターの提供なし
- 立地が良い
- チェックイン14時、チェックアウト11時と最大滞在時間が長い
- エレベーターにセキュリティあり
- アメニティが豊富
- 大浴場はない
- 自由に使えるラウンジなどはない(フリードリンクもなし)
リッチモンドホテル札幌大通のツインルームはイチオシですが、シングルルーム(スタンダードダブルルーム)は個人的に積極的に利用したい客室とは言い難い結果でした。
その理由は「広さ」。16.5㎡ということもあり元々広くはないですが、空きスペースが本当にないためスーツケースを広げるのに苦労します。これが本当に残念ポイントでした。また、2人での宿泊(スタンダードダブルルーム)はかなり狭い印象しかなく、おすすめしません。
また、デメリットを強いて言うと、古さが気になる方もいるかなと思います。札幌は新しいホテルがバンバン新規オープンするので、それらと比較すると古さは全体的に感じます。個人的には古さはあるにしても清掃がバッチリなので、嫌な思いはしませんでした。むしろ新築ホテルでも清掃が雑なホテルの方が嫌です…。
メリットとしては、デスクはかなり広々しており、客室内の明るさも十分なのがリッチモンドホテルの特徴でもありますが、リッチモンドホテル札幌大通もかなり使いやすいデスクでした。
さらに、リッチモンドホテルはどのホテルでも清掃レベルが高く、安心して利用できるのも評価したいポイントです。
と、メリットも沢山ありますが、この広さ、空きスペースの少なさだと「わざわざリッチモンドホテル札幌大通に泊まらないかな…」というのが正直なところで、シングルルームなら他のホテルを検討します。スタンダードダブルルームとして2人での利用は確実に他のホテルを検討した方がよいでしょう。
ただ、ツインルームになると、かなり快適な広さを確保できるので、ツインルームをシングルユースなどが個人的にはおすすめです。
以上、リッチモンドホテル札幌大通「シングル」の宿泊記・ブログ的口コミレビューでした!参考にしてみてください。
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