【モデレートツイン】三井ガーデンホテル札幌ウエストの宿泊記、ブログ的口コミ・評価レビュー！

北海道・札幌にある三井ガーデンホテル札幌ウエストの「モデレートツイン」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います！

この記事は「2020年8月」に宿泊した時の宿泊記・レビュー内容です。

三井ガーデンホテル札幌ウエストにチェックイン

ホテルに入るとすぐにフロントやロビースペースがあり、規模的にはそれほど大きくないホテルです。

共用設備などの詳細はこちらを参照してください。

三井ガーデンホテル札幌ウエストは、エレベーターにセキュリティあり

エレベーターは全部で2基。全169室のホテルなので必要十分なエレベーター数と言えそうですが、大浴場や宿泊者専用ラウンジなどもあるため、エレベーターの稼働率はかなり高いかなという印象です。時間帯によってはエレベーター待ちが発生するかもしれません。

エレベーター内にセキュリティ用のタッチセンサーがあります。こちらにカードキーをかざすと、宿泊フロアのボタンが押せる仕組みで、セキュリティがしっかりと備わっています。

エレベーターにセキュリティあり！

最近のホテルでは、宿泊しているフロア以外のボタンは押せないセキュリティになっているところも増えてきました。

ただ、三井ガーデンホテル札幌ウエストではどの宿泊フロアのボタンも押せるため、セキュリティは標準的なものでした。

三井ガーデンホテル札幌ウエストの宿泊フロア

今回宿泊したのは10階。各階の数字はフロアごとにデザインが異なります。

エレベーター手前にもすぐに客室があり、それらの客室は、エレベーター待ち客の会話などで少し騒がしそうな印象でした。

三井ガーデンホテル札幌ウエストの「モデレートツイン」をレビュー

今回宿泊したのは「モデレートツイン」で、24.3㎡の広さです。

カードホルダーにキーカードを入れると電気などが利用可能になるタイプ。

三井ガーデンホテル札幌ウエストの「モデレートツイン」の全体像

モデレートツインは24.3㎡の部屋です。2人での宿泊でちょうどよいぐらいの広さだと感じました。もう少し広くて良いかなとは思いますが、これぐらいでも快適に利用できるなと感じました。

適度にゆとりある広さ、空きスペースはちょうどよいぐらいで狭苦しくなく、過ごしやすいです。

客室は宿泊特化型ホテルの中でもかなりデザインに拘りがある印象で、上質なオシャレ感が漂っていました。デザイナーズホテルと言ってよいほど雰囲気は良いです。

札幌にある宿泊特化型ホテルは、海外層を意識してか「和テイスト」のことが多いですが、三井ガーデンホテル札幌ウエストはモダンながらもアンティーク調だったりと札幌では唯一無二な感じです。

女性はかなり好みな方が多いと思うし、テンション上がる部屋だなと感じました。

ベッド周り

ベッドはデュベタイプで、配置はハリウッドツインスタイルとなっています。

ベッドはデュベスタイル

ハリウッドツインスタイルなので、一緒に宿泊するのが家族や仲の良い人限定といったところでしょうか。ただ、添い寝の子どもがいる場合には候補となりうりそうです。

枕は羽毛タイプとオリジナル枕の計2種類がありました。

ベッドのマットレスはサータを採用。ベッド幅は122cm、厚みは20cmほどのマットレスです。ピロートップは付いていません。

三井ガーデンホテル札幌ウエストと同ランク帯となる高級宿泊特化型ホテル（高級ビジネスホテル）のクロスホテル札幌では「ピロートップがあるマットレス」を採用しており、寝心地の良さという点ではそういったホテルの方がワンランク上だなとは感じました。

全然寝心地が悪いベッドではないですが、できればもうワンランク以上良いマットレスを採用してほしかったかなというのが個人的な本音です。

両サイドのナイトテーブルの上にコンセントが1口、USBポート（Type-A）が1口ずつあります。

テレビ周り

テレビは43インチ。壁掛けタイプで首振り機能はありません。テレビ下には折りたたみ鏡や携帯の充電器などが置かれています。

携帯の充電器が客室内に設置されています。

携帯の充電器あり

ソファセット

ソファセットは2人掛けソファが1台のみ。コンパクトサイズなので、これに2人で座るとなると、（ベッドのハリウッドツインスタイルも含め）結構仲の良い人としか宿泊できないかな…という印象でした。

テーブルは大きめで使いやすいですが、ソファセット周りにコンセントがないのが少し不便でした。

ソファ周りにコンセントがない…

ミニバーやクローゼットなど

クローゼットには、ハンガー6本、消臭スプレー、使い捨てスリッパ、セキュリティボックス、バゲージラックなど。

セキュリティボックス（セーフティボックス）あり

スリッパは使い捨てスリッパが採用されています。 → 現在はウォッシャブルタイプの共用スリッパに変更になっています。

個人的にはウォッシャブルタイプの共用スリッパは衛生面が気になるため、使い捨てスリッパの方が好みです（という方も多いと思います）。

スリッパは、ウォッシャブルタイプだが共用スリッパを採用。ただし、は着心地は良い

クローゼット隣の上部チェストに冷蔵庫があります。冷蔵庫が上部にあるのは珍しいですね。

冷蔵庫には缶タイプのミネラルウォーターで提供されています。現在は一人1泊2本提供されています（当時は1本のみだった）。

ミネラルウォーターあり！

除菌スプレーや化粧鏡など。ゴミ袋やマスクなどを捨てるための袋が用意されています。 → 現在はありません。

ティーアメニティ、電気ケトルなどは引き出しの中に。

ティーアメニティは煎茶と紅茶。また、ドリップコーヒーもありますが、コロナ対策として追加アメニティは申請すると貰える仕組みになっていました。 → 現在はドリップコーヒーも置かれています。

その下の引き出しにはナイトウェア（部屋着・パジャマ）があり、セパレートタイプです。

ナイトウェア（部屋着・パジャマ）はセパレートタイプを採用！

通路側

鏡の横にハンガーフックが4箇所があり、これが使い勝手がよくてすばらしかったです。

このハンガーフックは自由に位置を調整できるタイプで、特に冬場に厚めのアウターなど、クローゼットに入れるとパンパンになってしまうものはこちらに掛けておけます。

自由に位置を変更できるハンガーフックが使い勝手抜群！

ウエットエリア（バスルーム）

ウェットエリア（バスルーム）の入り口は段差がないタイプです。

ウェットエリアは至って普通のユニットバスを採用。築浅ということもあってかなり綺麗でした。清掃も問題なし。

ウェットエリアの広さは「2.0m x 1.6m」。普通の宿泊特化型ホテルよりも広めな作りです。

洗い場付きバスルームではなく普通のユニットバスですが、広さがあって使いやすいユニットバスでした。

トイレはウォッシュレット（シャワートイレ）付きで、暖房便座機能あり。トイレットペーパーはシングルを採用。

現在、客室内にアメニティは全くなく、フロント横にあるアメニティバーから必要なものをピックアップしてくるスタイルに変更になっています。

ドライヤーはパナソニックのEH-NE6Bでした。風量は1.9㎥/分で、よくビジネスホテルなどで見かけるタイプよりも強めなタイプです。

洗面台周りはしっかりと物が置けるスペースがあるので使い勝手も悪くありません。ハンドソープは花王のFESTAを採用。

シャワーフックは位置固定タイプで全3箇所あります。可動式の方が便利ですが、上部に2箇所は高さ調整用なので、背が低い方でも使いやすい方だと思います。

バスタブは楕円形タイプでした。ユニットバス自体が広めなので、それに比例してバスタブも広めでした。

シャンプーなどのソープは花王のREANAシリーズ。

シャワーのタイプは3種類。シャワーの水圧もよく快適に利用できました。

シャワーの水圧が良かった

シャワーカーテンレールはUの字タイプで、シャワーを浴びている時に体にシャワーカーテンが触れにくくなっています。バスタブも広いので、体にほぼ触れずにシャワーができました。

今どきのホテルには珍しく、物干しロープも備わっています。

景色

モデレートツインはどの部屋も「景色はよくない」と思っておいた方がよいでしょう。窓の外は左側は開けていましたが、右側は目の前のビルと言う感じでした。

カーテンは開けたままにはできないかな…という感じでしょうか。

空調は一括管理？それとも個別調整可能タイプ？換気はできる？

札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。

札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。

また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ（寒すぎ）で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。

このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理（集中管理）だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。

筆者は札幌（特に北海道）のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。

ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓

では、どうなのか確認していきたいと思います。

空調は三菱製のもので、冷暖房を自由に設定可能、温度調整も0.5度刻みでできます。最新の個別調整可能なタイプです。

空調は個別調整可能なタイプ

また、窓を開けることができます。

窓は空けることが可能！

モデレートツインは窓を開けることが可能ですが、モデレートツインよりも上の客室タイプ（スーペリアツイン、コンフォートツインなど）では、窓を開けることができません。

空きスペースはどれくらい？スーツケースは広げられる？

モデレートツインは24.3㎡の広さ。2人での利用でちょうどよいぐらいの広さだと感じました。広すぎることもなく、狭すぎるとも感じないぐらいです。

ただ、スーツケースを広げられる空きスペースは少し限定的かなという感じでしょうか。空きスペースがあるなと感じたのはソファ前あたりのスペースぐらいしかありません。

しかし、ベッド下にスーツケースを収納することが可能です。高さとしては約25cm以下ぐらいなら収納できます。

機内持ち込みサイズなら閉じた状態でもベッド下に置けました。また、大きなサイズのスーツケースなら、広げた状態のままで置くことが可能だと思います。

また、機内持ち込みサイズのスーツケースをクローゼット手前で広げてみました。クローゼットの開け閉めには邪魔になる位置ですが、こちらで広げて過ごしました。

個人的な感想としては、大きなスーツケースはあまり広げた状態で置いておくにはスペースが少なすぎるかなという印象ですが、ベッド下に収納しておけばOKかなと思います。

スーツケースを広げられるスペースは確保可能！また、ベッド下にスーツケースを収納可能！

夜の雰囲気

全体的に暗い印象で「雰囲気重視な客室」という感じでした。

Wi-Fiは快適か？遅くなりがちな時間帯も快適に利用できる？

Wi-Fiは使い勝手が良くない印象でした。

下り4Mbpsを超えることはなく、アプリ毎で制限が掛かっている印象。三井ガーデンホテル札幌でも同じような印象でした。

PCでネットサーフィンしていても若干遅いと感じることがあり、Wi-Fiに関してもう少し改善してほしいなと感じたのが本音です。ま

Wi-Fiは使い勝手が悪かった

追記：その後、また三井ガーデンホテル札幌ウエストに宿泊しましたが、その時はWi-Fiがかなり快適でした。

部屋の位置によるものなのか、改善したのかは分かりませんが、以前のようにアプリ毎での制限のようなものも感じなかったので改善したのかなという気がします。

三井ガーデンホテル札幌ウエスト「モデレートツイン」評価レビュー、口コミまとめ

三井ガーデンホテル札幌ウエストの「モデレートツイン」は満足度がかなり高めです。

モデレートツインは24.3㎡と広さも過ごしやすい環境で空きスペースも必要十分、築浅で清掃レベルも問題なく、空調も個別調整可能タイプ、ユニットバスだけど広め、内装がお洒落と、快適に過ごせる環境で総合評価も高ポイントでした。

強いてマイナスポイントを挙げるならば、バスルームはユニットバスタイプ、ベッドのマットレスはもうワンランク上だったら良かったかなと言った些細な所だけです。

ウェットエリアは洗い場付きバスルームだったら完璧なのにと感じる方もいるでしょう。洗い場付きバスルームの方が水回りの快適度が上がるので、惜しいポイントではありますが、ユニットバスが広めなタイプなので、それほど気にならないかも？（個人的にはそれでも洗い場付きバスルームの方が良いです）

また、大浴場があるホテルなのでユニットバスでも問題ないという方も多いと思います。

デスクはないため、どちらかと言えば、観光客メインな客室かなという印象でした。

女性ウケが良さそうなお洒落な空間で使い勝手も良く、築浅ホテルなので清潔感も問題なし。ボトムラインのツインルームでこれだけ良ければ、言う事無しといったところでしょうか。

ホテル全体としては、元々定評のある三井ガーデンホテルブランドの築浅ホテルということもあり、大浴場、宿泊者専用ラウンジ、ウェルカムドリンクなど設備やサービスは今どきらしく、しっかりと対応しており、全体体には満足度が高いでしょう。

以上、三井ガーデンホテル札幌ウエスト「モデレートツイン」の宿泊記・ブログ的口コミレビューでした！参考にしてみてください。

検索タグ：#三井ガーデンホテルウエスト #三井ガーデンウエスト #三井ガーデン札幌 #三井ガーデン