【コンフォート】ホテルエミシア札幌の宿泊記、ブログ的口コミ・評価レビュー！

今回は、北海道・札幌にあるホテルエミシア札幌の「コンフォート」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います！

※コンフォートは140cm幅のベッド1台で18㎡の部屋です。

この記事は「2024年9月」に宿泊した時の宿泊記・レビュー内容です。

コンフォートの基本スペック↓

部屋の広さ	18㎡
ベッド	140cm幅
ウェットエリア（バスルーム）	ユニットタイプ
景色	良い

ホテルエミシア札幌にチェックイン

レセプション・フロントは客室数の割には小ぢんまりとしている印象でした。柔軟な対応などもあり、全体的にスタッフの質は素晴らしいと感じました（ただ、夜勤スタッフはバイトレベルと言う感じでしたが…）。

パブリックスペースや施設（ファシリティ）などの詳細はこちらを参照してください。

ホテルエミシア札幌のエレベーターにはセキュリティなし

エレベーターは4基。512室あるホテルなので必要最低限レベルといったところでしょうか。

エレベーターにセキュリティがなく、誰でも宿泊フロアに行くことができます。

エレベーターにセキュリティはなし！

ホテルエミシア札幌の宿泊フロア

通路は少し薄暗い印象で、あまりいい印象はありません…。ただ、角に大きな窓があり、そこからは日差しが差し込んでいました。4方向の景色が見えるので、部屋以外からの景色も楽しめます。

ホテルエミシア札幌の「コンフォート」を紹介！

今回、宿泊・紹介するのは「コンフォート」で18㎡の客室になります。ホテルエミシア札幌で一番ボトムクラスの部屋です。

公式サイトによると、コンフォートは18階〜25階（一部客室は6階〜17階）と記載されています。

キーカードを入れるカードホルダーはなく、そのままで電気などが利用できます。

コンフォートの全体像

コンフォートは18㎡の部屋です。ベッドがあるメインエリアはフルリニューアルしている印象が強く、かなり綺麗でした。

ツインルームなどは、一部の家具や備品が改装前のものを使っているので多少の古さを感じますが、このコンフォートはそういった印象が全くありません。

ベッドがあるメインエリアはすごく綺麗！

このコンフォートは最大3人まで宿泊できるそうですが、個人的に1人での宿泊がおすすめ。2人での宿泊だと少し手狭感がありました。

18㎡の割には広さを感じてスペース的には過ごしやすいと思います。

ベッド周り

ベッドは120cm幅となっています。ナイトテーブルはありません。

コンセントが1口、USBポート（Type-A）が1口あります。

枕は2種類あり、羽毛タイプと、片面がストロー素材でもう片面が羽毛タイプのものでした。

残念ポイントとしては、デュベスタイルではなく、昔ながらの上掛け布団の下にシーツを1枚挟むタイプ。このシーツがベッドにピシッと挟まっているため、寝る時に身動きしづらいタイプです。

ベッドはデュベスタイルではない

現在、宿泊特化型ホテル（ビジネスホテル）でもデュベスタイルのところが多いため、デュベスタイルじゃないのはホテル選びの候補から外れると言ってよいほどのデメリットです。

ベッドのマットレスはサータを採用。他の部屋はシェラトン（以前はシェラトンとして運営）の質の良いベッドをそのまま利用しており、コンフォートのみサータを採用している模様です。

このベッドでも寝心地は悪くないですが、ツイン以上の部屋の方が寝心地が良いと感じました。

ソファセット

ソファと小さなテーブルが置かれており、寛いだり、食事をしたりするのに最適です。

このソファの座り心地も悪くなく、ここで寛いで過ごすことができました。18㎡の部屋にソファが設置されているのは凄く良いですね。

ソファの後ろにコンセントやUSBポート（Type-A）もあるため、座ったまま充電などが可能です。

15.6インチのPCは置けるけど、ギリギリと言う感じ。それほど大きくないテーブルです。デスクもあるので、テーブルは小さくても問題ないでしょう。

テレビ周り

テレビは32インチで少し古さを感じるものでした。壁掛けで首振り機能はありません。また、スマートTV対応していないテレビですし、HDMI端子も利用できません。

デスク周り

デスクは使いやすいタイプでした。デスクライトがないですが、デスク上の天井にスポットライトがあります。

15.6インチのノートPCも問題なく利用できるぐらいの奥行きがあり、ビジネスマンにもおすすめできます。

椅子もデスク作業がしやすい印象でした。

コンセントは2口ありました。ミニバーのコンセントも兼ねているので必要最低限というところでしょうか。

ミニバー

ティーアメニティは、煎茶とインスタントコーヒーのみ。札幌ではドリップコーヒーを置いているホテルが多いため、少し残念でした。

ドライヤーはミニバー部分の置かれていました。テスコムのTID450を採用、風量は普通です。

クローゼット周り

クローゼットは引き戸タイプでそれほど広くはありません。

ハンガーの本数は全部は6本ありましたが、結構ボロボロ…。また、ラック部分が縦型になっており、短いのが残念。冬場はコートやダウンがあるため、パンパンになりそうです。

また予備のトイレットペーパーがクローゼットにありました。セキュリティボックスも完備しています。

セキュリティボックス（セーフティボックス）を完備

スリッパは、共用タイプと使い捨てのタイプが用意されています。共用スリッパはスパに利用できます。また、使い捨てスリッパもあります。

使い捨てスリッパは普通のビジホと変わらないもの。

使い捨てスリッパあり

ナイトウェア（部屋着・パジャマ）はワンピースタイプを採用しています。こちらのナイトウェア（部屋着・パジャマ）でスパを利用できます。

カゴは使用済みのタオル類を入れて外に出しておくと、部屋内に入らずにタオル類の交換などをしてくれます。

ウェットエリア（バスルーム）

ドアは段差がないタイプ。

ウェットエリアは普通のユニットバスタイプ。

ウェットエリアの広さは「1.8m x 1.4m」。普通のビジホと変わらない広さです。

トイレはウォッシュレット（シャワートイレ）付きで暖房便座機能あり。トイレットペーパーはシングル。トイレットペーパーの予備はクローゼットにありました。

洗面台のカランは混合栓タイプではありません。

アメニティは歯ブラシ、コットンセット、カミソリ、ブラシと最低限レベル。

バスタブの広さは、約「1.2m x 0.6m x 高さ0.5m」。

ハンドシャワーのフックは固定式で2箇所あります。固定式なので万人に使いやすいシャワーとは言い難いでしょう。

シャワーの水圧は良く、快適でした。

シャワーの水圧よし

バスアメニティはPOLAのシャワーブレークシリーズを採用。

シャワーカーテンのレールは直線タイプ。Uの字になった湾曲タイプの方がシャワーカーテンが体に触れにくいため、湾曲しているタイプを採用してほしかったです。

シャワーカーテンのレールが直線タイプ

ウェットエリアまとめ

ユニットバスを採用しているウェットエリアは広さ、シャワーの水圧は良いものの、その他に関してはやはり古さを感じました。

有料（宿泊者1,000円、プランに含まれていることもある）ですが、SPA施設があるため、そちらを利用すればお風呂は使わないため、特に問題ない人が多いとは思いますが、それでも洗面台のカランが混合栓タイプではなかったり、ウォッシュレット（シャワートイレ）が古かったりと、気になる点はいくつもありました。

もちろんですが、洗い場付きバスルームのある部屋と比べると明らかに水回りの快適度は劣ります。

水回りは古さを感じる

空調は一括管理？それとも個別調整可能タイプ？換気はできる？

札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。

札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。

また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ（寒すぎ）で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。

このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理（集中管理）だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。

筆者は札幌（特に北海道）のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。

ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓

では、どうなのか確認していきたいと思います。

空調は一括管理タイプです。冷暖房を自由に変えることはできません。

空調は一括管理タイプ

また、窓を開けることはできません。

窓を開けて換気や温度調整はできない

景色

今回は23階の部屋でした。景色は西北〜東北方面でした。

夕暮れも素敵でした。

夜も綺麗ですが、昼間の方が個人的には好きです。

景色がよい！

空きスペースはどれくらい？スーツケースは広げられる？

コンフォートは18㎡の部屋です。

18㎡とそれほど広くないのですが、それほど狭苦しい感じがなく、逆にゆったりしている印象です。

約70Lのスーツケースも倒して置けるスペースがあるぐらいです。ただ、この場所で広げると邪魔になるので、空気清浄機などを移動させてスーツケースを広げました。

部屋の中にはバゲージラックがないため、貸出品を借りました。

空気清浄機などを移動させてクローゼットの横で約70Lのスーツケースを広げました。ここであれば、邪魔にならず快適に過ごせました。

大きなスーツケースでも広げる場所を確保できる

天井

天井高は約2.4ｍ．ベッド上、ソファ上、テーブル上にスポットライトがあります。

カーテンを閉めている状態でそれほど暗い印象はないですが、テレビ側付近がかなり暗く感じました。

Wi-Fiは快適か？遅くなりがちな時間帯も快適に利用できる？

Wi-Fiはどの時間帯も問題ない速度でした。

Wi-Fiがどの時間帯も快適だった！

ホテルエミシア札幌「コンフォート」評価レビュー、まとめ

項目	評価	コメント
綺麗さは？	［3.5/5］	ユニットバスが年季入ってる
広さ、ゆとり	［3.5/5］	平米数よりも広く感じる
ベッドの寝心地は？	［3/5］	普通
ウェットエリア（バスルーム）	［2/5］	年季が入ってる
空きスペースはあるか	［4/5］	思ったよりもあった

ホテルエミシア札幌の「コンフォート」は、思った以上に綺麗で新しめの宿泊特化型ホテルという印象の部屋でした。

ただ、その中で大きな特徴・メリットは「景色の良さ」でしょう。

デメリットとしては、いくつかありますが、一番はウェットエリア（バスルーム）でしょうか。思った以上に設備が古く、ベッドがあるメインエリアはフルリニューアルしていて綺麗な印象ですが、ユニットバスは年季を感じます。

ただ、スパ施設があるためユニットバスでお風呂には入らない方も多いと思いますし、現状でも問題ないと思う人の方が多いかなとも感じます。

その他で言えば、空調が一括管理で窓が開けられないので季節の変わり目などは温度調整がしにくいこと、ベッドがデュベスタイルではないことなどが挙げられます。

また、アメニティは必要最低限レベル、ミネラルウォーターの提供もありません。普通の宿泊特化型ホテルとさほど変わりない印象です。

景色は最高に良かったし、デスクの他にソファセットもあり、過ごしやすいと感じました。

古い普通の宿泊特化型ホテル（ビジネスホテル）と比べるとワンランクは上という印象ですが、ハイクラス設定のホテルと言われると「？」という印象でした。

景色の良さを求める方には良いかもしれませんが、「客室で選ぶホテルではない」という印象です。

ただ、朝食やホテル規模を考慮するとやはりハイクラスなホテルという感じです。

ホテルエミシア札幌は客室以外の部分でメリットがあり、美味しい朝食やスパ（有料）があり、総合的には良いホテルです。個人的には、朝食のためだけに泊まりたいと思うホテルです。

以上、ホテルエミシア札幌「コンフォート」のブログ的口コミレビューでした！