今回は、北海道・札幌にあるセンチュリーロイヤルホテル「スタイリッシュキング」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューをしてみたいと思います。
チェックイン
センチュリーロイヤルホテルは、エレベーターにセキュリティなし
エレベーターは全部で4基。
エレベーターにはセキュリティは全くないため、宿泊者以外も宿泊フロアに行くことができてしまいます。また、客室内にはセキュリティボックスもないのでセキュリティはほぼなしと考えてよいでしょう…
センチュリーロイヤルホテルの宿泊フロア
今回宿泊したのはスタイリッシュフロアの階になります。エレベーター前や廊下は比較的新しい印象でした。
センチュリーロイヤルホテルの「スタイリッシュラージツイン」を紹介!
部屋は1636号室。スタイリッシュキングで22㎡の客室です。
電気類は(キーカードを差し込んだりしなくても)そのまま付けることができます。
宿泊階の通路に貼り出されていたものと、部屋内の部屋見取り図では図に違いがあり、どちらが正しいのか不明です…。
スタイリッシュラージツインの全体像
客室の印象は思っていた以上に綺麗な印象でした。今回宿泊したスタイリッシュフロアは2012年に改装している客室。2012年とすでに10年以上経過していますが、それでもまだまだ全体的にきれいな印象でした。
オットマン付きソファがよい!
スタイリッシュキングの客室にはオットマン付きのソファが置かれており、寛いで過ごすことができます。
客室内にズボンプレッサーがありました。
ベッド周り
ベッドは180cm幅のキングベッドを採用。個人的にはキングベッドは200cm以上ほしいところですが、部屋の広さが22㎡であることを考慮すると180cmがちょうどよいと感じました。
180cmなので二人で宿泊すると少し狭いと思う方もいるかも…。一人あたり90cm幅なのでツインルーム(110cm)の方が快適だと思う方もいるでしょう。
ベッドはフランスベッドを採用。ピロートップなどはありませんが、寝心地は悪くありません。
個人的に少し気になるのは、掛け布団がかなり分厚いタイプを採用していること。札幌にある他のシティホテルでもここまで厚みのあるものは見たことありません。
「掛けふとんは分厚い方がよいのでは?」と思う方も多いかもしれませんが、空調をオフにしても一定温度は保たれているので、季節の変わり目の時期は、この掛け布団では厚すぎます。個人的にも、何度も起きてしまうぐらい暑かった経験を何回かしました。。もう少し薄いタイプのものを採用した方が快適かなという印象です。
ナイトウェアやタオル類はベッドの上に置かれています。タオルはフェイスタオルの他にハンドタオルも用意されていました。
ベッドボードにはコンセントx2口ありました。
ベッドを挟んで反対側にもコンセントx2口あります。ベッド周りのコンセントで困ることはなさそうです。
デスク
デスク上には消毒液など。コンセントx2口、有線LANポートがあり、コンセントも必要十分です。デスクライトは置いていないですが、鏡の上にライトがあるため、非常に明るいので作業もしやすいでしょう。
テレビはは32インチを採用。首振り機能はありませんが、テレビ自体が軽いので位置を変えることが可能です。HDMI端子も利用可能です。
冷蔵庫の中にはミネラルウォーターが冷やされていました。
客室内にネスプレッソを完備しています。
ティーアメニティは緑茶とネスプレッソのカプセル(各2個ずつ)。紅茶はありません。
クローゼット
クローゼットは奥行きがあまりないタイプで小さめ。
スリッパは共用スリッパと使い捨てスリッパの両方が用意されていました。
スリッパは普通のビジネスホテルのものと変わらない品質です。
ウェットエリア(バスルーム)
センチュリーロイヤルホテルのウェットエリア(バスルーム)の扉は横幅がなく、結構スリムなタイプです。
ウェットエリア(バスルーム)の広さは「2.0m x 1.6m」。シティホテルとしては標準的な広さでしょうか。
ウェットエリア(バスルーム)の広さを確認する
- アベストホテル札幌(シングル):1.6m x 1.1m
- ANA ホリデイ・イン 札幌(スーペリアダブル):1.6m x 1.1m
- スマイルホテルプレミアム札幌すすきの(スタンダードダブルルーム / スタンダードツインルーム):1.6m x 1.2m
- 札幌 東急REIホテル(スタンダードシングル):1.6m x 1.2m
- 札幌ワシントンホテルプラザ(シングル):1.6m x 1.2m
- フィーノホテル札幌大通(スーペリアダブル):1.6m x 1.2m
- ウィンダムガーデン札幌大通(スタンダードツイン):1.6m x 1.2m
- ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>(シングル):1.6m x 1.2m
- レンブラントスタイル札幌(セミダブル):1.6m x 1.2m
- ホテルロンシャンサッポロ(シングルルーム):1.8m x 1.2m
- ホテルリソルトリニティ札幌(モダレット シングル):1.8m x 1.2m
- 東急ステイ札幌大通(レジデンシャルツイン):1.7m x 1.3m
- 東急ステイ札幌(デラックスツイン):1.7m x 1.3m
- ベッセルホテルカンパーナすすきの(スタンダードシングル / スタンダードダブル / モデレートダブル / スーペリアツイン):1.8m x 1.2m
- ジャスマックプラザホテル(アネックス館 シングル):1.8m x 1.2m
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル(新館 ダブル):1.8m x 1.3m
- ホテル エミオン 札幌(スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- JRイン札幌(シングル):1.8m x 1.4m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートクイーン):1.8m x 1.4m
- 京急 EXホテル 札幌(スーペリアツイン A):1.8m x 1.4m
- 京王プレリアホテル 札幌(スタンダードツイン / モデレートツイン / スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(プレミアシングル):1.8m x 1.4m
- ホテルモントレエーデルホフ札幌(サウスツイン / プレミアラージツイン):1.8m x 1.4m
- 札幌ガーデンパレス(デラックスシングル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌(コンフォートツイン / スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌大通(コンフォートダブル):1.8m x 1.4m
- ザ ノット 札幌(スーペリアツイン / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- コンフォートホテル札幌すすきの(ツインスタンダード1 / ツインスタンダード2 / ダブルスタンダード):1.8m x 1.4m
- ニューオータニイン札幌(モデレートツイン):1.8m x 1.4m
- センチュリオンホテル札幌 (スーペリアクイーン) :1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌大通(ツインルーム):1.8m x 1.4m
- ビスポークホテル札幌(コーナーキングダブル / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- the b 札幌 [旧:ホテルWBFフォーステイ札幌)](ツインルーム):1.8m x 1.4m
- 札幌 東急REIホテル(スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- SAPPORO STREAM HOTEL(スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- ANAホリデイ・イン 札幌(ハリウッドツイン)1.8m x 1.4m
- プレミアホテル 中島公園 札幌(スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- 札幌エクセルホテル東急:(スタンダードシングル / スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園(スタンダードダブル / ビジネスダブル):1.8m x 1.4m
- ホテルエミシア札幌(コンフォート / スタンダードツイン / ハイフロアツイン):1.8m x 1.4m
- マイステイズプレミア札幌パーク(スタンダードツイン / スーペリアツインハイフロア):2.0m x 1.4m
- 札幌ビューホテル大通公園(モデレートフロア シングル/セミダブル):2.0m x 1.4m
- フェアフィールド・バイ・マリオット札幌(コージーシングル / ダブル):2.0m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(ハリウッドツイン):1.8m x 1.6m
- ホテルマイステイズ札幌アスペン(スタンダードツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- センチュリーロイヤルホテル(スタンダードシングル / スタイリッシュデラックスツイン):2.0m x 1.5m
- センチュリーロイヤルホテル(スタイリッシュキング / スタイリッシュラージツイン):2.0m x 1.6m
- 京王プラザホテル札幌(スーペリアラージツイン):1.9m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌(モデレートツイン):2.0m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ANAクラウンプラザホテル札幌(スタンダードツイン):2.0m x 1.6m
- クロスホテル札幌(ツイン アーバン):2.0m x 1.6m
- ニューオータニイン札幌(プレミアムダブル): 2.0m x 1.6m
- ホテルWBF札幌中央(スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ホテル ローヤルステイサッポロ(デラックスツイン / ワイドデラックスツイン):2.0m x 1.6m
- 札幌プリンスホテル(スタンダードツイン / スーペリアツイン): 2.2m x 1.4m
- 札幌パークホテル(スーペリアツイン):2.2m x 1.4m
- グランドメルキュール札幌大通公園(ツイン / ラージダブル): 2.4m x 1.6m
- プレミアホテル-TSUBAKI-札幌:大きさ不明。札幌でNo.1ではと思うぐらい広い
洗面器はかなり年季がはいっており、ボロボロ…。
ハンドソープはFIESTAシリーズ。
着替え時などに便利なワゴンが置いてあります。
アメニティはかなり充実しています。
ボディータオル、ボディースポンジ、コットンセット(ヘアゴム、綿棒、コットン)、歯ブラシ、入浴剤、ドクターシーラボの化粧水などがあります。
現在、カミソリとブラシ(くし)は客室内に設置されておらず、2階のフロント前にあるアメニティバーに置いてあり、必要な方はこちらから持っていく必要があります。
ウェットエリアに液晶テレビが設置されているのがセンチュリーロイヤルホテルの特徴。
ウォッシュレット(シャワートイレ)付きです。
バスタブはかなり大きいタイプ(約1.35m x 0.4m x 0.65m)なので、ゆっくりお湯に浸かることができそうです。
アメニティは、 共用ボトルでクラシエのZIRAシリーズを採用。
シャワーは固定タイプとハンドタイプの2種類があります。
ハンドタイプはシャワーモードが3種類ありました。 シャワーの水圧は良くも悪くなく、普通という印象でした。特に問題ないでしょう。シャワーヘッドの黒カビが気になりました。。。
エアコン
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
空調は一括管理となっています。温度調整、風量調整はできるようなスイッチになっていますが、夏場に26℃などに設定しても暖房にはなりませんし、冬場に22℃しても冷房にはなりません。
センチュリーロイヤルホテルは冬場は自動空調でも比較的温度が高めに設定されている印象で、客室内が暑いということが何度もありました。そんな時はスイッチをCOOLの方にして風をHIに設定すると、部屋の温度より少し涼しい風が出てきますが、それほど温度は下がりません…。やはり冷暖房を切り替えられるホテルの方が使い勝手はよいです。
また、窓は開けることができません。
窓・景色
窓は大きめです。今回宿泊した1636号室の景色は大通、すすきの方面の景色になります。
16階からの景色は目の前にビル…となるので、あまり景色がよいとは言えないかなと。個人的に逆サイド(北海道大方向)の方が景色がよいかなと感じます。
一応、この部屋の位置からは観覧車が見えました。
Wi-Fi
Wi-Fiは混雑する時間帯に速度が遅すぎるということは無かったです。ですが、全時間帯で途切れたりする印象でした。個人的にPCでクラウドストレージからのダウンロードがかなり遅く、制限している印象でした。なので、使い勝手がよいWi-Fiとは言い難いです。
天井
天井高は2.5m。天井にはライトが一切なく(ベッドライトのみあり)、間接照明だけで全体的に暗い印象です。
空きスペースは?
スタイリッシュキングは22㎡の客室。決して広い部屋ではありません。
そこそこ空きスペースがあり、一人での宿泊であれば、ちょうどよい部屋の広さかなという印象でした。
約70Lのスーツケースは空気清浄機横で広げることができました。通路が狭くなりますが、大きなスーツケースでも問題なさそうです。
ただ、二人での宿泊だと大きなスーツケースを広げたままにすると少し圧迫感があるかも…という印象で、二人での宿泊であれば、スタイリッシュラージツインがおすすめです。
音漏れは?壁は薄い?
センチュリーロイヤルホテルは老朽化が目立ちますが、個人的にかなり気になるのが「音漏れ」。隣の部屋の喋り声などがかなり聞こえます。廊下からの音などもよく聞こえます。
この時は静かな部屋を事前にリクエストしていましたが、隣は中華系の客で夜まで騒がしく喋り声やドンっといった音がずっと聞こえており、なかなかうるさかった…
とこういった経験はセンチュリーロイヤルホテルでは何度かあり、壁は確実に薄い方です。札幌ではそれなりに料金が高めなので、客層も悪すぎることはないでしょうが、隣がうるさい客だとかなりストレスになるでしょう。
清掃レベルが…黒カビが気になる…
基本的な清掃は問題なかったのですが、いろいろなところでカビがあり、もう少ししっかりと管理してほしいと感じました。
正直、これだけ黒カビがあるのに放置とは呆れるばかり…札幌では宿泊特化型ホテル(ビジネスホテル)でも清掃がバッチリなホテルが多いので、シティホテルのセンチュリーロイヤルホテルでこの清掃レベルは正直残念すぎます…。
何度も宿泊していますが、基本的に清掃が気になることは少ないものの、何度かは気になることがありました。清掃レベルは人によってまちまちだと感じましたし、また、定期的にカビなどを拭き取る作業はしたほうがよいかなと感じます。
センチュリーロイヤルホテル「スタイリッシュキング」の評価レビューまとめ
- アメニティが豊富!
- スリッパは共用タイプと使い捨てタイプを完備
- ミネラルウォーターの提供あり
- ネスプレッソのコーヒーマシンあり!
- オットマン付きソファあり
- 一人利用でちょうどよい広さ
- 二人で宿泊すると、少し狭いかな…という印象
- 空調は一括管理で、冷暖房の切り替えができない
- セーフティボックスなし
- 窓を開けることができない(温度調整、換気ができない)
- 全体的に設備が古くてボロボロな部分も…
- 隣の客室の音がすごく聞こえる…(壁が薄い)
センチュリーロイヤルホテルの「スタイリッシュキング」は、アメニティの豊富さなどは素晴らしいと思います。また、センチュリーロイヤルホテルは駅近で立地が最高であることに加え、朝食がすばらしすぎるので候補になるでしょう。
ただ、デメリットもあります。客室のデメリットというよりはセンチュリーロイヤルホテルの全体に言えることですが、「空調」「セキュリティ」「壁が薄い」などがデメリットです。
空調は一括管理で冷暖房の切り替えができません。窓も開けれないので温度調整はやりにくいホテルと言えます。
また、古いホテルのためか、壁が薄く、隣が騒がしい客だと声などが丸聞こえです。札幌には古いホテルが多いので、同じように壁が薄いホテルが多いですが、センチュリーロイヤルホテルもその一つです。
メリットとしては、アメニティなどが充実しているのが良いところ。これはスタイリッシュキングだけでなく、センチュリーロイヤルホテル全体に言えることですが、入浴剤やドクターシーラボの化粧水などもあります。また、ネスプレッソのドリップコーヒーやミネラルウォーターの提供など、札幌にあるシティホテルの中でもアメニティ類が充実しているホテルといえます。
正直なところ、センチュリーロイヤルホテルに宿泊するなら、29.3㎡のスタイリッシュラージツイン以上がおすすめです。22㎡のスタイリッシュキングだと一人であればちょうど良い広さだとは感じるものの、二人では少し狭い印象でもう少し広さにゆとりがある方がよいでしょう。
個人的にセンチュリーロイヤルホテルの客室が良くて、また泊まりたいとは全く思いませんが、ここは朝食のためには泊まりたいホテルです。
なので、客室に少しデメリットが多くても朝食のために我慢する…という感覚で宿泊するのが一番しっくりくるかなと思っています。
以上、センチュリーロイヤルホテル「スタイリッシュキング」の宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューでした!参考にしてみてください。
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