
今回は、北海道・札幌にあるプレミアホテル-TSUBAKI-札幌「デラックスツインルーム」の宿泊記、ブログ的口コミ・評価レビューをしてみたいと思います。
プレミアホテル-TSUBAKI-札幌の特徴は、最も狭い客室(スーペリアツインルーム)で36㎡と、どの客室もゆったり寛げる空間が広がっています。また、シティホテルですが宿泊特化型ホテルとほぼ変わりない宿泊料金の日が多く、コストパフォーマンスもかなり良いというのがポイントです。
今回は、広さが40㎡の「デラックスツインルーム」を評価レビュー・紹介していきます。スーペリアツインルームでも快適ですが、よりゆっくり寛ぎながら過ごしたい方にはデラックスツインルームがオススメです!







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今回の予約状況
参考までに今回の予約状況を記載しておきます。
- 宿泊日: 2019年5月
- 宿泊料金: 10,500円(サ・税込)/ツイン1名利用/朝食込
- 予約サイト: Yahoo!トラベル
- 予約した客室: スーペリアツインルーム – 36㎡
- 宿泊した客室:デラックスツインルーム – 40㎡
宿泊したのは2019年5月のローシーズンです。そのため安く宿泊できました。
スーペリアツインルーム(宿泊時はツインルームB)を予約して当初はーペリアツインルームの客室でしたが、この部屋で電気系統のトラブルがあり、途中からアップグレードされたデラックスツインルーム(宿泊時はツインA)の部屋を用意してくれました。
チェックイン〜客室まで
札幌駅前からホテル専用のシャトルバスでホテルに着くとスタッフが待ち受けており、チェックインカウンターまで案内してくれました。スタッフの対応は人によりけりな部分もありましたが、基本的にシティホテル並のしっかりとした対応でした。
また、スタッフが部屋まで案内してくれ、客室内を簡単に説明してくれます。
エレベーターにセキュリティはなし
エレベーターにセキュリティはなく、誰でも宿泊階に行くことができます。これは残念ポイント。
宿泊階
エレベーターは全部で4基。サルバドール・ダリの絵画などが飾ってあり、エレベーターホールは豪華さを感じます。
ただ、通路などの所々で「クラシックで豪華なホテルというよりも、古さが目立つ…」という印象でした。
プレミアホテル-TSUBAKI-札幌のデラックスツインルームを紹介!
今回宿泊したのは、デラックスツインルームの1014号室。40㎡の客室です。


フロアの見取り図をみると、1フロアにかなりの数の部屋があることが分かります。
メインエリア全体像
全体的に古さを感じる客室ですが、広さは流石に40㎡あるだけあってゆったりとした感じです。寛いで過ごせるだけの空間、スーツケースを広げても全く問題ないだけの広さがあります。








見ての通り、40㎡の客室なのでかなり広いですね。








人によってはクラシックなホテルと感じるかもしれませんが、個人的には「クラシックというより古さ」を感じる客室だと思いました。
もともとは豪華なホテルというのは分かりますが、クラシックにまとまっている客室というより、古めかしいという印象の方が強かったです。年配層には良いかもしれませんが、若い世代などにはただ古い客室としか思わないのかな…と感じました。
しかし、清掃や手入れ、清潔感はバッチリ。ソファ、絨毯がかなりヘタっていましたが、家具類はかなり手入れされているのか綺麗でした。
古さはありますが客室は広く、全体的には綺麗に保たれていることから、快適に過ごせる環境でした。(古さがなければ、もっと快適なのに…)
ライトは間接照明のみなので夜は暗い印象です。雰囲気重視の客室といえそうです。
ベット周り
ベットにはフットスロー(ベットライナー)はありませんが、クッションが置いてあります。ちなみにスーペリアツインルームにはクッションはありません。
枕は2個。




ベットはフランスベットが採用されています。ベット幅は1.3mと珍しいサイズで広々しています。1.2m幅はよく見かけますが1.3m幅は初めて。
またベットの厚みは約24cmとかなり厚め。古いホテルではフランスベットの厚みがない(約13cmぐらい)のベットが採用されているところも多いですが、プレミアホテル-TSUBAKI-札幌は厚みがあるもので良かったです。スプリングは固めで、ピロートップはありません。



ナイトテーブルには、左右にコンセントが各1口ありました。また、電気のコントロールパネルに加え、空調のコントロールこちらにありました。


加湿機能付き空気清浄機。スーペリアツインルーム(36㎡)の客室にはありませんでした。
デスク周り


デスクは大きくて使い勝手も良かったです。


ホテルやレストランの案内などが置いてあります。
あると便利なアクセサリーボックスも完備。
デスクにはコンセントが2口とUSBポートが3口あるので、充電で不便な思いをすることは全くありませんでした。古いホテルだとコンセントなどが無くて困ったりすることが多いですが、しっかり対応しているのは好印象しかありません。
テレビ、ミニバーなど
テレビやミニバーなどは大きなチェストに収められています。
扉などを全て閉めたところ。


テレビは回転台があり角度を変えることが可能です。


ナイトウェア(部屋着・パジャマ)はワンピースタイプでした。




ミニバーにはUCCのドロップポッドがありましたが、こちらは有料で200円とのこと。無料のカプセルは置いていませんでした。




煎茶、紅茶、インスタントのカフェインレス、インスタントのコーヒーがありました。インスタントのコーヒーだけ1つだけで「?」となりましたが、清掃の方の置き忘れかな?
クローゼット
隣のチェストはクローゼットになっており、扉部分に全身鏡。




消臭スプレーやハンガー、体重計、ランドリーメニューやセキュリティボックス、靴べらやブラシなど。
スリッパは使い捨てタイプです。このスリッパ、通常のビジネスホテルなどにあるスリッパよりもふわふわしており、履き心地が良いです。高級ホテルでよく見かける超ふわふわなものではないですが、シティホテルのスリッパとしては良いと思います。
(京王プレリアホテルのプレミアダブルのスリッパは超ふわふわで最高級ですが)札幌のホテルでふわふわな使い捨てスリッパを採用しているところは少なく、このような要素が滞在の質・快適さを上げてくれますね!
通路部分は広い!
入り口の方はスペースに余裕がある広さす。多くのホテルで通路部分はドアの幅よりも少し大きいぐらいですが、この部屋はドア幅+スーツケースが余裕でおけるぐらいの幅があるのが写真で分かると思います。




この部屋はコネクティングルームですが、そのドアの前にバゲージラックがありました。入り口部分の方が通路が広くなっています。
ウェットエリア




ウェットエリアは古さを感じますが作りは豪華。札幌のホテルの中でも広さは「一番では?」と感じるほど。清掃も行き届いており、古くても快適に利用できました。
洗面台を中央に、右側にバスタブ、左側にトイレとシャワーブースがありました。
古さは感じますがかなり広いです。札幌のシティホテルの中でも、ここまでゆとりある作りになっているところは殆どありません。
バスタブ側。
トイレと独立したシャワーブース。トイレは個室タイプではないため、誰かがシャワーなどを利用している際には利用できない感じです。
デザイン的に古さは感じてしまいますが、ゆとりある作りで快適そのもの。洗面台周りには小物を置けるスペースが沢山あるため、化粧品などが沢山あっても問題なさそうです。
洗面台の左右にフェイスタオル、バスタオルが掛かっています。




アメニティはコットンx2、ヘアブラシx2、カミソリx1、綿棒x2、歯ブラシx2、シャワーキャップx1、ボディタオルx2があります。またアメニティと一緒にハンドタオルが置いてありました。
そしてこのホテルで良いなと思ったのが、シャンプー類のアメニティ。
シャンプー類は小分けボトルタイプでNatura Bisse(ナチュラビセ)というシリーズのものでした。匂いはオレンジ&タングリンで柑橘系です。シャンプー、コンディショナー、ボディソープは各2個ずつ。ボディーローションはありません。
このアメニティが置いてあるのは10階以上の場合のようです。(詳細は不明ですが、詳しくはこちら)
アロマドールのアメニティだった方もいるので、宿泊階フロアでアメニティが異なる可能性があります。
札幌にある他のシティホテルは、シャンプー類を小分けされていない「共用ボトル」で提供しているところが多いので、これは素直に嬉しいです。


ドライヤーはTESCOM TID305。風量は普通。


水道水の案内には、地下水を地下100mから汲み上げて提供しているとのこと。
トイレはウォシュレット付きですが古いタイプ。便座が冷たく、冬場はきつい…
バスタブとは別に独立したシャワーブースがあります。
このシャワーブースのドアは、ゆっくりと閉めないと「ドーン」とかなり大きな音がして驚きました。一応、ドアまわりにクッション材みたいなものが貼られており、緩和されているとは思うのですが、それでもかなり大きな音でびっくりしました。。。
シャワーのモードは3種類あり、通常モード、マッサージモード、霧モード。水圧は、通常のシャワーモードの時にもう少し強くてもいいかなと感じましたが、マッサージモードだと強いと感じました。満足できるレベルです!
バスタブの大きさは約133cm x 60cm x 41cm(縦x横x高さ)で足を伸ばせるサイズ。このバスタブにはシャワーやシャワーカーテンもあるので、こちらでシャワーを浴びてもいいかもしれません。
ここ最近は札幌のホテルで洗い場付きバスルームがある客室が増えてきていますが、プレミアホテル-TSUBAKI-札幌は独立したシャワーブースがあるタイプ。海外のホテル寄りの仕様で使い勝手もよく非常に快適です。
日本人だと洗い場付きバスルームの方がよいと感じる方もいるかもしれませんが、プレミアホテル-TSUBAKI-札幌のウェットエリアは広さや快適さはかなり満足できると思います。
風景
1014号室は、豊平川方面(南西方面?)の客室でした。




なかなか良い眺めです。川を眺めながらのんびり過ごすホテルステイもいいかもしれませんね。




Wi-Fi
個人的に一番ダメだったのはWi-Fi。繋がりが悪すぎました。この部屋だけかもしれませんが、とにかく途中で切れまくりでストレスが溜まるレベルでした。




Wi-Fiの速度は宿泊者の多くの人が利用する時間帯には速度が少し遅くなる傾向でした。PC作業をしているとちょっと遅いかなと感じました。
追記:再度宿泊した時はWi-Fiが途切れ途切れになることなく、利用することができました。なので、この部屋がWi-Fiの電波が届きにくい部屋なのかもしれません。
部屋の温度調整(エアコンと窓)
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。札幌に限らず、冬場の寒さが厳しい地域はこのようなことがよくありますね。
また、寒暖の差が激しい季節の変わり目は要注意ですし、方角によっては日が当たることで暑くなりすぎると言うことが多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分に快適な温度に調整したいのですが、冷暖房の設定が一括管理(集中管理)だったり、部屋の窓を開けて温度調整したりできないホテルがあります。
筆者は札幌以外のホテルの時にはあまり気にしていないですが、札幌(北海道)のホテルに宿泊するときは必ず最初にチェックします。それぐらい気をつけないと、部屋が暑すぎて寝れない….風呂上がりが暑すぎてすでに汗をかく…なんて状況になってしまいます。
- 空調は、一括管理(集中管理)か個別調整可能なタイプのどっち?
- 個別調整の場合、いつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(冬場に窓を開けて温度調整できるか?いつでも換気ができるか?)
では、この客室はどうなのか確認していきましょう。



エアコンは一括管理になっています。古いホテルの宿命ですね…。空調のコントロールスイッチはナイトテーブルにあります。


また、ウェットエリア入り口横にサーモセットというスイッチがあり、SUMMERかWINTERを切り替えるようです。正直、これが何を切り替えているのか分かりません…
また宿泊した時は5月だったのですが、部屋に日が当たる&猛暑日だったこともあり、部屋がかなり暑かったのでエアコンをMAXに設定したのですが、全然涼しくなりませんでした….。
エアコンの効きはかなり悪いと感じました。これは残念…。
窓の中央のサッシ部分は開けることが可能で、温度調整や換気が可能です。
天井やライト
天井高は約2.7m。圧迫感は皆無です。天井にライトはありません。
夜は暗めで雰囲気重視の印象です。
余裕のあるスペース




デラックスツインルームは40㎡なのでかなり広く、寛いで過ごすことのできる空間です。
大きなチェストやソファーセットなどがあるので、空きスペースが広大にある訳ではないですが、大きなスーツケースを広げたままでもスペースにはかんり余裕があり、狭さは全く感じさせません。広さは本当にゆっくり寛げるぐらい快適です。
機内持ち込み用サイズのスーツケースですが、客室入り口部分でも広げられるぐらいのスペースがあります。
個人的に、デラックスツインルーム(だけでなくこのホテルの全客室に言えることですが)の最大の特徴は、ビジネスホテルなどの宿泊特化型ホテルと変わらない料金で、広い客室に泊まれることだと思います。荷物の多い人などにはピッタリです。
騒音などは?音が気になるホテル
これも古いホテルの宿命かもしれませんが、全体的に音が気になるホテルでした。
外からの音や周りの騒がしさは全くありませんでしたが、隣の人の声が聞こえたり、排水音が聞こえたり、他の客室のドアを閉める音が聞こえたり…
もしかすると、窓が開いていたからかもしれませんが、ソファーに座って寛いでいたら、隣の部屋の年配(日本人)の方が内容が分かるぐらいのボリューム感で声が聞こえてきてビックリしました。中華系の海外ゲストが大声で喋っているというわけではありません(苦笑)。
また、排水音?もかなりうるさいと感じます。更に、ひどいと感じたのは、他の客室のドアを閉める音。ビジネスホテルなどでもよく響くところがありますが、今まで泊まってきたホテルの中でも、ここまで響くところは滅多に無いと思った程です。
と、全体的に防音性はかなりないホテルだという印象です。
プレミアホテル-TSUBAKI-札幌の「デラックスツインルーム」評価レビューまとめ


- 部屋は40㎡と、広くて開放感あり!
- スーツケースを余裕で広げられる空きスペースあり!
- 古い客室だが清潔感があり、清掃は行き届いている
- ベット幅が130cmとかなり広い
- ゆっくりと寛げるソファセットもあり(スーペリアツインルームにはない)
- 履き心地の良いふわふわの使い捨てスリッパ
- 小窓があり、換気や温度調整が可能
- セキュリティボックスあり
- ミネラルウォーターの提供あり
- 全体的に古さ・年季が入っている感がある客室(でも快適だった)
- エアコンは一括管理タイプ、効きが悪いと感じた
- 全体的に音(騒音)が気になる
- Wi-Fiが途中で途切れたりする。使い物にならないレベル
デラックスツインルームというよりプレミアホテル-TSUBAKI-札幌の最大の特徴はやはり「広さ」です。古さは否めないですが清潔感ある広い客室は快適そのもの。ゆっくり寛げるし、スーツケースを広げるの困ることはありません。
その反面、エアコンの効きが悪いことや配管の音やドアを締める音など、至るところで古いホテルだなという印象を受けました。
元々はデラックスホテル、現在は古いけど広さがあり高級宿泊特化型ホテル(高級ビジネスホテル)並の料金で宿泊できるホテルというのが一番しっくりくるかなと思います。
全体的には良いホテルという印象ですが、観光やビジネスには不向きな立地です。札幌は新しいホテルが次から次へと建設されている中、「ここに宿泊することはあるかな?」と感じました。ただ、車移動でホテルを探している方や観光やビジネスではなく、ホテルステイを楽しむ方には向いているのかなと感じました。
「次回もこのデラックスツインルームに泊まるか?」と問われると「ケースバイケースかな」というのが本音です。コストパフォーマンスが良く、荷物が多い時は検討したいと思いますが、好んでプレミアホテル-TSUBAKI-札幌に宿泊することはないかな…という印象でした。
確かに快適な要素も多いですが、ホテル全体がヨーロピアンクラシカルというより、古いという印象です。また、築年数もそれなりに経っているホテル故に防音関係や空調の悪さがデメリットだと感じました。
個人的に一番ネックだなと思ったのは「騒音」。配管の音やドアを開け締めする音などがかなりうるさく、音で睡眠を邪魔されたくないというのが本音です。これは隣の客層によるので完全に運でしかないですが、隣の客室で喋っている声がかなり丸聞こえです。
また、空調が一括管理であること、空調の効き具合が悪いのが快適性を損ねています。
気になったデメリットを記載しましたが、それら以外に関しては素晴らしく快適な環境でした。特に広いウェットエリアは(便座が冷たい事以外は)かなり快適です。
また、荷物などが多くて広い客室を求めている方、ゆっくり寛げる環境を求めている方にはオススメできると思います。
以上、プレミアホテル-TSUBAKI-札幌「デラックスツインルーム」の宿泊記、ブログ的口コミ・評価レビューでした!
参考にしてみてください。









HOKKAIDO LOVE!割(全国旅行支援)
2022年10月11日よりHOKKAIDO LOVE!割が開始!概要やポイントなどをまとめてみました。



宿泊のみ
ツアー(ツアーの方がお得!)
JR+宿のツアーあり!
札幌のおすすめ情報!









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