今回は、北海道・札幌にある札幌グランドホテル 「本館のスタンダードシングル」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューをしてみたいと思います。
札幌グランドホテルの「スタンダードシングル」ってどうなの?
部屋の広さ | 21㎡ |
---|---|
ベッド | 120cm |
ウェットエリア(バスルーム) | ユニットバス |
空調 | 個別管理タイプ(冷暖房の入替可能) |
景色 | なし |
見た目は結構年季が入っている印象だけど、実際に宿泊してみると思いの外快適なんだよね
そうそう、快適性を失わないように、備品などはしっかりと良いもの使っている印象だな
ウェットエリア(バスルーム)が思いのほか綺麗だったよ
- 立地が最高!
- 雪や雨風でも地下道からアクセス可能(悪天候の影響を受けない)
- 開業が1934年だが、しっかりメンテナンスしている印象で、1階部分はスタイリッシュで古臭い印象は全くなし
- 客室タイプが多く、ビジネスマンから観光客など様々なニーズに応えられる客室がある
- エレベーターにセキュリティあり
- 朝食が美味しい(ビュッフェ形式と和定食の2箇所から選べる。ルームサービスや軽食もあり)
- Wi-Fiが快適(4滞在中4滞在とも快適だった)
- 大浴場なし
- 宿泊者専用ラウンジなどなし
- ウェルカムドリンクなどなし
札幌グランドホテルは札幌でも立地の良さが際立ちそうね
そうだね。立地の良さは札幌No.1といっても過言ではないぐらい。地下道でも繋がってるから悪天候も気にならないのが一番のポイント
この記事では、「本館のスタンダードシングル」を口コミレビュー・評価していきます。ぜひ、参考にしてみてください!
「札幌グランドホテル」のその他の記事を見る
札幌グランドホテルにチェックイン
札幌グランドホテルは、札幌でも格式高いシティホテル。ソフト面(スタッフサービス)でも素晴らしいと評判です。
個人的に何度も利用していますが、他のホテルよりは比較的対応が良いという印象ですが、ベタ褒めするほどでもなく、人によっては「ん?この人大丈夫?」と感じたりすることもありました。
全体的にはスタッフ・サービスのレベルが高い方だとは思いますが、「スタッフの質は人によって差があるなぁ」と言う印象の方が強く残っており、個人的には、JRタワーホテル日航札幌の方がポスピタリティが断然上だと感じました。
時間帯によっては、ベルスタッフが出迎え等でフロント周りに配置されています。立ち姿もが素晴らしかったりと、やっぱり「格式高いホテルだな」と感じさせられる部分があるのは素晴らしいです。
現在(2024年10月現在)、ベルはエレベーター前までの案内となっており、部屋までの案内はありません。
共用部分などは下記の記事を参考にしてみてください。
札幌グランドホテルの「東館側」エレベーターには、セキュリティあり!
エレベーターは本館、東館、別館で建物が違うため分かれています。 ただ、本館と東館は宿泊フロア内でも繋がっていたりします。
エレーベーター内にあるタッチセンサーにキーカードをかざすと、宿泊フロアボタンが自動的に点灯します。宿泊する階以外のボタンは押せないのでセキュリティは高めです。
札幌グランドホテル 本館の宿泊フロア
今回は本館側でした。
エレベーターホール前や通路は、全体的に格式ある伝統的なホテルと感じるようなレベルではなく、「昭和のシティホテル」という印象が色濃く残りました(人によっては格式高いと感じるみたいです)。
ただ、青色の絨毯が印象的で素敵でした。
本館は4階〜8階までありますが、東館と本館は繋がっています。
札幌グランドホテル 本館「スタンダードシングル」を紹介!
今回、宿泊・紹介するのは、本館の「スタンダードシングル」で、21㎡の客室になります。
スタンダードシングルの全体像
スタンダードシングルは何パターンかレイアウト違いなどの部屋がある模様なので、そのうちの1パターンの紹介となります。
客室の第一印象は、古めのシティホテルという印象で、21㎡の部屋だけど狹すぎでは?と感じるぐらいでした。
実際に利用してみると、21㎡よりは狭く感じるし、他の宿泊特化型ホテルで18㎡の部屋の方が圧倒的に広く感じたりします。
古さがあるし、狭いしであんまり快適に過ごせなさそう…と思ったのですが、実際に宿泊してみたら、思ったよりも快適でした。その要因の1つはすごく座り心地の良いソファがあることや、寝具も比較的新しかったり、しっかりと備品などは良いものや新しいものに入れ替えています。
ベッド周り
ベッドはデュベスタイルです。ベッド間にナイトテーブルがあるため、ハリウッドツインスタイルにすることは不可だと思われます。
枕は綿タイプと、片面がストロー素材でもう片面が羽毛タイプの2種類あります。
ベッドのマットレスはシモンズの120cm幅を採用。厚みは約20cm、ベッド高は47cmです。
ピロートップはありませんが、部屋が古い印象の割にはベッドは新しめな印象でした。
ナイトテーブルにはメモ帳や時計などがあります。また、コンセントが1口、USBポート(Type-A)が1口のみあります。
古いナイトテーブルですが、しっかりとUSBポートを完備しているのは良いですね。ただ、USBポートとコンセントの下に記載されている内容が逆でした…(コンセントの下にシールでUSBポートの内容が記載されています)。
それなりにしっかりとしたシティホテルなので、こういったところはしっかりとしてほしいですね…。
ナイトウェア(部屋着・パジャマ)はワンピースタイプです。(コンフォートフロアはセパレートになっていますが、スタンダードフロアはワンピースタイプです。)
テーブル周り
テーブルセットがあり、このソファが見た目古そうなデザインですが、思った以上に快適な座り心地。正直、東館にあるコンフォートフロアのソファ(椅子)よりも断然座り心地が良く、快適に過ごせました。
テーブルは小さめ。15.6インチのノートPCを置くと、ギリギリかなという印象です。ちょっとした食事などをするにはちょうど良いサイズで使いやすかったです(デスクがあるので、小さくても問題ありません)。
デスク、テレビ、ミニバー周り
テレビは32インチ。直置きタイプなのでHDMI端子も利用可能でした。首振り機能もありました。
テーブル周りにはアクセサリーケースや鏡、女優ミラーなどがあり、普通の宿泊特化型ホテルと比べも備品は多く揃っています。
15.6インチのノートPCを置いても(周りの物を退かせば)余裕あるスペースがあります。
残念だったのが、コンセント。他のものでコンセントが使われており、利用可能なものが1口しかありませんでした。
引き出しの中には有線LANやランドリーメニュー。
このスタンダードシングルのデスクの椅子は、デスクチェアでした。デスクチェアではなく、スツールのような椅子の部屋もあるそうです。
ミニバー
ミニバーには電気ケトルやコップなど。コンセントが1口ありました。冷蔵庫の中は空ですが、ルームサービスでドリンクを頼むことが可能です。
無料でミネラルウォーターが提供されています。
ティーアメニティは、ほうじ茶、緑茶、ドリップコーヒーあります。ドリップコーヒーがあるのが嬉しいですね。
クローゼット
クローゼットは入り口横に。また、ズボンプレッサーも置いてありました。
クローゼットには、消臭スプレー、靴べら、ブラシ、シュープリッシュ、スリッパなど。ハンガー全部で4本あり、ハンガーラックは縦型でした。
セキュリティボックス(セーフティボックス)はありませんでした。東館にはセキュリティボックスがありました。
スリッパはかなりは着心地がよいものですが、ウォッシャブルタイプの共用スリッパを採用。使い捨てスリッパよりも履き心地はよいですが、ウォッシャブルタイプだとしても衛生面で嫌だな…と感じる人も多そうです。
ウェットエリア(バスルーム)
ウェットエリア(バスルーム)の入口は多少段差があるタイプ。
ウェットエリア(バスルーム)は普通のユニットバス。ただ、部屋の古さの割にはしっかりと改装しているためか、あまり古さを感じないタイプでした。
広さは「1.8m x 1.4m」。普通の宿泊特化型ホテル(ビジネスホテル)の広さよりも少し広いかなというサイズです。
ウェットエリア(バスルーム)の広さを確認する
- アベストホテル札幌(シングル):1.6m x 1.1m
- ANA ホリデイ・イン 札幌(スーペリアダブル):1.6m x 1.1m
- スマイルホテルプレミアム札幌すすきの(スタンダードダブルルーム / スタンダードツインルーム):1.6m x 1.2m
- 札幌 東急REIホテル(スタンダードシングル):1.6m x 1.2m
- 札幌ワシントンホテルプラザ(シングル):1.6m x 1.2m
- フィーノホテル札幌大通(スーペリアダブル):1.6m x 1.2m
- ウィンダムガーデン札幌大通(スタンダードツイン):1.6m x 1.2m
- ヴィアインプライム札幌大通 <鈴蘭の湯>(シングル):1.6m x 1.2m
- レンブラントスタイル札幌(セミダブル):1.6m x 1.2m
- ホテルロンシャンサッポロ(シングルルーム):1.8m x 1.2m
- ホテルリソルトリニティ札幌(モダレット シングル):1.8m x 1.2m
- 東急ステイ札幌大通(レジデンシャルツイン):1.7m x 1.3m
- 東急ステイ札幌(デラックスツイン):1.7m x 1.3m
- ベッセルホテルカンパーナすすきの(スタンダードシングル / スタンダードダブル / モデレートダブル / スーペリアツイン):1.8m x 1.2m
- ジャスマックプラザホテル(アネックス館 シングル):1.8m x 1.2m
- テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル(新館 ダブル):1.8m x 1.3m
- ホテル エミオン 札幌(スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- JRイン札幌(シングル):1.8m x 1.4m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートクイーン):1.8m x 1.4m
- 京急 EXホテル 札幌(スーペリアツイン A):1.8m x 1.4m
- 京王プレリアホテル 札幌(スタンダードツイン / モデレートツイン / スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(プレミアシングル):1.8m x 1.4m
- ホテルモントレエーデルホフ札幌(サウスツイン / プレミアラージツイン):1.8m x 1.4m
- 札幌ガーデンパレス(デラックスシングル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌(コンフォートツイン / スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- 東急ステイ札幌大通(コンフォートダブル):1.8m x 1.4m
- ザ ノット 札幌(スーペリアツイン / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- コンフォートホテル札幌すすきの(ツインスタンダード1 / ツインスタンダード2 / ダブルスタンダード):1.8m x 1.4m
- ニューオータニイン札幌(モデレートツイン):1.8m x 1.4m
- センチュリオンホテル札幌 (スーペリアクイーン) :1.8m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌大通(ツインルーム):1.8m x 1.4m
- ビスポークホテル札幌(コーナーキングダブル / スタンダードツイン):1.8m x 1.4m
- the b 札幌 [旧:ホテルWBFフォーステイ札幌)](ツインルーム):1.8m x 1.4m
- 札幌 東急REIホテル(スーペリアツイン):1.8m x 1.4m
- SAPPORO STREAM HOTEL(スーペリアダブル):1.8m x 1.4m
- ANAホリデイ・イン 札幌(ハリウッドツイン)1.8m x 1.4m
- プレミアホテル 中島公園 札幌(スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- 札幌エクセルホテル東急:(スタンダードシングル / スタンダードダブル):1.8m x 1.4m
- ダイワロイネットホテル札幌中島公園(スタンダードダブル / ビジネスダブル):1.8m x 1.4m
- ホテルエミシア札幌(コンフォート / スタンダードツイン / ハイフロアツイン):1.8m x 1.4m
- マイステイズプレミア札幌パーク(スタンダードツイン / スーペリアツインハイフロア):2.0m x 1.4m
- 札幌ビューホテル大通公園(モデレートフロア シングル/セミダブル):2.0m x 1.4m
- フェアフィールド・バイ・マリオット札幌(コージーシングル / ダブル):2.0m x 1.4m
- リッチモンドホテル札幌駅前(ハリウッドツイン):1.8m x 1.6m
- ホテルマイステイズ札幌アスペン(スタンダードツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- センチュリーロイヤルホテル(スタンダードシングル / スタイリッシュデラックスツイン):2.0m x 1.5m
- センチュリーロイヤルホテル(スタイリッシュキング / スタイリッシュラージツイン):2.0m x 1.6m
- 京王プラザホテル札幌(スーペリアラージツイン):1.9m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌(モデレートツイン):2.0m x 1.6m
- 三井ガーデンホテル札幌ウエスト(モデレートツイン / スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ANAクラウンプラザホテル札幌(スタンダードツイン):2.0m x 1.6m
- クロスホテル札幌(ツイン アーバン):2.0m x 1.6m
- ニューオータニイン札幌(プレミアムダブル): 2.0m x 1.6m
- ホテルWBF札幌中央(スーペリアツイン):2.0m x 1.6m
- ホテル ローヤルステイサッポロ(デラックスツイン / ワイドデラックスツイン):2.0m x 1.6m
- 札幌プリンスホテル(スタンダードツイン / スーペリアツイン): 2.2m x 1.4m
- 札幌パークホテル(スーペリアツイン):2.2m x 1.4m
- グランドメルキュール札幌大通公園(ツイン / ラージダブル): 2.4m x 1.6m
- プレミアホテル-TSUBAKI-札幌:大きさ不明。札幌でNo.1ではと思うぐらい広い
洗面台のカランは混合栓タイプ。古いホテルだと混合栓ではないタイプ(お湯と水を別々で調整するタイプ)のことが多いですね。
また、水だけ出すと水量は普通ですが、お湯+水の場合は水量も十分で使いやすかったです。
アメニティは歯ブラシ、剃刀、ブラシ、シャワーキャップ、コットンセット(綿棒あり)、入浴剤がありました。
タオル類はバスタオル、フェイスタオルの他にハンドタオルも用意されていました。バスタオルは質が良くて使っていて気持ち良かったです。
また、バスタオルが置いてあるところにハンガーも用意されていました。
ドライヤーはEH-NE60。風量は普通。
トイレはウォッシュレット(シャワートイレ)付き、暖房便座機能付きです。
ハンドシャワーのフックは固定式タイプで2箇所あります。フック部分は角度調整もできないため、シャワーヘッドをフックに掛けたままの状態で使いやすいと感じる方は一部のみでしょう。
高さが自由に調整できる可動式タイプのものやフック部分が角度調整できるタイプの方が使いやすいです。
シャワーの種類は3種類。シャワーの水圧は良くて快適でした。
バスタブは約「1.23m x 0.57m x 高さ0.43m」の大きさでした。
バスアメニティはポーラの「シャワーブレイク」シリーズを採用。
シャワーカーテンのレールは「Uの字」になっているタイプを採用。シャワーを浴びている時に、シャワーカーテンが体に触れにくくなります(シャワーカーテンが体に纏わりつくのがかなり不快な方が多いと思います)。
ウェットエリア(バスルーム)まとめ
ウェットエリアは通常のユニットバス。古いホテルなので水回りも古い印象があるかもしれませんが、快適に利用できるぐらいのレベルで改装されており、全体的に綺麗な印象でした。
しっかりと清掃されていることに加え、新しめのウォッシュレットや混合栓タイプの洗面台、水圧が良いシャワー、ハンドタオルありなど、快適要素をしっかりと押さえています。
もちろん洗い場付きバスルームのある部屋と比べると、水回りの快適度は劣りますが、ユニットタイプの水回りとしては不快さが全くないレベルだと感じました。
札幌では「大浴場」や「温泉大浴場」があるホテル、「洗い場付きのバスルーム」を備えたホテルが多数あります。
なので、ユニットバスしかなかったりするホテルや客室はデメリットかも…。洗い場付きバスルームがある客室や大浴場があるホテルを選ぶとより快適なホテルステイになるでしょう。
空調は一括管理?それとも個別調整可能タイプ?換気はできる?
札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。
札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。
また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ(寒すぎ)で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。
このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理(集中管理)だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。
筆者は札幌(特に北海道)のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。
ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓
- 空調は「一括管理(集中管理)」それとも「個別調整可能タイプ」のどっちか?
- 個別調整可能タイプはいつの時期でも冷房・暖房の切り替え、温度調整が可能か?
- 窓が開けられるのか?(窓を開けての温度調整はできるか?換気はできるか?)
では、どうなのか確認していきたいと思います。
空調は個別タイプで、冷暖房の切り替えや温度調整が可能です。
古いホテルは空調が一括管理のところが多いです。札幌グランドホテルは1934年の開業なのでかなり古くからあるホテルですが、しっかりと改装して設備などは快適に利用できる環境になっている点はすばらしいと思います。
札幌にある多くの古いシティホテルは、未だに一括管理のところがほとんどです(ホテルモントレエーデルホフ札幌、ANAクラウンプラザ札幌、プレミアホテル-TSUBAKI-札幌などは一括管理)。
窓は開けることが可能でした。東館は窓が開けることができないですが、本館は窓を開けれます。
Wi-Fiは快適か?遅くなりがちな時間帯も快適に利用できる?
Wi-Fiは、基本的に快適レベルと言えそうです。ただ、混雑する時間帯になると速度低下が起こり、高画質でストリーミング動画や画像が多いWebサイトなどを見たりすると、少し遅いかなという印象でした。
それでも、遅すぎるというレベルではなかったので、基本的に許容範囲内と言えます。
景色
今回は8階の部屋でしたが、目の前はHBC(テレビ局)でした。カーテンを開けておくことはできないかな…。スタンダードシングルの部屋は、この景色以外に中庭ビューとなる部屋もある模様です。
空きスペースはどれくらい?スーツケースは広げられる?
スタンダードシングルは21㎡の部屋です。21㎡の部屋にしても狭さを感じるレベルで空きスペースは必要最低限レベルという印象です。
物が置けるようなスペースとしては、窓側の空調があるところ。空調の両端部分にカバンやお土産などを置けるぐらいのスペースがあります。
大きなスーツケースを持っていると床で広げることはできません。
ただ、バゲージラックが入口横にあるため、こちらにスーツケースを置いておけます。
約70Lのスーツケースを広げたところ、ドアと干渉するため、ドアが半分ぐらいしか開かなくなりました。まあ、一応通れるぐらいはドアが開くので許容範囲でしたが、大きなスーツケースを持ってくる方は要注意です。
札幌グランドホテル「本館:スタンダードシングル」の宿泊記・ブログ的口コミ、評価レビューまとめ
- 部屋の広さはちょうどよい印象
- 空調は個別調整可能なタイプ。冷暖房の切り替え可能。
- ミネラルウォーターの提供あり
- ソファの座り心地がかなり良かった
- シャワーの水圧よし
- Wi-Fiが快適だった
- セキュリティボックス(セーフティボックス)あり
- それなりにコンパクトな印象
- スリッパは共用タイプ(ウォッシャブルタイプで履き心地は良い)
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
綺麗さは? | [3/5] | 年季が入っている見た目、清掃は綺麗 |
広さ、ゆとり | [2.5/5] | 広くはない印象 |
ベッド | [3.5/5] | 良い |
ウェットエリア(バスルーム) | [3/5] | 普通 |
空きスペースはあるか | [2.5/5] | ほぼない印象 |
札幌グランドホテルの本館「スタンダードシングル」は、部屋が狭く、古い印象ですが思った以上に快適に利用できる部屋でした。
スタンダードシングルは21㎡の部屋ですが、平米数ほどの広さは感じず、年季が入っている印象の方が強かったですが、しっかりと備品や設備を改装しており、見た目以上に快適に過ごせる部屋でした。
特にウェットエリア(バスルーム)が古いと快適性を失いますが、快適に利用できるレベルで改装されており、思った以上に綺麗でした。このあたりは老舗のシティホテルの底力を見たというところでしょうか(笑)
- 立地が最高!
- 雪や雨風でも地下道からアクセス可能(悪天候の影響を受けない)
- 開業が1934年だが、しっかりメンテナンスしている印象で、1階部分はスタイリッシュで古臭い印象は全くなし
- 客室タイプが多く、ビジネスマンから観光客など様々なニーズに応えられる客室がある
- エレベーターにセキュリティあり
- 朝食が美味しい(ビュッフェ形式と和定食の2箇所から選べる。ルームサービスや軽食もあり)
- Wi-Fiが快適(4滞在中4滞在とも快適だった)
- 大浴場なし
- 宿泊者専用ラウンジなどなし
- ウェルカムドリンクなどなし
札幌グランドホテルは、札幌市民なら誰でも知っているような老舗ホテル。立地もどこにでも行きやすく、また地下道でホテル直結なのが高ポイントです。
全体的にすごく良いホテルと評判だわね
確かにここは「ザ・シティホテル」って感じがするよね
個人的にはファミリーや年配者が利用するのにはすごく良いんじゃないかな
スタンダードシングルのために札幌グランドホテルを選ぶと人は少ないと思いますが、札幌グランドホテルは総合力で素晴らしいホテルです。
規模が大きく伝統あるホテルであることや、ホスピタリティの良さ、朝食が美味しいなど総合力が高いため、札幌グランドホテルを選ぶという人の方も多いでしょう。
宿泊料金は一般的な宿泊特化型ホテル(ビジネスホテル)よりも割高ですが、シティホテルとしては比較的リーズナブルな時も多く、この部屋でも不快さがないので総合的に満足度が高い滞在でした。
以上、札幌グランドホテル「スタンダードシングル」の宿泊記・ブログ的口コミ・評価レビューでした!参考にしてみてください。
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