【シングル】ホテル札幌ガーデンパレスの宿泊記、ブログ的口コミ・評価レビュー！

今回は、北海道・札幌にあるホテル札幌ガーデンパレスの「シングル」に宿泊してきたので、宿泊記・ブログ的口コミレビューをしたいと思います！

この記事は「2025年1月」に宿泊した時の内容を反映した宿泊記・評価レビュー、ブログ的口コミです。

ホテル札幌ガーデンパレスはシティホテルクラスのパブリックスペースを有し、館内には色々なレストラン（特に赤坂四川飯店はかなり美味しい）があります。

ただ、立地が良いとは言い難いというのが本音。そのためかリーズナブルな料金の時が多く、個人的には結構穴場なホテルという印象です。

この記事では、ホテル札幌ガーデンパレスの「シングル」を口コミレビュー・評価していきます。

ホテル札幌ガーデンパレスにチェックイン

1階の共用部分は広々としており、宿泊特化型ホテル（ビジネスホテル）と比べて開放感がある空間でした。

もっと狭い感じかなと思っていたので意外でしたが、シティホテルの設備を備えています。クロークも別途設けられていました。

一昔前はシティホテルとして栄えていたのかもしれませんが、現在はシティホテル規模ではあるものの、客室やサービスなどは宿泊特化型ホテル（ビジネスホテル）と変わりない印象の方が強く残りました。

ホテル札幌ガーデンパレスの共用施設などは下記にまとめているので、参考にしてみてください。

ホテル札幌ガーデンパレスのエレベーターはセキュリティなし

エレベーターは全部で3基。164室に対して3基なので台数は多い印象です。一般的に164室なら2基のところが多いです。

また、エレベーターホールが品位があり、シティホテル感漂わせています。

残念なことに、エレベーターにセキュリティはありません。

エレベーターにセキュリティはなし

また、1階のエレベーターホール前はかなり高級感ある印象でしたが、エレベーターに乗った途端に普通のビジホのような印象でした…。

ホテル札幌ガーデンパレスの宿泊フロア

少し古さを感じるデザインですが、小綺麗にしています。

ホテル札幌ガーデンパレスの「シングル」を紹介！

今回紹介するのは「シングル」の客室で16㎡の広さです。

鍵は物理キーでもかなり特徴的な鍵でした…。今どきこんな鍵を採用しているホテルがあるとは…。

鍵をスイッチボックスに入れると電気が通電するタイプです。

鍵がスイッチボックスに入っていない状態でも入り口やベッドのあるメインエリアの照明、テレビ、ベッド上のコンセントやUSBポートは利用できました。利用できなかったのはデスクのコンセント、空調、デスク鏡上のライトなどです。

シングルの全体像

シングルは16㎡の客室ですが、部屋に入った第一印象は普通のビジホより少し広いかなと感じました。 1人での宿泊であれば必要最低限の広さはあるため、それなりに快適に過ごせそうです。

ただ、16㎡しかないので数泊するには少し狭いと感じるかな…

見ての通り、全体的にはキレイな印象ですが、家具や備品は年季を感じさせられ、昭和感があります。

「昔は良いホテルだったけど、今は古さ故に格安料金で泊まれるシティホテル」といった感じでしょうか。

年季が入っているところも多いですが、それなりに快適に過ごせる環境は整っているかなと感じました。

後ほど紹介しますが、ウェットエリア（バスルーム）は改装しており、かなり新しいです。やはり水回りが綺麗だと一気に快適度が上がります。

テーブルセットとソファ

デスクも備えていますが、テーブルセットもあります。

デスク、ミニバー周り

テレビは26インチを採用。デスク上に置かれており、多少首振りするタイプでした。HDMI端子の利用は可能。YouTubeなどのネットストリーミング動画には対応していません。

テレビリモコンの後ろあたりにコンセントが1口あります。

ミネラルウォーターが1本ありました。

ミネラルウォーターの提供あり

ティーアメニティは緑茶とインスタントコーヒーでした。

デスクに約16インチのノートPCを広げても問題ないぐらいの奥行き。ただ、広さとしては多少ぎりぎり感があります。

デスク側にはコンセントが1口のみ。

ベッド周り

ベッドはデュベスタイル。110cm幅を採用しています。

ベッドはデュベスタイルを採用

ベッドのマットレスはフランスベッドを採用。かなり古めな見た目をしており、厚みは約13cm（今どきのものは約20cm前後が多い）しかなくスプリングの上で直接寝ているような寝心地…。また、ベッド高は約30cmとかなり低いです。

ベッドのマットレスはスプリングを感じる…

ナイトウェア（部屋着・パジャマ）は浴衣スタイルでした。

ナイトテーブルの上部にUSBポート（Type-A）が2口、コンセントが1口ありました。電源の確保は問題ありません。設備が古いホテルですが、こういったところはしっかりと対応しているのが高ポイントです。

クローゼットなど

後ほど紹介しますが、通路幅が結構広めになっており、それなりに大きなスーツケースを広げても邪魔にならないぐらいの空きスペースがあります。

クローゼットは入口ドア横に。年季がはいっているためか、ドアの開け閉めにかなり音が鳴り響きます…。

スリッパは使い捨てタイプを採用しています。

スリッパは使い捨てタイプ！

ウェットエリア（バスルーム）

ウェットエリア（バスルーム）の入り口は段差がないタイプでした。

良かったのはこのウェットエリア（バスルーム）。

普通のユニットタイプですが、客室内の年季が入った印象とは打って変わってかなりキレイです。しっかりと改装してあるのが見て分かるレベルです。

ウェットエリア（バスルーム）は比較的新しい！リニューアル済み！

水回りは年季が入ってると、かなりげんなりすることが多いですよね？新しさ故にかなり快適に利用できました。

ウェットエリアの広さは「1.6m x 1.2m」と狭い印象でした。ちなみにデラックスシングルになると「1.8m x 1.4m」の広さでかなり快適に利用できます。

トイレはウォッシュレット（シャワートイレ）付き。暖房便座機能も付いています。見た目も新しいのでやはり快適ですね。トイレットペーパーはシングルを採用。

水の出を絞っているホテルもありますが、ホテル札幌ガーデンパレスでは快適に使えるレベルでした。ハンドソープはFIESTAを採用。

アメニティはボディタオル、カミソリ、歯ブラシ、綿棒のみ。フロントにはシャワーキャップとヘアブラシがあります。

ハンドシャワーのフックは可動式なので、自分の好きな高さに調整することができて使いやすいです。

可動式のフックがあるユニットバスを採用しているホテルはどちらかというと高級ビジホなど、高価格帯の宿泊特化型ホテル（ビジネスホテル）に多いため、リーズナブルな料金のホテル札幌ガーデンパレスで採用されているのは高ポイントでした。

シャワーの水圧は普通～快適レベルと感じで文句なしです。

シャワーの水圧が快適レベル！

バスタブの広さは約「0.56m x 1.05m x 高さ0.5m」で、ウェットエリアの広さに比例して小さめな印象です。

シャンプーなどのバスアメニティは花王のCueシリーズが採用されています。

タオル類はフェイスタオルとバスタオルが1枚ずつ。

シャワーカーテンのレールは「Uの字」になっているタイプを採用。シャワーを浴びている時に、シャワーカーテンが体に触れにくくなります（シャワーカーテンが体に纏わりつくのがかなり不快な方が多いと思います）。

また、物干しロープもありました。

ウェットエリアまとめ

ウェットエリアは新しく、ユニットバスとしては設備も標準以上です（シャワーは可動式の固定フックだったり、水圧が良かったり）。 また、白色系の電球で明るいのも高ポイントです。

難点としては「1.6m x 1.2m」と少し狭いこと。

個人的にはもうワンサイズ大きいものを採用してくれるとより快適だと感じました。とはいっても、元々部屋が16㎡と狭いのでそれとのバランスでこのサイズになったものだと思われます。

ウェットエリアの総評としては、古臭くないので他の古いホテルよりは断然快適と言えるでしょう。

空調は一括管理？それとも個別調整可能タイプ？換気はできる？

札幌のホテル選びで、意外と最重要ポイントとなるのが「空調」や「窓が開けられるかどうか」ということ。

札幌のホテルでは冬の時期に「客室が暑すぎる」と感じるホテルが多くあります。特にシティホテルや高級宿泊特化型ホテルなど宿泊料金が高いホテルはこのような傾向があります。

また、一番注意したいのは寒暖の差が激しい「季節の変わり目」。季節の変わり目に宿泊予定の方は本当に要注意で快適なホテルステイが一気に不快になる可能性が大です。空調が一括管理で自分好みに変更できず、暑すぎ（寒すぎ）で、かなり不快な思いを札幌のホテルで何度もしています。さらに、窓の方角によっては日が当たることで暑くなりすぎるということも多々あります。

このような時、冷暖房や窓の開け閉めで自分の快適な温度に調整したいのですが、空調が一括管理（集中管理）だったり、窓が開けれないホテルが多くあります。

筆者は札幌（特に北海道）のホテルに宿泊する時のホテル選びでは、必ず最初にチェックするぐらいです。それぐらい気をつけないと、客室が暑すぎて寝れない…。お風呂上がりが暑すぎて、すぐに汗をかく…なんて状況に…。何度もそのような経験をしているからこそ、絶対にホテル選びの時には気をつけてほしいポイントです。

ポイントとして、以下の事を確認してホテル選びをしています↓

では、どうなのか確認していきたいと思います。

空調は一括管理タイプで冷暖房を自由に設定できません。

空調は一括管理タイプ

窓は開けることができ、換気や温度調整が可能です。

窓を開けることができる！

Wi-Fiは快適か？遅くなりがちな時間帯も快適に利用できる？

Wi-Fiの速度はダウンロード、アップロード共に問題ない速度でした。

Wi-Fiはかなり快適だった

以前はどうだった？

ホテル札幌ガーデンパレスには今まで2回宿泊していますが、以前もかなり快適でした。なので、このホテルはいつでも快適に使えるWi-Fiなのかなという印象です。

景色は楽しめる？

景色は特によいものではありません。反対側の客室の方が景色が良さそうです（反対側の部屋はツインルームしかないかも？）。

空きスペースはどれくらい？スーツケースは広げられる？

シングルは16㎡の客室です。

今まで色々なホテルに宿泊してきましたが、15～17㎡の部屋はそのホテルによって、広く感じたり狭く感じたりと様々です。

ホテル札幌ガーデンパレスのシングルはどちらかと言えば、空きスペースが多く、比較的広く感じる部屋でした。

特に通路幅が広く作られており、鏡前の通路幅は約1.12mほどあります。

約70Lのスーツケースを広げたままにしても、必要最低限の歩けるところは確保できるので、それなりに大きなスーツケースでも問題なく利用できる部屋だと感じました。（ただ、100Lを超えてくるとカニ歩き状態になりそうかな…）

空きスペースはある！中型のスーツケースぐらいなら広げたままでも邪魔にならない！

ただ、個人的にそれなりに大きなスーツケースがあるなら、21㎡のデラックスシングルがおすすめです。

音漏れはそれなりにある…

音漏れは結構ありました。通路からの喋り声やドアを開け閉めする音、隣の部屋からの騒音など、それなりに聞こえる印象でした。

ただ、ホテル札幌ガーデンパレスだけに限らず、札幌でも古くからあるホテルなどはどこも音漏れがすごいので、このホテルだけがひどいということではありません。

清掃はどうだった？

清掃に関してはかなり綺麗にしていると思いました。

年季が入っている部屋ですが、清掃が満足できるレベルだったので古さは感じるものの快適に利用できるという印象でした。

ホテル札幌ガーデンパレスの「シングル」宿泊記・ブログ的口コミ、評価レビューまとめ

ホテル札幌ガーデンパレスの「シングル」の部屋は、「ウェットエリア（バスルーム）が綺麗」「ある程度の空きスペースがある」のが特徴と言えます。

ウェットエリア（バスルーム）に関しては狭いですが、改装されており、新しいことに加え、白色系の照明で明るさを感じ、水圧も問題なく、快適に利用できます。水回りが綺麗だと快適度が一気に上がるので高ポイントです。

ただ、札幌では洗い場付きバスルームを備えたシングルルームも増えてきているため、それらと比べると、水回りの快適さは劣ります。

また、16㎡と一般的なビジネスホテルのシングルルームという広さですが、それなりに空きスペースがあり、中型（約70Lぐらいまで）のスーツケースなら広げたまま置いておけました。

気になるのは、年季が入っている印象の強い内装や備品類でしょうか。個人的には内装は昭和感あっても特に問題ないですが、ベッドの寝心地がそれほど良くないのが気になりました（古いホテルにありがちなマットレスという感じでした）。

ホテル札幌ガーデンパレスの「シングル」 を選ぶ要素として、個人的には「料金の安さ」。

かなり安い料金設定になっていることが多いため、安い時ならコスパがかなり良いと感じます。札幌にある格安ビジホ並に安い時が多い印象です。

ホテル札幌ガーデンパレスは、立地が優れているということもないし、部屋が特段とすごい良いということもないため、あまりメリットがないと感じるかもしれませんが、最大の良さ・魅力は「コスパの良さ」。

札幌の宿泊特化型ホテル（ビジネスホテル）と比較しても、低価格な料金であることが多く、コスパは抜群だと思います。

以上、ホテル札幌ガーデンパレス「デラックスシングル」の宿泊記・ブログ的口コミ、評価レビューでした！ぜひ、参考にしてみてください。